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NASA のハブル宇宙望遠鏡、電源コントロールユニットをバックアップ側に切り替えて復旧」記事へのコメント

  • ふと思ったのだがハブル宇宙望遠鏡 の寿命は何で決まる?
    普通の衛星は軌道制御のためのスラスタの燃料が残り少なくなったら、地球に落下させたり墓場軌道に移動させたりするがハッブルはどうなるのか?
    ハッブルがスラスタを吹かした(スラスタと燃料を搭載している)という話は聞いたことが無いので、機器の故障が無ければ地球に落ちるまで観測を続けるとか?

    • by Anonymous Coward on 2021年07月19日 0時52分 (#4073710)

      人工衛星はどうあっても空気抵抗などで回り出すので必ずスラスターは積んでいる
      積んでいなければクルクル回って止まらない状態が正常という設計にしている
      KH-11系列は極普通にスラスターで標的となる軍事施設に指向するようになっている

      ハッブルは静止衛星では無いので壊れたら今の軌道がそのまま墓場軌道だが
      電気的な保証値という意味での寿命は尽きていて動かなくなったら寿命という運用

      親コメント
      • by Anonymous Coward

        高精度の制御が必要な観測衛星等では回りだすのを抑えるのはモーメンタム・ホイールの役目
        モーメンタム・ホイールで角運動量を吸収しきれなくなった時に「リセット」かけるのがスラスタの役割

        • by Anonymous Coward

          「なった時」というけど、必ず「時」が来る原理なんだからその説明はあんまり関係ないってわけ

      • by Anonymous Coward

        大嘘ばっかり…。

        一般論として、くるくる回るスピン制御以外の制御としては、一番一般的なのがリアクションホイール。
        3軸以上で交差させたくるくる回る車輪みたいなのを、回転加速させたり減速させたりするとその反動で宇宙機の向きが変わる。
        超基本技術。コレがないとまともな3軸制御とは言えない。スラスタで制御することは実用衛星としてはあり得ない。

        次に地味に重要なのが磁気トルカ。正体は単なる電磁石。
        電磁石をオンにすると、地磁気にそって向きが変わる。方位磁石と同じだな。コレを利用して向きを固定する。
        コレは実際は姿勢制御の補助に使われることが多く、

        • by Anonymous Coward

          > スラスタは基本的に向き制御ではなく軌道制御、つまり位置を変更する場合にしか使わない。

          平常運転時には使わないものの、異常時の復帰制御の一環として使うことはあるかも。
          ASTRO-H(ひとみ)事故ではスラスタが関係
          https://www.jaxa.jp/press/2016/05/files/20160531_hitomi_01_j.pdf [www.jaxa.jp]
          https://it.srad.jp/story/16/04/28/0854247/ [it.srad.jp]

          リアクショ

        • by Anonymous Coward

          RWの回転数変更で姿勢変更して、トルカの発生軸に回転軸を寄せて停止させるん?
          キーホール衛星の資料は表に出てこないからリークしてもらわないと分からない

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