アカウント名:
パスワード:
あれと比べるとどっちがつおいのかな
まず、記事を読むと、「人体で最高の角加速度」は指パッチンでしたが、「人体で最高の角速度」は、ピッチャー投球時の腕の角速度だそうです(※)。
本題に入って、指パッチンの角速度は、7800度/s (136 rad/s) とのこと。記事からは回転軸がイマイチ分かりませんでしたが、仮に第一関節までの3cmほどを半径としてこの角速度で回転しているならば、4m/s = 毎時 15 km 程度となります。
さて、お題の甲殻類と比較すると、・テッポウエビ: 32m/s = 毎時 115 km [nazology.net] ・シャコ:23m/s = 毎時 83 km [arstechnica.com] とのこと。
霊長類代表指パッチンは、テッポウエ
表記で言えば、スラド側の「毎秒160万度2乗」とか、GIGAZINE の「毎秒160万度2」とかのほうが酷いのは置いておいて…
> 指パッチン側の記事が、何を参照して ...(中略)... 指パッチンとそ差がないように思われます。GIGAZINE の記事からリンクされている元論文 https://royalsocietypublishing.org/doi/10.1098/rsif.2021.0672 [royalsocie...ishing.org] これを読むと、観測されている最速の回転運動のものと比較して、角速度は同じくらい(same order of magnitude)、角加速度は2.6倍で、時間は7倍短い。…みたいなことが書かれていて、角速度に大差がないという指摘は元からされている。なお、論文中の数値で
角速度が最速のものと比較したら、角加速度の方は勝っていた。…みたいな話じゃなきゃいいが、
生体で高速に回転する部位、ときたら、鞭毛モーターが思い浮かぶ。例えば、大腸菌で200Hz(7万度/秒)、ビブリオ菌で1700Hz(61万度/秒)と桁が1つ2つ違う。…ので、人体?で鞭毛モーターを持つ、スペルマが最高の加速度・角加速度を生みだしている可能性がある。
だが、情報が少ない。#生で測るのが難しいからか…。
まず、角速度については、見かけた範囲では(Fig.3) [pnas.org]、5~25Hz、つまり1,800~9,000度/秒に収まりそう。こちらは、ピッチャーの腕とそれほど変わらないようだ。
鞭毛モーターの角加速度については、さらに文献が見つからない。ちょっと探してられないので、バクテリアの例で言うと、ここの [tohoku.ac.jp]「各モーターの回転方向転換の様子 [tohoku.ac.jp]」の図から読み取るに、20ミリ秒程度で -100 Hz から +100Hz への回転の転換が出来そうだ。これは、360万度/秒^2 に相当する。
残念ながら、精子の鞭毛モーターの角加速度が分かりそうな資料がなかったが、前述の文献から、-20Hzから+20Hz に 20ミリ秒程度で回転を転換できるとすれば、その角加速度は 72万度/秒~2 程度になるだろうか?もっと速く回転の転換ができるなら、指パッチンの角加速度 160万度/秒~2 よりも大きい角加速度を持つ可能性がある。
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
コンピュータは旧約聖書の神に似ている、規則は多く、慈悲は無い -- Joseph Campbell
シャコパンチといい勝負? (スコア:1)
あれと比べるとどっちがつおいのかな
普通、角速度って訳すよね? (スコア:0)
まず、記事を読むと、
「人体で最高の角加速度」は指パッチンでしたが、
「人体で最高の角速度」は、ピッチャー投球時の腕の角速度だそうです(※)。
本題に入って、
指パッチンの角速度は、7800度/s (136 rad/s) とのこと。
記事からは回転軸がイマイチ分かりませんでしたが、
仮に第一関節までの3cmほどを半径としてこの角速度で回転しているならば、
4m/s = 毎時 15 km 程度となります。
さて、お題の甲殻類と比較すると、
・テッポウエビ: 32m/s = 毎時 115 km [nazology.net]
・シャコ:23m/s = 毎時 83 km [arstechnica.com]
とのこと。
霊長類代表指パッチンは、テッポウエ
Re: (スコア:0)
表記で言えば、スラド側の「毎秒160万度2乗」とか、GIGAZINE の「毎秒160万度2」とかのほうが酷いのは置いておいて…
> 指パッチン側の記事が、何を参照して ...(中略)... 指パッチンとそ差がないように思われます。
GIGAZINE の記事からリンクされている元論文
https://royalsocietypublishing.org/doi/10.1098/rsif.2021.0672 [royalsocie...ishing.org]
これを読むと、観測されている最速の回転運動のものと比較して、角速度は同じくらい(same order of magnitude)、角加速度は2.6倍で、時間は7倍短い。
…みたいなことが書かれていて、角速度に大差がないという指摘は元からされている。
なお、論文中の数値で
Re:普通、角速度って訳すよね? (スコア:0)
角速度が最速のものと比較したら、角加速度の方は勝っていた。…みたいな話じゃなきゃいいが、
生体で高速に回転する部位、ときたら、鞭毛モーターが思い浮かぶ。
例えば、大腸菌で200Hz(7万度/秒)、ビブリオ菌で1700Hz(61万度/秒)と桁が1つ2つ違う。
…ので、人体?で鞭毛モーターを持つ、スペルマが最高の加速度・角加速度を生みだしている可能性がある。
だが、情報が少ない。#生で測るのが難しいからか…。
まず、角速度については、
見かけた範囲では(Fig.3) [pnas.org]、5~25Hz、つまり1,800~9,000度/秒に収まりそう。
こちらは、ピッチャーの腕とそれほど変わらないようだ。
鞭毛モーターの角加速度については、さらに文献が見つからない。
ちょっと探してられないので、バクテリアの例で言うと、
ここの [tohoku.ac.jp]「各モーターの回転方向転換の様子 [tohoku.ac.jp]」の図から読み取るに、
20ミリ秒程度で -100 Hz から +100Hz への回転の転換が出来そうだ。
これは、360万度/秒^2 に相当する。
残念ながら、精子の鞭毛モーターの角加速度が分かりそうな資料がなかったが、
前述の文献から、-20Hzから+20Hz に 20ミリ秒程度で回転を転換できるとすれば、
その角加速度は 72万度/秒~2 程度になるだろうか?
もっと速く回転の転換ができるなら、
指パッチンの角加速度 160万度/秒~2 よりも大きい角加速度を持つ可能性がある。