アカウント名:
パスワード:
>LE-9エンジンに採用したエキスパンダーブリードサイクルが大型化に向かない事による問題という根本的な設計ミスに起因するようなので、
というが、
前回の延期 [science.srad.jp]の直接要因は、
燃焼試験でタービンにひびが見つかったことが理由とされている。LE-9エンジンでは2018年の燃焼試験で共振による破損が起きていたが、1号機は共振領域外で運転し、2号機以降で改修する方針を示していた
というもの。燃料を送るポンプを駆動するタービンを持つのは、二段燃焼サイクル [wikipedia.org]も
自己レスだけど、よく読みなおしてみたら、前回の延期の要因は2つあって [newswitch.jp]、
打ち上げ延期の原因であるエンジンの燃焼室内の開口は、燃焼室を冷やす水素が通る冷却溝付近で14カ所見つかった。燃焼室内壁を高温作動条件で試験すると、設計値よりも燃焼室内壁が高温になることが分かった。
定常時の局所的な熱の流入と、起動と停止過渡時の一時的な冷却不足が原因と推定された。冷却の強化や起動と停止パターンの見直し、燃焼室内壁の温度低減を試みる。エンジン燃焼試験で技術データを取得し効果を検証する。
ってのもあったのね。これは
副燃焼室を持たないエンジンは、本来、大推力化が難しい。 [tel.co.jp]そのため、これまで第1段の大型エンジンで採用された例はなかったが、LE-Xは燃焼室における吸熱効率を高め、少量の排気ガスでタービンを回せるようにしたことで、大推力エンジンへの道を開いた。これは、大きな燃焼室の内壁に微細な溝を作る、最新の製造技術によって可能になったという。
という、大型化するほどたくさんの燃料を燃焼ノズル壁で熱交換させなきゃならなくて、そのために燃料が通る管を細く、管壁を薄く作ったら、溶けちゃいましたって話かぁ。うーむ、こっちの方の要因だと、これは確かに大型化に伴う問題に見える。
その辺がタレコミの「大型化に向かない」ってところの一つだね。大型化すればするほど、燃焼室の容積に対する表面積の割合は減ってしまう。
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
私はプログラマです。1040 formに私の職業としてそう書いています -- Ken Thompson
よくわからんが (スコア:0)
>LE-9エンジンに採用したエキスパンダーブリードサイクルが大型化に向かない事による問題という根本的な設計ミスに起因するようなので、
というが、
前回の延期 [science.srad.jp]の直接要因は、
燃焼試験でタービンにひびが見つかったことが理由とされている。
LE-9エンジンでは2018年の燃焼試験で共振による破損が起きていたが、1号機は共振領域外で運転し、
2号機以降で改修する方針を示していた
というもの。
燃料を送るポンプを駆動するタービンを持つのは、二段燃焼サイクル [wikipedia.org]も
Re:よくわからんが (スコア:2, 参考になる)
自己レスだけど、よく読みなおしてみたら、前回の延期の要因は2つあって [newswitch.jp]、
打ち上げ延期の原因であるエンジンの燃焼室内の開口は、燃焼室を冷やす水素が通る冷却溝付近で14カ所見つかった。
燃焼室内壁を高温作動条件で試験すると、設計値よりも燃焼室内壁が高温になることが分かった。
定常時の局所的な熱の流入と、起動と停止過渡時の一時的な冷却不足が原因と推定された。
冷却の強化や起動と停止パターンの見直し、燃焼室内壁の温度低減を試みる。
エンジン燃焼試験で技術データを取得し効果を検証する。
ってのもあったのね。これは
副燃焼室を持たないエンジンは、本来、大推力化が難しい。 [tel.co.jp]
そのため、これまで第1段の大型エンジンで採用された例はなかったが、LE-Xは燃焼室における吸熱効率を高め、
少量の排気ガスでタービンを回せるようにしたことで、大推力エンジンへの道を開いた。
これは、大きな燃焼室の内壁に微細な溝を作る、最新の製造技術によって可能になったという。
という、大型化するほどたくさんの燃料を燃焼ノズル壁で熱交換させなきゃならなくて、
そのために燃料が通る管を細く、管壁を薄く作ったら、溶けちゃいましたって話かぁ。
うーむ、こっちの方の要因だと、これは確かに大型化に伴う問題に見える。
Re: (スコア:0)
その辺がタレコミの「大型化に向かない」ってところの一つだね。
大型化すればするほど、燃焼室の容積に対する表面積の割合は減ってしまう。