アカウント名:
パスワード:
動物同士でも個人名という概念が存在するのかな?
名前というのは非常に高度な概念なので、それは恐らくないですただ見た目や性別、匂いなどで個体識別自体はできているはずですね
# 物や事象に名前をつけることができる生命体ならば、あとはそれを継承できる手段を得て、いずれ文明を築くでしょう
とすると、人間が個体ごとにつけた名前を認識するこの能力はどこから来たんだろう?# そもそも自分の名前を認識するというだけでも十分驚異的に思えてきた。
人類は数十万年前に咽頭腔と喉頭腔の位置に変位がおき、5万年前ほどに言語を得た、という資料はありますね。なので偶々脳を肥大化させるのに有利な二足歩行になり、偶々複雑な音を操る変異があり、その結果言語能力を得たのかと。そこからの5万年での文明の発達を考えれば、これがいかに驚異的な能力かはわかると思います。
あ、そうではなくて人間がペットの名前を呼んだらペット側がそれを認識する能力はどこから来たんだろう、と言いたかったのでした。
猫と人間の脳は量的な違いはあるが構造的な違いはさほどない。英語で意思疎通できるオウムの個体がいる。といったことから、本当の驚異は(人間の)音声言語ではないことがわかる。植物で言うなら成木を見てスゲーと言い、芽に注意を払わないようなものだ。
その能力自体は、ある特定の音に対しての学習効果で、猫に限らず多くの動物は持っている能力だと思います。名前を呼ばれて「餌がもらえる」「撫でてもらえる」みたいなことが続けば、その音に反応すれば何かいいことがあると記憶するので。なのでその音を名前として認識しているかは非常に疑問だったのですが、この実験では自分以外の名前も覚えていそうと言うことで、報酬系に依らない学習の可能性がありそうかな。
パーセプトロンにすら分類能力がある。お札をいろいろ見せて、千円札だとか万札だとか米100ドル札だとか分類させることができる。外界のものを1,2,3...、自分の身体の動きをA,B,C...と分類し、1-B,2-A,3-C...といった対応づけをすることで、かなり下等な生物であってもいわゆる抽象化ができる。カエルが動くものを見たら舌を伸ばす条件反射みたいなものだが、ミミズにもあるんじゃないか。対応付けも素朴な連想であれば単純なNNでできる。言語にはこれに加えて単語と文法がある。単語はアルファベットの並びで一つのまとまりとする約束事で、アルファベットの物理的な制約から離れて非常にたくさんのものを識別することができる。ミツバチのダンスなど。というわけで人間以外に文法能力をもつ生物を探す試みが多くなされてきたが、鳥や魚にもあるらしい。
最も単純な文法として
名詞 動詞
を考えてみると、単語の位置でクラスが違う(決まる)ことがわかる。また「対応づけ」もごく単純な文法に従うこともわかる。
自然界における「関係」には、等時的なたとえば大小関係や、時間がはいる因果関係などいろいろあるが、文法を使うことで統一的に扱うことができる。なのでこれが進化におけるブレイクスルーだと思われる。さらに、再帰的な文法による自己参照もまたブレイクスルーだと思われる。
マーキングのように個体の判別、掲示をする哺乳動物はそれなりにいる。
音声コミュニケーション上の個体識別コードのみを「名前」と定義するならイルカなどは音声コミュニケーションを行っていても個体を指す固有音声パターンはなさそう(あるかもしれない)だから人間のみのものかもしれないけど、その前段階として必要そうな「言語の獲得」に比べると「名前というのは非常に高度な概念」ってほどのもんかな?とおもいました。
具体的なものに名前をつける「名詞」よりも、そこから少し抽象性を高めた「形容詞」「数詞」とかの方がハードルが高く、知識の継承して文明を生むために必要なものなんじゃないかな。知らんけど。
> 名前というのは非常に高度な概念人間が高度な概念として運用してるだけだろう。原始的には共有された個体識別IDでしかない。
# 蜂が偶奇判定出来た、とか昆虫が数字を数えられる、とかでも見かける論法だが# 数個のノードでも学習出来る程度の話だったりするわけで。
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
計算機科学者とは、壊れていないものを修理する人々のことである
今更だけど (スコア:0)
動物同士でも個人名という概念が存在するのかな?
Re:今更だけど (スコア:0)
名前というのは非常に高度な概念なので、それは恐らくないです
ただ見た目や性別、匂いなどで個体識別自体はできているはずですね
# 物や事象に名前をつけることができる生命体ならば、あとはそれを継承できる手段を得て、いずれ文明を築くでしょう
Re: (スコア:0)
とすると、人間が個体ごとにつけた名前を認識するこの能力はどこから来たんだろう?
# そもそも自分の名前を認識するというだけでも十分驚異的に思えてきた。
Re: (スコア:0)
人類は数十万年前に咽頭腔と喉頭腔の位置に変位がおき、5万年前ほどに言語を得た、という資料はありますね。
なので偶々脳を肥大化させるのに有利な二足歩行になり、偶々複雑な音を操る変異があり、その結果言語能力を得たのかと。
そこからの5万年での文明の発達を考えれば、これがいかに驚異的な能力かはわかると思います。
Re: (スコア:0)
あ、そうではなくて人間がペットの名前を呼んだらペット側がそれを認識する能力はどこから来たんだろう、と言いたかったのでした。
Re: (スコア:0)
猫と人間の脳は量的な違いはあるが構造的な違いはさほどない。
英語で意思疎通できるオウムの個体がいる。
といったことから、本当の驚異は(人間の)音声言語ではないことがわかる。植物で言うなら成木を見てスゲーと言い、芽に注意を払わないようなものだ。
Re: (スコア:0)
その能力自体は、ある特定の音に対しての学習効果で、猫に限らず多くの動物は持っている能力だと思います。
名前を呼ばれて「餌がもらえる」「撫でてもらえる」みたいなことが続けば、その音に反応すれば何かいいことがあると記憶するので。
なのでその音を名前として認識しているかは非常に疑問だったのですが、この実験では自分以外の名前も覚えていそうと言うことで、報酬系に依らない学習の可能性がありそうかな。
Re: (スコア:0)
パーセプトロンにすら分類能力がある。お札をいろいろ見せて、千円札だとか万札だとか米100ドル札だとか分類させることができる。
外界のものを1,2,3...、自分の身体の動きをA,B,C...と分類し、1-B,2-A,3-C...といった対応づけをすることで、かなり下等な生物であってもいわゆる抽象化ができる。カエルが動くものを見たら舌を伸ばす条件反射みたいなものだが、ミミズにもあるんじゃないか。対応付けも素朴な連想であれば単純なNNでできる。
言語にはこれに加えて単語と文法がある。単語はアルファベットの並びで一つのまとまりとする約束事で、アルファベットの物理的な制約から離れて非常にたくさんのものを識別することができる。ミツバチのダンスなど。
というわけで人間以外に文法能力をもつ生物を探す試みが多くなされてきたが、鳥や魚にもあるらしい。
Re: (スコア:0)
最も単純な文法として
名詞 動詞
を考えてみると、単語の位置でクラスが違う(決まる)ことがわかる。また「対応づけ」もごく単純な文法に従うこともわかる。
自然界における「関係」には、等時的なたとえば大小関係や、時間がはいる因果関係などいろいろあるが、文法を使うことで統一的に扱うことができる。なのでこれが進化におけるブレイクスルーだと思われる。
さらに、再帰的な文法による自己参照もまたブレイクスルーだと思われる。
Re: (スコア:0)
マーキングのように個体の判別、掲示をする哺乳動物はそれなりにいる。
音声コミュニケーション上の個体識別コードのみを「名前」と定義するなら
イルカなどは音声コミュニケーションを行っていても個体を指す固有音声パターンはなさそう(あるかもしれない)だから人間のみのものかもしれないけど、
その前段階として必要そうな「言語の獲得」に比べると「名前というのは非常に高度な概念」ってほどのもんかな?
とおもいました。
具体的なものに名前をつける「名詞」よりも、そこから少し抽象性を高めた「形容詞」「数詞」とかの方がハードルが高く、知識の継承して文明を生むために必要なものなんじゃないかな。知らんけど。
Re: (スコア:0)
> 名前というのは非常に高度な概念
人間が高度な概念として運用してるだけだろう。原始的には共有された個体識別IDでしかない。
# 蜂が偶奇判定出来た、とか昆虫が数字を数えられる、とかでも見かける論法だが
# 数個のノードでも学習出来る程度の話だったりするわけで。