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> 立方晶ヒ化ホウ素は合成が難しいが全てじゃないのか?
熱伝導性がダイヤに匹敵とか言うのも、”欠陥がなければ”の話であり、2018年時点の各論文を見ると、350~1300W/mKとばらつきがあり、一定純度のものを安定して生成することもまだ出来ていない。(IC用途にはイレブンナイン:99.999999999%の純度を安定して生成できることが必要)
また、生成できた単結晶のサイズも、CVT法(化学気相輸送法:大量生産に向かない)のため、10mmサイズがやっと。
太陽電池とか、高純度の単結晶じゃないけど問題ないけどね
いや、問題大有りよ。”高純度ではない”と一括りに言うには差が大きすぎる。具体的には、PVであっても、 純度6N(99.9999%)が必要 [wikipedia.org]。確か論文で見た単結晶Cubic BAsは99.9%程度なので、純度として最低3桁(国内推奨値に対しては6桁?)も足りていない。PV向けシリコンにはアモルファス系もあるけれど薄膜部分だけで、材質の大半としてはやっぱりその6~9Nの単結晶シリコンが必要なわけで、問題ないというにはほど遠い。(参考資料 [iop.org]。c-Si:単結晶、a-Si:アモル
ちなみに99.9%を高純度とか言っちゃうと、水道水は高純度ということになる(気体を除けば蒸発残留物0.5g/L以下)。一般に純水と言われる蒸留水の電気抵抗と、さらに高純度の原発等に用いる超純水の電気抵抗が、それぞれ一桁も異なるという物性を考えれば、たった3N(99.9%)を6Nと一括りにすることが、どれほど不見識なことかが分かるだろう。
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「毎々お世話になっております。仕様書を頂きたく。」「拝承」 -- ある会社の日常
半導体利用は、単結晶の製造方法の確立ありき。 (スコア:5, 参考になる)
> 立方晶ヒ化ホウ素は合成が難しい
が全てじゃないのか?
熱伝導性がダイヤに匹敵とか言うのも、”欠陥がなければ”の話であり、
2018年時点の各論文を見ると、350~1300W/mKとばらつきがあり、
一定純度のものを安定して生成することもまだ出来ていない。
(IC用途にはイレブンナイン:99.999999999%の純度を安定して生成できることが必要)
また、生成できた単結晶のサイズも、
CVT法(化学気相輸送法:大量生産に向かない)のため、
10mmサイズがやっと。
Re: (スコア:0)
太陽電池とか、高純度の単結晶じゃないけど問題ないけどね
Re: (スコア:0)
いや、問題大有りよ。”高純度ではない”と一括りに言うには差が大きすぎる。
具体的には、PVであっても、 純度6N(99.9999%)が必要 [wikipedia.org]。
確か論文で見た単結晶Cubic BAsは99.9%程度なので、純度として最低3桁(国内推奨値に対しては6桁?)も足りていない。
PV向けシリコンにはアモルファス系もあるけれど薄膜部分だけで、
材質の大半としてはやっぱりその6~9Nの単結晶シリコンが必要なわけで、問題ないというにはほど遠い。(参考資料 [iop.org]。c-Si:単結晶、a-Si:アモル
Re:半導体利用は、単結晶の製造方法の確立ありき。 (スコア:0)
ちなみに99.9%を高純度とか言っちゃうと、水道水は高純度ということになる(気体を除けば蒸発残留物0.5g/L以下)。
一般に純水と言われる蒸留水の電気抵抗と、さらに高純度の原発等に用いる超純水の電気抵抗が、それぞれ一桁も異なるという物性を考えれば、
たった3N(99.9%)を6Nと一括りにすることが、どれほど不見識なことかが分かるだろう。