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あとつまみそのものもピンキリではありますが高級感のあるものはいいお値段します。
とはいえ昔は高いからつけないというわけにもいかないのでつけてたわけです。メインボリューム、高音調整、低音調整、バランスなどなど。
それが電子ボリュームICが比較的安価で手に入るようになったおかげでメインボリュームはもちろんの事、イコライザー調整やバランス調整、果てはラウドネスも1つのICをマイコンから制御するだけで使えるようになりました。
ただ物理ボタンにせよタッチパネルにせよ、それら全部の制御を並べるとそれなりの面積を食うのと、使い勝手としても可変抵抗器のアナログ的なダイヤル式に比べ操作性が必ずしもいいわけでもなかったわけです。それならとそのあたりを割り切って余計なものをつけないという考え方がDAPが普及し始めた頃から出てきたのかな、と元オーディオ屋の感想。
たとえ実際の設定値がデジタルだろうと、アナログな調整で好みの設定にできないのは自分の責任なのに対しデジタルな調整だと機器の責任に感じる。以前とあるストーリーのコメントにあったエアコンの温度調整とか。
個人的な感想だけど、「アナログな調整」「デジタルな調整」という言葉の使い方にひっかかりをおぼえる。正直言って意味不明。たとえばスマホのボリュームコントロールで一般的な「押し続けると次第に音量アップ/ダウン」というインターフェイスは、工場などで使われるリモコン操作のクレーンやゲームセンターのクレーンゲームによく似たUIだけど、これはアナログ?デジタル?
原理の話で言えば、調整にCPUが介在してれば全部デジタルだし、CPUが介在していなければ全部アナログだよ。デジタルで調整するものは、分解能が決まってて、その分解能以下は変更できない。そして、デジタル回路は基本的にCPUで制御する。アナログで調整するものは、分解能は決まってないから、分解能以下でも変更できる。そして、アナログ回路は基本的にCPUは介在しない。
例えば、音量を変更する場合、0~100%の音量を回路が持ってる分解能で制御するので、1レベル上下した時の音量の変化量ってのは、デジタルの場合は設計で分解能が決まって、設計時に256分解能としたなら100%/256分解能=0.390625になるし、どんな人が操作しても変わらない制御になる。これがアナログだと、回路抵抗値次第ではあるけど、固定された分解能ってのがないんで、人が回せる間隔(感覚)上ならそれが分解能になるから、Aという人とBという人で分解能が変わる。
MP3とかのデジタル音源とレコードとかのアナログ音源の違いもおんなじ。基本的には、MP3は音源をMP3に変換する時のA/D変換の分解能で決まるし、レコードはレコード盤とプレイヤーの精度で決まるし、更に人の耳の精度も関わる。
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開いた括弧は必ず閉じる -- あるプログラマー
可変抵抗器って結構いいお値段するんですよ (スコア:2, 参考になる)
あとつまみそのものもピンキリではありますが高級感のあるものはいいお値段します。
とはいえ昔は高いからつけないというわけにもいかないのでつけてたわけです。
メインボリューム、高音調整、低音調整、バランスなどなど。
それが電子ボリュームICが比較的安価で手に入るようになったおかげで
メインボリュームはもちろんの事、イコライザー調整やバランス調整、果ては
ラウドネスも1つのICをマイコンから制御するだけで使えるようになりました。
ただ物理ボタンにせよタッチパネルにせよ、それら全部の制御を並べると
それなりの面積を食うのと、使い勝手としても可変抵抗器のアナログ的な
ダイヤル式に比べ操作性が必ずしもいいわけでもなかったわけです。
それならとそのあたりを割り切って余計なものをつけないという考え方が
DAPが普及し始めた頃から出てきたのかな、と元オーディオ屋の感想。
ストレス (スコア:0)
たとえ実際の設定値がデジタルだろうと、アナログな調整で好みの設定にできないのは自分の責任なのに対しデジタルな調整だと機器の責任に感じる。
以前とあるストーリーのコメントにあったエアコンの温度調整とか。
Re: (スコア:0)
個人的な感想だけど、「アナログな調整」「デジタルな調整」という言葉の使い方にひっかかりをおぼえる。正直言って意味不明。
たとえばスマホのボリュームコントロールで一般的な「押し続けると次第に音量アップ/ダウン」というインターフェイスは、工場などで使われるリモコン操作のクレーンやゲームセンターのクレーンゲームによく似たUIだけど、これはアナログ?デジタル?
Re:ストレス (スコア:0)
原理の話で言えば、調整にCPUが介在してれば全部デジタルだし、CPUが介在していなければ全部アナログだよ。
デジタルで調整するものは、分解能が決まってて、その分解能以下は変更できない。
そして、デジタル回路は基本的にCPUで制御する。
アナログで調整するものは、分解能は決まってないから、分解能以下でも変更できる。
そして、アナログ回路は基本的にCPUは介在しない。
例えば、音量を変更する場合、0~100%の音量を回路が持ってる分解能で制御するので、
1レベル上下した時の音量の変化量ってのは、デジタルの場合は設計で分解能が決まって、
設計時に256分解能としたなら100%/256分解能=0.390625になるし、どんな人が操作しても変わらない制御になる。
これがアナログだと、回路抵抗値次第ではあるけど、固定された分解能ってのがないんで、
人が回せる間隔(感覚)上ならそれが分解能になるから、Aという人とBという人で分解能が変わる。
MP3とかのデジタル音源とレコードとかのアナログ音源の違いもおんなじ。
基本的には、MP3は音源をMP3に変換する時のA/D変換の分解能で決まるし、
レコードはレコード盤とプレイヤーの精度で決まるし、更に人の耳の精度も関わる。