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ロケットは数。失敗してでも数をこなしたほうが技術も信頼性も上がるのに。ミサイル技術と共通する部分も多いのだから、防衛予算を少しこっちに回せないのかな?
なんか開発のための開発をやってるような気がする。ロシアもアメリカも一旦開発したものをチョットづつ改良して使い続けているような。ソユーズみたいに。
なんか開発のための開発をやってるような気がする。
実際、二段燃焼サイクルのLE-7系からエキスパンダーブリードサイクルのLE-9に変更したのはコスト削減のためだけではなく「ロケットエンジン開発能力維持のため」って名目もあったのです。LE-7を開発した技術者が定年でいなくなってしまうと新規エンジン開発のノウハウが失われてしまうので経験者のいる今のうちに、って面からも新規開発だったわけです。技術は伝承されないとすぐなくなりますからね。
式年遷宮ですな ひと世代20年くらい?
ロシアのアンガラって近年の新規開発だし、そのロケットエンジンもかなり新しいRD-191系とか、RD-0124・RD-0146が開発中では?
LE-7(正しくは2001年初打ち上げのLE-7A)を開発したロケットエンジン技術者たちの次の世代は、2009年に開発が打ち切られたGXロケット用LE-8開発技術者たちだろうし、その系列のLNGロケットエンジンは現在も開発中。
従来型の改良を進めながら時間をかけて次世代型を開発するとか、その次世代型開発ではトラブル続出するとかはどこの国でもやってることだよ。ロシアは次に手をつける余裕がまったくなくなってるけど。
SpaceXになんか全部持ってかれそうで、今更従来のリユースでないロケット開発はしんどそう。
次に開発するのはリユース型、って決まってたか決まりそうかそんな感じだったと思うよ。
あんな垂直着陸とか無理だよ無理無理、ってみんな思ってたのに実現しちゃって、そうかできるんかー、となったので、まぁ今後10年以内ぐらいに各国各社同様のを出してくるだろうね。日本も一応ISASが垂直着陸ロケットの実験はしてたので、ある程度のノウハウはあるんじゃないかとは思う。
多分足りないのは、何度も失敗しても笑い飛ばせる [youtube.com]精神性だろうか…。
サンダーバード1号が好きだった素人の一般人としては、無理なことをしているとは全然思えませんでした。VTOLの飛行機とかもあったし、空気を取り込まなくて良い分、ロケットは楽なくらいに思えるのですが。専門家としては、どのあたりが技術的に難しいと思う理由だったんでしょうか。
ねじ1本の重量をミリグラム削減するためなら悪魔にだって魂を売ると言われていた航空宇宙の世界で、まさか着陸用の余計な燃料というデットウェイトを積んだ逆噴射帰還型ロケットが成立するとは夢にも思わなかった。実際帰還用の翼や再使用可能な(丈夫で重い)エンジンを積んだスペースシャトルはお世辞にも成功したとは言えなかったわけで。
2000年代頃は、スペースシャトルへのアンチテーゼとして、再使用は逆に効率的じゃないんだぞ!っていろんなとこで言われてましたからね(松浦氏の著書とか)。それがまさか2010年代になってあっさり再使用が実現しだしたのはちょっと驚きました。
# まあみんなが何故か最初から上段再使用ばかりイメージしてたのが失敗だったのでしょう。
上段再使用は上段再使用で、X-37Bが充分成功している(何しているのかは知らんが)。
カネかけたらモノを回収できるってのは当たり前で、アポロのカプセルだって回収できてるそれが(SpaceXの主張を鵜呑みにするなら)ちゃんと再利用できていて廃物を製品に仕立て直すようなカネの無駄じゃなくてコスト削減として成立してるってのが驚き
垂直着陸型は燃料の無駄が多いしスペースシャトル型は翼の重量が無駄になるこれまでは「その無駄が巨大だから節約にならない。捨てて作った方が安い。当たり前だろ」ってのが大勢の見方だった
まあ本当にSpaceXが主張通りコスト削減を現実化できてるのかどうかは知らんけどな
VTOLの飛行機(ヘリ型以外)の成功例が極めて少ないことは、航空宇宙関係が趣味なら大抵知ってるかと思う。マトモに実用化されたのは、ハリアー/ハリアーIIとF35Bの2例(3例?)だけ…。ケツを下に向けて降りる、ロケットの着陸と同じ方式である「テイルシッター」は成功例無し。
アニメや人形劇などのSFだからできるんだよね、垂直離着陸。
成功しなかった最大の理由はバランス制御が難しい点なので、センサーと電子制御で操縦する今の時代なら実は比較的容易かもしれない。容易かも知れないけど実例が少ないのは、メリットがあまり無いからなんだけどね…。爆弾や燃料積
ジェットエンジンが経済面も含めて実用レベルになったら飛行機は全部ジェットになったわけではないように、すべてのロケットでリユース型の方がいいというわけではない。ロケット本体やペイロードの大きさによっては使い捨ての方がいいこともあるだろうし、SpaceXはあの打ち上げ頻度だから実現すればリユース型開発に使った費用を回収できると踏み切れた。後追いで開発する方は先行例を参考にできるからリユース型を開発するとこは確実にあるだろうね。
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アレゲは一日にしてならず -- アレゲ研究家
こんなにのんびりしていていいの? (スコア:3)
ロケットは数。失敗してでも数をこなしたほうが技術も信頼性も上がるのに。
ミサイル技術と共通する部分も多いのだから、防衛予算を少しこっちに回せないのかな?
Re:こんなにのんびりしていていいの? (スコア:0)
なんか開発のための開発をやってるような気がする。ロシアもアメリカも一旦開発したものをチョットづつ改良して使い続けているような。ソユーズみたいに。
大正解 (スコア:2, 参考になる)
なんか開発のための開発をやってるような気がする。
実際、二段燃焼サイクルのLE-7系からエキスパンダーブリードサイクルのLE-9に変更したのはコスト削減のためだけではなく「ロケットエンジン開発能力維持のため」って名目もあったのです。
LE-7を開発した技術者が定年でいなくなってしまうと新規エンジン開発のノウハウが失われてしまうので経験者のいる今のうちに、って面からも新規開発だったわけです。技術は伝承されないとすぐなくなりますからね。
Re: (スコア:0)
式年遷宮ですな
ひと世代20年くらい?
Re: (スコア:0)
ロシアのアンガラって近年の新規開発だし、そのロケットエンジンもかなり新しいRD-191系とか、RD-0124・RD-0146が開発中では?
Re: (スコア:0)
LE-7(正しくは2001年初打ち上げのLE-7A)を開発したロケットエンジン技術者たちの次の世代は、2009年に開発が打ち切られたGXロケット用LE-8開発技術者たちだろうし、その系列のLNGロケットエンジンは現在も開発中。
Re: (スコア:0)
従来型の改良を進めながら時間をかけて次世代型を開発するとか、その次世代型開発ではトラブル続出するとかはどこの国でもやってることだよ。ロシアは次に手をつける余裕がまったくなくなってるけど。
Re: (スコア:0)
SpaceXになんか全部持ってかれそうで、今更従来のリユースでないロケット開発はしんどそう。
Re: (スコア:0)
次に開発するのはリユース型、って決まってたか決まりそうかそんな感じだったと思うよ。
あんな垂直着陸とか無理だよ無理無理、ってみんな思ってたのに実現しちゃって、そうかできるんかー、となったので、まぁ今後10年以内ぐらいに各国各社同様のを出してくるだろうね。
日本も一応ISASが垂直着陸ロケットの実験はしてたので、ある程度のノウハウはあるんじゃないかとは思う。
多分足りないのは、何度も失敗しても笑い飛ばせる [youtube.com]精神性だろうか…。
Re: (スコア:0)
サンダーバード1号が好きだった素人の一般人としては、無理なことをしているとは全然思えませんでした。
VTOLの飛行機とかもあったし、空気を取り込まなくて良い分、ロケットは楽なくらいに思えるのですが。
専門家としては、どのあたりが技術的に難しいと思う理由だったんでしょうか。
Re: (スコア:0)
ねじ1本の重量をミリグラム削減するためなら悪魔にだって魂を売ると言われていた航空宇宙の世界で、まさか着陸用の余計な燃料というデットウェイトを積んだ逆噴射帰還型ロケットが成立するとは夢にも思わなかった。
実際帰還用の翼や再使用可能な(丈夫で重い)エンジンを積んだスペースシャトルはお世辞にも成功したとは言えなかったわけで。
Re: (スコア:0)
2000年代頃は、スペースシャトルへのアンチテーゼとして、再使用は逆に効率的じゃないんだぞ!っていろんなとこで言われてましたからね(松浦氏の著書とか)。
それがまさか2010年代になってあっさり再使用が実現しだしたのはちょっと驚きました。
# まあみんなが何故か最初から上段再使用ばかりイメージしてたのが失敗だったのでしょう。
Re: (スコア:0)
上段再使用は上段再使用で、X-37Bが充分成功している(何しているのかは知らんが)。
Re: (スコア:0)
カネかけたらモノを回収できるってのは当たり前で、アポロのカプセルだって回収できてる
それが(SpaceXの主張を鵜呑みにするなら)ちゃんと再利用できていて廃物を製品に仕立て直す
ようなカネの無駄じゃなくてコスト削減として成立してるってのが驚き
垂直着陸型は燃料の無駄が多いしスペースシャトル型は翼の重量が無駄になる
これまでは「その無駄が巨大だから節約にならない。捨てて作った方が安い。当たり前だろ」
ってのが大勢の見方だった
まあ本当にSpaceXが主張通りコスト削減を現実化できてるのかどうかは知らんけどな
Re: (スコア:0)
VTOLの飛行機(ヘリ型以外)の成功例が極めて少ないことは、航空宇宙関係が趣味なら大抵知ってるかと思う。
マトモに実用化されたのは、ハリアー/ハリアーIIとF35Bの2例(3例?)だけ…。
ケツを下に向けて降りる、ロケットの着陸と同じ方式である「テイルシッター」は成功例無し。
アニメや人形劇などのSFだからできるんだよね、垂直離着陸。
成功しなかった最大の理由はバランス制御が難しい点なので、センサーと電子制御で操縦する今の時代なら実は比較的容易かもしれない。
容易かも知れないけど実例が少ないのは、メリットがあまり無いからなんだけどね…。爆弾や燃料積
Re: (スコア:0)
ジェットエンジンが経済面も含めて実用レベルになったら飛行機は全部ジェットになったわけではないように、すべてのロケットでリユース型の方がいいというわけではない。
ロケット本体やペイロードの大きさによっては使い捨ての方がいいこともあるだろうし、SpaceXはあの打ち上げ頻度だから実現すればリユース型開発に使った費用を回収できると踏み切れた。
後追いで開発する方は先行例を参考にできるからリユース型を開発するとこは確実にあるだろうね。