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JAXA、H3 ロケット試験機 1 号機の打ち上げスケジュールを 7 日に再設定」記事へのコメント

  • by Anonymous Coward

    電源起動・遮断に関わる電源や信号ラインの電位変動って、電気設計では割と基本的なことだと思う。
    だから多くのICでは電源の起動遮断シーケンスが定義されてるし、多チャンネルのPMICではそのための機能が搭載されてるのが一般的。
    一方遮断される側のIC(今回はFPGAのよう)でも入力で対策する。

    今回の原因が正しければ、電源切断タイミングをずらして変動を減らす対策の効果あると思うのだけど、対症療法的で日程優先に見えます。
    一般的には入力側で誤検知しないようにするのが恒久対策じゃないのかな。
    あとは短期的な対策だけでなく真因の追及もお願いしたいところです。
    なぜここが設計から漏れたのかというマネジメントの確認、同じ真因による影響範囲の特定など。

    # 釈迦に説法なのは重々承知。JAXAの中の人がソフトウェア品質関連の講演で同じようなこと言ってたし。

    • by Anonymous Coward on 2023年03月06日 21時19分 (#4422316)

      電源の切り替えの瞬間だけ異常検知をマスキングするという手もある。電源の切り替えの直前にそういうコマンドを送って(コンマ数秒から1秒位?)短時間異常検知をしないようにするとか。或いは電源切り替え装置をロケット側につけてしまう(発射シーケンスに合わせて自ら遮断するのでマスキングのタイミングも計れる)とか。

      内外の電源切り替えでどうしても電位変動が嫌なら、じわっと外部電源を遮断する装置(抵抗値をコンマ数秒程度でじわっと上げて切断する。)を付けるとか。

      # ケーブルが長い(ロケット内の電源網とかアンビリカルケーブルとか長いよね)と、電源断時にインダクタンス成分なんかでちょっとしたサージが起こったり反射が起こったりして電位変動はどうしても起こると思う。(或いは内部電源からみて急に負荷が大きくなるので電位変動を抑えきれない場合もあるが、これはテストされているはず。)恐らく誤作動したわけではなくて、実機では「想定以上」の電位変動が起こって、「仕様通り」に異常を検知したんじゃないだろうか。開発時に一度は実機で実際に近い電力消費状態での電源切り替えのテストはした方が良いよね。H2Aよりも消費電流増えてんのかなぁ。

      親コメント
      • by Anonymous Coward

        異常検知では無いですね。すみません。

        誤コマンドを検知してしまうということでした。

      • by Anonymous Coward

        信号電圧を下げてノイズが出やすくなったんでないの

ナニゲにアレゲなのは、ナニゲなアレゲ -- アレゲ研究家

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