熟した状態で2倍の期間鮮度を維持できるというアボカド、米国で発売される 18
新鮮 部門より
このアボカドは新しい品種というわけではなく、Apeel Sciencesが開発したコーティング剤で処理したものだ。Apeelのコーティング剤は植物ベースで、果皮などから抽出した脂質やグリセロ脂質が主成分だという。コーティングすることでもう1枚の果皮のように働き、水分蒸発や酸化を抑える仕組みだ。これにより販売可能な期間も長くなり、全米のより多くの店舗で高品質なアボカドを販売できるようになるとのこと。
Apeelの目標はゴミとして捨てられる食品を減らし、新鮮な食品が届けられるよう生鮮食料品の提供者を助けることだ。アボカドから始めたのは、上述のように食べられなくなってしまうことが多いためで、今後はほかの野菜や果物にも採用されることを目指していくそうだ。