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14022927 story
教育

東京・神奈川での技術士第一次試験が中止 51

ストーリー by headless
中止 部門より
satsumarimo曰く、

10月13日(日曜日)実施の令和元年度技術士第一次試験で、東京と神奈川の試験中止が発表された(日本技術士会の告知: 第4報)。

他の受験地(北海道、宮城、新潟、石川、愛知、大阪、広島、香川、福岡、沖縄)は実施予定。中止受験地の受験手数料は返還される。試験は年1回のため、中止になった受験地の受験者は最低1年合格が先送りされることになる。中止決定が世間の他のイベントに比べて遅く、そのことに対する批判も上がっている。なかには都内に移動を開始してしまった人もいるようだ。

年1回の試験が中止になると受験者への影響が大きいことから、早めに中止決定すべきだとは言えないだろう。変更の可能性を知らせる第1報は8日に掲載されており、特に対応が遅かったわけではなさそうだ。

14022263 story
国際宇宙ステーション

国際宇宙ステーションで牛肉の培養実験が成功 16

ストーリー by hylom
宇宙バイオ肉 部門より

headless曰く、

イスラエルのフードテクノロジースタートアップ企業Aleph Farmsは7日、国際宇宙ステーション(ISS)で行った細胞培養による牛肉の製造実験成功を発表した(プレスリリースFOODBEASTGuardianBloomberg)。

実験はAleph Farmsのほか、ロシアの3D Bioprinting Solutions、米国のMeal Source TechnologiesとFinless Foodsが参加してISSロシア側で行われたもので、ISSでウシの細胞を培養して3D Bioprinting Solutionsの3Dバイオプリンターで出力したそうだ。動画ではロシアのオレグ・コノネンコ宇宙飛行士が3Dバイオプリンターで作業する様子がみられる。

3D Bioprinting SolutionsとMeal Source Technologiesのプレスリリースによると、Meal Source Technologiesが用意したウサギの細胞とFinless Foodsが用意した卵生メダカの細胞の培養・出力実験も成功したとのことだ。

14021748 story
アニメ・マンガ

田中耕一氏曰く、日本の科学技術分野での発展の理由の1つに漫画がある 85

ストーリー by hylom
漫画の影響で科学工学の道に進んだ人も少なくないのでは 部門より

2002年んいノーベル化学賞を受賞した田中耕一氏は、日本が科学技術分野で発展できた理由の1つに漫画があると考えているそうだ(日刊工業新聞)。

氏は「複雑な現象をモデル化する力、モデルから発想する力、そして共有する力を日本人は広く備えている」とし、これは「漫画のように現象を抽象化してモデルに落とし込み、イメージを他の人と共有する」という文化があったことが寄与しているという。

14021730 story
電力

2019年のノーベル化学賞、リチウムイオン電池を開発した米国と日本の3氏が受賞 62

ストーリー by hylom
おめでとうございます 部門より

headless曰く、

2019年のノーベル化学賞は、米国のジョン・グッドイナフ氏(ドイツ生まれ)とスタンレー・ウィッティンガム氏(英国生まれ)、日本の吉野彰氏共同受賞した。授賞理由はリチウムイオン電池の開発(プレスリリース一般向け情報詳細情報名城大学のプレスリリース)。

1970年代、石油危機を受けて化石燃料に代わる新たなエネルギー源を研究していたウィッティンガム氏は、分子レベルでリチウムイオンを吸蔵可能な二硫化チタンを用いる革新的なカソードを作り出す。アノードの一部は金属リチウムで作られ、出力は2ボルトを超えていた。しかし、反応性の高い金属リチウムは爆発しやすく、実用化は困難だった。

グッドイナフ氏は硫化金属ではなく酸化金属をカソードに用いることでより高い性能を実現できると予想。1980年にはリチウムイオンを吸蔵させた酸化コバルトを用い、最大4ボルトの出力が可能となることを示す。吉野氏は1985年、グッドイナフ氏のカソードを基礎として初の実用的なリチウムイオン電池を作り出す。吉野氏のリチウムイオン電池はアノードに金属リチウムを使用せず、カソードの酸化コバルトと同様にリチウムイオンを吸蔵可能な石油コークスを用いている。

リチウムイオンがアノードとカソードの間を往復する構造となったことで、電極が分解されていくことなく、繰り返し充電して利用可能な軽量な電池が実現した。リチウムイオン電池は1991年に初めて市場に投入されて以来、我々の生活を一変させた。

なお、グッドイナフ氏は1922年生まれ。受賞時点で最年長のノーベル賞受賞者になるとのことだ。

14020829 story
テクノロジー

川崎重工、宇宙ごみ除去に向けた地上基地局を設置 66

ストーリー by hylom
宇宙の掃除屋 部門より

Anonymous Coward曰く、

「宇宙ごみ」(スペースデブリ)の除去を行うための基地局が岐阜県各務原市の川崎重工業岐阜工場内に設置された(FNN PRIME航空新聞社)。

来年打ち上げ予定のイプシロン5号機に川崎重工が開発する宇宙ごみ除去実証衛星が搭載される予定で、今回開設された基地局はこの衛星への指示命令を行うという。捕獲された宇宙ごみは大気圏に落下させて燃焼させる。

川崎重工業は、2025年度から宇宙ゴミ除去サービスを事業として展開することを目指している。

14020782 story
宇宙

2019年のノーベル物理学賞、宇宙に対する現代的な理解に貢献した米国とスイスの3氏が受賞 18

ストーリー by hylom
宇宙と物理 部門より

headless曰く、

2019年のノーベル物理学賞は半分を米国のジェームズ・ピーブルズ氏、あとの半分をスイスのミシェル・マヨー氏ディディエ・ケロー氏が共同受賞した(プレスリリース一般向け情報詳細情報PDF)。

ピーブルズ氏の授賞理由は物理学的宇宙論における理論的発見、マヨー氏とケロー氏の授賞理由は太陽型恒星を周回する系外惑星の発見。総合的な授賞理由としては、宇宙の進化と宇宙における地球の位置に関する我々の理解への貢献。

この50年間で宇宙論は推測から科学へ大きく転換した。ピーブルズ氏が1960年代半ばから20年以上にわたって構築した理論的枠組みは、ビッグバンから現在に至る宇宙の歴史に関する現代的理解の礎となっている。マヨー氏とケロー氏は系外惑星の探査が天文学の主流に含められていなかった1995年、系外惑星の発見を世界で初めて発表した。この発表は天文学に革命を起こし、以来4,000以上の系外惑星が銀河系で発見されている。

3氏の発見は我々の宇宙に対する見方を大きく転換し、世界というものの概念を永久に変えたとのことだ。

14020118 story
宇宙

太陽系外の惑星で水蒸気の存在が確認される、降雨や生命の可能性も 17

ストーリー by hylom
光速を超える航法の開発が待たれる 部門より

Anonymous Coward曰く、

ハッブル宇宙望遠鏡による観測で、太陽系外惑星「K2-18b」の大気に水蒸気が含まれていることが分かったという(ナショナルジオグラフィックBBCBusinessInsider)。

K2-18bは地球から約124光年離れた位置にあるK2-18を公転する惑星。観測結果からは質量は地球の8.63倍、半径は2.711倍と推測されており、生命が存在できる可能性のあるハビタブルゾーン内になるとされている。

大気からの水蒸気の検出は、ハビタブルゾーン内を公転する惑星としては今回のK2-18bが初めてとなる。また、その大気は-73~47度の間にあると考えられるという。

14019954 story
バイオテック

2019年のノーベル生理学・医学賞、体細胞が酸素レベルの変動に適応する仕組みを解明した米国と英国の3氏が受賞 20

ストーリー by hylom
今年もこの時期がやってきました 部門より

headless曰く、

2019年のノーベル生理学・医学賞は米国のウィリアム・ケイリン氏グレッグ・セメンザ氏、英国のピーター・ラトクリフ氏共同受賞した。授賞理由は体細胞が利用可能な酸素レベルを検知し、適応する仕組みの発見(プレスリリース詳細情報)。

生体が低酸素状態に反応すると造血因子(ホルモン)エリスロポエチン(EPO)が増加し、赤血球の産生が促進される。ホルモンによる赤血球量調整の重要性は20世紀初頭から知られていたが、酸素(O2)によりコントロールされる仕組みは謎のままだった。セメンザ氏とラトクリフ氏はそれぞれ別の研究グループでEPO遺伝子を研究し、EPOが生成される腎臓だけでなく、実質的にすべての組織に酸素を検知する仕組みが備わっていることを発見。セメンザ氏はEPO遺伝子と並ぶ特定のDNAセグメントが低酸素状態への反応を仲介することを示し、このDNAセグメントに結合するタンパク質複合体をHIF(hypoxia-inducible factor)と名付ける。HIFを構成する2つのDNA結合タンパク質は、HIF-1αおよびARNTと名付けられている。

正常な酸素レベルではプロテアソームにより急速に分解されるHIF-1αだが、酸素レベルが低下するとユビキチンが結合して分解すべきではないことを示すタグとなる。酸素レベルに応じてユビキチンが結合する仕組みを解明するきっかけとなったのがケイリン氏の研究だ。フォン・ヒッペル・リンドウ病(VHL)を研究していたケイリン氏は、がん細胞に機能するVHL遺伝子がない状態では低酸素状態に制御される遺伝子が異常に高いレベルで発現し、VHL遺伝子を再導入すると通常のレベルに戻ることを示した。これにより、ラトクリフ氏の研究グループはVHLとHIF-1αが物理的に相互作用し、正常な酸素レベルでHIF-1αが分解されるために必要なことを示す。

ケイリン氏とラトクリフ氏は2001年、正常な酸素レベルではHIF-1αの特定の2か所にヒドロキシ基が追加され、VHLによる認識と結合が可能になることを示す論文をそれぞれ発表した。さらなる研究によりラトクリフ氏や他の研究者は、通常の酸素レベルで急速なHIF-1α分解を助ける酵素(いわゆるプロリルヒドロキシラーゼ)を特定している。

3氏の研究成果は生命にとって最も重要な適応プロセスの一つを解明し、酸素レベルが細胞の代謝と生理学的機能に与える影響を理解するための基礎を築いた。また、貧血やがんを含む数多くの疾病との戦いに有望な新しい戦略への道を開いたとのことだ。

14019436 story
宇宙

惑星探査用の新型望遠鏡、気球に乗って大気圏の外縁へ 33

ストーリー by hylom
時間制限がシビア 部門より

Anonymous Coward曰く、

マサチューセッツ大学ローウェル校の研究チームが、望遠鏡を乗せた気球を打ち上げた(TechCrunchマサチューセッツ大学ローウェル校の発表)。

この望遠鏡は「PICTURE-C(Planetary Imaging Concept Testbed Using a Recoverable Experiment-Coronagraph)」と呼ばれており、NASAが研究資金を助成しているもの。望遠鏡のサイズは長さ約4m、幅が約1mで、重量は800kgほど。気球を使って大気圏外に望遠鏡を打ち上げ、そこで観測を行う。観測ができるのは数時間だけとのことで、その後はパラシュートで降下する。降下後の望遠鏡は回収して再利用するようだ。

14019432 story
NASA

木星表面に巨大な黒い影 34

ストーリー by hylom
色々な出来事が続く木星 部門より

Anonymous Coward曰く、

NASAの木星探査機ジュノーが9月11日に撮影した画像によると、木星表面に直径3,540kmの巨大な黒い円が現れたようです(CNN)。

この正体は、木星の衛星イオの影とのこと。しかしアレゲな諸兄は別のものを連想したのではないでしょうか。

14019409 story
ニュース

「研究公正の取組み強化のための調査研究」で研究不正(文章の盗用)があったとの指摘 52

ストーリー by hylom
ミイラ取りが 部門より

不適切な条件設定での実験や実験データの改ざん・恣意的な選択、さらには論文の盗用といった研究不正への対策として日本医療研究開発機構(AMED)が行なった「研究公正高度化モデル開発支援事業」で、研究不正が発生していたとの指摘がある(「研究者倫理」ブログYahoo!ニュース)。

この事業では「研究公正の取組み強化のための調査研究」の公募を行なって複数の研究を採択。その成果となる報告書の一部で、「研究者倫理」ブログからの文章のコピー&ペーストがあったという。文章の出典は記載されておらず、また引用という形式での記述にもなっていないとのこと。

14019262 story
宇宙

土星の衛星エンケラドゥスから噴出した氷粒に水溶性有機化合物が発見される 7

ストーリー by hylom
生命の存在を直接確認したわけではないものの 部門より

Anonymous Coward曰く、

10月2日、NASAのジェット推進研究所(JPL)と欧州宇宙機関(ESA)が、土星の環の1つ「E環」に有機化合物が含まれていることが分かったとの発表を行なった(sorae)。E環は土星の衛星「エンケラドス」のから噴出された氷粒からできており、エンケラドスに有機化合物が存在する証拠の1つになるという。

今回の成果は、2017年にミッションを終えた土星探査機「カッシーニ」によるE環の観測データを解析することで発見されたもので、窒素を含むアミンや、酸素を含むカルボニル基を持った有機化合物の存在が検出されたという。これらはエンケラドスの海水に溶け込んでいたものと考えられるそうで、これらが海面から蒸発して氷粒に凝縮し、その後に宇宙空間へと放出されてE環を形成した結果、カッシーニの観測データから検出されたものとみられている。

14019253 story
Google

Googleの研究者による論文の草稿が漏洩、量子超越性の実証に成功か 30

ストーリー by hylom
公開を待つしか 部門より

Anonymous Coward曰く、

やや旧聞となるが、9月半ばにNASAのサイトにGoogleの研究チームの論文の草稿が誤ってアップロードされたという事件があった。この論文では量子コンピュータ研究において未達成であった「量子超越性」を遂に実証したと書かれていたことから、一部で騒ぎとなっているらしい( WIREDEngadget日本版MIT Tech Review)。

「量子超越性」とは量子コンピュータが古典的コンピュータでは不可能だった計算を実現できる、という概念を示した用語。アップロードされていた論文では、Googleの量子プロセッサが、最先端のスーパーコンピュータ「Summit」で約1万年かかる計算を、3分20秒で終えたと述べられていたという。論文ではまた、今回の実験は「量子プロセッサでしか実行できない初の計算を記録する」ものだとも述べられていたとのこと。

事実であれば驚きの話だが、残念ながらこの論文は現在は閲覧でき内容になっており、またGoogleはこの件についての問い合わせに対し回答を行なっていないという。この論文に対しては、実験結果が特定の条件に限定されたものではないかという懐疑的な声も寄せられているようだ。

14019237 story
バイオテック

ロシアでも遺伝子編集された人間を産み出す計画がある 25

ストーリー by hylom
大統領次第なのか 部門より
あるAnonymous Coward曰く、

今年の夏、ロシア人の生物学者デニス・レブリコフ教授が、遺伝子を編集し、HIV耐性を持つ赤ちゃんを誕生させたいと考えていると発表した。レブリコフ教授とモスクワの政府保健当局は、遺伝子組み換えされた赤ちゃんを作るための承認手続きを議論する「秘密会議」を開催したとされる。これを報じたブルームバーグによれば、最終的な決断はプーチン大統領の選択に掛かっているという(BloombergMIT Technology ReviewSlashdot)。

HIV耐性をもつ赤ちゃんの作成計画は中国で実施された。その結果、CCR5と呼ばれる遺伝子を無効化したルルとナナと呼ばれる双子の姉妹が誕生した。しかし、平均寿命が縮むなどの失敗点も指摘された。実験そのものも倫理的理由から世界的に批判され、中国政府も実験を行ったHe Jiankui(賀建奎)氏の「個人的名声と利益」を求めた違法行為であるとして否定的な宣言する状況に追い込まれた

問題は、中国が落としたCRISPRバトンをロシアが再び掴むかどうかにある。ロシアの大統領報道官であるドミトリー・ペスコフ氏は、遺伝子編集は「大統領が判断する問題」ではないとして、ブルームバーグの報道を否定した。しかし、ブルームバーグは、先の秘密会議には、プーチン大統領の長女である小児内分泌学者マリア・ヴォロンツォワが出席したと報じプーチン大統領の関与を匂わせている。

そのヴォロンツォワ氏は「科学の進歩を遅らせることはできない。ただし、遺伝子操作ベビーの生産を「国家」機関が統制することで制御することは必要だろう」と語っている。ロシアのヴェロニカ・スクボルツォワ保健大臣はブルームバーグに対し、「倫理委員会がこの非常に複雑な問題に対処する」と説明したという。また、プーチン大統領は昨年、遺伝子研究に20億ドルを投じ「全世界の未来を決定する」と述べたとも伝えている。

14018679 story
入力デバイス

スマートフォンでの文字入力とPCでの文字入力、どっちが速い? 132

ストーリー by headless
速度 部門より
フィンランド・アールト大学の研究者を中心とした研究の成果によると、スマートフォンのタッチスクリーンからの英文入力速度がPCの物理キーボードによる英文入力速度に近づいているそうだ(アールト大学のニュース記事論文アブストラクトThe Guardianの記事[1][2])。

調査はWebベースの入力テストツール(Typing Test)を用い、37,370名のボランティアが参加して行われた。スマートフォンを使用した入力速度が最も速かったのは両手の親指を使用する場合の平均38単語/分(WPM)で、PCでの入力と比べて25%遅いだけだったという。全体の平均でも36.2WPM、最も速かった人の入力速度は85WPMに達したそうだ。年齢層別では10~19歳(39.6WPM)が最も速く、50~59歳(26.3WPM)が最も遅い。入力支援技術ではオートコレクトを使用した場合が速く、予測入力やジェスチャー入力(Swype入力、グライド入力など)は遅くなっている。研究グループでは今回の研究のデータセットやコードも公開しており、テキスト入力方法の改善につながることを期待しているようだ。

なお、Typing Testは現在も公開されており、データ収集に合意すれば誰でも試すことができる。自分で試してみたところ、スマートフォン(ジェスチャー入力)では20WPM、PCでは45WPMだった。よく使われる単語は高速に入力できるジェスチャー入力だが、入らない単語は何度やり直しても入らず、結局1文字ずつ入力するしかないこともある。親指2本も試してみたが、慣れているジェスチャー入力よりも速くなることはなかった。個人的には手本を見ながら入力するのがあまり得意ではないため、速度としてはこんなものだろう。スラドの皆さんはいかがだろうか。
typodupeerror

未知のハックに一心不乱に取り組んだ結果、私は自然の法則を変えてしまった -- あるハッカー

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