パスワードを忘れた? アカウント作成

みんなの日記の更新状況はTwitterの@sradjp_journalsでもチェックできます。

14055133 story
火星

ESA、休眠状態で宇宙飛行士を運ぶ長期の宇宙探査ミッションを想定した乗組員室のデザインを発表 62

ストーリー by headless
休眠 部門より
ESAは18日、宇宙飛行士を休眠状態にすることで長期の宇宙探査ミッションを実現する、という研究の初期の成果を発表した(ESAのニュース記事The Next Webの記事SlashGearの記事)。

研究は6名の宇宙飛行士を火星に送り、5年で帰還するという既存のミッション研究を題材に行われている。まず、宇宙飛行士を休眠状態にする最良の方法や緊急時の対応、安全性の確保、休眠状態によるチームの心理状態への影響などを検討したうえで、乗組員室の構造の初期のスケッチや、休眠状態を利用した火星ミッションの20年以内の実現に向けたロードマップを作成したという。

研究の結果、休眠状態による宇宙ミッションではクルーの居室や消費財を減らすことで、宇宙船の質量を3分の1程度、数トン相当縮小できることがわかったそうだ。想定される流れとしては、宇宙飛行士が事前に体脂肪を増やし、薬物の投与で休眠状態を誘発する。 柔らかい外殻の休眠ポッドの内部は暗くし、地球-火星間を移動する180日の間は内部温度を大幅に下げて休眠中のクルーを冷却するとのこと。休眠状態での宇宙飛行は21日の回復期間を経て終了する。長期にわたってクルー全員が休眠状態になることから、人工知能を活用してシステムを維持することになる。

動物の冬眠での研究成果からみて、休眠中にクルーの骨量や筋量が大幅に減少することはないと考えられるそうだ。また、クルーは移動中のほとんどをポッド内で過ごすため、水の入ったコンテナなどで周囲をシールドすることで放射線の影響も最低限となる。既存の研究によれば休眠状態自体が放射線耐性を強化する働きもあるとのこと。

熊のような冬眠する大型動物と同等に宇宙飛行士の代謝率を75%減少させることができれば、質量と費用の大幅な削減が可能となり、長期の探査ミッションの実現性が高まるとのことだ。
14055121 story
地球

南鳥島沖の海底に巨大隕石の痕跡 12

ストーリー by headless
巨大 部門より
maia曰く、

南鳥島沖5,600mの海底で採取された試料から高濃度のオスミウムが発見された(産経ニュースの記事)。

隕石由来という事で、およそ1,100万年前と推定される堆積年代から、これが1.163万年前の大量絶滅の原因かもしれないという。1,163万年前とは新生代新第三紀中新世トートニアン期の始まりだ。隕石直径は数km、クレーター径は100km程度と推定されている。

堆積物を採取したイジェクタ層ではオスミウム同位体比の負異常や白金族元素の異常濃集、ニッケルに富むスピネルを多数含む球状粒子産出といった天体衝突イベント由来の証拠が発見されたという。堆積年代に一致する大きなクレーターが陸上で見つかっていないことから、世界で2例目の海洋天体衝突イベントの発見である可能性も高いとのこと。研究成果は20日付のScientific Reportsに掲載された(JAMSTECのプレスリリース論文)。

14054614 story
バグ

米オハイオ大学の昆虫学者、火星で昆虫を発見 66

ストーリー by headless
発見 部門より
昆虫学者で米オハイオ大学名誉教授のウィリアム・ロモサー氏が火星で昆虫を発見したと主張している(発表ポスター)。

調査はNASAのジェット推進研究所が公開している火星探査車(主にCuriosity)が撮影した火星の写真を用いている。火星で撮影された写真では奇妙地形物体が見つかることも多いが、ロモサー氏は多数の写真を調査した結果、昆虫や節足動物、爬虫類のような生物の化石や、生きた個体が空を飛ぶなど活動している姿を確認したという。

ロモサー氏によれば、今回の報告は地球外における生命の存在を直接的に示す初の専門的報告だといい、写真自体が何かを証明するわけではないものの、写真に対する説明は説得力のあるものだと主張する。まるで冗談のような話だが、報告に冗談めいた様子はなく、19日には研究成果を米昆虫学会の年次総会で発表したそうだ。発表ポスターには証拠とされる写真が印付きで掲載されている。

なお、オハイオ大学はこの研究について大学ニュースで紹介していたが、現在は記事が削除されている(Internet Archiveのスナップショット)。他サイトに掲載されていた同記事も削除されており、Phys.orgでは単に記事が見つからないと表示され、EurekAlert!では送信者の要望により削除されたと表示される。オハイオ大学の広報担当者はFuturismに対し、大学ではこの研究についてこれ以上メディアへの対応をしたくないため、大学のWebサイトとEurekAlert!から削除したと説明している。NASAはこの研究成果を裏付ける科学的データはないとCNETに説明しているほか、否定的報道数多く、大学も対応しきれなくなったとみられる。スラドの皆さんはどう思われるだろうか。
14053037 story
宇宙

宇宙は丸い? 64

ストーリー by hylom
うーんわからん 部門より

Anonymous Coward曰く、

宇宙の形についてはさまざまな議論があるが、このたび「宇宙は丸い」という新たな説が出てきたという(ギズモード・ジャパン)。

# 爆発のエネルギーは概ね球状に拡散するのでビッグバンで広がった宇宙も概ね球状になる気がする

14052957 story
Java

ホットドリンク用カップの素材切り替えを進める米Dunkin'、「ダブルカップの別れ」キャンペーンとは? 11

ストーリー by hylom
脱プラの効果はあるのか 部門より

headless曰く、

ホットドリンク用カップの素材切り替えを進めているドーナツレストランチェーン米Dunkin'は15日、12月1日から本拠地ニューイングランドで新カップへ切り替えるのに合わせて「#DoubleCupBreakup(ダブルカップの別れ)」キャンペーンを開始した(Dunkin'のブログ記事[1][2]The Boston Globeの記事[1][2]キャンペーン動画)。

ダブルカップとは、アイスドリンク入りのプラスチックカップを発泡スチロール製のホットドリンク用カップの中に入れて断熱することで、手が冷たくならずにドリンクが温まりにくくなるというもの。ロードアイランドで生まれ、ニューイングランド全体に広がったカップの使い方だという。Dunkin'では従来、ホットドリンクを発泡スチロール製のカップで提供していたが、昨年2月に紙製の新カップを発表し、2020年を目標に切り替えを進めている。

キャンペーンはカップの別れをカップルの別れになぞらえて展開されており、動画では(カップルの)関係の中にも発泡スチロール製カップのように持続可能でないものがあるなどと説明されている。ボストン(マサチューセッツ州)とプロビデンス(ロードアイランド州)ではビルボード広告もキャンペーンに使っているようだ。一方、ニューイングランドのDunkin'ファンからは長年愛用した発泡スチロール製カップがなくなることを惜しむ声も出ているとのこと。新カップはスリーブを必要としない二重断熱タイプとのことだが、発泡スチロール製カップの代わりになるかどうかは不明だ。

14051326 story
宇宙

2019年ノーベル物理学賞を受賞するジェームズ・ピーブルズ氏、自分の研究分野を指す「ビッグバン理論」という用語に不満 62

ストーリー by hylom
奥が深い 部門より

headless曰く、

2019年ノーベル物理学賞を共同受賞するジェームズ・ピーブルズ氏は、自分の研究分野を指す「ビッグバン理論」という用語が不適切だと考えているそうだ(AFPThe Next Web)。

宇宙が膨張を始めてから数秒後の状態から現在の状態に至る進化に関する理論は立証されているが、その「始まり」に関する確かな証拠はなく、指数関数的な急膨張から宇宙が始まったというビッグバン理論は立証できないのだという。理論そのものは素晴らしいが、それが確立されるには立証が必要とのこと。しかし、何年にもわたって検討を続けたものの、よりよい用語は見つかっていないそうだ。そのため、「ビッグバン」と呼ばれるのは仕方のないことだと考えているが、やはり好きではないとのことだ。

14051292 story
JAXA

ホテイの「やきとり缶詰」、宇宙食に認定される 48

ストーリー by hylom
ビールが飲みたくなりそうだ 部門より

Anonymous Coward曰く、

ホテイフーズの「やきとり缶詰」が、宇宙食として認定された(ホテイフーズの発表sorae)。

野口さんが国際宇宙ステーションに滞在する際の宇宙食として採用予定だそう。

ホテイのやきとり缶詰はおつまみ向けなのか味付けが濃いめで単体で食べるとちょっとしょっぱい(と個人的には思う)のだけど、その辺は調整されているのだろうか。

魚肉の缶詰は過去に宇宙食に認定されたことがあるそうだが、食肉缶詰は今回は初めてだそうだ。なお、宇宙食版のやきとり缶詰は「無地缶」と呼ばれる缶を使っているそうだが、それ以外は市販品の「たれ味」「柚子こしょう味」と同一だという。

14049185 story
中国

中国、2020年に実行予定の火星探査プロジェクトで使われる探査機の公開実験を実施 8

ストーリー by hylom
着々と 部門より

Anonymous Coward曰く、

中国は2020年に火星探査ミッションを予定しているが、11月14日に中国河北省懐来県にある着陸総合試験場でこのミッションで使用される火星探査車の試験の模様などが初めて公開された。

この着陸総合試験場では、火星の地形をシミュレートするために小さな岩の山が多数設置されており、その環境下で探査車の動作テストが行われたようだ(BloombergAFPSlashdot)。

14049078 story
NASA

いまのところ原因不明。火星大気中の酸素量は予測以上に変動していた 31

ストーリー by hylom
1.5倍違うと言われると大きい 部門より

Anonymous Coward曰く、

火星大気中の酸素の割合は予測以上に大きく変動していることが分かった(sorae)。

「原因の説明に苦労している」と語るMelissa Trainer氏(今回の研究を主導)は、チーム以外の研究者にも広く協力を求めています。

とのことで是非ともスラド民の仮説列挙をお願いしたい(から匿名としてコソコソとタレこみ)。

火星は冬季に大気中の二酸化炭素が凍結し、夏季にそれが昇華して大気に戻る、という循環を繰り返しているという。しかし、NASAの火星探査機Curiosityによる火星待機の成分測定の結果、それだけでは説明できないほど大気中の酸素濃度は変化しているそうだ。

元々、火星中の待機の割合は0.16%と少ないが、測定結果によると夏季の酸素濃度は春と比べは1.5倍近く、冬季は0.8倍近くに変動しており、これは予測を大きく超える数値だという。

14049027 story
中国

世界最大口径の電波望遠鏡、その口径と同サイズの鍋でチャーハンを作ると計算上全世界の人に茶碗4杯ずつのチャーハンを作れる 91

ストーリー by hylom
その鍋を振るえる巨人が必要ですね 部門より

2016年、中国・貴州省に直径が500mという世界最大級の電波望遠鏡「FAST」(中国天眼)が建設されたが、もしこれと同じサイズの鍋を使ってチャーハンを作れば、全世界の人に茶碗4杯ずつそのチャーハンをふるまえるそうだ(人民網RecordChina)。

これは中国科学院の白春礼院長が述べたもので、日本でも「チャイナジョーク」として話題になっているという(人民網の続報)。

14047637 story
国際宇宙ステーション

無重力下の長期滞在には頚静脈血栓発症リスクがあるとの研究成果 22

ストーリー by headless
逆流 部門より
宇宙ミッションで無重力下に長期間滞在すると頚静脈血栓を発症する可能性を示す研究結果が発表された(論文New Scientistの記事)。

地球上で人は体を起こした状態で1日のおよそ3分の2を過ごし、残りの時間は横たわって睡眠をとる。体を横たえると頭から足先に向けた重力による静水圧がかからなくなるため、血液や組織液の再配分が毎日発生する。一方、無重力下では常に頭に向けた血液や組織液の再配分が続く状態となり、顔面腫脹や脚の容積減少、心臓の一回拍出量増加、血漿の減少などがみられる。4か月~5.5か月の宇宙滞在で内頚静脈の容積増加もみられることから、脳静脈の流出量にも影響する可能性がある。

研究は国際宇宙ステーション(ISS)に長期滞在(中央値210日)した各国の宇宙飛行士11名を被験者とし、心エコー装置による測定を出発前と帰還後に各1回、ISS滞在中に2回行っている。ISS滞在中は下半身陰圧負荷(LBNP)装置による25mmHgの陰圧をかけた状態での変化も測定された。その結果、11名中7名に内頚静脈における血流停滞や逆流がみられ、うち1名は1回目の測定後に頚静脈血栓が確認されたことから被験者から外し、帰還まで抗凝固薬による治療を行ったとのこと。

無重力下における内頚静脈の血流停滞や血栓の生成は民間人の宇宙旅行や火星探査など長期の宇宙探査ミッションで人の健康に重大な影響を与える重大な発見であり、宇宙飛行中の血行動態について幅広い評価が必要となる。研究ではLBNPの使用による血流の改善がある程度見られたが、最適な使用時間や頻度は不明であり、LBNPには失神などのリスクもある。そのため、地球上と同じ状態に血管生理を復元する対策について、LBNPを含めて調査する必要があるとのことだ。
14047283 story
医療

世界保健機関、エボラワクチンを初めて事前認定 22

ストーリー by headless
認定 部門より
世界保健機関(WHO)は12日、エボラワクチン1種を初めて事前認定したことを発表した(ニュースリリースArs Technicaの記事SlashGearの記事)。

事前認定はワクチンの品質・安全性・効果がWHOの基準を満たすことを示すものだ。WHOではエボラワクチンの事前認定が急を要することから、臨床データが届いた時点で安全性と効果を確認するなどプロセスを高速化し、過去最速の事前認定を実現したとのこと。

今回事前認定されたのはMerck(米国・カナダ以外ではMSDとして知られる)が製造するErveboという注射型のエボラワクチン。このワクチンはカナダ政府が開発し、2015年にギニアでザイール株エボラウイルスに対する高い効果が確認されたrVSV-ZEBOV-GPであり、Merckはライセンスを受けて製造している。欧州医薬品庁(EMA)では10月、エボラワクチンとしてErveboを条件付きで販売認可するようEUに勧告していた。

5年前には有効なワクチンも治療法も存在しなかったエボラ熱だが、事前認定されたワクチンと実験的な治療法により、現在は予防と治療が可能になったとWHO事務局長のテドロス・アダノム・ゲブレイェスス氏は述べている。
14047088 story
宇宙

カイパーベルト天体Ultima Thuleの正式名称、「Arrokoth」に決定 19

ストーリー by headless
命名 部門より
NASAは13日、これまで「Ultima Thule」という愛称で呼ばれていたカイパーベルト天体「2014 MU69」の正式名称が「Arrokoth (アロコス)」に決定したことを発表した(NASAのブログ記事NASAのツイート)。

Arrokothはネイティブアメリカンのポウハタン/アルゴンキン族の言葉で「空 (そら)」を意味する言葉だという。2014 MU69の命名権はNASAにあり、NASAはポウハタン族の長老や代表者の合意を得て国際天文学連合小天体センター(IAU-MPC)に申請・承認されたとのこと。

ポウハタンの言葉を選んだ理由として、Arrokothを発見したハブル宇宙望遠鏡および、今年1月1日にArrokothのフライバイを実行したニューホライズンズ探査機ともにメリーランド州で運用されており、チェサピーク湾のポウハタン族と強い結びつきのある土地柄であることが挙げられている。
14046740 story
医療

歯周病によるアルツハイマー型認知症への関与に新展開 13

ストーリー by hylom
やっぱり影響はあるのか 部門より

Anonymous Coward曰く、

九州大学大学院歯学研究院は中国吉林大学の研究グループとの共同研究でx、ヒトの歯周病の歯茎および歯周病原因菌であるジンジバリス菌(Pg菌)をマウスの全身に慢性投与したところ、肝臓に脳内老人斑成分であるアミロイドβ(Aβ)が産生されていることを初めて発見したとのこと( 日本の研究.com)。

タレコミ子は門外漢なので理解していませんが、Pg菌感染→炎症性マクロファージ→カテプシンBに依存したAβ リソース→アルツハイマー型認知症の脳内病態に寄与、ということが示唆されたそうです。

認知症予防に具体的な方向が見えてきたようで、今後の進歩に期待したいです。門外漢にも分かりやすく、すぐに役立つのは研究者のひとことコメントで、「アルツハイマー型認知症の予防に口腔ケアはとても重要です」とのこと。

14046599 story
JAXA

はやぶさ2、リュウグウを出発して地球へ 14

ストーリー by hylom
帰路へ 部門より

小惑星「リュウグウ」の探査を行なっていたJAXAの小惑星探査機「はやぶさ2」がリュウグウでのミッションを終え、リュウグウから離脱、地球への帰還を目指し出発した(JAXAの発表NHK)。

あわせて、JAXAははやぶさ2がリュウグウから遠ざかる様子の航法用画像も公開している

typodupeerror

アレゲはアレゲを呼ぶ -- ある傍観者

読み込み中...