DirecTVの通信衛星でバッテリー異常、爆発の危険性もあるため墓場軌道へと移動へ 32
規模がでかい 部門より
Anonymous Coward曰く、
衛星放送DirecTVの通信衛星「Spaceway-1」に爆発の危機が迫っているという(Engadget日本版、AFP)。
同衛星は太陽光パネルで発電したエネルギーで稼働しているが、太陽光を利用できない状況に対応するためのバッテリーも搭載している。このバッテリーで「熱損傷」が発生しており、バッテリー駆動時に過熱・発火といった問題が生じる可能性があるようだ。現在この衛星には約73kgの燃料が残っており、これに引火すると大きな爆発が発生してしまう。次に衛星が地球の影に入る2月25日までに燃料をすべて排出することは困難であるため、まずば静止軌道から約300km離れた「墓場起動」への移動を目指すという。