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アメリカ合衆国

Linus Torvalds、6日間の電源喪失を切り抜ける 25

ストーリー by nagazou
停電 部門より
headless 曰く、

Linus Torvalds氏がLinux 5.12 rc1のアナウンスで、今回のマージウィンドウ中にオレゴン州ポートランドの自宅が6日間の停電に見舞われていたことを明らかにした(メーリングリストでのアナウンスThe Registerの記事)。

2月11日から13日にかけて冬の嵐に襲われたポートランド都市圏では多数の木が倒れて送電線が切れ、30万人以上が停電の影響を受けたという。そのためTorvalds氏はマージウィンドウ延長も検討したが、電源が復旧してみるとプルリクエストはきれいに並んでおり、期間内にマージを完了できたとのこと。

影響が最小限にとどまったのは、前リリースと比べて5.12が若干小さいリリースになることもあるそうだ。小さいといっても10,000+のコミットがあり、最近数リリースのコミット数12,000~13,000+と大きな違いはないが、それでも多少は助かったとTorvalds氏は述べている。なお、本リリースでは春の大掃除で多数のレガシーコードを削除した点が特筆すべき点として挙げられている。

Torvalds氏はマージの遅れによる影響を受けた場合はそう言ってくれればrc2の週で柔軟に対応すると述べる一方、遅れたプルリクエストに対応するつもりはないとも述べている。

15219040 story
テクノロジー

900℃でも膨張しない合金が開発される 18

ストーリー by nagazou
航空機に良さそう 部門より
最大900℃の高温域でもセラミックスやガラスなどと同レベルの膨張率を持つ合金が開発されたそうだ。鋳造や鍛造、圧延、伸線といった成形加工や切削や研磨などの後加工も可能であるという(ニュースイッチ)。

新報国製鉄が開発したもので、早ければ年内にも量産技術を獲得する方針だという。新報国製鉄は低熱膨張合金の開発や製造を主な事業としており、すでにゼロ熱膨張合金の実用化に成功した実績があるという。しかし、現在のゼロ熱膨張合金では高温域では室温からの変化で200℃程度が限界だった。

今回の合金では鉄以外の金属をベースとしており、配合や製造工程を最適化した結果、650~900℃の範囲でガラスやセラミックスと同等の熱膨張率係数となる組み合わせを見つけ出したという。700~800℃の場合は、相対熱膨張率でセラミックスの特性を上回るだけでなく、顧客が望む温度帯で膨張させないこともできるとしている。
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政府

小泉環境相、動物愛護の観点からニワトリの飼育方式の改善を求める 220

ストーリー by nagazou
庭には二羽ニワトリ 部門より
小泉環境大臣が26日に鶏卵業界が採用している「バタリーケージ」という飼育方法を改めさせる方針を示したという。バタリーケージは国際獣疫事務局などからアニマルウェルフェア(動物福祉)に反するとして国際的に改善の動きがある(産経新聞)。

産経新聞によると、小泉環境大臣からは次のような発言があったようだ

日本のビジネスチャンスが失われかねない。(海外の訪日観光客に)バタリーケージで生まれた卵だから、食べたくないという動きが拡大したときに、経済的な影響を受けるのが日本の事業者だとすると、行政サイドもその移行支援を考えてみたい

記事によれば、欧州連合(EU)などがバタリーケージを禁止しているのが根拠と思われるが、訪日観光客が卵を食べないことが、日本の飲食ビジネス的にどれくらい影響があるのかは気になるところだ。また日本の鶏卵価格が30年ほど変化がないのは、この飼育方法を採用してきたためともされている。

このほかの要因としては、2021年1月15日に吉川貴盛元農林水産相が大手鶏卵生産会社からの収賄の罪で在宅起訴されたことも影響している可能性がある。この事件では吉川元大臣にアニマルウェルフェアの動きに反対してもらうために起きたものだったことが報じられている(読売新聞J-CAST東スポWeb)。

15218082 story
日記

ポンペイ遺跡近くで「ほぼ無傷の」馬車が発掘される 52

ストーリー by nagazou
色も残ってる 部門より
clay 曰く、

西暦79年の火山噴火によって埋もれてしまったポンペイ。考古学的に非常に価値が高く有名であるため、多くの人はご存知だろう。ここで、ほぼ無傷の馬車が発掘されたようだ。

ニュースソースによると
>4輪の馬車は、2018年に3頭の馬の骨が見つかった場所の近くで発見された。
>専門家によると、馬車は「保存状態がすばらしい」、「類まれな」発見で、
>祭りやパレードなどで使用されていた可能性が高いという。

確かに非常に綺麗な状態で発掘されており、更なる発見が期待される。

15216850 story
医療

COVID-19に関する緊急事態宣言、6府県では2月いっぱいで措置を解除 71

ストーリー by headless
解除 部門より
菅義偉首相は2月26日、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関する緊急事態宣言で現在措置の対象となっている10都府県のうち、関東地方の4都県を除く6府県で2月28日をもって措置を解除する計画を示した(首相官邸のニュース記事首相記者会見緊急事態宣言情報ページ)。

今回の緊急事態宣言は1月8日に埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県の4都県を対象に2月7日を期限として発出されたが、1月14日には11都府県に対象が拡大し、2月2日には栃木県を除く10都府県で措置期間が3月7日まで延長されていた。

措置期間が2月28日までとなるのは岐阜県・愛知県・京都府・大阪府・兵庫県・福岡県の6府県。緊急事態宣言の期限である3月7日まで措置を継続するのは発出時に対象となっていた4都県となる。

菅首相は解除となる6府県でも引き続き緊張感を持った対応が必要との考えを示し、すべての地域で予定通り3月7日に緊急事態宣言を終わらせるための協力を求めた。
15215833 story
テクノロジー

テレビリモコンと乾電池型IoTデバイスを組み合わせて視聴情報を取得する実証実験 19

ストーリー by nagazou
若者のテレビ離れの実態 部門より
単3形乾電池型IoTデバイス「MaBeee」の販売で知られるノバルスは、産業能率大学との産学連携プロジェクトとして、MaBeeeを使用してテレビの視聴情報を取得する実証実験を行なった。この実験はMaBeeeを入れておいた各個々人のTVリモコンを使用、操作時の電流値から「どのチャンネルを・いつ・何秒間視聴したか」といったデータを得るというものらしい(ノバルス産業能率大学AV Watch)。

得られたデータはスマートフォン経由でクラウド上に保存されるという。これにより、学生のリアルタイムのテレビ視聴率データを、市販のリモコン・スマホを用いて安価に取得することができたそうだ。この実験によれば、TVリモコン操作の秒単位データとテレビと各人に作成してもらったYouTubeや他のSNSとの同時視聴状況を日記式に記述する「メディア視聴日記」を合わせて分析した結果、「Z世代」と呼ばれる1990年代後半から2000年生まれの視聴傾向が把握できたという。

それによれば、Z世代本人はスマホ上でコンテンツを見ながらテレビがONになっているリビングで過ごすという生活パターンが多いようだ。テレビ自体は家族と過ごすためのBGM的な感覚で視聴するのだという。チャンネル選択権は父親が持っていることから、番組自体はあまり見ていないそうだ。テレビの前にいても流し視しているだけという実態であるようだ。
15215794 story
地球

水不足の台湾、TSMCらファウンドリーも水の確保に走る事態に 8

ストーリー by nagazou
来ても来なくても困る台風 部門より
headless 曰く、

台湾で水不足が深刻化し、ファウンドリーが水の確保に走っているそうだ(DIGITIMESの記事)。

台湾では昨年、1964年以来初めて5月~11月の雨期に台風が上陸せず、6月~11月は平均降雨量1,635mmに対し、記録史上最低の661mmにとどまったという。台湾経済部水利署(WRA)のデータによれば特に台湾中部の貯水池で貯水量が特に少ないようだが、台湾南部でも多くの貯水池で貯水量が50%前後であり、曽文水庫の貯水量は15.03%となっている。そのため、台南市の南部科学園区(南部サイエンスパーク)ではTSMCやUMCなどのチップメーカーが水を購入しはじめ、トラックで搬入しているとのことだ。

15214034 story
火星

NASAの火星探査車Perseverance、史上初めて音声用マイクで火星の音声を録音 8

ストーリー by nagazou
ゴワゴワゴワ 部門より
headless 曰く、

NASAは23日、火星探査車Perseveranceが火星に降下・着陸した際の映像と、火星で初めてマイクにより録音された音声を公開した(プレスリリース動画音声1音声2)。

火星で記録された音声としてはこれまでに火星探査機InSightによる火星の風音地震の音が公開されているが、これらはセンサーが捉えた振動を可聴周波数帯域に変換したもので、実際に音声用マイクで火星の音が録音されたのは今回が初めてだ。

Perseveranceの火星大気圏突入・降下・着陸(EDL)記録システムにはDPA Microphone製の楽器用マイクが搭載されている。EDL記録システムの主目的である着陸までの音声は残念ながら録音できなかったそうだが、市販の楽器用マイクは降下・着陸時の振動や衝撃に耐え、20日にジェゼロクレーターで火星の風音を録音することに成功した。

音声1と音声2は同じ録音だが、音声2はフィルターで探査車が発するノイズを消したものだ。いずれも4秒過ぎから吹かれ音のような低い風音が数秒間記録されている。映像の音声は地球側のものだが、パラシュートが開くところから着陸の瞬間までを見ることができる。

15213746 story
グラフィック

ムンクの「叫び」に書き込まれた「狂人のみが描くことができる」という文字はムンク自身によるものとの調査結果 49

ストーリー by headless
自筆 部門より
エドヴァルド・ムンクが複数描いた絵画「叫び」の最初のバージョン(1893)には「Kan kun være malet af en gal Mand! (狂人のみが描くことができる!)」と表面に書き込まれているのだが、これを書いたのはムンク自身であるとの調査結果をノルウェー・オスロの国立美術館が発表した(国立美術館の記事)。

この書き込みは背景の夕焼け部分に鉛筆で書かれている。1904年にコペンハーゲンで展示された際に確認され、衝撃を受けた観客が書き込んだものとみなされていた。しかし、作品を収蔵する国立美術館のキュレーター、Mai Britt Guleng氏が「叫び」を徹底的に調査した結果、ムンクが手書きした文字であることは間違いないそうだ。

絵画で作品の一部として描かれたのではない書き込みが見つかることは珍しく、世界一有名な作品の一つである「叫び」のような作品で見つかることはほとんどない。書き込みは肉眼でも見えるもののはっきりしないが、Guleng氏は旧国立ギャラリーが閉館して収蔵作品の保存作業や調査を進める中で「叫び」の赤外線写真を撮影したため、書き込みをはっきりと確認できるようになった。

この文字はムンクのものであり、1895年にノルウェー国内で初公開した際に批評家から「ムンクは頭がおかしくなってしまった」などの厳しい批判を受けたこともムンクが自ら書き込みを行ったという見方を支持するものだという。書き込みの内容は批評家に対する皮肉ともとれるが、父と祖父が「メランコリー (憂鬱)」と当時呼ばれていた病気に苦しみ、妹が精神病院に入院していたムンクは、遺伝するのではないかと気に病んでおり、それが影響した可能性も指摘されている。

「叫び」は2022年に開館予定の新しい国立美術館で再び鑑賞できるようになるとのことだ。
15212710 story
医療

ロシアで鳥インフルエンザH5N8亜型のヒトへの感染確認 16

ストーリー by nagazou
新感染 部門より
ロシアの衛生当局は20日、「H5N8亜型」の鳥インフルエンザウイルスが鳥からヒトへの感染が確認されたと発表した。ヒトへの感染が確認されたのはこれが初めてであるとされる。H5N8亜型は日本でも野鳥や養鶏場で飼育された鳥への感染が報告されている(日経新聞読売新聞AFPBB NewsFNNプライムオンライン)。

感染は昨年12月に起きたとされ、南部アストラハンにある養鶏場の従業員7人からウイルスが検出されたとしている。このH5N8亜型は鳥に対しては感染力も致死率が高いとされているが、ロシアで感染した7人は症状は軽くすでに回復しているとのこと。ロシア消費者権利保護・福祉監督庁のアンナ・ポポワ長官はウイルスがヒトからヒトに感染する力のない段階で見つけられたのは「重要な科学的発見」だとしている。
15211523 story
火星

NASAの火星探査車 Perseverance、火星に無事着陸 20

ストーリー by headless
成功 部門より
NASAの火星探査車 Perseveranceが日本時間19日、火星のジェゼロクレーターに無事着陸した(NASA JPLのブログ記事Mars 2020のブログ記事[1][2]動画)。

NASAジェット推進研究所(JPL)がPerseveranceの着陸を確認したのは日本時間2月19日8時55分。昨年7月30日にPerseveranceを載せた宇宙機 Mars 2020が打ち上げられてから予定通り203日後の火星到着となった。Perseveranceは自動車ぐらいの大きさで重量1,026kgのロボット地質学者・宇宙生物学者であり、今後数週間のテストを行った後、ジェゼロクレーターでの2年間にわたる探査活動を開始する。

幅およそ45kmのジェゼロクレーターは火星の赤道北側、イシディス平原の西端に位置し、35億年前には川から流れ込む水で満たされた湖だったと考えられている。Perseveranceは湖底やデルタ地帯で地質学的調査や過去の気候を調査するほか、微生物の痕跡も探り、史上初となる火星からのサンプルリターンを目指す。Perseveranceの腹部には火星ヘリコプター Ingenuityが取り付けられており、地球外の惑星上で初となるヘリコプターの動力飛行実験も計画されている。
15210636 story
ストレージ

人間の記憶や体験を完全に保存するという試み 45

ストーリー by nagazou
思い出したくないこともたくさんあるのですが 部門より
WIREDによると、人間の記憶や体験を完全に保存し、必要なときに呼び出せるようにすることに取り組んでいるスタートアップがあるそうだ。このスタートアップは、Scribe AIといい、日常的なちょっとした会話などの記憶を忘れたときに、ノートや日記のようなものに変わる、記憶をすぐに引き出せるような「記憶のための補聴器」を作ることが目的であるようだ(WIRED)。

壮大な話ではあるが、最初の取り組みは非常に地味なものだという。具体的にはZoomのアドオン「Scribe with Zoom」を提供し、ミーティング中の音声と動画を保存、利用しやすいデータセットに変換するそうだ。日常会話の記録に関しては、Alexaを搭載したスマートスピーカーのマイク、FacebookやARやVR機器、生体認証の記録装置などを通じて記録していくのだという。またすべてを記録することにより、会話の相手に対して言質を取られたと思わせない仕組み作りもしていきたいとしている。
15210621 story
バイオテック

奄美大島で外来種マングースの捕獲がゼロに。駆除成功か 51

ストーリー by nagazou
動物は思うようには動いてくれない 部門より
環境省によると、鹿児島・奄美大島で外来種のマングースの捕獲数がゼロになったそうだ。ゼロだったのは2020年4~12月の期間。最後に捕獲されたのは18年4月だという。駆除活動により島全域で根絶した可能性が高くなっているとしている(読売新聞朝日新聞)。

環境省は2021年度からは根絶を確認する計画に移行するとしている。奄美大島のマングースは、ハブ対策として持ち込まれたものの急速に分布を拡大。その結果、島の生態系に影響を与えていたとされる。
15210558 story
医療

COVID-19ワクチン開発企業共同設立者、イベントでの感染防止対策失敗を語る 49

ストーリー by nagazou
失敗 部門より
headless 曰く、

XPRIZE Foundation設立者で、COVID-19ワクチン開発企業COVAXXの共同設立者でもあるPeter Diamandis氏がイベントでの感染防止対策失敗を語っている(Diamandis氏のブログ記事The Registerの記事)。

Diamandis氏は企業家・投資家向けカンファレンス「Abundance 360 (A360)」を開催しているが、COVID-19パンデミックが続く中、今年のイベントはオンライン開催が決まっていた。そのため、米カリフォルニア州カルバーシティーにあるXPRIZEのオフィスをスタジオに変え、1月23日~26日の4日間にわたって映像素材の制作を行った。しかし、300人を超えるA360メンバーからはスタジオでの収録に参加したいという要望が数多く寄せられていたという。そのため、少人数であれば十分な感染防止対策をとった「免疫バブル」を構築可能と考え、1割程度のメンバーが参加する方向で計画を進めたそうだ。

感染防止対策としてはスタッフを含めた参加者全員に対する毎日のPCR検査やマスク着用、医師4人以上の常駐、免疫力を強化するビタミンやミネラルの静注、再生医療を用いた免疫力強化セラピーの提供、といったものだ。ロサンゼルスのPCR検査企業との提携により参加者はすべて現地到着72時間前にPCR検査を受けて結果を提出することが義務付けられ、現地到着時にもPCR検査を行う。その後は毎朝検査を行うことで、延べ452回の検査が行われたという。現地到着前に陽性が確認された1名の入場が認められなかったほか、451件の検査はすべて陰性であり、抗原検査で陽性になったことのあるメンバーにもPCR検査を行って陰性を確認している。

このような結果に安全を確信していたDiamandis氏だが、制作が終わって2日後のスタッフミーティングでスタッフの1名がPCR検査で陽性になったと報告される。そのため、参加者全員にアウトブレイク発生を伝え、検疫や接触履歴の確認、再検査を行うよう求めた。結果として収録に参加したA360メンバー30名中12名、講師陣9名中4名、A360スタッフ10名中5名が感染。Diamandis氏自身も陽性となり、参加者の25%にあたる24名が陽性になったとのこと。

一方、オフィスの一角で離れて作業をしていたプロのAV/制作チーム35名から陽性者は出なかったという。Diamandis氏はこの違いが出たことについて、チームメンバーは全員がスタジオ内で常時マスクをしていたのに対し、他の参加者に対しては陰性が確認されるまではマスク着用を義務付けたものの、その他の場面では可能な限り着用するよう求めるにとどまった点を挙げている。

頻繁なPCR検査と医師の常駐で免疫バブルを作れると考えていたDiamandis氏だが、自身が感染してみて考えが変わったそうだ。Diamandis氏は検疫開始から毎日2回ずつ簡易PCR検査と簡易抗原検査を行い、一度も陽性にならなかったが、4日目にPCR検査で陽性となり、非常に感染性が高いと言われたという。そのため、感染を防ぐにはマスク・ワクチン・物理的距離の3つのオプションしかないとし、自身の失敗から人々が学べればと願っているとのことだ。

15209447 story
音楽

1931年にフランスの洞窟で発見された18,000年前の巻貝、楽器として加工されていたことが判明 27

ストーリー by nagazou
容器ではなく楽器だった 部門より
headless 曰く、

フランスのマルスラ洞窟で発見されたホラガイ属の巻貝(Charonia lampas)がトランペットのように演奏する楽器として加工されていたことが判明したそうだ(論文Le blog du Muséumの記事Ars Technicaの記事音声ファイル)。

この巻貝はおよそ18,000年前のもので、1931年に発見された。当時は大発見として扱われたものの、特別な加工なしに容器として使われていたとみなされ、トゥールーズの自然史博物館に収蔵されていたという。今回、トゥールーズ大学などの研究チームが構造を分析した結果、巻貝の先端は欠けたわけではなく、加工の結果だということが判明する。先端から筒状のマウスピースを挿入するための加工もされているようだ。

実際にホルン奏者が演奏したところ、256Hz・265Hz・285Hzの基音を持つ楽音を出すことができたという。論文では下から順にC・Cシャープ・Dに近い音程だと説明しているが、実際には2番目の音がC(ミドルC)に最も近く、1番目の音はその4分の1音ほど下、3番目の音はDよりも4分の1音ほど低い。

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