パスワードを忘れた? アカウント作成
15269089 story
Windows

Windows 10のタスクバーにニュースを表示する機能、バージョン1909以降で提供へ 109

ストーリー by headless
関心 部門より
Microsoftは22日、Windows 10のタスクバーにニュースを表示する「ニュースと関心事項」をWindows 10 バージョン1909以降にロールアウトすると発表した(Windows Experience Blogの記事Windows message centerWindows IT Pro Blogの記事)。

ニュースと関心事項は通知領域の左側に追加され、デフォルトでは天気(アイコン)と気温や注意報・警報(テキスト)が表示される。この表示はタスクバーのコンテキストメニューで「News and interests」サブメニューから変更可能だ。アイコンやテキスト上をマウスが通過するとフライアウトにニュースと関心事項が表示されるが、「News and interests」サブメニューで「Open on hover」のチェックを外せばクリックするまで表示されないようになる。なお、現在のところ、DevチャネルのWindows 10 Insider Previewでは上述のメニュー項目など一部が日本語化されていない。

Windows 10 バージョン1909では同日リリースされたプレビュー版累積更新プログラム(KB500139、リリースC)のアナウンスで紹介されているが、今後数週間の間に利用可能になるとの説明があるため、この更新プログラムをインストールしてすぐに利用できるわけではなさそうだ。実際にバージョン1909環境を用意してKB500139をインストールしてみたが、ニュースと関心事項は表示されなかった。なお、バージョン1909はHome/Pro/Pro for Workstationのサポートが5月で終了する。
15268889 story
医療

緊急事態宣言でビッグサイトは使用禁止に 83

ストーリー by headless
禁止 部門より
東京都は23日、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関する緊急事態宣言発出を受けた緊急事態措置の一環として、生活必需物資を提供する施設を除き、床面積1,000m2を超える施設に25日以降の休業を要請すると発表した(PDF)。

これについて maia 曰く、

これに伴い東京ビッグサイトの使用が24日以降禁じられ、4月26~28日開催予定の「Japan IT Week 春」は急遽開催延期となった。搬入や設営は2日前からなので、既に準備は始まっていた(Buzzap !の記事)。

15268312 story
火星

NASAの火星探査車Perseverance、火星の大気から酸素生成に成功 35

ストーリー by headless
生成 部門より
NASAの火星探査車PerseveranceがMars Oxygen In-Situ Resource Utilization Experiment(MOXIE)を用い、火星の大気から酸素を生成する実験に成功したそうだ(NASA JPLのニュース記事)。

MOXIEはトースターほどの大きさの実験的機材。火星の大気の96%を占める二酸化炭素を約800℃に加熱することで酸素原子を分離し、副産物の一酸化炭素は火星の大気に放出する。4月20日(sol 60)に行われた最初の実験はMOXIEが故障していないかどうかの確認を兼ねたもので、宇宙飛行士1人の10分間の必要量に相当する約5gの酸素が生成された。MOXIEは最大で1時間に10gの酸素を生成できる設計になっており、火星年1年間(地球年で約2年)かけて様々な条件の実験を少なくとも9回は実施する予定だという。

火星への有人ミッションで4人の宇宙飛行士を帰還させるにはおよそ7トンのロケット燃料と25トンの酸素が必要になる。一方、火星で宇宙飛行士の呼吸に必要な酸素は1年間で1トン程度。25トンの酸素を地球から運ぶのは困難なため、1トン程度に大型化したMOXIE後継機を運ぶ方がより経済的で現実的とのことだ。
15268023 story
医療

政府、4都府県を対象にCOVID-19に関する緊急事態宣言 186

ストーリー by headless
週刊 部門より
菅義偉首相は23日、東京都・京都府・大阪府・兵庫県に対する新型コロナウイルス(COVID-19)緊急事態宣言の発出決定を発表した(首相官邸のニュース記事記者会見動画)。

緊急事態宣言の措置期間は4月25日から5月11日まで。 また、まん延防止等重点措置に関しては、措置対象に愛媛県を加え、宮城県・沖縄県の措置期間を5月11日まで延長する。

今回の緊急事態宣言は多くの人が休みに入るゴールデンウィークを利用して効果的な対策を短期間で実施し、ウイルスの勢いを抑え込むのが狙いだ。主な対策は夜間に限らず飲食における感染対策の徹底と、人の動きと接触の抑制が挙げられている。

飲食店に対しては終日酒類提供の中止やカラオケ提供の中止を要請し、国民に路上などでも飲酒を避けるよう呼び掛ける。また、デパートやテーマパークだけでなく一定の規模を上回る商業施設や遊興施設に休業を要請するほか、スポーツを含めイベント主催者に無観客開催を要請し、企業等には出勤者の7割減を要請するとのことだ。
15267193 story
テクノロジー

トヨタが水素エンジン車の技術開発へ。社長は政府のガソリン車禁止方針に苦言も 171

ストーリー by nagazou
技術が失われる方向は避けるべきだとは思う 部門より
トヨタ自動車は22日、「水素エンジン」の技術開発に取り組む方針を発表した。トヨタはすでに「MIRAI」で水素を使用した燃料電池車を導入しているが、今回のテーマである水素エンジンは既存のエンジン技術をベースにし、化石燃料ではなく水素を燃焼させて動力にする仕組みを採用している。動作する水素エンジンを搭載した競技車両で、5月21日から23日に静岡で開催されるスーパー耐久シリーズ2021 Powered by Hankookの第3戦に参入する方針も示した。技術の向上を行った上で市販量産車に導入していく考えであるという(トヨタ自動車NHKautosport)。

またトヨタ自動車社長で日本自動車工業会の豊田章男会長は22日にオンライン会見を行った。政府の掲げる温室効果ガスの削減目標の実現のためには、既存の車両への対応なども必要とする考えを示した。

Bloombergの記事によれば、

「決してEVの販売促進とか、ガソリン車禁止とか、FCV推進とかそういうことではなくて、カーボンニュートラルがゴール」。

であると話した模様。同日に菅義偉総理の提示した2030年度に温室効果ガスを46%削減(2013年度比)する目標を意識しての発言と見られる(NHKFNNプライムオンライン)。

15266915 story
サイエンス

豊田中央研究所、人工光合成で世界最高の変換効率7.2%を実現 28

ストーリー by nagazou
実現 部門より
トヨタ自動車グループの豊田中央研究所は21日、太陽光を活用して二酸化炭素(CO2)から有機物を生成する「人工光合成」で変換効率7.2%を達成したと発表した(豊田中央研究所共同通信朝日新聞)。

同研究所は2015年には4cm角サイズのチップで植物を上回る変換効率4.6%を達成していたが、今回発表された人工光合成では、変換効率を下げずに実用サイズとなる36cm角まで大型化することに成功したという。この技術では、太陽光エネルギーを利用して、CO2と水から有機物の「ギ酸」を生成する。報道によれば、生成されたギ酸は燃料電池に使用することを想定しているようだ。
15266008 story
バイオテック

沖縄で新種のムカデ発見、水中でも暮らせる種が国内で見つかったのは初 28

ストーリー by nagazou
新種 部門より
沖縄で水中の中でも暮らすことのできる新種のムカデが発見されたそうだ。体長約20cm、体幅約2cmほどと大型。水中で暮らせるムカデの発見は国内では初めて、世界で3例目であるという。また国内でのオオムカデ新種は143年ぶりに見つかったとのこと。青緑色をしており、川に飛び込む習性から学名を「Scolopendra alcyona」、和名をムカデにまつわる沖縄の故事から「リュウジンオオムカデ(琉神大百足)」と命名したとしている。日本・台湾に生息するムカデ類では最大種で遺伝子解析の上でも新種であることが判明したとしている(NHK琉球大学)。
15263850 story
地球

小泉環境相、太陽光パネルの住宅への設置義務化も視野へ 197

ストーリー by nagazou
あと処理が大変なことになりそう 部門より
小泉進次郎環境相が16日、時事通信とのインタビューの中で、住宅への太陽光パネル設置の義務化について触れたことが話題となっている(時事通信)。

このインタビューによれば、環境相は、2030年度に設定されている2013年度比で26%減という温室効果ガス削減目標を達成するには、住宅への太陽光パネル設置義務化を「視野に入れて考えるべき」との考えを示したというもの。当面の目標として、2030年までの期間に国や自治体の庁舎や農地などへの太陽光パネル整備を求めていくとしている。
15263785 story
火星

NASAの火星ヘリコプター、地球以外の惑星で史上初の動力飛行に成功 15

ストーリー by nagazou
成功 部門より
headless 曰く、

NASAの火星ヘリコプター Ingenuityが19日、火星での初飛行を成功させた(プレスリリースPerseveranceのツイートNASA JPLのツイートIngenuityミッションコントロールのライブ動画)。

Ingenuityが浮上したのは日本時間19日16時34分(火星時間12時33分)。設定した3mの高度で30秒間安定してホバリングしたとのこと。その後降下して着陸し、39.1秒間の初飛行を終えた。NASAは飛行中にIngenuityが撮影した写真と、火星探査車Perseveranceが撮影した動画を公開している。

ライト兄弟が地球上で動力飛行を成功させてから117年。地球以外の惑星での動力飛行はIngenuityが史上初となる。地球外初の「飛行場」となったジェゼロクレーター内の区画はライト兄弟にちなんで「Wright Brothers Field」と名付けられた。

15263781 story
変なモノ

100以上の自治体でEM菌を使った生ゴミ処理容器補助金事業が行われている 49

ストーリー by nagazou
こんなに 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

科学的根拠なしに水質浄化など効果があると主張されていているEM菌だが、ここ最近、EM菌を使った生ゴミ処理容器の補助金事業が増えているらしい。

こちらの掲示板のまとめによると、100以上の全国の自治体のウェブサイト上で、EM菌を使って生ゴミを発酵させて肥料化する処理容器を住民が購入した場合、補助金給付が行われている事業が行われている模様。

行っているのは草津市、町田市、坂戸市、中間市、尾張旭市、雫石町、磐田市、八千代市、会津若松市、稲沢市、城里町、筑西市、茂原市、長久手市、鳥取市、白井市、小郡市、長与町、国立市、館林市、袖ケ浦市、松戸市、猪苗代町、稲美町、笠岡市、鎌倉市、精華町、甲府市、鉾田市、など。

情報元へのリンク

15263733 story
医療

米国、ゴマのアレルゲン表示義務付けへ 14

ストーリー by nagazou
細々 部門より
headless 曰く、

米下院は14日、主要な食物アレルゲンにゴマを追加する法案「Food Allergy Safety, Treatment, Education, and Research (FASTER) Act of 2021」を可決した(S.578FOODBEASTの記事American Academy of Allergy, Asthma & Immunologyの記事Allergic Livingの記事)。

法案は3月に上院で可決しており、大統領の署名を待つのみとなっている。成立すれば2023年1月1日以降、乳・卵・魚・甲殻類・木の実・小麦・落花生・大豆に次ぐ9つ目の主要な食物アレルゲンとしてゴマが追加され、アレルゲン表示が義務付けられることになる。同じ趣旨の法案「FASTER Act of 2020」は2019年に下院で提案され、2020年11月に可決して上院に送られたが時間切れで廃案となっていた。

ネブラスカ大学リンカーン校 農業・天然資源研究所の資料によると、ゴマは欧州や湾岸諸国などで広くアレルゲン表示が義務付けられている。一方、アジア太平洋地域でゴマのアレルゲン表示を義務付けているのはオーストラリア・ニュージーランド・台湾のみ。ただし、日本ではゴマをアレルギー物質を含む特定原材料に準ずる品目としてアレルゲン表示を推奨(PDF)している。

15263723 story
テクノロジー

理研ら5分以内で新型コロナウイルスの感染を検出できる新技術 47

ストーリー by nagazou
精度が高そうなのがいい 部門より
理化学研究所や東京大学の研究チームは19日、5分以内というごく短時間で新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)由来のウイルスRNAを「1分子」レベルで識別可能とする技術の開発に成功したと発表した(理研共同通信SankeiBiz日経新聞)。

従来の検査法であるPCR検査では、検出までに少なくとも1時間程度は必要とされる。また偽陽性などが一定の割合で出ることも問題となっていた。今回発表された新手法では、ウイルスがぴったりと収まるくぼみの用意されたカラス板状のマイクロチップを使用。検体とSARS-CoV-2と結合した場合、緑色に光る試薬を混合し、その反応を見ることで判定するとしている。

理研は全自動化した小型装置を作り、2022年度から臨床現場での実証を目指すとしている。なおSankeiBizによると、検査費用はPCR検査の約500円より高い1000円ほどになるが、判定エラーが生じる可能性は低いとしている。
15262264 story
火星

NASAの火星ヘリコプター、月曜日の初飛行を計画 26

ストーリー by headless
月火 部門より
NASAは17日、火星ヘリコプター Ingenuityの初飛行を日本時間19日16時31分に実施すると発表した(NASA Marsの更新情報プレスリリース)。

Ingenuityの初飛行は日本時間12日に計画されていたが、9日に実施したローターの高速回転テストでコマンドシーケンスが早期終了するトラブルが発生して延期された。NASAではフライトシーケンスにいくつかのコマンドを追加する方法と、ソフトウェアを更新する方法の2つの解決法を検討しており、前者の方法で16日にフルスピードの回転テストに成功していた。後者の方法は問題を確実に修正可能だが実行にはやや長い時間を要し、2年近くにわたって安定して変更されていなかったソフトウェアを変更することになる。数日かけて改良版ソフトウェアの確認は完了しているが、転送して読み込ませるにはさらに数日を要する。

前者の方法でフライトモードへ移行して浮上の準備が可能になるのは85%程度だが、失敗してもヘリコプターは安全だ。この方法はすぐにでも実行に移すことができ、繰り返し試行することも可能なことから、月曜日の初飛行ではこちらの方法を採用するとのこと。一方、後者の更新版ソフトウェアは既に親機の火星探査機 Perseveranceに転送済みで、前者の方法がうまくいかない場合のバックアッププランとなる。

初飛行は自律的に実行され、数時間後にデータが地球へ届く。NASA TVなどでのライブストリーミングは日本時間19日19時15分開始予定となっている。
15262257 story
地球

米パデュー大学の研究チーム、放射冷却能力をさらに高めた超白色塗料を開発 41

ストーリー by headless
超白 部門より
放射冷却で外気温よりも表面温度を下げることが可能な塗料を研究している米パデュー大学の研究チームが、昨年発表したものよりもさらに冷却能力の高い超白色塗料を開発した(Purdue University Newsの記事SlashGearの記事The Vergeの記事論文アブストラクト)。

放射冷却は波長8~13マイクロメートルの赤外線を放射する物体が冷却される現象だ。この波長領域は大気中でほとんど吸収されずに宇宙へ放出されることから「大気の窓」とも呼ばれる。同研究チームが昨年発表した塗料は炭酸カルシウムとアクリル塗料を組み合わせたもので、粒子を幅広いサイズに分布させることで反射率95.5%、大気の窓における放射率0.94を実現していた。

研究チームが今回開発したのは硫酸バリウムを用いたナノ粒子のフィルムとナノコンポジットのアクリル塗料だ。白色塗料や造影剤などに用いられる硫酸バリウムは高バンドギャップにより太陽光吸収率が低く、波長9マイクロメートルのフォノン共鳴により大気の窓における放射率が高い。炭酸カルシウム-アクリル塗料と同様に硫酸バリウムの粒子を幅広いサイズに分布させた結果、フィルムは反射率97.6%、大気の窓における放射率0.96に達し、フィールドテストでは環境温度より4.5℃以上低く、平均冷却能力は117W/m2だったという。硫酸バリウムを60%配合した塗料の反射率は98.1%、大気の窓における放射率は0.95に達する。

同チームが提唱する放射冷却指数(RC、大気の窓における放射率1、反射率100%の理想的な表面を1とする)は前回の炭酸カルシウム-アクリル塗料では0.49だったのに対し、硫酸バリウム-アクリル塗料では0.77という現在の放射冷却技術の中でも高い部類に入る値が得られたそうだ。この塗料で1,000平方フィート(約93 m2)の屋根に塗装すれば10KWの冷却能力が得られ、多くの家で使われているセントラル空調よりも高能力だと研究者は語る。反射率98.1%の硫酸バリウム-アクリル塗料は現在最も白い塗料であり、研究者は現在最も黒い素材の一つとされるVantablackに相当すると考えているとのことだ。
15262227 story
NASA

NASA、アルテミス計画の月着陸船にSpaceXの「Starship」を単独選定 9

ストーリー by headless
着陸 部門より
AC0x01 曰く、

NASAは17日、2024年の月着陸を目指すアルテミス計画の有人月着陸船として、候補としていたBlue Origin、Dynetics、SpaceXの3社の案の中から、SpaceXの「Starship」案のみを選定したことを発表した(プレスリリースBBC Newsの記事CNBCの記事The Washington Postの記事)。

NASAは民間による月着陸船開発候補として2020年に3社を選定して複数の案を競わせたいとしていたが、今年3月には予算が25%しかつかず計画が遅延すると報じられるなど難しい状況にあった。3社の案は、堅実なDyneticsに、現代技術によって再設計したBlue Origin、全く路線が異なるSpaceXという内容であったが、今回の発表では中でも最も特異なSpaceX案のみが採用された。この契約により、SpaceXはNASAから28.9億ドルの予算を獲得する。

既に報じられている通り、SpaceXの案は、同社が現在開発中の超大型宇宙船「Starship」を月面バージョンに改造して使用するというものである。地球用のStarshipの垂直離着陸はいまだ試験中の状態だが、真空で低重力の月面での垂直離着陸は地球でのそれと比べて技術的難易度が遥かに低いため、十分に可能であると判断されたのだろう。計画では、NASAはオリオン宇宙船で宇宙飛行士を打ち上げた後、ゲートウェイでStarshipに乗り換えて月面を目指すこととなる。巨大なStarshipが用いられることで、アルテミス計画の月着陸はかなりインパクトのある光景になるだろう。

Blue OriginはLockheed MartinやNorthrop Grumman、Draperとともに「国家代表チーム」を編成して月着陸機を開発する計画を示していた。The Washington Postが入手した文書によれば、NASAの現在の予算では単一の契約も厳しい状態であり、SpaceXはそれに合わせて支払いスケジュールを調整したとのことだ。

typodupeerror

最初のバージョンは常に打ち捨てられる。

読み込み中...