米国で食品グレードの二酸化炭素が不足 79
不足 部門より
不足の一因はミシシッピ州ジャクソンのジャクソンドームと呼ばれる二酸化炭素産出地でのガス汚染発生とされる。ジャクソンドームは 98 % という高純度の二酸化炭素を天然で産出し、米国屈指の二酸化炭素生産地となっている。7 月の gasworld 記事によれば、汚染は 6 月下旬に発生し、もう一つの主要な二酸化炭素供給源であるアンモニア製造が休止するタイミングで影響が大きくなったという。
ただし、8 月の NBC News 記事ではジャクソンドームを所有する Denbury が汚染を否定している。一方、gasworld の新しい記事では、Denbury が増産すべく新しい井戸を掘ったところベンゼンを含む炭化水素が混入し、現在の処理施設では分離できないとの見方を示した。