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TarZの日記: 「きゃあ! カレーをかき混ぜていたら... 4

日記 by TarZ

...牛の死骸が!」(゜д゜|||)

… … … …

先日某所で流行っていた(いわゆるコピペの)ジョーク:

ちょっと前にヒンズー教のインド人に牛肉入ってる料理を食べさせたら牛肉の味がするって言われて焦った

 これは、日本人である私の感覚からすると面白おかしくて仕方がない。久々にツボにはまったジョークだった。

 しかし、これをインドの人が見たら怒るのではないだろうかと心配だ。残念ながら私はヒンズー教徒の方々の感覚はわからないのだが、ジョークとして受け入れることはできるのか、想像もできないレベルで禁忌なことなのか。
 (そもそもインドのヒンズー教徒の人は、「本格インドカレー・たっぷりビーフ入り」といった製品をどう思っているんだ)

 タブーとは言っても、牛を食べることはあるのかな? 江戸時代の日本でも肉を食べていたように。だとすると、上のジョークのシチュエーションも実際にありうることになる。
 そんな場合があったとして、どうやって誤魔化せばよいのか。

Indian "What!? Is this beef?"
host "Well ... No, it is whale flesh."
Indian "Oh! Nooooooo!"

 …うーむ、これは人によっては逆効果か。

 イスラム教の人に豚由来の医薬品(というか豚由来酵素で作った培地だったような)を使ってしまって騒ぎになったケースは、確か日本の医薬品メーカーの事例として聞いたことがある。
 企業がやってしまった場合は、誤魔化すのはNGだ。正しい情報を伝えないとよろしくない。カレーもまた然り。

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • 「日本に来て牛丼を食った。うまかった。でもインドに帰って話すことはできない」
    笑うことができる人はいるのではないかと。
    少数派っぽいですが。
    •  これは非常に興味深い! (少数派の可能性はあるにしても)人によってはアリということですね。
       「食いモノに対しての受容境界線は、所属する文化圏よりも個人差によるところが大きそう」という予想を(日本人の例だけ見て)しているのですが、インドでも成り立ちそう。

       そういえば捕鯨反対派のイギリス人が、(日本の捕鯨推進派の招待による)鯨肉料理に舌鼓を打ちつつも、「確かにうまい。しかし捕鯨反対の方針は変わりません」と言っていた例もあったような記憶があります。
      親コメント
  • 豚由来酵素を用いたのは医薬品ではなくて味の素ですね.

    といったところが参考になるかと.
    (ほぼ)濡れ衣とはいえ食品製造業は世界のどこでもこういったリスクを抱えているのですが,このときの味の素の
    対応は素早かったと思います.
    クライシスマネジメントの差が企業の存亡に関わる一例ということで.
    --
    kaho
    • by TarZ (28055) on 2007年03月17日 3時03分 (#1127328) 日記
       そうでした。味の素でしたね。(そういえば当時、イスラム圏の味覚でも旨味調味料が使われるんだ、へえーと思ったのでした)

      製品の発酵に使う菌の、保存用培地の一部の栄養源として使用している大豆蛋白の分解物質が、その製造過程において触媒として豚由来酵素を使っていた
       …いやはや。それでもきっちり対応しようと動いていたのですから立派なものです。
      親コメント
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