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お金

ジェネリック医薬品と新薬、どっちを使う? 167

ストーリー by mhatta
私は医者に任せるかな 部門より

marudiana 曰く、

読売新聞の記事「医療費抑制の効率化計画を公表」によると、厚生労働省は5月15日、「医療効率化計画」を経済財政諮問会議に提示した模様。計画の柱はジェネリック医薬品の数量ベースの割合を現在の倍の30%に引き上げる点。英米の50%と比較するとまだまだ低いが、医療費の総額抑制のためにはジェネリック医薬品の活用拡大がカギだと考えているようだ。

ジェネリック(後発)医薬品とは、製造方法等に関する特許の期限が切れた先発医薬品と同じ主成分を含んでいるが、特許権者でない医薬品製造企業がそうした特許内容を利用して製造した医薬品のこと。2006年4月より処方せんの様式が変更となり、「後発医薬品への変更可」欄に可と署名すれば、患者の意思でジェネリック医薬品に変更することが可能となった。さらに、同じく読売の「処方せん様式変更、後発薬を優先使用」でも、厚生労働省は、あえて新薬を選ぶ場合は、医師が処方せんに理由を明記することを求める方向で検討している(中医協(第103回)の議事次第) 。

ジェネリック医薬品では、生産体制や情報提供の問題以外にも、新薬と微妙に成分が違ったり、効きが変わる場合もある。患者の意思でジェネリック医薬品に変更できるようになったわけですが、あなたはジェネリック医薬品を使用しますか? それでも新薬を使用したいですか?

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  • 検体 (スコア:5, 興味深い)

    ジェネリック(後発)ですと、製法はまねしているけどテストは、それほど
    行っていないと、薬剤師に言われました。
    つまり、人柱的 と言う事かなぁと認識しました。
    子供がアトピーなんで、それようの飲み薬を貰う時の話です。

    妻は、とりあえずジェネリックを処方してもらったらしいのですが、
    子供がまだ小さい為、医療費負担が無い(市・国の負担)ので、
    私が薬を取りに行った時には、新薬(と言うか従来品)に変えてもらいました。

    効き目は、正直違いが判りませんでしたが、十分な試験を行っている方を
    (ジェネリックが無試験とは言いませんが、従来品に比べたらと言う意味)
    使いたいと思いました。
    #自費負担になったら、ジェネリックを使うようになるかなぁ・・。
    • Re:検体 (スコア:3, 興味深い)

      by Anonymous Coward on 2007年05月21日 8時17分 (#1160140)
      新薬は、結果を手でいじって承認を得られるようにしたりするから、決して安全とはいえないと思うけど。 それがいやで転職した人も知ってるし。 それに比べたら、後発品がたくさん出回っている薬のほうが安全だと思う。
      親コメント
      • Re:検体 (スコア:4, 参考になる)

        by Cappuccino (20281) <cappuccinoNO@SPAMcafe-au-lait.info> on 2007年05月21日 9時00分 (#1160154)
        その理屈はおかしいかと。
        承認を得るために結果をいじった新薬と同じ成分の後発薬は当然同等にしか安全ではないわけで(同等に危険なわけで)、
        後発薬の方が安全ということはありえないかと。

        ちなみに、製造する工場とか環境によって厳密には変わってくるらしく、アレルギー体質の人とかでは後発薬が駄目という場合もあるらしいと聞いたことはありますが、本当かどうかは知りません。

        保険の適用される前の薬価を見ると、結構後発薬と新薬の差が激しいことに気づかされます。だいたい、新薬は後発薬の数倍するからなぁ。
        #と、先日偏頭痛の薬マクサルトを処方してもらったときに薬価を見てびっくりしたけど、実は緊張制頭痛でしたってことで、無駄な薬買わされたんだなぁと思った上、筋緊張改善剤のミオナール(新薬)を処方されたわけですが、1錠24.1円の薬価に対して後発薬は6.4円なわけでさらにびっくり・・・。
        #っていちいち気にしながら処方薬を飲む人は滅多にいないと思いますがw
        親コメント
        • Re:検体 (スコア:5, 参考になる)

          ジェネリックの場合、有効成分は同じでも、添加物まで同じって訳じゃないようです。
          たとえば、デパス [pmda.go.jp]のジェネリックであるパルギン [pmda.go.jp]とでは、添加物はぜんぜん違います。
          それでアレルギー反応起こす事もありえるでしょうね。
          でも、医師がアレルギー反応を確かめないで処方した事が問題の場合もあるかもしれませんね。

          この手の薬の薬価差は処方量が半端じゃなく、長期投薬される場合は、でかいですよね…
          --

          /* Kachou Utumi
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          • Re:検体 (スコア:5, 興味深い)

            by Anonymous Coward on 2007年05月21日 11時18分 (#1160226)
            御意。主成分の有無だけで薬効を比べて語ることはできません。

            そのむかし、今から10年は前になるかなあ。かのバイエルの製品と国産のゾロ品だと、同じもののはずなのに切れ味が全然違うってのに対して、「バイエルはDDSが違うから」って噂を聞いて納得したことがあります。成分が同じでも、例えば結晶形や剤型が違うと代謝吸収に差が出たりするので、薬物の体内動態を工夫することで、ひと味違う薬になってしまったり。まぁ正直言うと、DDSあたりの違いがいつも劇的に効き目に反映されるかというと、むしろそういうケースの方が少なかったりはするんですが。
            こういう部分はしばしば見落とされがちなんだけど、そういう細かい知見の積み重ねというのは薬の効き方には意外に馬鹿になりません。こういう知見の有無はその薬に金をかけて調査した資料をどれだけ自前で持ってるか、というところに依存しますが、ゾロ品出してる会社は(元々が他社のに乗っかって開発コストを下げようというところが多くて)自前でそこまで調べてるところはほとんどなかったりするわけで。
            基礎からこつこつ叩き上げたものと、基礎が出来上がってないのに形だけまねたものとの差は、出てくるときには出てくるものなんですよね。
            親コメント
            • by SteppingWind (2654) on 2007年05月21日 12時36分 (#1160284)

              薬品って決して単体で投与されるわけではなく, 最も単純な場合でも何らかのvehicleを使うのが普通ですしね. 錠剤なんかだと有効成分はごくわずかで重量・体積の大部分は糖やデンプンで占められていますし, カプセル剤なんかも胃での有効成分の変質を防ぐために時間差で溶けたりとか, 身近な薬でもいかに投与し患部に届けるかって工夫が凝らされていますからね. 「痔には止まって治す〜」なんてのは, まさにそのものズバリな表現ですし.

              一般市販薬でこれですから, 医科用薬品ではさらに単回投与で長時間薬物濃度を一定値に維持するとか, 細胞レベルで標的を特定するとかまで研究されている [nistep.go.jp]みたいです.

              親コメント
            • Re:検体 (スコア:2, 興味深い)

              by Anonymous Coward on 2007年05月21日 13時53分 (#1160317)
              当然逆もあって、添加物や形状の工夫など後発薬の方が良い場合も考えられます。
              新薬(という言い方はおかしいが)が、一時発がん性が疑われた赤い着色料を使っていて
              嫌な感じでしたがそれしかなかったものが、近年後発薬が出て着色されていないので
              よかったなと思ったこともあります。効き目は全く変わらないし、薬代が1/6になりました。
              親コメント
      • Re:検体 (スコア:2, 興味深い)

        by Anonymous Coward on 2007年05月21日 12時45分 (#1160291)
        手を加えるというか、t検定で有意差を出すために母数を増やして有意にする(p<0.05)ことはします。
        と言うか、必要な母数nを最初から決めます。
        それは違法な手段ではないと思いますが…
        親コメント
    • Re:検体 (スコア:3, 参考になる)

      by Anonymous Coward on 2007年05月21日 14時16分 (#1160325)
      うーん、試験が十分かどうかという点では、後発品も先発品も「十分だ」としか言えないんですけどね。どちらもお役所の定めた基準をクリアしてるわけで、お役所の基準制定能力を疑うなら両方が危険ということになりますし。
      #実際、日本の新薬認可は(昔ほどじゃないにしても)相当甘い

      専門家を名乗りながら「ジェネリックは効果が低い」なんて発言している人がいるのは驚きですが、効果は変わりません。少なくとも統計上有意な効果の低さは確認されていないはずです。
      #だいたい真面目な専門家は「ジェネリックは」なんて乱暴な言い方しません。

      ジェネリックの問題点はそういうところではなく、(他のスレッドでも出ているように)情報の蓄積が進んでいないことです。それから、これは薬自体の問題ではありませんが、新しいものを使うと、現場にコストとリスクが発生します。

      まずコストの面ですが、新しい薬についていろいろと情報を集める必要がありますし、薬の名前だって覚えなければならないでしょう。専門家ならそのくらい当たり前、と思う人もいるでしょうし、実際きちんと対応をしているところもあるでしょうが、一方で30年前の医学知識からまるで前進なく開業医を続けているような医師も大勢居ます。

      リスクの面については、患者側の意識も問題になります。たとえば、薬の効果が出なかった場合「お前が変な薬を使うからだ」と医者を非難する患者がいます。一方、歴史の長い薬だと、たとえ副作用が出ても「そういう薬なんです」で済んでしまうことが多いものです(患者もなぜかそれで納得する)。実際、重篤な副作用が指摘されつつも「長年使っているから」という不可解な理由で使用が続けられた(続けられている)薬がたくさんあります。

      #このストーリー全体に、陰謀論みたいのが渦巻いてるように感じるのは気のせい?
      親コメント
  • 医師がジェネリックの存在知らなくて、話通じない事もあったり…

    以前、私が通ってた病院では、それまでの投薬履歴を話したら
    「パルギン?どんな薬だろう?」
    えっ?エチゾラムです。デパスのジェネリックですけど…
    「へぇ、そんな薬あるんだ」
    …あのう、これどうぞ…と、念の為にと思ってた印刷しておいた添付文書 [pmda.go.jp]を渡した事がある。
    地元でも、有名な精神科の病院でもあったんだけど、ちょっと不安に思いました。
    「今はこれも簡単に手に入るんだぁ。ネットって便利だねぇ」

    そのやり取りを隣の部屋で薬剤師が聞いていたのか、帰りに薬渡す時は嬉しそうに「薬の事で聞きたい事あるなら何でもどうぞ」と目を輝かせてたのが印象的だったよ。
    知人の薬剤師曰く「今まで、いろんな医師の処方箋みたけど、薬の知識が疑いしい医師もいない訳でもないよ…」とか。

    もっとも、この手の薬の場合、プラセボ効果を期待する事もあるだろうから、下手にジェネリックがあるよと言えないかもしれないと思う事もあります。
    でも、ジェネリックを使わずに投薬が多い治療方針の場合は、MRが必死に営業してたんじゃないかな…と、勘繰る事もありますけど。
    --

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  • by Anonymous Coward on 2007年05月21日 10時32分 (#1160202)
    医師なのでAC。
    私の所にもMR(販売医促進員、一応薬の説明をすることにはなっているのですが)がやってきます。
    ところがジェネリックの人は価格の話しかしません。
    有名な高脂血症治療薬の場合、先発品の10分の1。1錠10円程度でいかがですかときます。
    大量に購入すればさらに割り引くそうです。後発品の定価の25%以下です。
    原材料はイスラエルからの輸入だそうです。
    ところで、これら後発品の高脂血症治療薬が販売された時、市販後調査(安全性の確認)を
    求められました。ところが、テレビで宣伝しているジェネリック製薬会社は、テレビCMには
    金をかけるが、市販後調査は結局どこも行わず、厚生労働省もあきらめたそうです。
    これが問題です。それ以降ジェネリック医薬品の調査は行われていません。そのため、
    薬剤で副作用が起きたとか、効かないといった調査が行われていません。
    厚生労働省はメーカを信用していると言っていますが、アメリカではFDAが抜き取り調査を
    していて、主成分の含有量や混合物のチェックをしています。アメリカでもジェネリックが出た当時は
    主成分の入っていない薬剤が発見され発売中止になっています。車を例に取れば、日本では車メーカはトヨタと同じ
    車を作っているといったん許可をとれば、どんな中小メーカでも売りっぱなしで良いのことになってしまいます。
    品質の保証は同じ車を作っていると言い張れば良いと言う次元です。
    かつて、リーコール隠しで自動車メーカが有罪になりましたが、ジェネリックメーカは売っている
    製品の調査もしていません。しているのかもしれませんが、私のところに来るMRで市販後調査の
    データを持ってきたら購入すると言っても1社も持ってきません。
    薬剤のデータシートを見ると血中半減期は先発品と比べて、3分の1から、3倍程度までに開きがあります。
    つまり、先発品が1日1回服用の場合、後発品では3回飲まないとダメな場合と1日1回でも過剰になる場合が
    有ります。つまり、主成分は同じ(はず?)でも薬剤に加工する段階でのノウハウで全く違う薬剤に
    なってしまいます。そのノウハウで30年以上も後発品を寄せ付けないメーカもあります。
    ジェネリック対策で厚生労働省は新薬に対してはメーカ希望価格より高い値段を強制的につけて売り出させています。
    このため、最近ではびっくりするような値段の薬剤が増えています。高くて使い難い薬剤に使用としているのでしょうが、
    逆に売れると医療費をあげてしまう結果になっています。
    また、アメリカではジェネリック対策として先発品メーカが値段を元は取ったのでと言うことでジェネリック以下に下げる
    場合もあるようです。公定価格ではなく、メーカに価格を任せるようにすべきです。
    また、メーカはTV CMで盛んに安くなり場合によっては3分の1と言っていますが、前述の激安品を薬局が使用しても、
    健康保険の計算は定価で行われます。したがって3割負担の場合、100円の薬剤では30円が患者さん負担となりますが、
    40円の薬剤では12円でこの他に調剤料がかかります。また診察料を含めると多少安くなる程度と思ってください。
    • by Anonymous Coward on 2007年05月21日 12時37分 (#1160285)
      精神科医です。ジェネリック製剤の生物学的同等性には疑問を持っています。
      ひとつは経験から。以前勤務していた病院で、抗てんかん薬が大手製薬会社の後発品に変わったとたん、ずっと発作の無かった受け持ち患者さん3名に発作がおき、一錠づつ処方を増量したことがあります。メーカーが変わって発作が起きるのでは同等性は怪しいと感じていました。安さの度合いにもよりますが、薬が増えるのでは単純比較出来ません。
      ふたつめは、ジェネリック製剤を作っている製薬会社の話から。ジェネリック製剤の生物学的同等性は、90%とのことです。普段、95%、99%の情報を判断基準としている身としては、認可されている同等性レベルが低すぎるのではないでしょうか?アメリカの基準なので大丈夫だとメーカーさんはおっしゃるのですが・・・。逆に90%なら発作が起きてもおかしくないかと変な納得をしてしまいました。
      今の勤務先でも一部ジェネリック製剤に変わっていますが、血中濃度管理の必要な薬剤については切り替え時に不安を感じています。まあ、先発薬品も常に疑問・不安を持ちながら慎重に処方すべきですけど。
      現状では、自分の服用するジェネリック医薬品はどのレベルかを「日本ジェネリック医薬品学会」のホームページなどから調べ、どの検査は行っていて、何は行っていないかなどチェックし、リスク・メリットを秤にかけて、判断するしかないのではないかと、この制度は安心・信頼からほど遠く、寂しい限りです。個人的にはこのホームページも検索が、医療関係者用・患者さん用に分かれているところに不信感を持っているのですが。
      ということで本当に「ジェネリック医薬品は患者さんのため」と自信を持って言えません。
      規制緩和+ノーチェック体制が、あずみ野観光バス事故の元になったようなことが、ジェネリック医薬品で起きないといいのですが。
      親コメント
  • スラドの人々にも分かりやすい比喩を使うと、
    先発品(新薬は間違いだと思うよ?)とジェネリックは
    「同じ仕様書」に基いて作成された2つのプログラムと思うといい。

    新薬の特許が切れた時点で、先発品の外部仕様書(効能、効果、剤型、投与量など)
    は公開されます。
    そして、内部仕様の一部(有効成分、薬剤の物理化学的性質)も公開されます。
    ですが、全ての内部仕様が公開されるわけではありません。
    更にいうと、テスト仕様(臨床データ、治験データなど)も公開されません。

    ジェネリック医薬品を開発する後発メーカは、この未公開の部分を
    リバースアセンブル(独自に調査)した上で、後発メーカが持つノウハウを
    投入してジェネリック医薬品を完成させるわけです。

    当前、先発品には先発メーカのノウハウが詰まっているわけで、
    これは決して公開されません。

    同じ仕様書をもとに、その機能自体を開発したA社に発注したプログラムと
    全く関係がないB社に発注したプログラム、どちらの品質が高いかは
    歴然でしょう。
    もちろん、外仕は明確ですし、機能的にはB社も問題ないものとなるはずです。
    しかし、高負荷環境(高齢者や未成年への適用、複合疾患の場合)など
    テストでは想定されていないケースでの信頼性はA社の方が高いはずです。

    自分が比較的健康でリスクに耐えられると判断できるならば、
    B社のジェネリックをとるのもいいでしょう。
    しかし、リスクが高いと判断するならば先発品をとるべきです。

    最終的にリスクを判断するのは本人であって、リスクを判断するにあたって
    十分な情報を集める責任もまた本人にあります。
    安易にジェネリックを選択するくらいなら、安易に先発品を選択する方が
    安全でしょう。

    スラドの諸兄ならば、この2が一緒になるはずがないことが
    ご理解いただけるのではないでしょうか。

    --
    中の薬剤師だけどID。
    • ついでなので、新薬メーカの対抗策をひとつ
      特許(親コメントでいうところの「仕様書」)に『とっても高価な機械を使う』ことを明記してしまうのです
      ジェネリックが安くできるのは、新薬と『ほぼ同じ』ものを、『ほぼ同じ』製法で薬剤にすることで、試験をある程度免除されているからです
      よって、製法が大幅に異なる場合は、新薬ほどではないにしても、結構な量の試験を要求されます

      #関係者っぽい気がするけど、IDで

      親コメント
  • マテマテ (スコア:4, 興味深い)

    by Anonymous Coward on 2007年05月21日 7時34分 (#1160129)
    > 新薬と微妙に成分が違ったり、効きが変わる場合もある
    成分や効きがまったく同じである必要はぜんぜんないぞ。
    #「特許取ったから効く」といった意味不明な論理が世間である程度通用してるのは承知してるけど

    後発製品だってちゃんと治験やって効果が(先発製品と同程度には確からしいことが)確認されてる。リンク先のウィキペディアの記事に「毒性試験をやらないから云々」と書いてあるが、不要な試験をやってコストを上げても誰も得しない。
    #毒性試験がどういう試験だかわかって書いたのかどうかわからないが

    製薬会社によって製品の精度にある程度差があるのは確かだけど、誤差みたいなもの(というか、有意な差が出るほどばらついたら困る)。そういうのを気にする人は、普段薬を買うときに「どこのメーカーがどこの工場で作ったか」なんて確認してるのだろうか?
    #最初からオマジナイに近いような製品ならともかく、ちゃんとした薬効があって、それを目的に買う場合なら、そんなの問題にならないと思うのだが。
    • by Anonymous Coward on 2007年05月21日 8時03分 (#1160134)
      ジェネリック医薬品は缶コーヒーのようなものだと言っていましたね。
      ブランドによって多少の差異はあるが、コーヒーであることには変わりがない。と。
      本質さえはずさなければ問題ないと言うことでしょうかね。
      親コメント
  • by Choro-Chan (31768) on 2007年05月21日 8時45分 (#1160150)
    関連ストーリーにあるタミフルのように十分テストを行っているはずが後に何らかの副作用が出ることなど随時出る改訂情報や安全情報を見れば明らかですし、ジェネリックだから「人柱」と言うほどリスクが高いとは思いません。

    確かに処方実績などの臨床例から先発品の方が実績の蓄積・情報量は多いでしょうが、薬価基準を照らし合わせた分それほど優位な差が出る物なのでしょうか?
    先発品で薬価が高い分リスク回避が保証されている訳でもないでしょうし。

    どちらかというと、処方する医師や調剤する側が後発品の知識に明るいかの方が重要ではないかと思います。
    実際、後発品への認可をもらっていても調剤時に効能について差異が出るために、調剤側でジェネリックにあえてしなかった事があります。

    ジェネリック云々よりも複数の場所で調剤してもらっていたり(所謂「お薬手帳」等でちゃんと管理できていればまだいいですが)、併用している薬を正しく伝えていなかったりと言うような方が私は怖いです。
  • 新薬って (スコア:3, 興味深い)

    by rascal (33552) on 2007年05月21日 8時25分 (#1160143)
    まだジェネリックが出てないようなものを指すんだと思っていたけど、 ジェネリックが出るような既に枯れた薬品を新薬と呼ぶなら、新しい 薬ってなんと呼ぶのだろう。
  • by Anonymous Coward on 2007年05月21日 8時25分 (#1160144)
    で、先発薬の方が倍以上するのに処方され続けるのは
    溶出含めた動態・試験が省略されているという不安感と
    MRの絶対数が不足してるための情報不足もさることながら
    供給体制がしっかりとしてるから、というのもありますし、
    ゾロを在庫できない薬局の規模の問題もあります
    昔1ロットどかんと作って売り逃げしたゾロ屋さんもあります

    #バックマージンとか接待とか袖の下、ほかの要因もあるかもしれません

    しかし最近はワイスがラインをぶっ壊したせいでワイパックスの供給が半年以上
    だめになったり、金ハル0.125の混ぜ物をこっそり変更して溶出率が変わり
    回収になったりと、先発メーカーも信用ならんので、ゾロがある薬については
    一般名処方(ワイパックス=ロラゼパム・ハルシオン=トリアゾラム)をお願いしてます。

    先発品を二つのメーカーが発売している例
    (コントミン・ウィンタミン/デプロメール・ルボックス)があったりしますので
    処方箋には一般名で記入してもらった方がいい時代なのかもしれません
  • by etsav (7596) on 2007年05月21日 8時42分 (#1160147) ホームページ 日記

    ちょっと資料としては古いのだけれど、 十二年程前の、 今はもう無い会社の注文書の一部 [hatena.ne.jp]。 明るくした二項目は同じ薬で、 上がジェネリック。

    この場合だとミリグラムあたりで三倍も違ったんですよね。 あくまでも例の一つだし、 個人輸入用の注文書なので、 そのまま医療機関向けのものにも当てはまるわけではないでしょうけれど。

    --
    『おちゃらけは最強の感情武装である』
  • by SchwarzeKatz (34148) on 2007年05月21日 11時33分 (#1160237)
    「(物にもよるけど)価格は半分で、効き目は半分以下だよ」との事。

    以下、嫁の主張
     後発医薬品を主に取り扱っているようなメーカーは先発医薬品を出しているメーカーに比べて
     職員の技術力や設備投資、テストがずっと甘い事が多いので、
     先発医薬品に比べて品質が劣る事が往々にしてある。
     (他のACの方も仰ってましたが)ジェネリックの人は価格の話しばかりで薬効についてはほとんど触れない。
     薬効の話題を振ると「先発医薬品と同じです」とだけ述べて、すぐに話題を変える。
     ある程度の効果を期待して体内に入れるような物なら、リスクを負って安い物に手を出すのは本末転倒ではないか。

    #私はITコンサルという名のデジドカですから、話半分で・・・
  • by Anonymous Coward on 2007年05月21日 9時13分 (#1160157)
    ジェネリックメーカーに勤める友人の話では、ジェネリックの原材料は安い海外からの輸入が多いそうな。実際に、その友人は輸入原料の品質分析をしているのだが、輸入した原材料の中には、本来、入っちゃいけない溶媒などが結構混じっていることが多いそうで・・・
    まぁ、原料をチェックしてから使っているので、一応、安全性は保たれているけど、すべてを分析し尽くす事は不可能なわけで。「中国製原料による死亡事故 [nikkei.co.jp]」などもあり、ジェネリックには躊躇してしまうなぁ・・・
    -----
    少し中の人なのでAC
    • by nim (10479) on 2007年05月21日 9時58分 (#1160177)
      しかし、その情報だけでは先発品の原材料の品質が高いかどうかはわかりませんね。
      案外同じようなレベルかもしれません。
      親コメント
    • by uzume (19228) on 2007年05月21日 11時39分 (#1160243)
      同一化合物であっても複数の合成ルートと精製法があり、
      それらの選択によって不純物も変わってきます。

        私は荒っぽい合成屋なので、製薬における不純物の定性・定量には詳しくないのですが、
      実際どのオーダまで検出してるのでしょうか。GC-MSとLC, 旋光計, NMR程度では無いですよね?

        化合物特許が切れ、「同じ化合物を作りました」と言われても、
      含まれている不純物が異なる可能性を否定できない為、
      私はジェネリック品を意図的に避けます。

        将来、厚生労働省職員はジェネリック品を必ず使用しなければならない旨の通達が出て、
      かつ完全に実施されていれば、再考するかもしれませんが・・・。
      親コメント
  • by Anonymous Coward on 2007年05月21日 10時11分 (#1160185)
    日本の一人あたり医療費って先進国中で最低レベルなのよね。
    そんな中でさらに医療費を減らそうとするってのはどういうことなんでしょうね。
    薬代下げてその分他の事に使いましょうっていうなら分かるんですけど。

    ソースは
    http://www.oecd.org/document/46/0,2340,en_2649_37407_34971438_1_1_1_37... [oecd.org]
    の「Japan」からどうぞ。
    • by Anonymous Coward on 2007年05月21日 11時31分 (#1160235)
      堂々と嘘つくのも潔いですね。
      "Health expenditure per capita"ってGDPあたりのデータを持ってきて、しかも平均よりちょっと下なのに「一人当たりの医療費が先進国中最低レベル」って。
      この結果は日本のGDPが高い上に、日本人が健康で長生きだから医療費が少なくてすむのと、医者を少なく看護師を多くっていう政策のせいでしょ。
      このストーリーと関係ないもいいところ。
      親コメント
  • 効き目が違うとか、溶出性はアテにならないとか、いろいろありますが。「効けば」いいんです。10年ならず長く流通している後発品もあります。血圧や血糖を見ながら処方する分には構いません。
    先発品だからといってアーテン [kumagaip.jp]やハルシオン [pfizer.co.jp]の様に規格や流通を維持できない例もあり、そのような場合は結局後発品を出すんですし。
  • by jerry_fish (32739) on 2007年05月21日 13時00分 (#1160301) 日記
    医師と患者の信頼関係に拠るところが大きい気が…
    医師が安心して処方出来ない薬は患者(自分)にとっても安心ではない。
    まあ医師と患者の信頼関係があり且つ医師が勉強している場合に限りますが。
    初診などで信頼関係の無い医師の場合、信頼出来る薬剤師に相談。
    先発品、後発品ともに最も知識あるのは薬剤師なので。
    変な処方出す医師の場合は薬剤師も疑問に思うらしく、
    それとなくおしえてくれたりもします。

    #安全と費用は比例関係ではない
    #しかし無理なコストダウンは危険に直結する
    #って思うんだけどなあ
    --
    ☆大きい羊は美しい☆
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計算機科学者とは、壊れていないものを修理する人々のことである

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