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バイオテック

切手サイズで1TB、松下電器がバイオ技術による半導体メモリを開発 32

ストーリー by mhatta
すごい時代になってきたな 部門より

kanina 曰く、

松下のプレスリリースより。松下電器産業は、東北大学、東京工業大学、奈良先端科学技術大学院大学、大阪大学と共同で、半導体特性を阻害するアルカリ金属イオンを含まない「フェリチンタンパク質」を用いた半導体製造プロセスを開発した。これにより、従来の技術では困難とされた超微細構造の半導体が形成でき、「切手サイズで1TB」という超大容量の半導体メモリの開発に弾みがつくとされている。この技術を活用した大容量メモリの登場に期待したい。

なお、3月29日に日本大学理工学部船橋キャンパスにて予定されている第55回応用物理学関係連合講演会シンポジウム「バイオに学ぶ電子デバイス作製とその応用」にてこの成果について講演予定とのこと(日程表PDFによると、会場Nにて29日午後より)。当日参加予定の方は現地実行委員会からのおしらせを参照されたし。

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  • まぎらわしい (スコア:2, すばらしい洞察)

    by Anonymous Coward on 2008年03月26日 11時16分 (#1319361)
    >「切手サイズで1TB」という超大容量の半導体メモリの開発に弾みがつく

    弾みがついただけで完了したわけじゃないのに、このタイトル。
    「はじめる」のか「する」のか「してる」のか「した」のかくらいちゃんと書けよ。
    最近この手の問題タレ込み、目につくな。
    直近だと↓とか。
    http://srad.jp/article.pl?sid=08/03/24/0754248 [srad.jp]

    • 正しいタイトル候補→「 切手サイズで1TB、松下電器がバイオ技術による半導体メモリを開発?」
      最後の「?」は東スポよろしく横スクロールの切れ目にあわせてね。
      親コメント
    • by Anonymous Coward
      どうせこんなの出す出す詐欺だって分かってる人にはバレてるんだから、いくら煽っても無駄だと思いますよね
  • メモリが判りやすいので例となって出ていますが、CPUとかも小さく出来るって事?
    # 多分、廉価・小型CPUの製造プロセスに良い影響があるのではないかと…。
    --
    fjの教祖様
    • by Anonymous Coward on 2008年03月26日 11時42分 (#1319385)
      松下のプレスリリースに「金属化合物は還元され金属となり、電子を蓄積できるメモリーとして機能します」とあります。
      あくまでもメモリセル(要はコンデンサ)として機能出来るだけで,スイッチング動作するわけではありません。

      現時点では半導体製造プロセスとの整合性を見込める出来る手法で,こんな形態の物質を基板上に作りましたという程度です。
      本当にメモリとして機能するものを作れるまでまだまだ長い道のりが必要です。
      親コメント
    • by Anonymous Coward
      多分無理ではないかなあ。
      スイッチングの速度が致命的に遅いので、メモリには使えても論理素子には無理でしょう。
      どうせ熱に弱いし化学変化もしちゃうしで、実用化しそうには思えませんが。
  • 先日カーボンナノチューブの話題がありましたが、現状の銅配線の限界サイズとCNTでは1桁は大きさが違う気がしていました。
    これがその間のサイズを補完するものになりかつCNTより早く実用可能になるならいい感じかもしれませんね。
    鉄とか亜鉛っていうのが気になりますけど。銅は使えないんですかね?
    • by Anonymous Coward
      門外漢の頓珍漢な感想に興味深いを付けるなんていい加減なモデレートはやめてくれ。

      #これも含めて沈めてくれ>他のモデレータ
  • by Anonymous Coward on 2008年03月26日 11時10分 (#1319355)
    いや製品として怪しいのではなく…なんとなく、用語の使い方がちょっとずれているというか。

    バイオって言われたらバイオかもって思いますけど、これってキレートって言ったらキレートになったりしませんか?
    • by prankster (12979) on 2008年03月26日 11時33分 (#1319379)
      元コメントとは趣旨が多少が異なりますが、読んで受けた印象を。

      バイオとかタンパク質とか言われると生ものっぽく感じて微生物に食べられちゃう(分解されちゃう)ような気がしますが、キレートと言われると安定な化合物という印象があります。

      プレスリリースにも
      >500℃程度の比較的低温の熱を加えることによりフェリチン内の金属化合物を金属に還元し、
      という見出し文があるとおり、生ものにしては熱安定性が非常によいですね。ここはやはり「高分子キレート」とするべきで、バイオとかタンパク質とか強調しない方が誤解を生まないのではないかと思いました。
      親コメント
  • by multiplex (33585) on 2008年03月26日 11時43分 (#1319387)
    切手大で思い出したけど、インフォマイカってどうなったんだろう?
    当時は(そこそこ)大容量だった10GBという容量も、今やなんのアドバンテージもなさそうだし。
    • たまにはNT [wikipedia.org]の事も思い出してあげてください。
      --
      凛々しく、あほらしく。
      親コメント
    • 量産向きである点と、読み取りの高速化の余地が多大である点について期待していました。

      マスクROMとかではない不揮発メモリはどうしても量産の際に"プログラミング"時間が取られますよね?
      円盤メディアは、量産向きですけど、構造上どうしてもランダムアクセス速度が向上しませんよね?

      チップサイズで10GBは、今でも第一線で配布メディアとして使える容量だと思いますけど、いかがですか?

      つーワケで、インフォマイカどこへいった!!!
      親コメント
    • by Anonymous Coward
      10GBくらいならSDHCとかで十分のような・・・(厚みはあるけど・・・それもminiSDHCやmicroSDHCでなんとかなる?)。
      #それだけなのでAC。
      • by Anonymous Coward
        想定コストが全然違いません?

        #それだけなのでAC
  • by Anonymous Coward on 2008年03月26日 16時44分 (#1319707)
    ・加工中にフェリチンが移動してしまう(中の金属部分がくっついてしまう)
    ・完全にフェリチンを綺麗に並べることはまだ無理(所々島状に空いてしまう)
    ・フォトリソの代替でフェリチンマスクを使うとしても、マスク形状(10nm以下)に見合うエッチング法がまだ無い

    等の問題があるので、研究ならいざ知らず、実用化にはまだまだ遠い…と思います

    (一応中の人なのでAC)
    • えーと…ものすごく大雑把にいうと、
      フェリチンのSAMを作って、熱処理を加えることにより、中の金属球をそこに固定することができたと。
      フェリチンは熱処理で変性するので最終品には残らないという理解でOKでしょうか?
      親コメント
  • by Anonymous Coward on 2008年03月26日 12時42分 (#1319441)
    無くなりそうですね。電子メールやメール便とか料金別納郵便なんかで
    めっきり切手を見なくなりました。
    次の世代に”切手サイズ”と言う時は、なんて言えばいいのやら・・・

    #無駄話なのでAC
  • by Anonymous Coward on 2008年03月26日 13時15分 (#1319480)
    「フリチンタンパク質」に空目した。んで、次元大介の「フリチンってぇのはてめぇか?」を思い出しただけ。

    下品なのでAC
    • by Anonymous Coward
      「フェ○チンタンパク質」です。お間違えないよう。

      #空目とは言え、「フリチン」に見えるだなんて……
      #ひょっとして、目にタンパク質が入ったから、なんて事はないですよね?
  • by Anonymous Coward on 2008年03月26日 15時59分 (#1319671)
    開封後は冷蔵庫に保存しなくてダイジョブ?
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私は悩みをリストアップし始めたが、そのあまりの長さにいやけがさし、何も考えないことにした。-- Robert C. Pike

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