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コーヒーの飲みすぎは体に悪くない 62
ストーリー by hylom
結局どっちなんだ 部門より
結局どっちなんだ 部門より
insiderman 曰く、
よく「コーヒーの飲みすぎは体に悪い、ガンになる」などと言われることがありますが、そんなことはなく、むしろコーヒーを飲むことで心臓病などのリスクが減るという調査結果が明らかになりました(Reutersの記事、論文要旨)。
スペインのUniversidad Autonoma de Madridの、Esther Lopez-Garcia氏らによる調査結果では、一日に最大6杯程度のコーヒーを飲む人たちの死亡率と同年代の一般的な死亡率を比較したところ、差は見られませんでした。また、コーヒー愛飲者は(特に女性)は、心臓疾病で死亡する割合が若干少ないという結果も得られています(実験では、女性については1980~2004年に渡り84214人、男性については1986~2004年に渡って41736人を調査対象としている)。そのほか、下記のような結果も得られているそうです。
- コーヒーの消費量とガンによる死亡には関連性がない
- 2~3杯のカフェイン入りコーヒーを飲むと回答した女性は、コーヒーを飲まない女性と比べて心臓疾患で死ぬリスクが25%低い
- カフェインを含まないコーヒーを飲むことは死亡リスクを全体的に多少下げる
一方、1月には、一日に2杯以上のコーヒーを飲む妊娠中の女性はカフェインを取らなかった女性とくらべ、倍流産するリスクがあるという研究が発表されています。いっぽうで、カフェイン入りのコーヒーを飲むことは女性にとって卵巣がんのリスクを減らすという研究もあるなど、コーヒーと健康の関連性についてはまだまだ未知の点が多そうです。
結局、カフェインなしのコーヒーを飲むのが最も良いということなんでしょうか?
悪影響ですから「~~すぎ」っていうんだろ (スコア:5, すばらしい洞察)
Re:悪影響ですから「~~すぎ」っていうんだろ (スコア:1)
Re:悪影響ですから「~~すぎ」っていうんだろ (スコア:1)
面白い答えが返ってくる、という噂を聞いたことがあります。
残念ながらその答えを思い出せません。
毎度のことながら (スコア:5, 参考になる)
それから、一月に発表された流産リスクとの関係についての文書も公開 [imaginet.ne.jp]してます(某所から原稿依頼を受けたと思ったら、実はそうではなくて宙に浮いてしまったのでWeb公開した)ので、よろしければそちらもどうぞ。
上の総説を書いた以降の、最近の動向としては…
「コーヒー1杯」の定義 (スコア:1, 興味深い)
コーヒーカップの大きさはいろいろだし、
コーヒーの豆や焙煎方法などによっても、
成分は大きく変わると思うんだけど、
どうなってるんですかね。
さすがに研究者の間では、
ちゃんとした定義か共通理解があると思うんですが、
どんな風になってるんですか?
Re:「コーヒー1杯」の定義 (スコア:4, 参考になる)
ここらへんは本当に難しいところなんだけど、疫学をベースにしていく限りは避けようがない問題だと思われます。例えば、カフェイン含量については、主に抽出方法(豆の使用量なども含む)によるばらつきが非常に大きく、カフェインレス処理をしていないものでも、一杯当たりの量で5倍くらいのばらつきがあったりします。「コーヒー」として同じように提供されてるものにもそれだけのばらつきがあり、ある人がある時に飲んだコーヒー一杯と、同じ人が別の時に飲んだコーヒー一杯とですら、成分の量は一定とは言えないというのが現状です。また疫学で調査する項目についても、あまり極端に細かく調査するのは不可能だったり、大きな意味があるとは考えられないために実験デザイン上、優先順位が低くなる、というところもあるでしょう。
が逆に言うと、そういう風に「丸めて」言っているものだから、いざ自分が飲むコーヒーについても「丸めて、ざっくりと考えれば、同じコーヒー一杯」というような判断はできるでしょう。ただまぁ、ここらへんは市場に出回っているコーヒーのトレンドに依存するところでもあるので、同じ時代、同じ地域での疫学調査の結果の方が、より「自分の飲んでるものに近い」とは言えるでしょうね。
Re:「コーヒー1杯」の定義 (スコア:4, 参考になる)
あ、ごめんなさい。これは「一杯あたりのカフェイン含量が100mg」という切り分け方です。
コーヒーの成分の中で注意が払われるのはカフェインくらいでして、これについては「カフェインレスか、そうでないか」は別集計にされるケースが増えています。それ以外の区分けというのはほとんど行われませんが、まれに「エスプレッソか、それ以外か」というのを調査しているのもあったかと記憶してます。
それ以外の成分としては、例えば血中コレステロールを一過性に上昇させる成分として一時期注目された、カフェストールやカーウェオールというジテルペン化合物があるのですが、これらは北欧式ボイルコーヒー(煮出して上澄みを飲む)には多く、ペーパードリップなどでは少ないことが報告されてます。そのため、たまにこれらの成分の影響についても論文中で触れられることはあるのですが、きっちり定量したものはほとんどなく、その影響についてはspeculationというか、考察に留まってることが多いです。
とりたてて影響なし (スコア:4, すばらしい洞察)
せっせとコーヒーを飲んだり、逆にコーヒーを飲むのを控えたりはしないよね。
#なんかみのもんたの顔が脳裏をよぎったけれど無視。
Re: (スコア:0)
なので"そのどっちかなんじゃね?"という事で私は全く気にしない事にしています。
確かに (スコア:3, 興味深い)
デスマーチの最中、通常の量では効かなくなってたモカを
服用量の数倍コーヒーで飲んでたらアルコール酩酊と似たような感じに
なった事がある
ああこれがカフェイン酩酊という奴かと感心した
そういやコーヒーで酔っぱらって凶暴になるのは
GooGooガンモだっけ?
Re:確かに (スコア:1)
しばらく飲んでみました。一日二杯くらいだったんですけれど、2週間くらいで動悸や妙な焦燥感が
出るようになり、飲むのをやめたらぱったり無くなりました。
体質的に合わないひとだと、ほんの数杯でも影響があるみたいです。
(でも、日本茶はいくらでも飲めるんだよなぁ。)
Re:確かに (スコア:1)
the.ACount
Re:確かに (スコア:1)
Re: (スコア:0)
吐き気はや動悸はデフォルト。
随意筋が痙攣しだしたあたりでやばいと思った。
そのあと薬を抜くのに苦労したっけ。
ほらこんなにコーヒーは健康にいいんだよ (スコア:3, 興味深い)
あくまでスペインでの話ですが。
ちなみに、もちっとマジレスモードになると、ニューエイジ系健康法としてはかなり有名なエドガー・ケイシーの食養生法によれば、コーヒー自体は紅茶より健康を害さない飲み物なんだそーです。
特に、ブラックコーヒーは。健康に良い順にならべると、ブラックコーヒー>砂糖入りコーヒー>>>ミルク入りコーヒー>>>>ミルク&砂糖コーヒーとなるそーな。
そーいえば、コーヒーで浣腸するのは健康に良いって云う話もありましたね。とりあえず、コーヒー浣腸についてのWIRED VISIONの記事 [wiredvision.jp]へのリンク貼っておきます。
自分は、ハーブティ&番茶派ですがなにか。
体に良い? (スコア:3, おもしろおかしい)
あれ? (スコア:2, すばらしい洞察)
>コーヒー愛飲者は(特に女性)は、心臓疾病で死亡する割合が若干少ないという結果
心臓疾患以外で死ぬ人は多いのでは?
------------
惑星ケイロンまであと何マイル?
で、 (スコア:2, すばらしい洞察)
Re: (スコア:0)
ミルクはカルシウム不足を補い、苛つき抑止にもなります。
ですが、この二つを摂取するデメリットとして、
ダイエット効果の抑止(あるいはメタボ促進)もあげられます。
さまざまな病気を併発する恐れがありますので、とりすぎには注意しましょう。
//低脂肪乳とか人口甘味料とかありますけど、まぁネタってことで。
//アレンジコーヒー大好き。
Re:で、 (スコア:1)
Re:で、 (スコア:1)
ソニーのファミコンみたいなもん?
Re:で、 (スコア:1)
Re: (スコア:0)
カルシウムと苛つきの因果関係無いのはわかっててのネタだと思うんだけど、一応指摘。
血中/細胞中のカルシウムバランスがちょっとでも狂ったら生命の危機なので、即座に骨から取り出して調節するんですよね。
なぜ苛つきとカルシウムが関連づけられるようになったのか、不思議。
Re:で、 (スコア:1, 参考になる)
神経のシナプスの発火と細胞中のカルシウムイオンの濃度が関係しているからじゃないかな?
血中のカルシウムイオン濃度が低いと無暗にシナプスが発火して、
イライラしているように見えるんだよ。(大嘘
どんなものだって (スコア:1)
なんでこの手の話は適度に。ってならないんですかねぇ。
薬と毒だって紙一重なんだから。同じようなもんでしょ。
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職場のコーヒーメーカー。最低5杯なんだけど、飲むのは私一人しかいないんだよなぁ・・・
この手の統計ってどうやって取るのでしょうか? (スコア:1)
その場合はにおいや味がわからないように麻酔をかけるのかな?
Re:この手の統計ってどうやって取るのでしょうか? (スコア:4, 興味深い)
というわけで、基本的にはもっと大規模な対象についてのcase-control study(症例対照研究:後ろ向き)か、コホート(前向き)を行う、というのが一般的です。大規模で長期間に亘る前向きコホートが出来るところは限られてますけど、それでもコーヒーに関してはそれなりに報告がある、というところです(最近はmeta-analysesやnested cohortなんかもあったりするくらいで)。なんせ、アルコール・タバコについで、疫学調査の報告が多い嗜好品/食品ですからね。
もちろん、介入試験ではないこれらの調査だと相関は見れても因果関係は見えないんですが、そこらへんは基礎研究の知見との「合わせ技」で、何とかモノを言おうとしている、といったところです。
成分では (スコア:1)
それが統計で確認されたってことかな。
the.ACount
釣り論文 (スコア:0)
まぁ、自分の名前を売り込むために作る論文だから話題になればいいんでしょうが。
そして世界は釣られる。
Re: (スコア:0)
だれも「みんなコーヒー飲もうぜ!」なんていってないし。
そもそも、すべてを網羅する論文なんてこの世にゃ存在せんよ。
こういう輩は研究者になれないし、そもそも失礼だよ。
統計をとってみても (スコア:0)
統計だけで結論付けられてる事象が特に、医学、薬学方面で沢山あると思うけれど、
後になってやっぱり違ったということばかり。
ってことに気づいている人はいるのかな?
Re:統計をとってみても (スコア:3, おもしろおかしい)
ここにおりました!w
統計的な関係は、どちらが原因で結果なのかまでは示していない
ということですね。先生。
ゴルフをする人と、所得に相関があるからといって、
ゴルフをしても所得が増えないのと同じですね。
Re:統計をとってみても (スコア:1, すばらしい洞察)
それでいいんじゃないでしょうか。
医学・薬学なんて、仮説が理論的に確固たるものとのコンセンサスが得られる
までに数十年以上の歳月がかかりますし、それでも後でひっくり返ることもありますし。
> 後になってやっぱり違ったということばかり。
後になって違ったというケースは、そうでないケースより多いのですか?
Re: (スコア:0)
飲みすぎれば害になるに決まってる (スコア:0)
Re:飲みすぎれば害になるに決まってる (スコア:4, おもしろおかしい)
Re: (スコア:0)
エスモカ (スコア:0)
Re:エスモカ (スコア:5, おもしろおかしい)
摂取状況(同時喫煙、ストレス)やコーヒーの質(缶コーヒー、インスタント、レギュラー)の違い (スコア:0)
アメリカなんかだとオフィス周りで「お茶」をあまり見かけず、
コーヒー、コーラ、カフェイン抜きコーヒー、オレンジジュース、ミネラルウォーターくらいの選択肢だったように思います。
コーヒーを飲まない人はお茶をよく飲んだりして他の影響がいろいろクロスしますよね。
この辺は統計疫学的に正当な方法でやられているんだと思いますが、
1)締め切りやストレスを抱えていらいらしながら
夜中にミルクと砂糖たっぷりのコーヒーを油っこい激甘ドーナツをほおばりながらがぶ飲みする場合や、
2)残業で夕飯が食べられず、買出しにもいけずしょうがなく空腹を自販機の缶コーヒーで紛らわせる場合や、
3)デスマ中に喫煙室で缶コーヒーがぶ飲みしながらタバコをたくさん吸う場合や、
4)テレビCMの原田知世嬢のように「暇だからコーヒーでも飲むか?」と念をいれて美味しいコーヒーを淹れて飲む場合とではそもそも同列に比べられないような気がします。
1)2)3)はまず身体に悪いような気がしますが、4)は身体によさそうな気がします。
Re:摂取状況(同時喫煙、ストレス)やコーヒーの質(缶コーヒー、インスタント、レギュラー)の違い (スコア:2, おもしろおかしい)
あのCMはインスタントコーヒーのものなので、「念をいれて美味しいコーヒーを淹れて飲む場合」とは対極に近いとおもいます。
だがそれよりも違和感があるべきなのは原田知世「嬢」のはずなのに、それを意識させない原田知世はすごいと思います。
リッターで飲むのは (スコア:0)
その日から大体リッターで飲むようになってしまってます。
webcamの黎明期に (スコア:0)
心臓疾患の人はカフェイン厳禁です (スコア:0)
心臓疾患の人はカフェインを控えているのでコーヒーを飲む人は心臓疾患では無い。
ティータイムできるゆとりのある人は心臓疾患になりにくい。
と言うことでしょうか?
人間は死すべき運命にあり 哀しいことに,コーヒーを何杯飲もうと飲むまいと (スコア:0)
Re:人間は死すべき運命にあり 哀しいことに,コーヒーを何杯飲もうと飲むまいと (スコア:1)
ここは自由の殿堂だ。床につばを吐こうが猫を海賊呼ばわりしようが自由だ。- A.バートラム・チャンドラー 銀河辺境シリーズより
"All Your Health Are Belong To Us!", coffee said. (スコア:4, おもしろおかしい)
/.Jでの記事タイトルが(ちょっとセンセーショナルに)「飲みすぎ」となっているだけで、元の研究ではもちろん「コーヒーの飲みすぎは健康に良い」なんてことは言っていないでしょう。(The Relationship of Coffee Consumption with Mortality)
… … … …
釣り記事タイトルといえば、本家記事。健康とは関係ないのですが、コーヒー繋がりで。
本家記事 All Your Coffee Are Belong To Us [slashdot.org]
…えーと、「おまえのコーヒーは全て、我々の支配下においた」らしいです。
# 記事タイトルで大笑い。(支配下にあるのは、コーヒーというかコーヒーメーカーなんだけど)
AYCABTU (スコア:0)
Re:高感度・低利益? (スコア:3, 興味深い)
多分ご存知だと思いますが、20-30年くらい前あたりから「コーヒーは有害である」という説が頻繁に出てくるようになりまして。この時期、さまざまなin vitro実験系や、動物実験系などを用いて天然物の有用性や有害性のスクリーニングが行われてたんですが、in vitroの変異原性試験とか、いくつかの動物実験(大量投与の場合が実は多かった)で、コーヒーやカフェインが引っかかった、という経緯があるんです。
さらに、この頃行われた疫学調査でも、例えば発がん性だとか、心疾患、高血圧、高脂血症ほかの心血管系疾患の発症リスクとの相関が見られる、ということが次々と報告された、と。いわゆる「コーヒー(カフェイン)有害説」というのは、こういう研究結果が一般にも一部漏れ聞こえたことによります。
#実はこの背景にモルモン教とか、一部の「自然至上主義者」とかも関わったことで、「一般」側の受け止め方が、より強固になっちゃったという側面もあるんだけど。
ところが、この頃の研究結果には、特に疫学調査のデザイン上問題があったものが多かったということが、後になって判明してきたもので、ここ10-20年くらいで再調査が進められてきました。その結果、これまで言われてたような「有害な」効果というのは、実は気にするほどのものではなかった、ということが明らかになってきてるわけです。
コーヒーの場合、こういう経緯が他の調査対象とは異なってるところでして……アルコールやタバコのように調べてみたらやっぱり(いわゆる)「有害なもの」だったらしい、というものがある一方、他のほとんどの嗜好品や食品は、そもそも疫学調査の対象にすらなってこなかった(あるのはせいぜい肉食/菜食の違いくらい)のです。
コーヒーの飲用と心疾患リスクとの関連についても、まさにこのような流れの過程にありまして。動物実験の結果だと、カフェインによる血圧上昇や心拍増加、血中コレステロール上昇(これは後に一過性のものと判明)などが明らかになり、その後、コーヒー飲用とヒトの心疾患による死亡率に相関が見られるという報告がなされたりしました。しかしその後、20年くらい前から、それに反するような疫学調査の結果も上がってくるようになり、どっちが正しいか判らないような状況になってきてます。そしてここ10年くらいは、むしろ相関がない、という方が優勢になってきてます。
今回の、心疾患リスクと死亡率についても、これは実はロイターが取り上げてるような「リスクが下がる」ってのが主眼じゃないんです。有意差は付いてるけど、オッズ比ではせいぜい0.8になった程度なので、こんなもんで「有用」と言えるわけがない。そうではなくて、大事なのは「大量飲用者でもリスクが上がらなかった」ということ。これがこの論文で大事なところ。
実を言うと、心疾患との関連については去年、メタアナリシスの論文が出てまして、興味深い結論が得られてます。
あとまぁ、いわゆる「コーヒーが健康にいい」と言われるような疫学調査の結果ってのも、実はまるっきり医学的に無駄かと言うと、そうとばかりも言えなかったりします。最近のトピックに、コーヒー飲用(ただし大量)が二型糖尿病の発症リスクの低下と相関があるというのがありますが。二型糖尿病に関してはこれまで「生活習慣をこう変えれば」とか「○○を慎めば」リスクが低下する、ということしか言われてなくて、逆に「○○を摂ることでリスクが下がる」ときちんと再現よく言えるファクターは、コーヒーが最初なんです。だからこそ、その活性本体やメカニズムを明らかにしようという研究がさかんに行われてます。うまくいけば、二型糖尿病の予防や、進行を止める薬の開発にもつながる可能性があるので。もちろん「糖尿病の予防のためにコーヒーをがばがば飲め」と言うのは短絡的だし、間違ってますが。でもまぁ、こういう疫学調査の結果がシードとして、他の医学上有用な方面への応用にもつながるという点にも、こういった疫学調査研究の意義が存在するということです。
Re:高感度・低利益? (スコア:1)
>本当に役に立つ事実って、プロットするだけで判明するじゃないですか。
>時にはプロットすらしなくても、「レナードの朝」一例だけでl-dopaの効能に
>説得力があったわけです。
そのぐらいのレベルをもとめるなら,大規模な調査をしないと分からないようなものは
全て不十分で,そんな調査は無駄だと言われそうです。
#調べないと分からない程度のものは無駄で,
#調べなくても分かる程度のものは調べる必要が無い?
>ほかに、調べてなくて悪いモノが多数ありそうな…それこそ小麦粉とかは?
小麦粉の害が「一般人がうすうす気がつくレベル」以上なのか分かりませんが,
僕はうすうす気がついていません。この理屈でいくと,調べる必要ないんじゃないですか?