パスワードを忘れた? アカウント作成
28749 story
火星

火星の地形、北半球は平らで南半球はでこぼこなのはなぜ? 34

ストーリー by hylom
ドラゴンボールが思い浮かびました 部門より

insiderman 曰く、

火星にはクレーターが多いというのは知られているが、火星の北半球はほとんど平らなのに対して、南半球は激しい谷山が多い、というのはあまり知られていないのではないだろうか。実際、火星の地形図を見ると北半球の海抜はおおむね-4~-2km程度でほぼ平らなのに対して、南半球は-2~4km程度と、南半球のほうが山が多いうえ、クレーターも多い(火星の地形図)。

この地形差は、小惑星や隕石の衝突によって作られたのではないか、というリポートが、ネイチャー誌に掲載されている(ロイターの記事)。

レポートによると、衝突は火星の半分を吹き飛ばすほど巨大なものだったが、すべてを溶かしてしまうには足りなかったため、それにより火星の北半球だけが平らになった、とのことだ。火星の磁場は地球と大きく違うということが分かっているが、これもこの衝突によって説明できるとのこと。

小惑星の衝突により星の半分が吹き飛ぶ姿はまったく想像できないが、宇宙のすごさを感じさせる話ではないだろうか。

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • 海抜? (スコア:2, 興味深い)

    by Anonymous Coward on 2008年06月27日 15時26分 (#1371986)
    火星に海はないですよね。

    wikipediaによると、
    >高度 0 は温度 273.16K での大気圧が 610.5Paとなる面として定義されている。
    らしいですが。

    • 一応 (スコア:3, 興味深い)

      by SANITY (27416) on 2008年06月27日 15時52分 (#1372027) 日記
      「海」と定義されるものはあるみたい [spaceinfo.jaxa.jp]です。

      リンク先より

      火星を観察すると、うすいだいだい色の「砂漠」、かっ色で明るい「海」、北極や南極にあたる白いドライアイスの氷「極冠(きょくかん)」が目立ちます。また、細い谷のような「峡谷」と呼ばれる部分が見られます。「砂漠」は平らな部分、「海」はでこぼこな斜面、「峡谷」は河川によって浸食されたあとのようにみえます。
      親コメント
  • by Anonymous Coward on 2008年06月27日 15時30分 (#1371990)
    あと、火星の北と南ってどうやってきめてるの?やっぱり磁石?
    • by shiba (273) on 2008年06月27日 15時45分 (#1372014) ホームページ
      たぶん極の上空から見下ろして,左回転している方が北で,右回転している方が南.

      # 太陽系内の惑星は,すべてこれで定義してあると聞いたような...
      親コメント
    • by Anonymous Coward on 2008年06月27日 16時45分 (#1372103)
      (・π・)
      まず地図を持て!水平にだ、いいか地面に水平だぞ!
                Sir Yes Sir!
                (・・)(・・)

      (-π-)←地図ガン見
      そしたら上を見ろ、上にあるのが北だ!
                Sir Yes Sir!
                (゚ ゚ )(゚ ゚ )

      (-π-)←地図ガン見
      次は下だ、下が南だ いいな下が南だぞ!
                Sir Yes Sir!
                (。。)(。。)

      (・π・)
      よォーしクズども!スカスカの脳に詰め込んだか!OKか!全てOKか!
                Sir Yes Sir!
                (・・)(・・)

      π・)三
      んじゃ出発!
                Sir Yes Sir!
             (。。)三
                      三( ゚ ゚)

      親コメント
      • by Anonymous Coward
        地面に水平の時点でお盆を持つように持つのを想像してしまった。
    • 東と西の間に決まってるじゃないですか。
      親コメント
    • 北極星の方向じゃないの?
      親コメント
    • まず自転軸がどこにあるか調べれば北極と南極の位置は決まる。
      そのどっちを「北極」にするかは地球に合わせる。

      太陽を回る同じ円盤から生まれたため、惑星の自転軸の向きはだいたい同じなのでこれで問題ありません。天王星という例外もあるけど。
      だから太陽系以外の惑星だと、どっちを北にするかはそのつど任意に決めることになるんでしょうね。
      --
      うじゃうじゃ
      • by Phork (15003) on 2008年06月28日 18時44分 (#1372800)
        回転の接線方向が東、じゃだめなんですかね
        親コメント
        • 太陽は逆だぞ。
          いや、東西の定義が地球と逆なだけで、回転は同じだけどね。
          (これを聞いた時は、ウソ!と思った・・・実は今でも半信半疑)
          --
          the.ACount
          • by Anonymous Coward
            釣りかもしれないがマジレス

            >太陽は逆だぞ。
            それは太陽自体の東西ではなく、地球上の(観測者にとっての)東西を便宜的に使っているからです。
            #投影法だからという説もありますが、像が倒立しても鏡像にはなりません。(逆様にスケッチすればOK)
            #直接観測でも一緒ですが、危険なので太陽を通常の望遠鏡で見ないでください。参考 [biglobe.ne.jp]

      • by Anonymous Coward on 2008年06月27日 17時51分 (#1372182)
        たまには金星のことも思い出してあげてください・・・

        金星 [wikipedia.org]
        >赤道傾斜角 177.36 度
        親コメント
  • by Anonymous Coward on 2008年06月27日 15時39分 (#1372002)
    たまたまです。

    # ちたまAC
  • 火星の地形図を見ると、大きな窪地の反対側は山になっているように見えます。

    そういや地球でも、ユカタン半島の裏にデカン高原があったんだっけな。大きな隕石が衝突すると、真裏に破片が集中して降って地殻変動が起きるそうで。
    • by Anonymous Coward on 2008年06月28日 9時32分 (#1372622)
      > ユカタン半島の裏にデカン高原があった
      現在の地理で寝言を言われてもね。
      6,500万年前に恐竜絶滅したといわれる隕石衝突の話なら、大陸移動の要素も考慮に入れる必要があるんだが。
      親コメント
      • by Tellur52 (36331) on 2008年07月01日 20時19分 (#1374419) 日記
        #1372622 [srad.jp]の釣りコメントにシュールなモデレーションが付いてるので、簡単にフォローしておく。地球儀を見れば分かるが、現在の地球では、ユカタン半島の真裏にデカン高原は存在しないのである。

        朝に寝言を書いたAC氏には勝手に「世界で一番お星様で賞」、小賢しい釣りにうっかりプラス評価をしてしまったモデレータには、適当に「健全なる懐疑を育みま賞」を差し上げよう。

        問題は6500万年前の地理であるが、白亜紀に大陸は激しい移動をしたと考えられる。「プレート・テクトニクスとは [hiroshima-u.ac.jp]」の海洋底の年代に関する図表を見ると、白亜紀に広大な海洋底が生成していることが分かる。で、K-T境界の時の大陸の位置関係に関するインターネット上の情報は未だ探し出せていない。(汗)
        親コメント
  • by Anonymous Coward on 2008年06月27日 15時44分 (#1372009)
    月の表(地球側)と裏の地形の差とか…
    地球の北半球と南半球の地形の差とか…

    均一なのが正常な本来の姿で、不均一なのは特別の事情がある、というのは正しいのだろうか?
    偶然生まれたわずかな差が積もり積もって大きくなる、ということはないのだろうか?
    • Re:んー (スコア:1, 興味深い)

      by Anonymous Coward on 2008年06月27日 15時48分 (#1372018)
      >偶然生まれたわずかな差が積もり積もって大きくなる

      差を拡大するプロセスがあるならそれでもOK。
      無い(もしくは不十分な)場合は、当初想定される偶然による差以上に
      有意なずれがあるなら他の要因を考えた方が良い。
      親コメント
      • Re:んー (スコア:1, 興味深い)

        by Anonymous Coward on 2008年06月27日 18時51分 (#1372242)
        そう、月に裏と表で別の顔がある(何か別の意味みたいだな)のは、
        月の表がつねに地球の方向を向いているという特殊事情によると考えるのが普通。

        #よって、地球-月系に落ちてくる隕石のうち、月に落下するものは
        #月の裏に落ちる確率が相対的に高くなる。

        ところで、似たような衝突プロセスで地球から月という
        地球型惑星にしては身分不相応な大きな衛星が生まれたというのが定説になっていたと思うのですが、
        火星には目立った衛星ないですよね?吹き飛ばされた分はどこに行ったことになってるのでしょうか?>論文
        親コメント
        • by Anonymous Coward
          あれ?地球にぶつかったんでは・・・
          #最後は太陽でっか?(実は水星w
      • by Anonymous Coward
        >当初想定される偶然による差

        そんな想定できるの?
        例えば川の蛇行だってある程度成長するまでは予想なんてできないでしょ
        そんなものでも大きな三日月湖にまで発展する
  • by Anonymous Coward on 2008年06月27日 15時46分 (#1372015)
    月だって、表と裏では全く様相が違うように、火星のこの表面ができた時と月の表面が出来上がったのは同時だったんじゃない?後に、自転軸が狂ってしまったとか。
    仮説として、5万年前と言ってみますけど。月から宇宙人が発掘されるまであと何秒?
  • ぱっとみそこには隕石が落ちなかったというより海があったように見えるんだけど
    侵食のあとっぽい所とか、そもそも標高低いとか
  • by Anonymous Coward on 2008年06月27日 18時19分 (#1372209)
    大昔のはげしい戦争の痕じゃ。火星が木星の衛星だったころry
typodupeerror

アレゲはアレゲを呼ぶ -- ある傍観者

読み込み中...