「オデッセイア」の皆既日食は現実に起きた出来事だった? 16
ストーリー by hylom
シュリーマンの再来? 部門より
シュリーマンの再来? 部門より
ギリシアの古典叙事詩「オデッセイア」には、皆既日食のシーンがありますが、その皆既日食は実際に起きた出来事であった可能性がある、という研究結果が報告されました。
parsleyの日記&タレこみによると、
「オデュッセイア」の日食の描写は歴史的事実の可能性、研究報告との報に接した。この記事によると、
とのことだ。ホメロスの叙事詩オデッセイアに現れるトロイア陥落の日付を割り出す可能性があるという天文学の研究成果が、米科学アカデミー紀要(Proceedings of the National Academy of Sciences、PNAS)に発表された。
PNASのIs an eclipse described in the Odyssey?によると、オデッセイアには次のような記述があるそうだ。この条件の下、トロイア陥落の前後を調べた結果、紀元前1178年4月16日だけだということがわかったそうである。
- オデッセイウスが帰国した日に日食が起きた
- トロイアでの虐殺の6日前、金星が空高く明るく輝いていた
- その29日前、プレアデス星団と牛飼座がともに夕暮れ時に見えなかった
- 33日前、夜明けに水星が西方の高い位置にあった
しかし、大部分は推測によるので、本当のところはわからないという謎な報告である。
謎な報告? (スコア:5, 興味深い)
「謎な報告」って、なんでそんな感想を持つのだろう?
真っ当な学者たるもの、100%確かではない仮説を積み上げた結論を元記事のよ
うに「推測によるところが大きく結論も仮定的だ」と述べるのは当たり前だ。
(それでなくても、メディアはセンセーショナルな方向に学者の言を歪めるこ
とが多いからね)
で、いくら100%確かではない仮説を積み上げたからといって、それぞれの仮説
は他者が妥当性を検証可能であって、今回の結論自身も十分妥当性を検証可能
だ。(妥当性が何%かと見積もるのは検証者によって異なるが)であるからに
は、私には真っ当な報告に見える。
Re: (スコア:0)
そういう人には「明確な結論が出ていない=うさんくさい」と考える人が多いのではないかと推測します。
トロイア戦争自体の信憑性 (スコア:2, すばらしい洞察)
日本で例えるなら (スコア:2, 興味深い)
個人的には参照記事の最後の「トロイア陥落の日を特定できる可能性もあるという」の方が気になるな。
オデュッセウスが彷徨った年月から逆算して、金星とすばると水星の位置から調べるのだろうか?
あっちの島では魔女カリュプソと7年暮らして子供を3人設けて、こっちの島では別の魔女キルケと暮らして2人、そっちの島では王女ナウシカと懇ろに・・・
10年じゃきかないな~
その間家では奥さんが求婚者に肘鉄食らわせて待ち続ける。息子も立派に成人。
よく考えたらオデュッセウスの旅は究極の帰宅拒否(能動的な)ですな。
穏当な発表ですね (スコア:1)
そういうのを期待したのは私だけ?
最近ムー読んでないからネタが思いつかないや。
Re:穏当な発表ですね (スコア:2, おもしろおかしい)
心配要りません。定期的に同じねたを掘り返しているだけですから。
Re:穏当な発表ですね (スコア:2, おもしろおかしい)
Re:穏当な発表ですね (スコア:1)
おや、休憩時間に来客d
Re:穏当な発表ですね (スコア:1)
言い出したらきりがないけれど (スコア:0, すばらしい洞察)
盲目なのだとしたら、どうやって日食が起きていたことを知った?
(異様に暗いから、周りに聞いたとか?)
・太陽が消えた日に国が陥落とかカッコよくね?とか思って
その辺は適当に日付をずらしちゃった。
//吟遊詩人って、見栄えいいように改変してしまう印象があるのよな。
//半分ネタなのでACで。
Re:言い出したらきりがないけれど (スコア:2, 参考になる)
日食がホメーロスの創作・脚色でないとしたら、伝聞・伝承で知ったのでしょうね。
Re:言い出したらきりがないけれど (スコア:1, 興味深い)
Re: (スコア:0)
ということです。
# 意味がわからない人は文の後半でぐぐってみてね
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)