パスワードを忘れた? アカウント作成
44376 story
宇宙

ロシア、2009年は活発に衛星を打ち上げる予定 14

ストーリー by hylom
月3回以上! 部門より

soltiox 曰く

ノーボスチ通信の報道によりますと、ロシアは2009年に、39回の衛星発射を予定しており、もし、予定通りに打ち上げが実施されると、過去最多の年間発射回数となるようです。そのうち、半数は商業・民生目的であり、ISSへの4回の有人ミッションと6回の補給宇宙船の打ち上げも予定されているそうです(エルエルの記事)。

でも、以前はソユース残機2機でピンチ!とか、言ってなかったっけ?
疑問に思ってエネルギアのサイトを見てみると、別にそーゆーネタで盛り上がってもないっぽい。あれっ?

もしかしたら、ロシアは手間ヒマ金のかかる有人ミッションを縮小して、衛星打ち上げで稼いでいこうという、思惑があるんじゃないでしょうか?

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • by Anonymous Coward on 2009年01月06日 9時36分 (#1486017)
    ノーボスチ通信というAP通信並みに酷い訳だ。Russian Information Agencyがなんて通信になっちゃうの?
    • > Russian Information Agency

      書き込みを見て一瞬、公的機関かと思ったけど、リンク先見たら Russian News & Information Agency じゃん。ご丁寧に日本語ページ [jp.rian.ru]まで用意してあって「ロシア通信社・ノーボスチ」とあるよ。酷いのは誰だい?

      #オレが変なサイトに誘導されてないという前提で。
      親コメント
    • RIAノーボスチ (スコア:2, 参考になる)

      by Anonymous Coward on 2009年01月07日 1時20分 (#1486536)
      ソビエト時代から日本語訳がそうなってるんです。しょうがない。
      ちなみにITAR-TASS通信社との違いは、TASSがソビエト、ロシアサイドの
      情報発信・宣伝を担当する通信社的役割ですが、Novostiは現在でも国外向け
      大本営発表とインテリジェンスを中心にした純然たる情報機関そのものです。
      日本でいうと、んーラヂオプレス+内閣官房みたいなところですね。
      ソビエト時代、西側のマスメディア・記者に付くガイドはここの人たちでした。

      ここが配信する記事の選択、内容や言い回し=ソビエトやロシア政府の
      公式見解と同等と考えていいでしょう。
      TASSや新華社と違い、宣伝や世論を誘導する、というよりは、外国政府、西側メディア
      に対するソビエト/ロシア政府の見解の表明を行うための機関なので、
      ここの記事が無評論で直接配信されることはまずないです。
      むしろ、各国情報機関やロシア担当記者の分析対象ですね。
      まぁ、壁の向う側だった時代はレーニン廟のひな壇に並んでる順番で
      権力順位を推定していた時代もあったわけですし。

      そこんところを踏まえて記事をよく読みほどいていくとロシア政府の真意めいたものが
      わかった気になれます。
      親コメント
  • by Anonymous Coward on 2009年01月06日 15時47分 (#1486259)
    日本語で読めるリストないかなあと思って探したんだけど
    宇宙切手マニアの人の作ってたリスト [home.ne.jp]くらいしかなかった。
    番号が飛んでるのは秘密裏に打ち上げてるのがあるから?

    #全部網羅してるページってないもんか。
    • Re:リスト (スコア:1, 参考になる)

      by Anonymous Coward on 2009年01月06日 16時22分 (#1486279)
      こんなのがありますよ
      http://en.wikipedia.org/wiki/2009_in_spaceflight [wikipedia.org]
      親コメント
    • by Anonymous Coward
      >番号が飛んでるのは

      どの部分かわからんけど、打ち上げとかが明らかとなっているにもかかわらず
      そのリストから落ちているものがあるから、単に載せ忘れかもよ?
    • by Anonymous Coward
      そのリストを見ると、ソ連時代のピーク時には年間100機くらい打ち上げていますよね。
      39機で過去最多というのはロシアになってからの話?
  • by Anonymous Coward on 2009年01月06日 16時44分 (#1486291)
    3個縦に並べて落とすんですよね。

    #見なかったことにしよう
  • by Anonymous Coward on 2009年01月06日 16時51分 (#1486293)

    このコメントはロシア宇宙局の中の人の発言。つまり、ロシアの宇宙政策の方針として39回の打ち上げを行うという話。まぁ、結果としてエネルギヤ社が官需によって潤ったりすることはあるんだろうけど、結局ロシアの中で金が回ってるだけなので、「有人宇宙飛行ではなく衛星打ち上げで稼ぐ」という表現には多少違和感がある。

    とはいえ、このご時勢に20億払って宇宙へ行こうという人が次から次へ現れるとも思えないんで、大勢としては間違ってない気がするけど。

    ちなみに39回の打ち上げの中にはGLONASS [wikipedia.org]の打ち上げも含まれる。現状GLONASSは16機が運用中(これでは全世界をカバーできない)だけど、今年中に6機追加して、2011年までに30機体制にすると発言したみたい。いろんな意味でやる気満々だね。

    # ガリレオ [wikipedia.org]はどうなったんだ?
    #(準天頂衛星 [wikipedia.org]は忘れることにしている)

    • >「有人宇宙飛行ではなく衛星打ち上げで稼ぐ」という表現には多少違和感がある
      ということですが,違和感を感じて正しいはずです.

      なぜなら,タレコミ元の記事 [en.rian.ru]第5段落に

      "... we are preparing to launch in 2009 four manned space missions instead of two, ..." Russia's space chief said.
      「...我々は,有人宇宙飛行を(2008年は2つだったが)2009年には4つ始める準備をしている...」とロシア連邦宇宙局長官は話した.
      とあるからです.すなわち,ロシアの有人宇宙飛行は拡大しようとしているのです.

      ですから,タレコミ人による

      もしかしたら、ロシアは手間ヒマ金のかかる有人ミッションを縮小して、衛星打ち上げで稼いでいこうという、思惑があるんじゃないでしょうか?
      という考察は,あなたの言う通り正しくない(というかむしろ逆だ)と思います.
      親コメント
      • 公式発表的には数は増えますが、じゃあ去年のエネルギアの
        「ビンボやさかいソユースが2コしか残ってないねん」
        という涙目発表は何だったんだろう?
        という疑問が残るワケでして。

        「あの発表があったから、ロシア政府は宇宙開発の
        テコ入れをはかったんだよ!」「ええーっ!(ry
        という筋も、あるっちゃあ、ありえます。
        (去年の私は、正にそういった意味合いの発表じゃないのか
        と邪推していました)

        でも、ロケットって結構値段が張る物ですから、
        「じゃあ来年はロケット40本ほどこさえて、飛ばしてみようか。
        ソユースもプログレス込みで、10個ばかり打ち上げてみようぜ」
        みたいな決定が半年ばかりで為されるというのも、怪しく感じます。

        そんなこんなを、つらつら考えてみると、
        ソユース4発&輸送便6発というのは、実は口三味線じゃないのかなぁ、
        って妄想が湧き上がってきて、タレコミの文言に、結実したのです。
        親コメント
  • by Anonymous Coward on 2009年01月06日 20時27分 (#1486389)
    言葉尻で申し訳ないんだけど、このニュースは39回のロケット打ち上げを行う、ということだよね?
    例えばソユーズは往還船だから衛星じゃないし、また1回のロケット打ち上げで軌道に投入される人工衛星はおそらく複数個だろうし。
    • by Anonymous Coward
      正式名称じゃないけど、ロケットを主に打ち上げる宇宙船に合わせて「ソユーズロケット」「ヴォストークロケット」と呼ぶ習慣があるから混乱してるんじゃないか?
      11A511と言われてもピンとこないだろ。
      「ソユーズロケット」はスプートニクを打ち上げたロケットと基本設計は全く変わっていないからもはや伝統工芸の世界。
      打ち上げるものが何であれ、基本的に大陸間弾道弾と同じものなので政府としても技術を失うわけにはいかないから少々の無理をしてでも打ち上げるんじゃないか?
typodupeerror

アレゲは一日にしてならず -- アレゲ研究家

読み込み中...