
窒化ガリウムによる赤色 LED の作成に成功 32
ストーリー by reo
小型化は日本のお家芸か 部門より
小型化は日本のお家芸か 部門より
fuku0185 曰く、
大阪大学の藤原研究室の研究チームが窒化ガリウムを用いた赤色 LED の作成に成功した (DOI: 10.1143/APEX.2.071004、日刊工業新聞の記事、YOMIURI ONLINE の記事、共同通信の記事より) 。
p 型の窒化ガリウムと n 型の窒化ガリウムの層の間に、ユーロピウムの層を挟むことにより室温での赤色発光を実現した。光の三原色のうち、青と緑の LED は窒化ガリウムでの製造が実用化されていたが、今回の成功により三原色を同じ半導体基板上にまとめることができ、素子を小型化して画素数を高めることが可能になるという。
GaNネタ流行ってるのか? (スコア:2, 参考になる)
「ユーロピウムの層」ではなくて「GaNにEuを添加した層」ですね。
Euって (スコア:2)
2価のと3価のとがあって、それぞれ色が違ったような。
識者のフォロー希望。
これで (スコア:1)
値段が安ければ欲しいかも
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惑星ケイロンまであと何マイル?
何ができるようになるんだろう? (スコア:1)
この技術が実用化されたら、どんなことができるようになるんだろう?
リンク先の記事を一通り見てみたけど、有機ELみたいな他の既存技術に比べてどんな技術的特徴(優位性)があるのかとか、製品への応用に関する情報も見た感じないし、どう利用されるのかが素人にはさっぱりわからない。
教えてえろいひと。
しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
Re:何ができるようになるんだろう? (スコア:2, すばらしい洞察)
>藤原教授は「3色を同じ基板上に乗せられれば、現在のLEDより画素面積が1000分の1程度になり、小型で超高画質な画面が実現できる」と話す。
って説明されてるよ。現在LEDが利用されているカラー表示機って、駅の案内板やパチンコ屋のディスプレイみたいな、大型のものしかないけれども、これの面積が1000分の1程度になったら....。と想像してみてくださいませ。有機ELに対する優位性としては大型化に有利とか(マテ)
Re: (スコア:0)
デメリットとしては大きい物を作るのが難しい点でしょうか。
半導体プロセスで製造するので、まずは小さくて高密度なものから
http://srad.jp/science/comments.pl?sid=457070&cid=1598064 [srad.jp]
Re:何ができるようになるんだろう? (スコア:1, 興味深い)
>今回の成功により三原色を同じ半導体基板上にまとめることができ、素子を小型化して画素数を高めることが可能になるという。
LEDには青色使って、蛍光材でほかを出せばできるとおもいます
また、Euを添加した活性層でInGaNのような高効率発光ができるかどうかは、活性層中に
量子ドットがうまく形形成できるかにあると考えられるがどうなんだろう?
Re:何ができるようになるんだろう? (スコア:1)
> LEDには青色使って、蛍光材でほかを出せばできるとおもいます
それだと、色を変えられないのではないでしょうか?
Re:何ができるようになるんだろう? (スコア:1)
青色LEDを3個使えば3色出る、といいたいのでしょう。
# 漏れ光で全体的に青いテレビの出来上がりでしょうけど。
# あと、蛍光材は「減る」よ?
Re:何ができるようになるんだろう? (スコア:1, 興味深い)
>それだと、色を変えられないのではないでしょうか?
全画素が青色LED使って、青色以外を出したい画素の部分には蛍光剤蒸着しておけばOK。
#光源の段階で色を作り分けるか、蛍光フィルター部で色を作り分けるかの違いだけ。
まあ発光効率の問題があるからその辺考えんといかんけど。
Re:何ができるようになるんだろう? (スコア:1)
Re: (スコア:0)
4畳半の一人暮らしでもフルHDの液晶テレビ(14インチ)が買える。
Re:何ができるようになるんだろう? (スコア:1)
ちょっと違う.
4畳半の一人暮らしでもフルHDの液晶テレビ(1.4インチ)が買える。
Re:何ができるようになるんだろう? (スコア:1)
14インチだって意味なさそうなのに、1.4インチのフルHDテレビって肉眼で識別可能なのかな?
the.ACount
Re: (スコア:0)
Re:何ができるようになるんだろう? (スコア:2, 参考になる)
いやいや、LEDを小型ディスプレイの画素にできる可能性が出てきたという話ですよ。読売の記事から借用:
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
マジレスというより、トボケたツッコミみだと思うw
#ELももDLPも「だから液晶の一種でしょ!」とか言うのが一般人…液晶使ってないのに
Re: (スコア:0)
Re:何ができるようになるんだろう? (スコア:1)
あー…8mm弱 [strawberry-linux.com]くらい? (マテ
# 先生のおっしゃるのは「同じ基板上に作れるので間隔を狭くできる」ということなんじゃなかろか
Re: (スコア:0)
でもバックライトのエリア駆動 [impress.co.jp]を細かくできたら画質には寄与しそう。
Re: (スコア:0)
自己発光するDLPみたいなものが比較的安価に作れるようになります。
おなじ自己発光型である有機ELと比較すると、
長寿命、高輝度、高密度・高精細、低電圧駆動・低消費電力
というメリットが考えられます。
もちろんこれらはトレードオフの関係にあるので、
すべてにおいてズバ抜けて優れた物は難しいでしょう。
例えば高輝度を優先すれば消費電力が増え寿命は減ります。
デメリットとしては大きい物を作るのが難しい点でしょうか。
半導体プロセスで製造するので、まずは小さくて高密度なものから、
ということになると思います。
Re: (スコア:0)
(別に服でもレインコートでも多脚戦車でもいいけど、全裸の方がえろいので)
小型化というかLEDが日本のお家芸 (スコア:0)
Re:小型化というかLEDが日本のお家芸 (スコア:5, 参考になる)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B5%A4%E5%B4%8E%E5%8B%87 [wikipedia.org]
世界初の高輝度青色発光ダイオード(青色LED)を実現したことで有名である。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%99%BA%E5%85%89%E3%83%80%E3%82%A4%E3%8... [wikipedia.org]
窒化ガリウムを用いた高輝度の青色LED開発に関しては日亜化学工業の中村修二が有名であるが、基礎技術の大部分(単結晶窒化ガリウム(GaN)やp型結晶、n型結晶の作製技術やpn接合のGaN LED)は赤崎勇(名古屋大学→現・名城大学教授)、天野浩(名城大学教授)等により実現されている。また発光層に用いられているInGaNはNTTの松岡隆志(現・東北大学教授)などによって実現されており、それらの技術を使って製品化したのが日亜化学工業になる。
http://techon.nikkeibp.co.jp/NEWS/nakamura/mono200406_1.html [nikkeibp.co.jp]
後に中村氏は,妹尾氏や岩佐氏が実現もしくは発見したp型化現象を,理論を後付けした上で誰にも知らせずに,妹尾氏や岩佐氏と連名の論文として発表する。筆頭者(ファーストオーサー)は中村氏だった。
Re: (スコア:0)
中村センセの方法で生産してるメーカってあるんだっけ?
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
いや、地球人のお家芸でしょう。
いや、男性のお家芸でしょう。
Re: (スコア:0)
>青:中村修二
いや、そこは赤崎先生だろ……
Re: (スコア:0)
「中の国なのでAC」ですねわかります