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宇宙

宇宙は考えられていたよりも、ほんの少しだけ「熱的死」に近い? 27

ストーリー by reo
つまりその…なんだって? 部門より

ある Anonymous Coward 曰く、

観測可能な宇宙のエントロピーは従来考えられてきたより 100 倍高い状態であるという研究が発表されたそうだ (論文要旨ScienceNews の記事本家 /. 記事より)。

オーストラリアの宇宙学者らの研究によると、エントロピーを増大させているとされる超大質量ブラックホールは従来計算されていたよりエントロピーが 100 倍高いとのこと。超大質量ブラックホールは宇宙のエントロピーを最も増大させている要因であるとされるため、観測可能な宇宙全体のエントロピーも従来考えられていたよりもおよそ 100 倍高いとこの研究は主張している。

この研究が正しいとすれば、宇宙は従来考えられていたよりも「熱的死」状態にほんの少しだけ近づいた状態であり、最大エントロピー 10122 に対し、現在は従来考えられていた 10102 ではなく、10104 であるとのことだ。

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  • by prankster (12979) on 2009年10月13日 10時06分 (#1652850)
    で、余命はあとどのくらいなんでしょうか。太陽が死んでも十分余裕があるのなら我々にとっても子孫にとっても影響はないような。

    それから気になるのは宇宙が収縮サイクルに入るに十分な質量を持ってるかどうか。収縮サイクル⇒再膨張と行ってくれれば、現世だけでなく来世もあるということでいくらか気が休まります。

    #ま、どっちにしても遥か遠い将来のことだから関係ないか。
    • by Anonymous Coward on 2009年10月13日 10時40分 (#1652868)

      > で、余命はあとどのくらいなんでしょうか。

      もし、宇宙のエントロピーがゼロから一定のペースで増加し、
      最大値に達したところで死を迎えると仮定すると、
      現在、宇宙は全寿命の1018(100京)分の1 (=10104 / 10122) を
      過ごしたところということになります。現在の宇宙の年齢は
      ざっと1010(100億)歳だから、あと100億年×100京=1穣年
      くらいということかと。

      仮定が正しいかどうかは分からないけど。

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      • 「宇宙のエントロピーがゼロから一定のペースで増加」という仮定は間違っているかと。
        宇宙の始まりにあったとされるインフレーション期のエントロピー増加の激しさなんて、現在の増加ペースとは桁違いに大きかっただろうし。
        大まかに言って、コップに熱湯を注いだときのエントロピー増加のように、宇宙のエントロピーも最初の方が変化が激しく、さめてくるほど増加が穏やかになるんだと思います。
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        • Re:知りたいこと (スコア:2, 参考になる)

          by stat (28781) <reversethis-{ten.eht2a} {ta} {18782}> on 2009年10月13日 14時09分 (#1653013) 日記
          先のコメントで、宇宙初期のインフレーション期にエントロピーが激しく増大した、と書きましたが、逆にインフレーション期にはエントロピーが減少したという説もあります。
          最初期の宇宙は均一であったが、インフレーション期に宇宙に鳴り響いた音によって密度にムラができてエントロピーが小さくなった、というものです。参考リンク [nikkei-science.com]
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          • by Anonymous Coward

            すみません、よくわからないんですが、エントロピーが小さくなるなんてことが、あるのでしょうか?

            • by Anonymous Coward
              ざっくりの例えで良ければ

               密度
              • by Anonymous Coward

                理由はどうあれ、エントロピーは減少してはならないですよね。
                局所的にエントロピーが減少しているときでも、全体では変化なし
                または増加しているはずです。

                それとも、「単位堆積あたりの」エントロピーが減少している
                という話なのでしょうか。(密度が関係すると言うことは、
                そういうことなのでしょうか)

              • by greentea (17971) on 2009年10月14日 8時33分 (#1653380) 日記

                仮に系全体のエントロピーが減少することがあり、それが実際に起こりうるとすれば、そもそも熱的死の概念自体が怪しくなるのでは?

                --
                1を聞いて0を知れ!
                親コメント
    • Re:知りたいこと (スコア:1, 参考になる)

      by Anonymous Coward on 2009年10月13日 10時26分 (#1652863)

      >太陽が死んでも十分余裕があるのなら我々にとっても子孫にとっても影響はないような。

      太陽の寿命どころか、その次の太陽だって安泰です。
      #でも子孫にとっても影響ないかどうかはわかんないよ?

      >宇宙が収縮サイクルに入るに十分な質量を持ってるかどうか。

      今のところ収縮に転じる見込みはありません。
      まあ今後観測値の大幅な訂正や、新しいより上位の理論の登場によってはこの限りでは無いかもしれませんが。

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      • by ciina (26410) on 2009年10月13日 12時43分 (#1652953) 日記

        そこまで遠未来だと遺伝子的子孫なのか、分子量子的子孫なのか、文化的子孫なのか、乱数種としての子孫なのか色々考えたけど、どうでもよくなった。

        親コメント
      • by Anonymous Coward on 2009年10月13日 20時51分 (#1653177)

        > 太陽の寿命どころか、その次の太陽だって安泰です。

         太陽ができたのが46億年前、宇宙の年齢がだいたいその3倍。
         太陽はちょうど人生の半分くらいを生きたところと言う感じなので、人間に例えたら40歳くらいで昭和44年生まれ。すると宇宙ができたのが120年前で、明治22年のこと。こう考えると案外ビッグバンなんて最近の出来事のように思えてきます。きますよね? おや返事の声が小さいぞ?

         というように、太陽の年齢からしたら、ビッグバンなんていうわけの判らん巨大イベントが起きて全てが誕生したのは、大昔とまでは行かないちょっとした過去のことなので、ひょっとしたら明後日あたりにでも考えもつかないようなことが起きて突如として宇宙まるごと消滅なんて可能性も十分に……

        なんてことはさすがにないかなやっぱり。

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        • by necop (6252) on 2009年10月14日 8時59分 (#1653389) 日記
          宇宙暦の明後日の事なので人間(自分)には関係ないかな。
          親コメント
        • by Anonymous Coward
          というか宇宙が若すぎるんだよな。
          ある環境下における知的文明の発生確率がその環境の存続期間において均一なら、人間原理によって我々の観測できる外的環境はその寿命の中間から大きくは外れないはず。
          太陽の年齢はこの仮定によく合ってる。ホモサピエンスの発生からは30万年で、哺乳類の種の寿命も100万年かそこらだろうからまあ合ってるだろう。
          なのに上のコメントによると宇宙はまだその寿命の180京分の一しか過ぎていないとか。つまり我々は180京面体ダイスを振って1出してしまったってことになる。これはちょっと異常だ。明後日宇宙が滅ぶことはないにしろ、物理学者はもう一度真摯に理論を検証した方がいいことは確かだろう。
          • by Anonymous Coward
            > 発生確率がその環境の存続期間において均一なら
            > 寿命の180京分の一しか過ぎていないとか。つまり我々は180京面体ダイスを振って1出してしまったってことになる。
            > 物理学者はもう一度真摯に理論を検証した方がいいことは確かだろう。

            「なら」がいつのまにか「確か」になってるな。
            とんでる理屈、というか、とんでも理屈。

            おもしろいから、今後も精進するように。
          • by Anonymous Coward
            > 発生確率がその環境の存続期間において均一なら(中略)その寿命の中間から大きくは外れないはず

            この理論はおかしい。標準分布に従うなら、という仮定ならわかるが、均一ならどの状態も平等に起こりうるわけで、
            サイコロで1がでるのはおかしい。その中間値である3.5から大きく外れないはず。
            と言ってるのと一緒。
            それと人間原理はそもそも結果論なんだから、中間である必要なんてないし。
            中間から大きく外れている、という観測結果があれば、それにあわせて、「そのほうが人間が存在するのに都合がよかった」という理由をくっつければいいだけ。
            ただの宗教やオカルトと一緒。
            • by Anonymous Coward
              これは簡単な話。サイコロ1個振って1や6が出る確率はそれぞれ1/6しかないのに対して、2〜5のどれかが出る確率は2/3もある。ましてやこれが100京面体ダイスならどうだろう?
    • by SteppingWind (2654) on 2009年10月13日 11時52分 (#1652920)

      巨大ブラックホールがホーキング輻射で蒸発して, さらに陽子が崩壊して光子になるまではどうにかなります.

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      • by Anonymous Coward on 2009年10月13日 12時38分 (#1652950)

        いまのところ一度も観測されてないわけですが陽子って本当に崩壊するんでしょうか? SU(5)はすでに否定されましたよね?
        ていうか実験的に確認なんかできっこない宇宙論って本当に科学なんでしょうか? 科学なら反証可能性があると思ってたのですが、陽子の寿命を恣意的にいくらでも延ばせるようなので事実上否定は不可能ですよね?

        親コメント
    • いずれなくなるほうが、私は気が休まります^^;

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    • オフトピ:なんとなく思いつきました

      で、余熱はあとどのくらいなんでしょうか。太陽が死んでも十分余裕があるのならパン焼きにとってもケーキ職人にとっても影響はないような。

      --
      M-FalconSky (暑いか寒い)
      親コメント
    • by KTFS (37383) on 2009年10月15日 9時23分 (#1654147) 日記
      問題は宇宙が熱的死を迎えるまでの間にこのHDDから消された様々なデータを復元する方法が発見されるかどうかです。
      --
      ドウシテオレハ、ココニイルンダ!
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    • by Anonymous Coward
      > 太陽が死んでも十分余裕があるのなら我々にとっても子孫にとっても影響はないような。

      スケールが違いすぎる。1兆年~100兆年のオーダーの話に、太陽の残り寿命の50億年、子孫の数百年じゃ比較にならない。
  • そうか! (スコア:3, おもしろおかしい)

    by Anonymous Coward on 2009年10月13日 10時45分 (#1652873)

    それが地球温暖化の真の原因だったんだ!!

    • by Anonymous Coward

      つまり、宇宙温暖化?

      • Re:そうか! (スコア:1, おもしろおかしい)

        by Anonymous Coward on 2009年10月13日 12時29分 (#1652940)

        ならば宇宙温暖化防止のためにも、二酸化炭素排出量削減を頑張るぞ! → 最初に戻る

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        • Re:そうか! (スコア:2, おもしろおかしい)

          by the.ACount (31144) on 2009年10月13日 13時39分 (#1652999)

          いや、化学反応はどうでも良くて、核反応の方が問題。
          てことは、二酸化炭素削減のために原子力なんて自殺行為だな。
          もう一度、真空の相転移があれば、言うことなし。(宇宙戦艦ナデシコ)

          --
          the.ACount
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  • by Anonymous Coward on 2009年10月14日 7時49分 (#1653371)

    右肩の数字が大きくたって
    100倍は100倍だ。少しではない。

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