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宇宙

次世代ロケット「アレス」試験機、打ち上げ成功 26

ストーリー by hylom

あるAnonymous Coward 曰く、

NASAの次世代ロケット「アレスI-X」の打ち上げが日本時間28日夜に行われ、無事打ち上げは成功した(NASAの発表資料)。アレスI-Xの打ち上げは当初27日に予定されていたが、悪天候のため28日夜に延期されていた(sorae.jp47News)。

アレスI-XはNASAの次世代有人ロケット「アレスI」の試験機であり、全長100メートルと現時点で世界最大のロケットである。今回の打ち上げには次世代宇宙船「オリオン」のダミーが搭載されており、この上段部とロケットブースターの下段部が分離される予定。下段部はパラシュートで海上に着水させ再利用される計画となっている。ダミー部分はそのまま海に落下させるという。

今回の試験打ち上げのデータを基に、懸念されてきた振動問題(/.J過去記事)や構造や制御系の問題を洗い出し改良していくとのことだ。

打ち上げの模様は、NASAのWebサイト上で動画として公開されている。

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  • ポッキリ (スコア:2, おもしろおかしい)

    by Anonymous Coward on 2009年10月29日 16時26分 (#1662355)

    ポッキリ折れたように見えたけど、上半分ダミーだったからなんですね。
    一瞬げぇっと思っただけに、ほっとしました。

    • by Anonymous Coward

      ダミーの二段目にこれでもかこれでもかと測定器類を積み込むに違いない。
      高空物理や地球圏研究者が「あれも積ませろ、これも積ませろ無償で」といってくるのは確定的に明らか。
      ああもったいないもったいないもったいない。

  • by Anonymous Coward on 2009年10月29日 14時56分 (#1662290)

    タイトルくらい見直せよ! 編集者は仕事しろよ!
    仕事できないなら別に校正者とかそういう役職作れよ!

  • by Anonymous Coward on 2009年10月29日 15時04分 (#1662298)
    横風 [srad.jp]じゃなかったの?
    • by soltiox (25610) on 2009年10月29日 15時59分 (#1662333) 日記

      むしろ、最大・最強・最悪の敵は、
      無理やりな設計流用で、コストカットができるという、
      近視眼的な考え方じゃないかな?

      親コメント
      • が、5セグメントSRBもSRBを単体で使った打上げ機もシャトル時代からアイデアや計画は出てたんだよね。
        本当に新規のアイテムはJ-2の改良だと言いつつほぼ新エンジンにしか見えないJ-2Xくらいなもので。
        Delta 4 heavyやAtlas 5 heavyをMan ratedにする、あるいは全く新規に25-30t級の有人打上げ機を作ることになっていたら
        Ares Iより早く安く安全になったのか、と言われると……LEO/ISSへの輸送はCOTSに任せるにしても。

        親コメント
        • by soltiox (25610) on 2009年10月30日 7時21分 (#1662832) 日記

          「何が何でも新規設計すれば、全てが上手くいく」というのも、
          また逆の近視眼である事は、認めざるを得ません。
          ですが、アレスロケットのケースでは、
          設計流用のメリットは、失われてしまっているように見えます。

          一般論として、設計流用のメリットとは、
          「面倒な確認・検算作業をパスできる」点にあると、私は考えます。
          ですが、設計している設備や装置の用途が変ってしまえば、
          結局、イチから確認をやりなおすハメに、なるのではないでしょうか。

          // 経営者とか、プロジェクトマネージャみたいな立場の人々は、
          // 使いまわされて、小汚くなった図面やドキュメントを見て、
          // 「設計流用のお陰で、ドキュメントを新規に書き起こす手間が省けた」
          // と、満足げに微笑むのですが、工数的には、大した節約になっていません。

          シャトルとロケットでは、様々な前提条件が異なっていたと思われます。
          初期のプラン通りに、シャトルのバリアントを増やしたとしても、
          額面通りにローコストな運用が出来たとは、断言し難いのではないでしょうか。

          個人的には、流用の効果が出るのは
          (言い方を換えれば"量産効果が効くのは")、
          製造段階での話ではないのか、という印象を持っています。

          親コメント
  • by Anonymous Coward on 2009年10月29日 16時14分 (#1662345)
    次世代ロケット「アレゲ」試験機、打ち上げ成功
  • by Anonymous Coward on 2009年10月29日 16時47分 (#1662378)

    固体ロケットってことは、カウントダウンは特に何もアクションのないまま淡々と進み、
    「ゼロ」と同時にちゅど~~ん、と上がってしまうのでしょうか。

    発射に先立つ十数秒間、うなるターボポンプ、噴き出す燃料と酸化剤、そして点火、
    尚もボルトでがっちり固定されたままのロケット、やがて出力の安定とノズルの制御を確認してやっと、
    満を持して発射台を離れる巨体・・・というシーケンスが無かったら、ちょっと物足りないかも。

    • by Anonymous Coward

      発射台に防音ための水流すシーケンスは残りそうですね。
      あと、やっぱり推力がある程度安定してから発射台から切り離すだろうと思う。ほとんど瞬間的だろうけど…。

  • by Anonymous Coward on 2009年10月29日 17時14分 (#1662405)
    次世代ロケット「アレス」を
    次世代ロケット「アレゲ」と空目してしまつた
  • by Anonymous Coward on 2009年10月29日 20時44分 (#1662556)
    生の実況聞いてたけど、エアリズじゃん。綴り見ても英語でアレスって読み方はあり得ないですね。
    • by Anonymous Coward
      ラジオじゃなくレィディオが正しいと言い張る方ですね?
      • by Anonymous Coward
        マイケル・ジョーダン は ミカエル・ヨルダン が正しいと言い張りたいのですが、誰だか分からないのでやっぱりいいです。
        • by Anonymous Coward

          映画監督のミシェル・モアって書くとけだるい二人の恋愛モノとか撮ってそうだよね。ミヒャエル・マウアーだとガチSS将校だけど。

    • by Anonymous Coward

      まあ、ヘラクレス→ハーキュリーズ、オリオン→オライオン、ニケ→ナイキ、トール→ソーなどいろいろ他にもありまして。

    • オリオンを「オライオン」とか発音するから困る。

      でもさ、なんでもかんでも英語発音(特に American English)にあわせる必要なんてないと思いません?
      一応はその単語の出身地の発音を基本とするような。そしてこの手の神話系天文用語はラテン語ギリシア語のほうが日本でなじみがあると。

      # カタカナ語はなんでも英語(+和製英語)だと思うなよ

      • by Anonymous Coward
        とりあえず持ち主がそう呼んでいたらそう呼ぼうよ

        リーガン→レーガン大統領なんていい例じゃない?
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UNIXはただ死んだだけでなく、本当にひどい臭いを放ち始めている -- あるソフトウェアエンジニア

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