LHCでまた不具合発生、今度は鳥の落としたパンが原因 67
ストーリー by yosuke
The-bird-escaped-unharmed 部門より
The-bird-escaped-unharmed 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、
CERNの大型ハドロン衝突型加速器(LHC)でまた不具合が発生したそうだ。今回は11/3に鳥が落としたパンが原因とのこと(The Register、本家記事、CERN News)。
パンは外部の機械にあたり、これが原因で加速器の一部で通常温度1.9K程度のところ8Kにまで温度が上昇するというオーバーヒートが発生したとのこと。当時LHCは稼動していなかったが、もし稼動していた場合は安全装置が稼動してシャットダウンされていたとのことで、被害もより大きかった可能性があるとのこと。
なお、LHCの再稼動は今月末に予定されているが、この度の珍事によってスケジュールに遅れは発生しないとのことだ。
これは (スコア:3, すばらしい洞察)
運用に難がなくねえか。普通はそういう微妙なところは遮蔽をしっかり
するべきだろうに
その鳥は転校生 (スコア:3, すばらしい洞察)
意外だな。
直接的な原因は、鳥が落したパンだとしても…… (スコア:2, 興味深い)
裏で全てを操ってるのは、やっぱり、宇宙の法則たんな訳ですね、わかります。
Re:直接的な原因は、鳥が落したパンだとしても…… (スコア:2, おもしろおかしい)
「パンはワインとともに主の御体と血を示す象徴……
……そして鳥はノアの箱舟の際、オリーブの葉をくわえて戻ってきたという聖霊の象徴……
これは、宇宙の法則の支配者たる主が与えた警告なのだ!」
くらいのことが書けないとラノベ作家にもなれません。
Re:直接的な原因は、鳥が落したパンだとしても…… (スコア:2, おもしろおかしい)
だんだん宇宙の法則も無理なシチュエーションで故障を起こそうとするようになってきたな
Re:直接的な原因は、鳥が落したパンだとしても…… (スコア:1)
-- 哀れな日本人専用(sorry Japanese only) --
Re:直接的な原因は、鳥が落したパンだとしても…… (スコア:1)
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惑星ケイロンまであと何マイル?
Re:直接的な原因は、鳥が落したパンだとしても…… (スコア:1)
なにげに宇宙の法則たんが関連記事入ってないですね。
http://srad.jp/science/article.pl?sid=09/10/16/0229216 [srad.jp]
1を聞いて0を知れ!
Re:直接的な原因は、鳥が落したパンだとしても…… (スコア:1)
彼らが世界の理(ことわり)の綻びを見い出すとき、
それはこの世界が誰かがしつらえた書き割りにすぎぬと気付くことに他ならぬ
知らぬが良いのだ、彼らが神と呼ぶ者が何者かなど…
-------- tear straight across --------
Re:直接的な原因は、鳥が落したパンだとしても…… (スコア:1)
ブラックホールがあらわれた。
コマンド>
---にょろ~ん
Re: (スコア:0)
おい宇宙の法則、パン買ってこい! (スコア:0)
Re: (スコア:0)
ハイ! 宇宙の法則ッス!
言われたとおり、小豆あんパンとメロンパン買ってきました。
Re: (スコア:0)
そこはうぐいすパン(鶏肉入り)だろうが!
#誰が知っとるねん、こんなネタ。
Re: (スコア:0)
宇宙の法則たんはRFC 1149を用いたSYN flood攻撃を行うという驚くべき事実が明らかに!!(続きはCMのあとで!)
Re:直接的な原因は、鳥が落したパンだとしても…… (スコア:2, おもしろおかしい)
SYN food攻撃ですね。パンだけに。
Re: (スコア:0)
バタフライ効果的な意味で。
#エル・プサイ・コングルゥ
この中に宇宙人、未来人、異世界人、超能力者がいたら(ry (スコア:2, おもしろおかしい)
Re:この中に宇宙人、未来人、異世界人、超能力者がいたら(ry (スコア:2)
いいえ運命石の扉(シュタインズゲート)の選択です
Re:この中に宇宙人、未来人、異世界人、超能力者がいたら(ry (スコア:1)
せっかくだから、俺はこの赤の扉を選ぶぜ!
ということですね。
らじゃったのだ
universeを宇宙って訳すから胡散臭いんじゃないか? (スコア:1)
宇宙の力とかいうから胡散臭さが増えるんだけど、
要するに、
量子力学の確率波はやっぱり過去にも影響するんだと、(ニールセン教授が言ってるんでしょ)
んでLHCがヒッグス粒子を作るかもしれないと、
んでも未来の世界(universe、宇宙って訳してもいいけどさ)は、
ヒッグスを作らないほうへ収束するんだと、
だからLHCができそうになると些細なことがおきていつまでたっても動かないんだと。
でこれをニールスボーア研究所のニールセン教授と京大の二宮教授が言ってると。
”宇宙の力”って書き方が悪いよ、どっちもマトモな学者わけだし。(説はぶっ飛んでるけど一応科学の体を成してるから「この理論は常識に反するからありえねえ。」ってのは無しなわけでしょ、「この理論は実験に反してるから無し。」でいかなきゃいけない話でしょ。
論文 - http://arxiv.org/abs/0707.1919 [arxiv.org]
説明;
http://www.nytimes.com/2009/10/13/science/space/13lhc.html?_r=1 [nytimes.com]
とか
http://www.math.columbia.edu/~woit/wordpress/?p=2384 [columbia.edu]
とか。
ニューヨークタイムスのWEBにも乗ってたんだけどURLわからず。
誰か詳しい人もっと説明してください。
Re:universeを宇宙って訳すから胡散臭いんじゃないか? (スコア:3, おもしろおかしい)
例えば、鳥が絶対侵入できないぐらいコンクリートで覆ってしまえば、「鳥の侵入による失敗への収束」は防げます。その他、量子論的なある状態への収束確率(事象の起こりやすさ)を考えると、 自然な不具合から不自然な不具合へと順にあらゆる問題が起こっていくはずですが、それらを順々に解決していけば、最後の最後にはビームが理由もなく曲がってしまってどうやっても粒子が衝突しない、というとこまで行き着けるのかもしれません(そういう風にビームが曲がるという収束は量子論的に確率0ではないけど、どう考えも起きえないぐらい低確率。でも、何度やってもその収束が観測され、ヒッグス粒子は発生しない)。
# もしくは、鳥がトンネル効果を使ってコンクリートの壁を貫通、ってな収束が観測されちゃうとか。
Re:universeを宇宙って訳すから胡散臭いんじゃないか? (スコア:2)
そのうち未来からのメッセージがプリントアウトされるんでしょうか。
知っている人、いるよね。
Re:universeを宇宙って訳すから胡散臭いんじゃないか? (スコア:1)
「未来からのホットライン」かなあ?
#bugophantsか。bugphantでぐぐってもわからんわけだ。
何が電波かをみきわめるのは難しい (スコア:2, 興味深い)
>この論文は、旧約聖書の創世記にある「神は混沌からまず光を生み出された」という
>記述を裏付けるものとしても注目された。
この部分は確かに電波っぽい。ですが、
>この宇宙が生まれた直後の混沌状態から最初に発生したゲージ場が可換ゲージ場、
>つまり電磁場であったことを理論的に証明した
に関しては、いま恐らくは正しいと考えられ実際に有用であるゲージ場、標準模型といったような
素粒子分野の研究を宇宙論に応用する上で、それなりに価値を持つものじゃないですかね。
デンパといっても、たとえばそもそも、LHCが探そうとしているヒッグス粒子にしても、
その導入は見方によっては場当たり的な、外野からはデムパっぽい印象もあるかもです。
「先生、質量の項を加えると繰り込めませんが?」
「そりゃ大変だ。じゃあなんだかよくわからないけどヒッグス場が全宇宙を満たしてることにしたらどうよ?」
「何だかよくわからないけどいまくいきそうです!」
みたな感じで。神の意思が宇宙を満たしてるとか、そういうのと紙一重に思えるかもしれない。
しかし、神の意思との最大の違いは、ヒッグス場の導入でもって何もかもうまくいき、きっちり
計算できるようになり、新たな知見が開かれる点です。
そして恐ろしいことに、どうやらヒッグス場から予見される現象らしきものも観測できそうだ、
となる。
じゃあ観測できればヒッグス場やら力を介在するヒッグス粒子は実在するのかってと、
その辺は難しい。そもそも実在とは何だという話になりますから。
たとえば、すごく基本的な事柄である電子のスピンということひとつとっても、実在を問うと微妙。
電子のスピンは日常的に、磁石みたいな形で実体験を通して観測できますけど、
電子はそもそも大きさがないはずですよね。
大きさがない電子が回転してるってのはどいうことなんだ? と。
常識的には、わかんないですよね。まさにデンパです。
しかし電子がスピンしていると考えればつじつまが合い、うまく説明できるし計算も合う。
なんで実在かどうかはおいておいて、電子はスピンしていることにしよう、と。
さらに踏み込んで、計算が合うのだから実在しているんだろう、という考え方もある。
いずれにしても、電子がぐるぐる回ってるところを見た人はいないわけで、角運動量という
ような間接的な形で観測される抽象的な存在でもあるんです。
核子のアイソスピンなんていうのは、もっと抽象的で、そもそも実在しているのかどうか、
実在しているとしてどういうモノなのかちゃんと説明できる人はいないでしょう。
しかし、アイソスピンでもっていろいろうまく説明できる。
ですから、標準模型のような突っ込んだ理論が語るさまざまな事柄が、常識的な意味で
実在してると考えると、ものすごくデムパっぽい話になってきたりもするわけです。
うまくいろいろな現象が説明でき計算が驚くほどの精度で合うので、おそらくは実在の
何かをかすっているだろうけれども、実在とか真実というのは人間の手の届かないところに
あるのかもしれないし、そうであったとしても不思議はない。
ならば宇宙論なんか意味があるのかと思うかもしれないですけど、人間の知見でもってどこまで
宇宙を解明できるのかを見極めることは大きなチャレンジであり、人間はなぜ存在しているのか
といったような哲学的な部分においても、とても重要なことだと思います。
要するに、世の中にはデムパと紙一重な研究もあるが、しかしデムパとは限らない。時として非常に
有用であったり、また真実の何がしかをかすっていたりもするわけです。デムパと決めつめるのは
せめて元論文に当たってからにしてほうがいいかもしれませんね。
Re:何が電波かをみきわめるのは難しい (スコア:1)
ようするに、
頭ごなしに自分の常識と外れているからこの説はダメ、っていうのは科学じゃなくて、
自分の実験結果とはずれいているからこの説はダメ(かも)、っていうのが科学なわけですよね?
鳥だったの?? (スコア:2, おもしろおかしい)
Re:鳥だったの?? (スコア:2, おもしろおかしい)
きっと「だ~いじょうぶ、むわ~っかして!」と叫んで
粉砕バットで故障箇所を直そうとしたんですよ。
# 鳥頭と聞いて真っ先に浮かんだのがコレか…
Re:鳥だったの?? (スコア:1)
きっと鳥じゃなくて「ゆとり」(世代のだれか)
応用例(超光速通信) (スコア:2, 興味深い)
# 実際には、4の「ちょうど互い違い」は怪しくて、D側が「ずっとOFF」もあり得る。
# それを回避するためには、SとDの両側に2個ずつのビーム発生源(a)(b)を置いて、
# S(a)がONならS(b)はOFF、D(a)がONならD(b)はOFF、とか多少の工夫が必要。
## あと、DとSが同時にビームを発射する必要は無いので、例えば1光年離れたSとDで、
## Dがビームを発射して1年後ぐらいにSがビームを発射すると(Sの目の前で「衝突しかけ」が発生する)、
## Dへは1年後からのメッセージが送られてくることになる。1光年離れているのが不便なので、
## ビームを途中で折り返す仕組みを入れてSとDを同じ場所に置けば、過去へのメッセージ送信に・・・
稼働後は、 (スコア:1)
> 被害もより大きかった可能性があるとのこと。
つまり、今後稼働を始めたら、鳥さんにはパンを落とさないように
十分注意していただくということで、合意がとれているのですね。
結構よく考えられている (スコア:1)
RFC1149 よりもフレーム形式が簡略化されているので shutdown packet を送るのには結構実用的って事なんですね。人手を介在しなくても大丈夫そうですし。
え? そういう実証実験じゃなかったの???
林檎ではないが (スコア:1)
もしかして、この鳥は、「重力子」の存在に気付いて思わず声を出してしまい、パンを落としたのではないか。
明らかとなっていることから推測してみる (スコア:1)
すでに指摘されている通り、パンで故障するというのは考えにくい。そこで、未発見の宇宙の法則などに頼らず、すでに文献等で広く知られている情報を組み合わせることで、何が起こったかの推測を試みる。
予言にはあるものの、まだ誰一人としてその存在を確かめたことのない粒子、さらに極小とはいえ遠く天空の彼方にあるところのブラックホールを、この地上に創造するといわれる LHC に、一羽の鳩が舞い降りた。
鳩がくわえてきた小石が、強力な磁場を発生させる超電導コイルにあたると、その石はパンへと変わり、この奇跡をもって LHC が祝福を受けてしかるべきこと明らかとなった。ために、こう言われた。
「光あれ。」
その刹那、LHC は定常運転を開始し、そのシンクロトロン放射による強力な放射光が、くだんの鳩を焼き滅ぼした。いまだ智恵の実の毒が癒えていなかったのを見てとり、半ばあきらめ顔でこう撤回した。
「LHC はけして実を結んではならぬ……」
再稼働 (スコア:1)
世界最大の粒子加速器「LHC」、未到達のエネルギー量目指して再稼働 [afpbb.com]
パパンがパン (スコア:0)
ああ (スコア:0)
Re: (スコア:0)
しかしパンごときでショートするなら、ネズミやヘビでもトラブルがまた起きるんじゃないか?
本当に大丈夫かね?
Re:ああ (スコア:3, すばらしい洞察)
>ネズミやヘビでもトラブルがまた起きるんじゃないか?
大事なものを忘れてますよ。
mm単位の隙間もすり抜けてどんな所にも現れる、3億年の歴史を持つあのBUGの存在を。
Re:ああ (スコア:2)
Re:ああ (スコア:1)
パンの主原料は、水と小麦とショートニングです。
名前からするとショートニングが怪しいと思います。
Re:ああ (スコア:3, すばらしい洞察)
厳密に小麦粉と塩とイーストのみのはず
Re:ああ (スコア:1)
フランスの話でしたっけ?
Re:ああ (スコア:3, おもしろおかしい)
ショートニングでどうやって膨らますんだ。
ベーキングパウダーの間違い?
Re:ああ (スコア:1)
元コメントはパンの「主原料」について述べてますが、
ベーキングパウダーだのイーストだのは、パンを作る上で必須な材料ですが、
組成比率としては誤差みたいなものでしょう。
ていうか、高電圧がかかっているような場所だったら、パンの「水分」+「食塩などの、水分中でイオン化して電気を通しやすくするブツ」でショートするのは十分にありえることだと思います。水分を含む物体はたいていアウトって感じ?
逆に、ショートニングとかバターとかの油脂成分は電気を通さないですが、パンの水分の前には、少々の油脂は関係ないでしょうね…
Re:ああ (スコア:1)
これこれ、蛇を敵視してはいけません。
彼らは今、一生懸命、人類を堕落させるべくネズミや鳥を駆除しているんですから。
今回の一件は、そのガードをすり抜けてきた鳥による決死の攻撃の結果ですね。
fjの教祖様
Re: (スコア:0)
Re:ああ (スコア:1)
# からす [kaiseisha.co.jp]とか?
日本では (スコア:0)
「蚊を入れるな!」
という張り紙をしてたんでしたっけ?
案外容易に止まるのね (スコア:0)
最初ギャグかと思ってたんだけど確かに有効そうだな