生分解性かつ殺菌性能も備えたトイレ袋 "Peepoo"

ある Anonymous Coward 曰く、

スウェーデンの起業家が、生分解可能かつ殺菌性能も備えた「トイレ袋」を開発したそうだ (The New York Times の記事、本家 /. 記事より) 。

世界人口の 40 % がトイレの無い環境で生活しているそうで、野外での排泄は飲み水の汚染など衛生上大きな問題を引き起こしているという。また毎年 150 万人の子供が粗末な下水設備やその他非衛生な環境から引き起こされる下痢によって命を落としているとのこと。国連では 2015 年までに排泄設備の整っていない人口を半減するとの目標を掲げているそうだが、トイレの設置だけではなく、トイレで排泄する習慣の啓蒙など多くの難題があるという。

この起業家が開発したトイレ袋 "Peepoo" は、使用後には結んで土に埋めれば尿素結晶が排泄物を肥料に分解し、排泄物に含まれる病原菌も殺菌されるという。ケニアのスラムでは排泄物をプラスチックの袋に集め投げ飛ばすとすいう、「ヘリコプタートイレ」や「空飛ぶトイレ」と呼ばれる習慣があるそうで、トイレ袋は受け入れやすい形でもあるとのことだ。

災害時にも役立ちそうな Peepoo は 1 枚 2〜3 セントでの販売を目指し開発されているとのことだ (ちなみに "pee" は小、"poo" は大を指している) 。

一方、鹿児島では

[pongchang (31613)]

低炭素社会を作る為に、自治体に農水省がバイオマスタウン構想 [maff.go.jp]を強いているが、鹿児島県の志布志市 [shibushi.lg.jp]や姶良町 [kagoshima.jp]は、年々増える高齢者の紙オムツをバイオマスと認定し、排泄物を堆肥やメタンガスに、残った紙や化成品をRPF燃料 [jrpf.gr.jp]として用いる纏めを出している。
一般廃棄物 [eic.or.jp]だろう。

高齢化が進む中、姶良町においても、紙オムツの消費量は年々上昇していくものと予想され、今後は廃棄物として無視できない量となる可能性が高い。このことから、再資源化 されていない廃棄紙と紙オムツの分別回収及び再資源化を検討していく。廃棄紙については再生紙等への利活用を、使用済みの紙オムツについては、RPF、再生紙等への利活用を図る。

紙オムツ(1,180t/年)は、バイオマス利用施設にて破砕・分離(プラスチック、ハルプ、高分子吸収体、排せつ物)し、排せつ物(湿潤量約 956t/年)は堆肥化する。 プラスチック成分(約 59t/年)はRPF化する。…パルプは再生紙 オムツの原料として紙オムツ製造業者への販売を行う。

まずは、分別（ブンベツ）から。それより分別（フンベツ）か？

Re:

[Anonymous Coward]

濁点や半濁点につっこんだらスルー力検定失格ですか？

生分解性かつ殺菌性能

[SteppingWind (2654)]

なんか矛盾しているような気も.

Re:生分解性かつ殺菌性能

[firewheel (31280)]

気持ちはわかるが、たとえばカビは細菌じゃない。

＃「インフルエンザなので抗生物質を下さい」の国だもんなあ。仕方ないな。

美しくない・・・

[Anonymous Coward]

どっかの議員が言ってたけど「便所」より「トイレ」のほうがイメージがいいって？
「ヘリコプタートイレ」や「空飛ぶトイレ」の存在知ったらなんというだろうか・・・

# 私も知らなかったけどね

peekpoke

[Anonymous Coward]

ちなみに "peek"は読み出し、"poke"は書込みである

イメージキャラクターは

[Anonymous Coward]

彼ですね [google.com]

Re:

[Anonymous Coward]

えー、Mr. Hanky [google.com] じゃないの～
Howdy Ho !

Re:

[Anonymous Coward]

わたしゃ、こっち [google.co.jp]かと。

プラスチック

[Anonymous Coward]

日本語的には原文の plastic bag はビニール袋と訳(?)したほうがいいのでは。

肥だめ

[Anonymous Coward]

T/O