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地球

米原油流出事故、原因はメタンハイドレートにあった? 20

ストーリー by hylom
燃える氷が燃える水をブロック 部門より

あるAnonymous Coward 曰く、

米メキシコ湾の大規模原油流出事故で、巨大な容器で流出箇所を覆い被せる作業が進められているが作業は難航しているそうだ(産経ニュース本家/.)。

原因は「燃える氷」ともいわれるメタンハイドレートにあるとのこと。メタンハイドレートはメタン分子を閉じ込めた水分子の固体結晶であるが、巨大容器にこれが詰まり原油をくみ上げられない状況が発生しているという。

今回の事故資料にアクセスできる立場にあるというカリフォルニア大学バークレー校のRobert Bea教授によると、このメタンハイドレートがそもそもの事故原因なのではないかとのこと。爆発事故の1か月前にも油田では突然のガス圧によって石油プラットフォームが一時シャットダウンする事態も発生していたとのことだ。

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  • by T.Sawamoto (4142) on 2010年05月12日 14時59分 (#1762647)

    Slashdot本家に、ロシアのタブロイド紙 Komsomoloskaya Pravda の記事を紹介した Oil Leak Could Be Stopped With a Nuke(原油流出は核爆発で止められるかも) [slashdot.org]というストーリーが立ってます。
    何でも、ソビエト時代には同様の石油災害に対して5回も地下核爆発を用いたという実績があるとのこと(うち1回が失敗)。

    20%の失敗率に対し、「アメリカ人ならきっと賭けに出るだろう」と Komsomoloskaya Pravda は予想しているようですが……(^^;)

    • 「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」で吹き出した油井を止めるのに ダイナマイト使ってたけど、あれと同じですね。
      親コメント
    • > うち1回が失敗
      その失敗と云うのは、単に思ったように流出を食い止められなかっただけなのか、
      それともより酷い流出や大規模な環境破壊に繋がったと云う事なのでしょうか?
      • by T.Sawamoto (4142) on 2010年05月12日 17時14分 (#1762739)

        Komsomoloskaya Pravda の元記事 [www.kp.ru]はロシア語なので私には読めないんですが、英語に機械翻訳しながら拾い読みすると、

        1972年のハルキウ地方(※ウクライナ)では、ガス流出の阻止に失敗した。爆発は不思議なことに地表へ抜け、キノコ雲を形成した。

        と書いてあるようです。
        あんまり芳しくない状況のように思えますね(^^;)

        親コメント
        • by Anonymous Coward
          > 爆発は不思議なことに地表へ抜け、キノコ雲を形成した。
          おそロシア・・・。
  • むしろこっち (スコア:1, すばらしい洞察)

    by Anonymous Coward on 2010年05月12日 14時22分 (#1762629)
    巨大容器完成の記事が出た時に、「これでメタンハイドレート汲み上げられないの?」と思いました。
    • by skapontan (35455) on 2010年05月12日 14時56分 (#1762644) 日記

      くみ上げても回収し輸送する時間的資源的余裕がないでしょう。
      もし可能だったとして、原油流出を止められずに、メタンハイドレード回収してたと知れたら、どうなると思います?
      合理性より(市民)感情を優先すべき場合はあるのです。

      親コメント
      • by Anonymous Coward

        そうじゃなくて、同じものをもうひとつ作ればという話でしょう。
        流出事故は放置しろなんて話に誰がすりかえてますか?
        それはともかく、メタンハイドレート採掘への応用は、採算ラインに乗るかどうかが問題でしょうね。

    • Re: (スコア:0, フレームのもと)

      by Anonymous Coward
      BPは対策に一日1600万ドル使っているらしい [tokyo-np.co.jp]です。
      更に負担総額は20億~120億ドル [sankeibiz.jp]に上るとか。
      賠償金も現行法上の上限である7500万ドルを上回る [jiji.com]可能性が高いとか。
      • by Anonymous Coward on 2010年05月12日 16時32分 (#1762713)

        またかよ。

        くだんのリグが韓国の現代重工からトランスオーシャン社に引き渡されたのは2001年。
        それから9年使ってきて瑕疵に気づかないんだったらそもそもそれは使用者側の責任がでかいだろ。

        今回の事故の主因は米Cameron社のBOP(暴噴防止装置)が機能不全だったせいでリグにまで高圧原油が到達しちゃったという点にあるわけで。

        かりにリグの火災・爆発対策に手落ちがあったとしても、昨日今日買ったリグじゃあないんだから製造者責任を問える類の問題じゃないでしょ。

        で。
        この油田の採掘権の10%を持ってる三井石油開発には今回の被害の10%を払う義務ってあんのかなあ。
        採掘権ってのはそもそもそういうもんだけど、契約はどーなってんのかな。

        親コメント
        • by Anonymous Coward on 2010年05月12日 18時51分 (#1762774)
          >かりにリグの火災・爆発対策に手落ちがあったとしても、
          >昨日今日買ったリグじゃあないんだから製造者責任を問える類の問題じゃないでしょ。

          残念ながら、プラントの世界ではその理屈は通用しない。
          ヒュンダイがリグの危険性に気がついて指摘し、具体的な改善計画を出していて、
          なおかつリグを運用している側がその改善案を無視していたとか、
          明らかに保守の状態が悪く行われるべきメンテナンスが行われていなかった、
          とか運用側に明らかな手落ちがあるなら話は別だけど。

          設計が原因で事故が起きていたのだったら、どこまで行ってもそれは製造者の責任。
          たとえ、それが30年前の機械であったとしても。

          だからこそ、産業機械の世界では無茶苦茶な原価率が許される訳で。
          親コメント
          • by Anonymous Coward on 2010年05月12日 22時50分 (#1762922)

            だとしたら、先ず Cameron社の責任を追及してからの話だ。

            責任順位で行くと、
            運用者>直接原因者>間接原因者
            となるのが普通の話だからだ。

            親コメント
            • by Anonymous Coward on 2010年05月13日 2時42分 (#1762991)

              罪の重さをクラス分けするとこんな感じかな

              A級・作業を統率・監督すべきだったBP社とパートナーのアナダルコ社と三井石油開発(の子会社)

              B級・作動しなかったBOP(暴噴防止装置)を納入したキャメロン社
              B級・それを使用することを決定したトランスオーシャン社
              B級・セメントで埋める際にミスをしたハリバートン社

              C級・耐爆耐火対策が不十分だったリグを製造したヒュンダイ社

              AはBを、BはCを訴えることはできるかもしんないけど、それぞれの責任に応じて請求可能な額は減るとおもう。

              親コメント
              • by Anonymous Coward

                作った側が何処まで保障してるかによって異なるかと
                耐久性保障を製造側がしてるのに、その許容範囲内で破損したら
                明らかに全面的に製造側に責任が行くでしょ

                無論必要なメンテナンス等の条件は存在するだろうし
                それが厳守されていたという条件下であればだけどね

                汎用品でない一点ものだろうから、作っただけだから責任は一番低いって話にはならないとおもうなぁ~

          • Re: (スコア:0, 参考になる)

            by Anonymous Coward

            プラントに限らず大型建造物はみんなそうだね。船舶、航空機、ビル、etc.
            どこでもそんな機械を設計製造できる訳じゃないから、運用者が設計製造上の瑕疵に気づくこと自体がほぼあり得ない。
            あぁ、ちょうど卑近なところではパロマの湯沸かし器が有罪判決でたね。どうみても大型機械ではないけど。
            機械の設計製造責任ってのはこんなもの。

  • by Anonymous Coward on 2010年05月12日 16時20分 (#1762704)
    うみのへいわをまもるためしゅつどうだ!
  • by Anonymous Coward on 2010年05月12日 16時33分 (#1762714)
    素人的な疑問ですが…

    こういう事態を避けるために試掘を行うものだと思っていたのですが、試掘しなかったのでしょうか?
    それとも、試掘してもわからないの?
    あるいは、わかってたし対策も打ったけど、それでも避けられなかったの?
    • by Anonymous Coward on 2010年05月12日 18時04分 (#1762754)

      >こういう事態を避けるために試掘を行うものだと思っていたのですが、試掘しなかったのでしょうか?
      >それとも、試掘してもわからないの?

      いや、これって試掘井ですよ。

      普通は試掘井をあるていどの数掘ってみて、アタリをつけたとこで生産井掘るもんだけど、なんか今回の事故は試掘井を生産井に転換する過程だったっぽい。
      掘った試掘井をセメントで仮止めしてる最中に暴噴が起きたとか。試掘だと割り切ったら分厚くセメント流し込むんでそんなことにはならないんだけど、
      また掘りなおすときのこと考えて軽く留めとこ、と思ったんじゃないのかな。

      親コメント
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