
新生児のへその緒は「自然の幹細胞移植」の役割。病気予防の効果も。 22
ストーリー by reo
遅らせすぎると違う問題が発生、とか 部門より
遅らせすぎると違う問題が発生、とか 部門より
ある Anonymous Coward 曰く、
出産時、新生児のへその緒のクランピング (はさみで留めること) を少し遅らせることで「自然の幹細胞移植効果」が期待できるそうだ (ScienceDaily の記事、本家 /. 記事より) 。
クランピングを通常より数分遅らせると、より多くの臍帯血および幹細胞が母親から子供へと送られることとなる。これによってへその緒を切った際の血液凝固に必要な成分が充分に送られる他、様々な病気の予防に役立つと考えられるという。例えば早産児の場合、へその緒のクランピングを 30 秒遅らせただけで脳室内出血や敗血症、貧血にかかるケースが減少し、輸血を要する機会も減少したとのこと。他にも慢性肺疾患や未熟児無呼吸発作の予防にもなると予想されるそうだ。
研究者らによると、早産児以外にも、栄養や医療環境の乏しい地域や、さい帯血保存活動が行われていない地域などでの出産において特にクランピングを遅らせるのが有効であるとのことである。
以前読んだことがある (スコア:5, 参考になる)
へ~~~~~そう (スコア:3, おもしろおかしい)
つまり (スコア:2, おもしろおかしい)
Re:つまり (スコア:2, おもしろおかしい)
むしろ「時間がないのでテスト&デバッグ工程を省略します」のような。
俺たちは産まれた時からデスマだったのさ。
Re: (スコア:0)
Re:つまり (スコア:2)
僕の中ではエラー訂正情報とか追加アップデートパッチのイメージかな。
通常時は既に(出産のために)必要な情報は通りきっていて
アップデート情報は(時間と経験さえあれば)自分で構築できるが、
出産(分娩)後も臍帯血から追加でそのコンポーネントを受け取っておけば手間が省けるということとかな?
早産の場合は必要コンポーネントが転送し切れていないし構築も完了していないから
急いで切断するとリスクが大きく、少しでも多く受け取れれば
へその緒切断後の追加構築に大きなメリットがある。
というふうに認識した。
Re: (スコア:0)
> 僕の中ではエラー訂正情報とか追加アップデートパッチのイメージかな。
それ何てエロゲ?
Re: (スコア:0)
一方 (スコア:1)
産婆さんは、何も言わなかったのだろうか?
結論 (スコア:0)
切断など (スコア:2)
かつて刃物がなかったような時代には、どのようにへその緒を切断してたのでしょう?
猿などは胎盤から食べていくそうですね。
人もそうするのがいいのですかねぇ。
Re:切断など (スコア:1)
Re: (スコア:0)
ヒトの胎盤はおいしそうには見えないですけどね。大きいし。
胎児の出産
へその緒の切断
後産(胎盤の排出)
の順に行われるわけですが、「お母さん、生まれましたよ~」で取り上げた状態の時には母体と切り離されてるたわけだから、このタイミングを遅らせるってことですよね。
へその緒も、ものすごく丈夫そうに見えたので、食いちぎるのは大変そうです。
Re: (スコア:0)
中国のヒトも食べるよね。
#なんだかな、なのでAC
Re: (スコア:0)
アンビリカルケーブル断線!! (スコア:0)
「内蔵電源に切り替わりました!!」
ってことか。
Re: (スコア:0)
「活動限界まであと82.6年!!」ですか?
送られる成分が変化する? (スコア:0)
これが事実なら
出産前後の短い時間で臍の緒を通して送られる成分が
変化するってことなのでしょうか?
母体に入っている時間を考えれば
外に出てから臍の緒を切るまでの時間なんて微々たる物ですよね?
Re:送られる成分が変化する? (スコア:1, 興味深い)
よくわかりませんが、母体と新生児との血液型不適合で新生児黄疸の重症化みたいなのは、この処置で増えたりしないのでしょうか?
Re:送られる成分が変化する? (スコア:1, 参考になる)
母体と胎児の血液は胎盤で分離されており、へその緒の血液はもともと胎児の物です。
Re: (スコア:0)
Re:送られる成分が変化する? (スコア:1)
もともと、新生児の免疫力は母親からもらったものを使ってるんだから、出産時の変化なんてあるはずない。
でも、臍帯部と胎児体内の濃度差はあるかもしれない。
出産で養分供給の止まった時点から、有用成分を臍帯から胎児へ移動させる時間が必要だと言うことかも。
the.ACount