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story
eggy 曰く、
絶滅の危機に瀕していたイギリスのカワウソは、奇跡的に数が回復し危機を回避したとのこと (BBC の記事より) 。
1970 年代からイギリスで使用されるようになった殺虫剤により、カワウソが生息する川が汚染され、その数は 30 年間で激減した。だが、殺虫剤に含まれる化学物質の使用が禁止されてからは、カワウソの数は回復し、今ではケント州以外のイギリス各地でその姿を見る事ができるそうだ。あと 20 年で元の数に戻ると予測されている。
このような喜ばしいニュースがもっと増えるといいのだが。
個体数が回復しても遺伝的多様性はすぐには回復しない (スコア:5, 興味深い)
減少前の個体数・遺伝的多様性と最も少なくなったときのそれらが分からないので、どの程度遺伝的多様性が失われてしまったのか何とも言えませんが、個体数が増えたから安心安心と油断していると、ちょっとしたことで一気に絶滅する可能性は当分の間かなり大きいままだと思います。
複数の個体群が存続していたのであれば、個体群間で遺伝的な交流をさせた方が良いのかもしれませんね。
でも必要性が小さいのにうかつにやるとそれぞれの個体群固有の性質が入り交じってしまって逆効果にもなりかねませんが・・・。
こういうとき「もう要らないよね」と保全のための予算が切られそうに思いますが、個体数と遺伝的多様性の観測努力が続けられることを望みます。
殖えたカワウソを狙う野生の (スコア:2)
言っとかないと (スコア:1, おもしろおかしい)
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
「かえるですら…」(ゴゴゴゴゴゴゴ…
Re:言っとかないと (スコア:1)
Re: (スコア:0)
Re:言っとかないと (スコア:1, おもしろおかしい)
下の人はいないらしいが中の人は知らん。
Re: (スコア:0)
次は (スコア:1, おもしろおかしい)
Re: (スコア:0)
ニホンカワウソも増やしてあげてください。
イングランド≠イギリス (スコア:1, 興味深い)
ブリテン島全体で絶滅に瀕しているのと、そのうちの都市部を多く含む一地方(イングランド)で絶滅に瀕しているのとでは、深刻さがかなり違う印象。もし、スコットランドとかウェールズではイングランドほど状況が深刻でなかったのだとすると、個体数の回復時には、かなり流入があったんじゃないでしょうか。
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
というかイングランドの川がきったないのは1970年代に始まった話でもないような。
1970年代の殺虫剤で死ぬくらいなら、その1世紀前にとっくにカワウソなんか居なくなってるんじゃないの?
Re: (スコア:0)
川よりも、大気汚染をなんとかしろよ
19世紀からだろ
反対側からも見ないと (スコア:0)
カワウソに喰われるやつらは死んでいいというのだな
死んでいいんだけど
可愛いのが仕事 (スコア:1)
「人間から見て可愛い」というのは、野生動物がこの時代に生き残るための重要な技能ですね。
賢いのも仕事 (スコア:2)
「人間から見て賢い」というのも加えておいてください。
by なんとか保護団体
可愛くも賢くも無い私は、生きていていいのでしょうか? (スコア:1)
t/orz
Re: (スコア:0)
日本のカラスのこと?
Re:可愛いのが仕事 (スコア:2, すばらしい洞察)
野生動物に限らない。
なんせ「可愛いは正義」だ。
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
カワウソだけで殖えることはできんだろう。
カワウソが殖えるためには、カワウソに食われるやつらも当然殖えんといかんわけで。
そういう環境が整いつつあるという話なのでは?
燕尾服 (スコア:0)
どうも吉田戦車のせいでカワウソと聞くと燕尾服を思い出してしまう。
つか、殺虫剤一つで減ったり増えたりって、複合汚染という単語をしらんのか!
かわうそというと... (スコア:0)
影響が強いせいなんだろうな。(確か、この物語も舞台はイギリスだったような)