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20 光年向こうのグリーゼ 581g から地球外文明の信号を発見 ? と思ったら、16700 光年向こうの NGC 104 からだった 39

ストーリー by reo
ネリリしキルルしハララしているのだ 部門より

Technobose 曰く、

オーストラリア、ウエストシドニー大学の Ragbir Bhathal 博士が、太陽系から約 20 光年の距離にあるグリーゼ 581gから地球外文明由来と見られるパルス信号が発信されていることを明らかにした、とのこと (ロケットニュース 24 の記事Mail Online の記事) 。

生きているうちに地球外文明発見の確報を見ることができるかも。

というニュースが日曜日の話題となっていたが、Lagrangian point L2 のエントリーおよび togetter によるまとめによると、SETI によるレポート (PDF) を紐解くと信号源はグリーゼ 581g ではなくNGC 104 (47 Tucanae) であり、グリーゼ 581g とは全く別の方向である上に NGC 104 は 16700 光年の彼方にある。人工的なレーザー光のように解釈できる光を捉えたが、観測は 1 度きりで、人工的なものであるかどうかの真偽について Bhathal 博士は判断を保留しているとのこと。

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • by TarZ (28055) on 2010年10月27日 12時41分 (#1848239) 日記

    「わずか20光年先に電波で信号発信できるレベルの地球外知性が存在する || 」なんて都合の良い話の第一報がタブロイド紙であったら、まずは購入し(*)、いそいで折り目部分を開いて、

    …「 || かもしれない」の文字が続いていないか確認するべきです。

    (*) 独創的見出しをつけた新聞へのご褒美として。

    • by Anonymous Coward
      せんせい! 一流の全国紙が「閲覧ソフトに不具合」とか「重大な副作用を隠蔽」とか報じてたらどうするのがいいでしょうか!
  • by yanagi (6075) on 2010年10月27日 14時16分 (#1848310) ホームページ 日記

    グリーゼ581から光信号が観測されたという誤報に関するわかりやすいまとめ。 [togetter.com]

    グリーゼ581からの信号の話、なんのことはないデイリーメールの記者がいい加減だっただけとのこと。

    結論.「グリーゼ581から地球外生命体の信号が検出された」事実は存在しない。まずデイリー・メール紙がいい加減な記事を載せた。その記事を深く読むことなく「要約」をつくった人がいた。そしてたくさんの人がそれに騙された、そういうことです。

    --
    やなぎ
    字面じゃなく論旨を読もう。モデレートはそれからだ
  • by 0093 (29457) on 2010年10月27日 17時02分 (#1848423)

    どういうデータ系列だとそう判断されるんだろ…素数を送ってきてるとかかしら?
    映画のコンタクトみたいな話だったら夢があるけど

    • by phason (22006) <mail@molecularscience.jp> on 2010年10月27日 17時59分 (#1848469) 日記

      >素数を送ってきてるとかかしら?

      まあそこまであからさまだとまず間違いないですよね.判断というか,ほぼ確定というレベルですし.

      通常想定されていたり行われているSETIでは,まず行うのは信号っぽいものとそうでないものの区別になりますが,通常は単色性が高いかどうかで判断すると思われます.
      #単色性=狭い波長域だけにシグナルがある

      信号を送るときには幅広い波長で送るよりも狭い波長で送る方が送信・受信装置的にも楽です.そのため,信号を送っている相手がいるとしたらきっと何か決まった波長で送信してるんだろうと想定します(あくまで仮定ですが).
      そこで受信機をとりあえずどこかの方向に向けて,そちら方向から来るいろいろな電波をひたすら集め,FFTで周波数分布を見てやって,狭い周波数帯でだけ強度の強い信号を探します.自然現象からくる電波ですと普通はブロードな周波数分布を持つため,これによって自然現象とそうではないシグナルをある程度分離できます.SETI@HOMEなんぞの画面でグラフがずらずら並んでいくのはこの部分の計算ですね.
      #今回のタレコミでのシグナルがどうこう,ってのは,ここで狭くて強度の強いピークが確認された,というだけだと.

      ある方向からある狭い周波数に限った電波が来ていたとなると,地球外の文明からの電波の可能性が少し出てきます.次にやるのは,その方向から連続して電波が来ているのかどうかのチェックです(要は観測時間が違っても同じ周波数帯で電波が来ているかどうか).相手が何らかのコンタクトを求めていたり,といった事で電波を出しているなら,まあある程度の時間は連続して電波を出しているはずです.単発ですと,宇宙での何らかの物理現象に伴って出てきたパルス状の放射の可能性もあります.
      またこれと平行して,その電波が地球由来のものでないかどうかもチェック.地球からの観測でアンテナが固定されていれば,遠方から来る電波は約1日ごとに観測されます(アンテナが地球の自転&公転に伴いそちらをまた向くから).一方,地球上や衛星など近場から来る電波が入射する周期はこれとは異なります.
      #今回のニュースは,単発的なシグナルだったからこの段階をパスしていないと思います.
      #というかパスした例自体が無いかも……

      この段階もパスして,つまり同じ方角から継続して特定周波数の電波が飛んできていると確定して初めて,電波が意味のある通信なのかどうか,その内容は,という解析に入れます.何らかの変調はかかってないか,断続的な強度で信号っぽくなってないか,などですかね.
      同時に,これが何らかの自然現象ではないのか,という部分のチェックも入るでしょう.
      #周期的な信号だと考えられたけど,クェーサーなどの新発見の物理現象だった,という例が知られています.

      親コメント
      • いくつかの素数周期の組み合わせで反射能が変化する系外惑星があり、「すわ!知的生命体からのガウス式 [wikipedia.org]メッセージか」と思いきや、惑星規模でのセミ様生物の大発生でしたーというオチもある、かも。

        個人的には、地球外知性の技術が進むほど、(意図して外部の誰かにメッセージ発信されたものでない限り)信号は捉え難いものになるのではないか、と思っています。そのあたりがSETIの難しいポイントだとも。高度に圧縮され、スペクトラム拡散されたりなんかした信号なんて、もう…。

        親コメント
        • >スペクトラム拡散されたりなんかした信号なんて、もう…。

          SF的にだと、たとえば
          「超高速航法(いわゆるワープ)と超高速通信は全く同じ式で導ける。
          超高速航法技術を開発した『知的生命体』は、同じく超高速通信も所持しているだろう。
          だから知的生物への信号も、超高速通信技術を用いて行うのが最も合理的である。」
          みたいに判断されて、銀河レベルの異星文明ネットワークが超高速通信によって構築されていた。

          そして地球人のような電波やレーザーくらいしか使えない『準知的生命体』は、
          異星文明ネットワークには、全く相手にされていなかっただけとゆー可能性も……。

          #ワープ云々は一例だけど、人類が今だ知り得ない、より効率の良い恒星間
          #通信技術があれば、こーゆーことは起こりえるわな。

          親コメント
        • 電波を発信出来る文明レベルならば我が地球も当てはまりますよね。
          という事は我々が太陽系外からの電波に注目しているのと同様に
          太陽系外に地球人レベル以上の文明を持った生物がいれば
          我々同様に外の世界に注目しており、遅かれ早かれ地球からのダダ漏れの
          電波で我々の存在に気がつくはず。

          地球は一世紀近く、放送電波やレーダーなどありとあらゆる種類の電波を
          地球外へ放射し続けているので、その圏内に住んでいれば地球に住む
          知的生命体の存在を知り、もし存在に気づいていれば接触を図る前に
          知的生命体のレベルを知るべく電波をウオッチし続けているでしょう

          • phasonさんのコメントにある通り、SETIにはいくつかの仮定や前提があって、そこから外れるとシグナルの察知や内容の解析はなかなか大変です。その前提で地球のテレビ放送を見てみると、放送のデジタル化の流れは、地球外知性にとってはなかなかデコードしづらいものがあるだろうなー、とは思うのですが、それはまあ置いといて。

            長年ウオッチし続けていたら、年々劣化していく内容を見て
            ...
            接触するのを避けるようになる。

            おっと。それは地球的価値観ショービニズム(相反する用語だなあ)かも知れませんぜ。

            親コメント
      • by Anonymous Coward

        >>素数を送ってきてるとかかしら?
        >
        >まあそこまであからさまだとまず間違いないですよね.判断というか,ほぼ確定というレベルですし.

        自然界にも素数ゼミ(素数の年間隔で地上に現れるセミ)なんてものが
        あるから、素数だから確定なんて言えないんじゃないの?

    • by Anonymous Coward

      てんてけてけてけ てんてん

    • by Anonymous Coward
      萌え画像

      しかも MAG フォーマット
  • グリーゼ581gは (スコア:1, 参考になる)

    by Anonymous Coward on 2010年10月27日 12時36分 (#1848233)
    そもそも実在すら疑われている [hatena.ne.jp]ようで…
  • by duenmynoth (34577) on 2010年10月27日 18時48分 (#1848508) 日記
    こういうのってもう霊とか超能力とか、そういうのと同じレベルにしか見えません・・・

    #こういうのって給料もらってやる仕事なんでしょうか
     だとしたらぜひ就職したいですね。毎日楽しそうです
    • by Tothwing (28827) on 2010年10月28日 7時30分 (#1848771)

      超能力を米軍だかナチスだかが研究していたとかいうムーに載っていそうな真偽不明の話はともかくとして。
      SETIを例えるならオカルトというよりは中世における錬金術ではないでしょうか。

      オカルトの類は科学で取り扱える水準で観測できていないが故にオカルトですが、知的生命体の存在はすでに十分観測されています。
      とするなら、既知のもの以外にも知的生命体が存在するのではないかと考え、探すのはおかしなことではないでしょう。

      未知の領域の多い分野ですから、今すぐ役に立つというものではないですし、後世から見れば理に適わないことも多いかもしれませんが、
      その過程で得られる情報は、ちょうど錬金術が現代の科学の基礎となったように、未来の礎となるはずです。

      #まぁ、中世の錬金術師には詐欺師の類も多かったのは事実なので、眉に唾をつけて見なければならないのも事実ですが
      #けど、理論上は別の物質を金にできるんだよなぁ、現代科学では

      親コメント
    • by Anonymous Coward

      UFOが地球にやってきたという話はオカルトですが、
      地球外生命体がどこかにあるかもという話は科学的に十分想像しうる話ですし、
      どうやったらそれを客観的データとして観測・証明できるかというテーマは、
      十分に科学的だと思います。

      まあ、こういう仕事してる人は楽しいでしょうね。世界中の一流の科学者を
      相手に、意味のある新しい理論・手法・装置・データなどを提供できないと、
      仕事にならないので、楽しそうだからといって簡単に就職など無理だとは
      思いますが、それなりに努力して一流の科学者と渡り合えるようになれば、
      就職できるかもしれないですよ。

  • by Anonymous Coward on 2010年10月27日 13時07分 (#1848263)

    ニンテンドーゲームキューブ…

    • by Anonymous Coward

      ...のスーパーπ104万桁ベンチ?

  • by Anonymous Coward on 2010年10月27日 14時16分 (#1848311)
    16700年後の地球で
    現世人類の文明の力を発掘するより難しそう

    #神器3Cを発掘しました
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一つのことを行い、またそれをうまくやるプログラムを書け -- Malcolm Douglas McIlroy

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