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バイオテック

激辛唐辛子から生まれた「苦くないピーマン」 50

ストーリー by hylom
これはピーマンなのか? 部門より

LARTH 曰く、

タキイ種苗が「苦くなく肉厚でジューシー」という『こどもピーマン』を発表した(プレスリリース)。

ピーマンは独特の臭いや苦みから、子供だけでなく大人でも苦手な人が多い。いっぽう、このこどもピーマンは、これまでのピーマンに比べて苦みが少なく、ピーマン臭もない品種とのこと。ビタミンCやカロテンが豊富に含まれており、栄養価が高いことも特長だそうだ。

こどもピーマンの元になっているのはメキシコで有名な「ハラペノ」というトウガラシ。ハラペノは非常に辛いことで有名だが、突然変異で全く辛くない個体が見つかり、この個体から日本に向くこどもピーマンを育成したという。

写真を見ると、確かにピーマンと言うよりは唐辛子に見える。

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • 「この『こどもピーマン』の中に一個だけ本物のハラペーニョが混じっています!」(どよめく効果音)
    「さぁ、ハラペーニョ・ルーレット!」

    #…ってな感じで安直若手芸人イジメ・バラエティ番組に新しいネタを提供することになるのではなかろうか…。
    #でそれを子供がマネしてイジメのネタになり、救急搬送される子供が出てワイドショーを騒がせる展開に!(←先走り過ぎ)

  • by Anonymous Coward on 2010年11月05日 15時34分 (#1853583)
    ハラペーニョそのまんまの激辛がたまに混じってたりして・・・。

    子供にとってトラウマになりゃせんだろうか?

    ししとうは夜も温度が高い状態で育てると激辛になります。
    この夏・・ベランダのエアコンの室外機近くで育てていたために全て激辛になってひどい目に遭いました。
  • by Anonymous Coward on 2010年11月06日 3時02分 (#1853895)

    ピーマン、ニンジン、春菊、etc
    年々味も香りも薄くてまずくなっているような気がする。
    喰いたくない奴にムリに喰わせる必要はない。
    昔ながらの香り高いおいしい野菜を売って欲しい。

    • >年々味も香りも薄くてまずくなっているような気がする

      栄養価の変遷を見てみると、どんどん栄養価が変わっている。
      日本食品標準成分表の改訂のたびに、ビタミンやらが減っている。
      つまり、植物としての構成自体が、変わっている。

      これは、香り(嫌いな人には臭い)や舌触りや歯ごたえについて、
      消費者がそれを望んでいたってな面も、あるらしい。

      で、昔うまいと思ったものの味が変わる=最近のはまずい..という表現になるみたい。

      >喰いたくない奴にムリに喰わせる必要はない。

      ムリなく子供にも食わせるということで消費拡大を狙うという面もあるらしいよ。

      >昔ながらの香り高いおいしい野菜を売って欲しい。

      うん、確かに40年前に、実家の畑のそばでたべたとれたてのトマトや
      キュウリやとうもろこしやらは、美味かったと思う。
      ただし、それはじいさんが「出荷しない家庭内用」栽培品だったりする。
      出荷用は農薬がなんちゃらで、生をガブリが....だったらしい。

      親コメント
    • 選択肢が増えるのは本来よいことなのだけど、
      売れるとなると全供給者がその商品に殺到するのが問題。
      流通の問題なのかなと思う。

      親コメント
    • by Anonymous Coward

      とある年寄りがピーマンを食べさせられてる子どもを見て言ってました。
      「今の子どもは大変だな!わしが子どもの時にはピーマンなんてなかったわい!」
      まあ、確かに金時ニンジンうまうま、ですが。

  • 元々辛いかどうかだけで区別されてるくらいすごく近い親戚なような。
    辛味以外の見た目とかで区別してもしょうがないとおもう。

    どちらかというとこの苦くないピーマンは伏見唐辛子とかと比較
    してどうなのかを知りたいかも。栽培の面倒くささとかも含めて。

    • by reininn (35924) on 2010年11月06日 10時56分 (#1853957)
      遺伝子の関係で、
      色、形状、辛味の異なる個体があるでけで、
      本来同じものです。
      親コメント
    • by Anonymous Coward on 2010年11月06日 0時51分 (#1853868)

      元々辛いかどうかだけで区別されてるくらいすごく近い親戚なような。

      というより種としては同一です。
      ピーマンもパプリカも鷹の爪もシシトウもハラペーニョもみんな同じ種(Capsicum annum)です。
      ちなみに、ハバネロはシネンセ種(Capsicum chinense)なので種は違いますが非常に近い仲間です。

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      • by numa (4467) on 2010年11月06日 1時29分 (#1853881) ホームページ 日記

        ちなみに、英語では唐辛子のことを Chili pepper [wikipedia.org] と呼び、ピーマン・パプリカの類のことを Bell pepper [wikipedia.org] と呼ぶのだそうです。どちらもアメリカ大陸原産。

        ピーマンは Green pepper じゃないか、と思ったら、そういう呼び方をするのはイギリス英語なのだそうで、単に Pepper と呼ぶこともあるのだそうな。詳しくは上のリンク先参照。

        で、問題は、いわゆる pepper である胡椒 (Black pepper [wikipedia.org]) とはまったく別のものだってことで…。こいつはインド原産。 ああ、ややこしい。

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        • 九州北部出身の私の両親は、唐辛子のことを「コショウ」と呼びます。大分名産の柚子胡椒なんかもそうですね。原料に唐辛子は含まれているけど、胡椒は含まれていない。
          しかし、塩胡椒に入っているのは胡椒であって唐辛子ではない。この胡椒のことは「ヨウゴショウ(洋胡椒<西洋胡椒)」「シロゴショウ」「クロゴショウ」と呼ぶようです。
          さらに、唐辛子のことを「トンガラシ」と呼ぶこともあったりして。

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    • by Anonymous Coward on 2010年11月06日 2時13分 (#1853889)
      実家でピーマンと唐辛子を並べて栽培したら辛いピーマンが出来ました。
      普段の調子でガブリとピーマンを食べたら激辛でダウンしてしまいました。
      親コメント
    • 苦くないピーマンには興味がありますけど、
      寒い時期から育苗して、追肥や灌水を多めにする必要があるようなので、
      栽培は容易ではなさそうですね。
  • と思ったら、大きさとか全然違う別商品として、ってことなんですね。
    (子供向けピーマンだから「こどもピーマン」かと思ったら、サイズが小さいからなんですね)
    興味はありますが(でもタネが高い……)、シシトウとかと同じで時々辛いのが混じってたりしたらロシアンルーレットだなぁ。

    • by Anonymous Coward on 2010年11月05日 15時13分 (#1853569)

      辛そうで辛くない少し辛いのも混ざっているピーマン
      と名付けて売れば間違いなく流行る!

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      • by Anonymous Coward
        つ 獅子唐辛子
        • by Anonymous Coward

          獅子唐の当たりは「少し辛い」なんてレベルでは……

          • by Anonymous Coward

            「ジャンボピーマン」と言う名前で、獅子唐の当たりよりずっと辛い、獅子唐のようなピーマンのようなものが売られていたのを食べてしまったことがあります。ちなみに、ピーマンとしてはむしろ小さいサイズでした。

    • by Anonymous Coward

      ハラペノ(ハラペーニョ?)レベルの辛さだったら、
      こどもにトラウマうえつけることになるよね。

      • by Anonymous Coward

        ししとうみたいに当たりの個体があるんだろうな

    • by Anonymous Coward
      ものすごく変な夢を見ることになりそうで怖いです
  • by Anonymous Coward on 2010年11月07日 2時02分 (#1854304)

    「お前たちはトマトを緑のうちに食べるのかッ!?」
    なんでそこらの店で売ってるピーマンは緑ばっかりなんだとまず突っ込んであげよう。

    普通のピーマンを完熟させた赤ピーマンは甘味と酸味が強くなりフルーティで苦味はなくなる。
    これを食ってピーマン苦手が緑限定になった奴もいっぱいいる。はまって緑のに戻れなくなった奴も居る。

    # カラーピーマンやパプリカとは違います。お間違いのないよう。

    • by wetb (30777) on 2010年11月07日 8時07分 (#1854347) 日記
      そうそう。
      ためしてガッテン 「大人の味?! ピーマン大研究」(2000/7放送)でも、
      「子どもは苦みが苦手なので、未成熟の(緑の)ピーマンを無理に食べさせるのではなく、
      熟した(赤い)ピーマンを」との結論でしたよ。

      #バックナンバー全部載せとけよ>NHK
      親コメント
  • by Anonymous Coward on 2010年11月05日 14時45分 (#1853553)

    昔は神保町で待ち合わせの時とか、東京支店1Fのショップで良く待ち合わせしていたのに、何時の間にか無くなっちゃってたのでどうなったのかと思っていたのだが、元気みたいで安心した。

  • by Anonymous Coward on 2010年11月05日 15時02分 (#1853563)

    実は、とうがらしの辛さは、タネの付け根の「胎座(たいざ)」という 場所で作られていました。 生とうがらしでは、胎座がしっかりとした構造を保っているため、 辛味は胎座だけに存在しています。タネも果肉も辛くないのです。

    http://cgi4.nhk.or.jp/gatten/archive/program.cgi?p_id=P20101013 [nhk.or.jp]

  • by Anonymous Coward on 2010年11月05日 15時39分 (#1853587)
    俺はピーマンが大好きです。
    独特の苦みは美味だし、臭いもあれは美味しい野菜の臭いだからむしろ食欲がそそられるんだよなぁ。
    苦くないピーマンが肉厚でジューシィというのが興味を引きます。
    フルーティな方向に伸びててくれるといいなぁ。
    苗は市販されるのかなぁ、家の菜園で作ってみたいな。
    • by Ryo.F (3896) on 2010年11月06日 7時50分 (#1853918) 日記

      臭いもあれは美味しい野菜の臭い

      くさくて不味そうに見えます。この場合の「におい」は「匂い」の方がいいんじゃないでしょうか。

      苦くないピーマンが肉厚でジューシィ

      別コメントにもありますが、パプリカではダメでしょうか?

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  • by Anonymous Coward on 2010年11月05日 16時21分 (#1853622)
    やっぱり加藤清史郎くんが出るのですか
  • by Anonymous Coward on 2010年11月05日 16時21分 (#1853623)

    そんな感じの説を流してた奴がいたな。

    • そいつ「キミ、ビール苦手なの?お子様だね。」とか言われたに違いない。

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      • 店ざらしになってる缶ビールは変に苦いけど、製造から時間がたっていない
        生ビールの場合、甘いと思うなぁ。
        銘柄で言ったら、サッポロビールの製品は甘いと思う。
        特にエビス・ザ・ホップ。
        この商品、秋田市内では扱っている店が二店舗しか無くて入手が困難だけど。

        サッポロが好きなのでID。
        親コメント
        • 今すぐに北海道に来てサッポロクラシック 富良野ビンテージを箱買いして持ち帰ればいいと思うよ。
          #超お勧め

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          • >箱買いして持ち帰ればいいと思うよ。
            >>製造から時間がたっていない生ビールの場合

            なんか矛盾を感じるのだが、箱単位を数時間で飲むとか?

            親コメント
            • ああ、店で数ヶ月おかれてるようなの(一応賞味期限は満たしてるけど)というのと出荷されて数日とかいうのを想定していました。
              どこかのビール会社で、出荷から店頭まで○日以内とかいうのを限定発売していましたっけとか。

              本当にすぐに飲みたいなら、見学とかやってるビール工場(サッポロならもう札幌にはないけど恵庭に大工場があります)とか、地ビール作ってるようなところとかですかね。

              え? 量? 普通24缶ぐらいなら350ml缶なら1日3本ぐらいだろうし500ml缶なら2本ぐらいと考えると1月ぐらいで飲みきるだろうから大体いいのでは。

              親コメント
              • >本当にすぐに飲みたいなら、見学とかやってるビール工場(サッポロならもう札幌にはないけど恵庭に大工場があります)とか、地ビール作ってるようなところとかですかね。

                うん、あれは美味いのだが、大手メーカのは雰囲気が如何にも「試飲」だからね。
                地ビールを売りにしている小規模メーカとかが運営しているビアガーデンとか
                ビアホールのは、美味いし美味く飲むための雰囲気作りもそれなりによかった。
                ただ、「地ビールができるまで」とか「如何に地ビールが美味いのか」みたいな
                蘊蓄がちょっとしらけさせてくれたけどね。

                でもって、本題。

                本当に美味いのを飲みたいだけだからね。
                定義として時間がたっていないのが美味いというのが

                >製造から時間がたっていない生ビールの場合

                そして、一ヶ月程度やらが時間の経過としていないのが、

                >箱買いして持ち帰ればいいと思うよ。

                なわけな。

                >どこかのビール会社で、出荷から店頭まで○日以内とかいうのを限定発売していましたっけとか。

                出荷から何日以内で売る、それ以後は返却みたいなことをしているよね。
                あと、古くなって賞味期限間近の店頭商品を新品に入れ替えてもらえる様にしているメーカもあるね。

                賞味期限ギリギリなのと、出荷後数日では、明らかに後者の方が美味いね。

                ただし、銘柄によっては異なるのもあるよね。
                苦み酸味を信条とするのや、アルコール度数が高いサミクラウスみたいなタイプとかね。
                そういったビールも、ECでの取り決めで無理矢理賞味期限を設定しちゃっているけど、
                実は低温でじっくりと置いておいた方がコクがでるのがあったりする。

                若いシャキシャキしたビールが美味いピルスナーみたいなタイプもあれば、
                コクと苦みと渋みを味わうタイプもあると思っている。

                親コメント
          • by Technobose (6861) on 2010年11月07日 20時43分 (#1854664) 日記
            北海道に行きたいけど、時間が・・・。
            金が・・・・。
            体力が。orz

            やはりジャンボ宝くじを狙うしかないか。
            親コメント
    • by Anonymous Coward

      年寄りだからって事ではなく、学習の結果でしょ?
      酸=腐り・苦=毒 は本能的な物で、子供(特に乳児)なんかだと
      口に入れられてもすぐにはき出してしまう。

      コーヒー・渋茶なんかは年寄り以外は好まない・・・なんて事はないよね。

      • 学習効果は学習効果である上で、それと平行して
        「子供は味覚が敏感」(年を取ると一般的に味覚が鈍る)ということがあります。
        大人より苦味を強く感じるからこそ苦いものが苦手なのですね。

        味覚の鋭敏さってのは大まかに分けて2軸、「味の濃さ・強さを感じる能力」と「一度に感じた味を分析する能力」があります。
        大雑把には、前者は加齢と共に減少し、後者は経験により増強されます。(もちろん鍛えることで年齢とは別に維持したり伸ばしたりできますが)
        またその鈍り方は味覚によって差があるようです(苦味は鈍くなりやすく、甘みは維持されやすい模様)。

        衰え方にも個人差があるので、「どんなに紛れさせても嫌いなものを嗅ぎ分けて除いてしまう」というのは子供の頃の鋭敏な味覚を保っている凄い人、とも言えます。
        「こんなの苦くも何とも無いだろ!喰えよ!」というのはその人にとっては全くもって真実ではないのです。
        ……逆に言うと味での好き嫌いが無いというのは(前者の意味で)味覚が鈍感である証左と言えなくも……ゲフンゲフン

        #なんでもおいしくいただくのでID

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      • by Anonymous Coward
        その上で、基礎代謝が減るから、それにあわせて摂取カロリーを減らす必要がある。そうすると、自然と甘いものを敬遠するようになる。単に甘みだけを抑えると、味気ないので、他の味を要求するようになる。渋みはその一つ。

        基礎代謝が減っていると言うのに、甘いものが好きというのは糖尿病予備軍か、肥満予備軍か、太りにくい体質というだけなので、自分が若いと思うのではなくて、健康管理に注意した方がいいと思う。
  • by Anonymous Coward on 2010年11月05日 17時06分 (#1853658)
    |ピーマンは独特の臭いや苦みから、子供だけでなく大人でも苦手な人が多い。

    ピーマンは好きですが,マツタケが苦手です
    刻んだものを少しなら食べられますが,一本まるごと使った松茸料理なんぞは吐き気を催して食べれません
    あのなんともいえない臭気を無くしたマツタケも作って欲しいです
    (外人が使い古した靴下の臭いなどと表現するのも何となく理解できます)
    • by Anonymous Coward

      マツタケから匂いを取ったら何も残らない気がするが…

      歯ごたえとかなら「エリンギ」で十分だと思う。
      おそらく、ご所望の「匂いのないマツタケ」として十分な満足が得られるのではなかろうか。安いし。

      • by Anonymous Coward
        「香り松茸、味シメジ」なんだからシメジ食っとけばいいよ
        ホンシメジのほうじゃないと意味ないけどね
      • by Anonymous Coward
        熱~いお茶が一番怖い
        • by Anonymous Coward

          饅頭の食い過ぎですか?

    • by Anonymous Coward

      だいたい○○が苦手という人に「どんなところがダメ?」と聞くと、それが好きな人にとっての好きポイントが嫌いポイントであることが多いですね。そりゃ○○を○○たらしめている要素ですものね。

      あと嫌いな人は数倍敏感です。好きな人が食べて全然「苦くないよ」「辛くないよ」というから食べてみたらギャーッということは多い。逆に言うと好きな人って数倍鈍感だから損してないか?とも思うけれど同じぐらい敏感になったらきっと嫌いになるでしょうね。過ぎたるは...ということで。

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海軍に入るくらいなら海賊になった方がいい -- Steven Paul Jobs

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