紙飛行機、9万フィート上空からの飛行に成功 35
ストーリー by kazekiri
これはすごい 部門より
これはすごい 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、
9万フィート(約27km)の上空から放った紙製のグライダーが、無事地上まで戻ってきたそうだ(ITworld、本家/.)。グライダーはヘリウム風船によって上空9万フィートまで運ばれ、放たれたという。滑空中には撮影された動画等はその場でflickrにアップされていったとのこと。
このプロジェクトは、読者プロジェクトとして英The Registerによって開発費13,000ドルがスポンサーされ、搭載されるカメラや試験設備は科学技術研究企業であるQinetiQ社から提供された。また、設計段階から低圧室での試験、実機の製作など全ての過程が紙面で取り上げられたという。
ちなみに、読者投票によってグライダーの名前を決める試みも行われていたそうだ。ただし実際にはこれは採用されず、プロジェクト名「PARIS(Paper Aircraft Released Into Space)」がそのまま名前になったようだ。
無傷で帰還した写真も参考まで。
君はス・テ・キ (スコア:2, おもしろおかしい)
Re:君はス・テ・キ (スコア:2, 参考になる)
でも打ち合わせもなしに砲塔向けられると心臓に悪いです。
ジェダ談
らじゃったのだ
Re: (スコア:0)
せっかくの和平があれでご破算にならなくてよかったと、
見てた当時は本当に思いました。
(というか普通向けられた側も砲塔も回すくらいはするだろう・・・と)
Re: (スコア:0)
ストーリーを読んだ瞬間「君は少年~」と速攻で脳内自動再生されて、そのままコメントを開いたらそのとき唯一のコメントがこれだったので噴いたw
紙飛行機≠紙製飛行機 (スコア:2, すばらしい洞察)
機体構造やシステムについて (スコア:2, 参考になる)
機体は「紙製飛行機」であって「折り紙飛行機」ではありませんね。
プロジェクトマークには折り紙飛行機が描かれていますが、重量物を乗せるため飛行機型になったのでしょうか……
と、そんなことはどうでもよくて、写真と説明を斜め読みしただけですがシステムを考察してみます。
機体の骨組みは紙製のストローを使用しています。ストローの腹を縦に割き、そこから内側に丸め込むことで系を細くかつ材質を多層構造にして強度を出しています。
その骨組みに合成樹脂(ポリビニルアルコール)でコーティングした紙を貼っているようです。
気球にはカメラと切り離しシステム等が入ったペイロードボックスが吊り下げられ、ボックス外部の下側に機体が取り付けられています。
面白いのは機体の切り離し方法です。これは伸縮チューブとその伸縮に連動してスライドする金属棒で出来ており、機体のフックはその金属棒(ハンガー棒)に引っ掛けられています。
チューブは密閉されていて内部の気圧は変わらないので、上空では気圧差でチューブが膨らみ(=伸び)ます、それが機体フックの引っかかる金属棒をスライドさせます。
棒が更にスライドしてフックの金具から抜けてしまうと、支持を失った機体が落下するようになっているようです。
切り離し後、地上からは望遠鏡で追跡し、着陸後は機体のビーコン装置で探します。
ペイロード装置は気球破裂後にパラシュートで降下し、こちらも回収されます。
(補足と訂正よろしく>詳しい人)
Re: (スコア:0)
> 合成樹脂(ポリビニルアルコール)でコーティングした紙を貼っているようです。
簡単に書くと「洗濯糊で貼っつけた」ですね.
Re: (スコア:0)
難しいとも思えんのだよね。
第二次大戦中に紙とコンニャク糊で作られた自動爆撃ロボットなんかも有ったんだし。
模型飛行機なんかだと紙張ってのも珍しいものじゃないし。
Re: (スコア:0)
てっきり折り紙で作るようなものを想像しましたが、全く別物ですね。
こういうのは「紙飛行機」とは呼ばない。
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
知らない人は無垢材だと思い込んでいるといった工作物はけっこうあります。
だからって今回のを紙飛行機と呼ぶのはちょっと厳しいですが。
凄さがわからん (スコア:1, 興味深い)
ラジコンとかの、ある程度のサイズのグライダーを作ったことがあればその安定性は知ってるだろうと思うけど、きちんと調整されてるなら舵をニュートラルにしておけば一時的に乱流にもまれても復元して滑空するよ。
乱気流でも壊れないだけの機体強度があれば「落ちる」はありえない。
Re:凄さがわからん (スコア:1, 興味深い)
大型の(重量のある)ラジコン飛行機はともかく,軽量のハンドランチ・グライダーや紙飛行機なんかは突風にあおられて姿勢を崩し急な機首上げ,失速して落っこちることがあります
Re:凄さがわからん (スコア:1, 興味深い)
グライダーの機体特性をご存じないと見える。
胴の長さに比べ異様に長い翼とか広い尾翼とか、全ては安定性に振られていて、それは一般的な飛行機の持つ運動性を捨てるほど。
舵が壊れてニュートラルにならない、とかない限り、どんな状態でも復元できる。スピンも止まるし、失速しても落下中にまた揚力を取り戻してやがて水平飛行に移行する。
さすがに地上数メートルとかの低いところでそうなれば復帰する前に地面に激突するがね。
Re: (スコア:0)
馬鹿じゃないのか?高度25000mで、気圧は1/32、あの翼面積じゃほとんど自由落下でしょう。
その超高速で落下する機体が指数関数で増加する空気密度の中で落下から定常飛行に移行するの
はそんなに簡単なことじゃない。しかもそれを目に見えない上空でやらなきゃいけないんだから
試験飛行の数をこなすだけでなくかなりの深さのシミュレーションが必要。
Re: (スコア:0)
あの機体はグライダーじゃない
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
Re:凄さがわからん (スコア:4, 参考になる)
やろうとしたけど中止になっちゃったりしますしね.
http://www.yamaguchi.net/archives/005142.html [yamaguchi.net]
Re: (スコア:0)
凄まじい加速をして大気圏に突っ込んで行く所から熱やら応力やらに
対処して滑空状態に持って行けるかがポイントかなと思った、違うかも。
Re:凄さがわからん (スコア:1)
ヘリウムとはいえ、真空よりは重いので、そこまで上昇できないと思います。
Re: (スコア:0)
やつらは大気圏突入も出来る気がするんだ。
単に落下してるのと (スコア:1, 興味深い)
Re:単に落下してるのと (スコア:3, 参考になる)
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
飯綱落とし
#あのコメントが忘れられない
紙製のグライダー? (スコア:0)
この種の模型工作をする人が絶滅してしまったために,紙製グライダーという表現になったのだと思うが
凄いと思えば凄い (スコア:0)
ギムリーグライダーの倍以上の高度から無事に着陸したんだと思えば凄いと思えないこともない。
そりゃ (スコア:0)
宇宙に旅立っていったとか、魔の三角海域上空で突然消失したとかならニュースだけど。
Re: (スコア:0)
ここで誤爆って初めて見たかも
Re: (スコア:0)