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宇宙

ホリエモンのロケット、飛翔。 38

ストーリー by reo
今後の展開に興味 部門より

KAMUI 曰く

ホリエモンこと堀江貴文氏がファウンダー兼従業員 (笑) を務める SNS 社のロケット「はるいちばん」が初の打ち上げに成功した (十勝毎日新聞の記事より) 。

今回の打ち上げは CAMUI ロケットの打ち上げを行なっている北海道宇宙科学技術創成センター (HASTIC) に委託して行われた。2 月にはエンジンの公開燃焼実験が行なわれており、当初は 3 月 12 日に打ち上げ予定であったが、先の震災によって延期されていた。3 月 26 日早朝に北海道・大樹町から打ち上げられ、高度約 461 m に到達したそうだ。

なお、同日には CAMUI-200p 型ロケットも打ち上げられて高度約 1000 m に到達している。

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • by Anonymous Coward on 2011年03月28日 10時42分 (#1926670)
    CSWブログの関連記事その1 [camuispaceworks.com]およびその2 [camuispaceworks.com]。
    • 津波警報のため、打ち上げ射点近辺への立ち入りができなくなった
    • 津波への警戒のため上空をヘリが飛び交っており、空域が確保できない

    の2点が主な理由のようです。

  • by Anonymous Coward on 2011年03月28日 13時33分 (#1926762)
    単位が間違っているのでなければ飛行機でいいじゃんって高度ですね。例えばこんな感じ [youtube.com]で。
    • by Anonymous Coward on 2011年03月28日 14時30分 (#1926792)
      大樹町の射場は打ち上げ時に確保できる無人地帯の半径から、およそ高度1kmまでの打ち上げとしています。
      その高度までなら何かトラブルで墜落しても、射点から半径1㎞程度の範囲に落ちるとの予測です。
      なのでCAMUIにしろ、今回のはるいちばんにしろ、目的としてはシステムが動作することを確認することが主目的です。
      打ち上げ回数を重ねて実績を作ることで、今後地元や役所などと交渉して無人地帯の確保し、打ち上げ高度を徐々に伸ばしていく計画です。
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      • by Anonymous Coward

        >大樹町の射場は打ち上げ時に確保できる無人地帯の半径から、およそ高度1kmまでの打ち上げとしています。

        無人地帯の半径というフレーズを見て、
        原発近辺の再利用策として宇宙機の発射点にするってのはどうだろうとか思いました。
        もちろん原発自体の封じ込めがある程度できてからの話にはなるし、そうなった時点での放射線量にもよるでしょうが、
        宇宙機自体はどうせ宇宙放射線浴びに行くわけだし、発射台設備の維持さえなんとかできれば・・・とか。

        まあいろいろ別の問題もあるんでしょうけどね。

        • by Anonymous Coward

          >原発近辺の再利用策として宇宙機の発射点にするってのはどうだろうとか思いました。
          堕ちて来て石棺に直撃しちゃったら洒落になんないでしょ。

    • by likeamagic (32922) on 2011年03月28日 21時40分 (#1927007)

      ちなみに世界で最初の液体推進剤を使ったロケットの高度は41フィート [wikipedia.org]だったそうです。
      41フィートは12.5mくらい [google.co.jp]

      #最近はロバート・ゴダードって言えば作家だよなあ。

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    • by Anonymous Coward on 2011年03月28日 13時44分 (#1926768)
      タレコミでリンクされてるSNS社のサイトには「飛行が制限されているため。実際はもっと飛ばせます」って書いてあるね。
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    • by Raquel (27652) on 2011年03月28日 14時01分 (#1926775)

      開発リソースが乏しいところこそ、スペースシップワンのように飛行機で行けるところまでは飛行機で行ってそこから打ち上げるなどの工夫が必要でしょう。

      スペースシャトルの重量の96%くらいは燃料らしいけど、燃料を打ち上げるために大量の燃料を使っているやり方はいかにも古くさい。何かそうせざるを得ない理由があるかと思ったらスペースシップワンで可能性を見せてくれました。

      あるいは銀河鉄道999方式というか、地上でゆっくり加速して速度が乗ったら上空に打ち出すとか他にもやり方はありそう。第二宇宙速度が約11.2 km/sだから、とてもそこまでは加速できないけど。

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      • by 90 (35300) on 2011年03月28日 18時41分 (#1926923) 日記

        既出ですが、SpaceShipOneは地球周回軌道へ入れないです。風船と同じ。上がって下りてくるだけ。

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      • by Anonymous Coward on 2011年03月28日 15時59分 (#1926843)

        その素人考えは、ほとんどが当に実用化や研究されています。
        スペースシップワンまで行かなくても、ペガサスロケットやマスドライバーなんかとして。

        なのにそれが主流になってないのには、それ相応の理由があるわけです。
        たとえば、飛行機で飛ばしたり地上で加速したところで、必要な速度の5%にすら達しない、とか。
        宇宙は地球の常識とは桁違いの、厳しい世界です。
        それ相応のリソースが無いと、足らぬ足らぬは工夫が足らぬではカバーできないでしょう。

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      • by Anonymous Coward
        スペースシップワンは人間を運べばいいだけなので飛行機から発射できますけど、
        ホリエモンがやってるのは「いかに安く宇宙に物資を運べるか」ですから、
        方向性が違い過ぎますね。

        新技術開発の為に実験をやってるのではなくて
        既存の技術を安定的に運用するための「練習」だと考えればよいのでしょう。
        • by Anonymous Coward
          もうひとつ。
          スペースシップワンは高度100km程度までの弾道飛行なのでマッハ3(秒速1km)程度出せればよいが、
          宇宙に荷物を届けるとなると高度は200km以上、秒速7.9kmは出さなければならない。
          難易度が桁違いです。
          • by chocopa (14067) on 2011年03月29日 10時16分 (#1927149)

            スペースシップワンは速度と高度が低いので、必要エネルギーに対する大気圏の比率が大きいので飛行機からとなるんでしょうね。

            ロケットは、単純に垂直打ち上げとして高度Xに打ち上げたい重量Yと燃料・ロケット本体Y*9の合計Y*10の総重量が要るとしたら、高度x*2を打ち上げるのに総重量Y*100必要になるんじゃないでしょうか?

            だから1/6の重力しかない月では、月着陸船の上半分だけで軌道に戻れるんだと思いますよ。

            親コメント
          • by Yohsa (2572) on 2011年03月29日 10時04分 (#1927144) 日記
            SpaceShipOneも半世紀以上前のX-15相当の物を民間で建造したって点ではすごい事業なんですけどね。
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    • by Anonymous Coward on 2011年03月28日 16時42分 (#1926872)
      クドわふたーをやった人からすればたったの1000mですよね
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  • by Anonymous Coward on 2011年03月28日 13時39分 (#1926765)
    >ホリエモンこと堀江貴文氏がファウンダー兼従業員 (笑) を務める

    この"(笑)"がよく分からないんだけど、どの辺が笑い所なの?
    • Re:(笑) (スコア:3, 興味深い)

      by Raquel (27652) on 2011年03月28日 13時49分 (#1926771)

      実質経営者なのにどういうわけか従業員扱いになっている点ではないでしょうか。

      会社法では有罪判決を受けるとしばらく役員にはなれません。彼はまだ公判中の身ですので有罪判決が出る可能性が相当あります。そのとき役員だと色々と煩雑なので形式上は平社員になっているだそうです。

      親コメント
    • Re:(笑) (スコア:3, おもしろおかしい)

      by Anonymous Coward on 2011年03月28日 20時24分 (#1926964)
      (笑)まで含んだ肩書きなのかと思いました。
      親コメント
    • by Anonymous Coward
      こういうのって、どうせ教えてもらったところで「は?それのどこがおもしろいんだか。」というような展開がみえるだけに、笑えなかったネタのオチを聞く行為は誰も幸せにしないと思うよ。
    • by Anonymous Coward

      タレコミ主がホリエモンのことを笑える程の人物かどうか、ですかね。

      • by Anonymous Coward
        この場合(珍しい)役職を笑ったのであって、ホリエモン個人を笑ったのではないでしょう?
      • by Anonymous Coward

        将来彼が「ライブドア事件で日本のベンチャーにミソを付けた(付けられた)人」と評されるか、「日本の民間宇宙旅行に端緒を付けた人」と評されるか。

        堀江貴文の明日はどっちだ。

        • Re:(笑) (スコア:1, おもしろおかしい)

          by Anonymous Coward on 2011年03月28日 16時56分 (#1926878)

          「電マを嬉しそうに女優の股間に当ててた芸人」としてじゃないかね。

          あの時の彼が一番輝いていたよ。

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    • by Anonymous Coward
      > ファウンダー兼従業員 (笑)

      (役職付いてない普通の)従業員が、実は会社を左右できる大口の出資者だったという、まあ昔から日本にありがちな基本的な設定みたいなところでは?
      • Re:(笑) (スコア:1, おもしろおかしい)

        by Anonymous Coward on 2011年03月28日 18時37分 (#1926919)
        ホリエモンがこのような所に来られるはずがない!斬れ!
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      • Re:(笑) (スコア:1, おもしろおかしい)

        by Anonymous Coward on 2011年03月28日 23時35分 (#1927072)
        あ~、掃除のオバサンだと思っていたら理事長でしたっていう学園ドラマみたいなものですか。
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  • by Anonymous Coward on 2011年03月28日 16時53分 (#1926877)
    よく風船にビデオカメラやらiPhoneやらをぶら下げて成層圏まで飛ばす みたいなのを見るんですが、衛星を成層圏までふーせんで飛ばして、風船が割れたらそこから加速とかは出来ないの?
    • by KENN (3839) on 2011年03月28日 21時19分 (#1926997) 日記

      それはThe da Vinci ProjectがX Prizeでやろうとしてた案 [srad.jp]です。

      結局、Ansari X Prize [wikipedia.org]としてはSpaceShipOneに負けちゃった訳ですが。

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    • by Anonymous Coward on 2011年03月28日 17時13分 (#1926889)

      1kg の物体に第一宇宙速度を与えるために必要なエネルギー (7,900 * 7,900) / 2 = 31,205,000 J
      1kg の物体を成層圏まで持ち上げるために必要なエネルギー 9.8 * 10000 = 98,000 J

      概算ですがほとんど節約になっていないのは気のせいでしょうか。

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      • Re:風船で成層圏 (スコア:1, 参考になる)

        by Anonymous Coward on 2011年03月28日 18時48分 (#1926925)

        成層圏では空気抵抗が1/3ですので、その分のエネルギーも引いてみてください。

        小型の観測ロケットではというシステムがありました。 [wikipedia.org]

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        • by Anonymous Coward on 2011年03月28日 23時24分 (#1927067)

          結局それは割に合わなくて普及してないのですよ。
          #1926889 [srad.jp]氏のコメントにもあるとおり、軌道に乗せるのが目的であれば、エネルギーとしてはほとんど節約になりません。
          (不当プラスモデ付いてますが、実際そういう発想です。計算が正しいかまではわかりませんが。)

          確かに空気抵抗は減るのですが、それだけのために大気圏内でしか使えない一段目をわざわざ作る価値があるかというと、構造も複雑になって割に合わないよねって話になっちゃうのです。
          それだったら全部ロケットでシンプルにして軽量化した方がいいでしょと。
          Wikipediaなら、そっちの記事じゃなくて空中発射ロケット [wikipedia.org]のとこが詳しいかと。
          (日本が一時期検討していたのも、エネルギーがというより、射場の確保という面が大きいです。)

          どこかの会社が出血を覚悟で一段目を作って、それを量産して安価に提供する・・・とかやれば、プラットフォームとして花開くかも知れませんが。
          ロケットのために専用の巨大飛行機を1機だけ用意してくれ、となってしまうような現状では難しいです。

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    • by Anonymous Coward

      提案を2段階に分けると


      1.  
      2. 衛星の打ち上げを高い位置からすれば効率的でないか?
           →スペースシャトルや軌道エレベータがその発想かも。「高い位置からすれば」の高い位置までどう効率的に・現実的に運べるかが問題だが、着想としてはありか?
         
      3.  浮力を打ち上げのシステムに組み込めないか
         →浮力ってそんなに効率的・経済的なしすてむか?
         風船写真は、風船をいったんつくればメンテナンスフリーである程度上空までいけるってだけでアマチュアに広まっているんだろう。
         商業化とか考えたら成り立たないんじゃないだろうか。

          たとえば、熱気球。気体をバーナー温めて周囲の温度差で上昇する、ってシステムが、そのバーナーを下に向けた反作用で上昇する(ロケットの極端な比喩)よりも効率いいとは思えない
          たとえば、ガス気球、って何を詰めるの?水素は爆発の危険性あって使えない。ヘリウムって高価。

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物事のやり方は一つではない -- Perlな人

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