
飛行中、上空 30,000 フィートで機体から放り出されたらどうなるのか 43
ストーリー by reo
生きてこそ 部門より
生きてこそ 部門より
danceman 曰く、
飛行中に上空 30,000 フィート (9144 m) で機体に穴があき、外気に吸い出されたらどうなってしまうのだろうか。Discovery News では、そんな疑問に専門家が答えてくれている (Discovery News の記事、本家 /. 記事より) 。
カルフォルニア大学サンディエゴ校の内科医、生理学者である Peter Wagner 氏によれば、外気に放り出された 3 〜 4 秒後には酸素不足で極度の呼吸困難に陥いり、脳が酸欠状態とるためすぐに意識を失う、もしくは死に至るという。また外気がマイナス 57 度であることから、皮膚に始まり目などの体表組織が次々に凍っていくことになる。加えてこのような極限のストレスから神経系がおかしくなり、血圧と脈拍が一気に上昇する。そして急激な気圧の変動から酷い減圧症となる。もちろん外気に吸い出される際、機体に体が打ちつけられれば「半分に切断されたり」などして目も当てられないような酷い状態となる可能性があるとのこと。
弾丸や爆発物で攻撃された軍用機の機体に穴があくというのはよくあることだが、民間機でこういった事が起きるのはめったにないそうだ。ただ、1988 年にアロハ航空の 243 便が上空 24 ,000フィートで天井に大きな穴があき、添乗員 1 人が機体外に吹き飛ばされ死亡するという事故があった。
高度が問題? (スコア:2)
こんな記事も読んだんですが、生死の境はやっぱ高度なんですかね?
これは17000フィートからのスタートみたいですが。
コックピットの窓が吹き飛び、機長の半身は機体の外に...でも、全員生還! : ギズモード・ジャパン - http://bit.ly/hzELXN [bit.ly]
アロハ航空詳細 (スコア:2, 参考になる)
>1988 年にアロハ航空の 243 便が上空 24 ,000フィートで天井に大きな穴があき、添乗員 1 人が機体外に吹き飛ばされ死亡するという事故があった。
これの詳細 [sydrose.com]なんですが、
めちゃくちゃ痛い・・・というより怖い
地上の百倍以上の放射線を浴びますが (スコア:1, 興味深い)
ただちに健康に影響を与える量ではないので何の問題もありません。安心して放り出されてください。
# 放射線以外はどうでもいいのかよ
Re:地上の百倍以上の放射線を浴びますが (スコア:1, 参考になる)
なんか興味深いモデがついてるので念のため説明しておくと、上空に行くほど宇宙放射線の影響が強くなるという単純な話。
このレベルの線量なら飛行機に乗ったほうがよほど多いって話がいっぱい出てたでしょ?
相対主義批判? (スコア:1)
ドーキンスの相対主義批判ネタかと思ったらそうじゃなかった。
Re: (スコア:0)
きっかけはこの前のB737の天井に穴があいた事件でしょうね。いやはや。
# これでボンバルディアだったら...
「死んだら化石になりたいんですが」を思い出しました。 (スコア:1)
実例に近いもの (スコア:1, 興味深い)
以前、NHKの番組で、ヒマラヤの写真を飛行機の窓をあけて撮影している写真家の話があったのですが、
酸素(?)を供給しているチューブが外れてしまうと、スイッチが切れたように意識を失っていました。
そのときはまわりの人が気づいて問題がなかったのですが…
Re: (スコア:0)
空気がうすいと我慢もできないんですかね。
Re:実例に近いもの (スコア:2, 興味深い)
半透膜の外側(肺)からガス圧が抜けますから、血流を遮断しない限り一気に酸素が抜けます。ちなみに、咄嗟に口を閉じて肺の中の圧を維持したらどうなるかはわかりません。意図的に肺の中を高圧にする(パッキング)技術がありますが、やりすぎると肺胞を痛めるといいますし、潜水艦からの遊泳による脱出の際も口を閉じていて肺を損傷して死亡した事例もあると聞きますので、あまり良い手段ではない気もします。
Re: (スコア:0)
潜水艦からの脱出の場合はとにかく息を出さないと浮上するにつれて肺が膨張して事故になるらしいですね
以前,海自の潜水艦教育訓練隊を取材したTV番組で,深いプール使った脱出訓練の時に教官が「息を吐き続けろ」としつこく指導していたのが記憶に残っています
Re:実例に近いもの (スコア:1)
潜水艦なんて特殊な例ではなく, 一般のスキューバダイビングでも水深10mから水面に浮上するだけで, 宇宙空間に放り出されるのと同じ気圧差になります. そのため浮上直前が一番危険で, 息を吐きながらの浮上というのが最も基本的な訓練になります.
Re: (スコア:0)
血液ってのは単に酸素分圧の高い方から低い方に運ぶだけで、通常体内で酸素が消費されて大気よりも酸素分圧が下がるから、結果的に肺から体の細胞へ酸素が運ばれているだけなんですよね。それが逆になる状況だと心臓が止まるよりも悪い状況になってしまう。だからヘリウム吸入は危険なんです。
Re: (スコア:0)
言われて思い出しました。「夏の暑い日に研究室に液体窒素を撒いて窒息した馬鹿がいる」という話を大学の安全講習で受けたような‥‥‥
Re:実例に近いもの (スコア:1)
1992年北大工学部での事故?
北海道大学 極低温液化センター 平成22年度安全講習会 第一部資料(pdf注意) [hokudai.ac.jp]の18ページ当たり
冷却装置の故障をどうにかしようとした、という事だったらしいですが。
Re: (スコア:0)
与圧が切れた事件としては、以下のようなものがあります
異常に気づく前に気を失うのか、それとも気づいてもどうにもできないのか
何人かは、異常に気づいたみたいですが...
ヘリオス航空522便墜落事故 [wikipedia.org]
Re: (スコア:0)
低酸素状態では意識喪失以前に思考能力の低下が起こりますから。
空軍ではわざと減圧体験させて2桁の引き算すらできなくなる状況を実感させてるそうで。
生きてこそ (スコア:1)
1972 年に発生したウルグアイ空軍機571便遭難事故 [wikipedia.org]を描いた 1993 年のドキュドラマ映画「生きてこそ [wikipedia.org]」で、機体の尾部が吹き飛ばされて尾部に座っていた乗客が吹き飛ぶ描写があるのですが、これがまあ当時の僕には相当衝撃的な映像で、その後飛行機に乗って乱気流で揺られるたびにこの映像を想起させられたものです。
この飛行機事故は高度 4200 メートルで起こったものなので記事とは異なる状況ではありましょうが、逆に意識があるだけ恐怖極まりない状況だったのかもしれません。
Hiroki (REO) Kashiwazaki
5000mなら大丈夫 (スコア:1, 参考になる)
標高4000mは激しい運動を長時間しなければ、大丈夫。
標高5000mあたりになっても、非常にぼんやりしますが大丈夫な人が多いです。
ただ、4000m超えたらボンベ使うようにしていましたね。
Owens Valley だと 4000m超えは結構あります。
HANGGLIDERでの実体験です。
日本だと4000m弱まで無酸素であがったことあるけど
Re:5000mなら大丈夫 (スコア:1, オフトピック)
普通のスカイダイビングが大体5000mから4500mくらいからの降下です。
すぐに降りてしまうので、何の問題もありません。
Re: (スコア:0)
それはゆっくり時間をかけて上がってったから。急減圧がかかると脳が自動でshutdownするらしい(頚動脈を締めて「落ちる」のと同じ原理 -- 落ちたことないから知らん)。
Re: (スコア:0)
標高5000m以上のところでビバークしてたけど普通に大丈夫。
5000mだと大気中の酸素は平地の半分ぐらい。
もちろん高度順化が上手くできてたからだけど。
あれっ?宇宙では・・・ (スコア:1, オフトピック)
人間が宇宙空間に晒されると破裂するのか? [coreblog.org]=>1分以内説
真空中に放りだされたらどうなるか [fc2.com]=>10秒くらいならなんともない説
Human Body in a Vacuum [nasa.gov]=>10秒位経過後に潜水病、皮膚のゆっくりした膨張が起こり、酸欠で次第に意識を失う。その後体液が徐々に蒸発し乾燥していく説
等がありますね。
まぁ、どのくらいもつか、程度の差ですけど。
どっちにしろ死ぬけど (スコア:0)
アクション映画と思っていたら実はSFだったりするわけか。
まあCG使ってる時点でSF混ざっているな。
それと空中キャッチしてももう死んでいる場合が多い、と。
Re: (スコア:0)
助かったって実例もあったはず。
雪山の木に良い按配で落ちて死なずに済んだとか。
Re:どっちにしろ死ぬけど (スコア:4, 参考になる)
僅かですがパラシュートなし(または開かず)の落下で生還したケースはありますね。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%B4%E3%82%A7%E3%82%B9%E3%83%8A%E3%8... [wikipedia.org]
10000mからの落下、ギネスレコード(異論あり)
http://en.wikipedia.org/wiki/Ivan_Chisov [wikipedia.org]
6700mからの落下、減圧のために意識喪失してパラシュートを開けず
http://en.wikipedia.org/wiki/Alan_Magee [wikipedia.org]
6700mからの落下、減圧のために意識喪失
http://en.wikipedia.org/wiki/Nicholas_Alkemade [wikipedia.org]
5500mからの落下
6000mを越えたあたりから意識を保っていられなくなるようですが、数分のうちに生存可能な高度まで落下しますし、地面衝突に耐える条件(雪が積もった斜面に落下するなど)があれば生還する可能性はゼロではないようです。
参考記事 (スコア:0)
成層圏からのスカイダイビング [srad.jp]
# ぐぐっても続報が見当たらないんだが…
そのプロジェクトはキャンセルになった (スコア:1)
Red Bull Stratos Project Stop [felixbaumgartner.com]
# ググったらすぐに見つかったのでID
モデレータは基本役立たずなの気にしてないよ
Re: (スコア:0)
与圧されたスーツを着用してのスカイダイビング
だから参考にならないよ。
Re: (スコア:0)
こうなることが分かっているのに、忍法ムササビの術の準備をしておかないんですか?
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
例えば、この件とかですかね
JATユーゴスラビア航空機爆破事件 [wikipedia.org]
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
邦題「沈黙の~」だったら余裕で生きてた。
一方、上空 30,000 フィートに放り出されたクジラと植木鉢は・・・ (スコア:0)
Re:一方、上空 30,000 フィートに放り出されたクジラと植木鉢は・・・ (スコア:1)
アーサーが来る前に逃げて~。
らぴゅーた (スコア:0)
冒頭のシーンは上空何メートルからシータは落下したんだ?
Re:らぴゅーた (スコア:2, 興味深い)
ヒンデンブルクをはじめとする硬式飛行船の飛行高度は1000-2000mとそんなに高くない。高く上がりすぎると浮力が稼げないし。
だからまあそのぐらいの高度だろう。
#軟式だともっと低い。
一方ロシアは (スコア:0)
4 8 15 16 23 42 (スコア:0)
dude
で、俺たちはどうすればいいの? (スコア:0)
飛行中でも出来るだけシートに座ってればいいのかい?
「超音速漂流」ネルソン・デミル トマス・ブロック 共著 (スコア:0)
Re: (スコア:0)
スチュワーデスのシーンが衝撃的でした。今思えば、なんであんな(最後にわずかに助かってるけど)陰惨な話を読んだんだか……