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地球

太陽活動が17世紀以来の極小期に入る可能性 93

ストーリー by hylom
今のうちに黒点を見ておこう 部門より

あるAnonymous Coward 曰く、

太陽の周期は11年の周期で黒点の活動が活発な極大期と、その逆の極小期を繰り返している。現在は極大期にあるが、近く極小期に入る可能性があるそうだ。次の極小期に転じたときには地球の気温が下がると予測するむきもあるそとのこと(本家/.)。

現在は太陽の第24周期において最も活発な時期に差し掛かっている。米国立太陽天文台および空軍研究所それぞれの研究では、太陽の表面および内部、そしてコロナからは第25周期には黒点の活動は著しく少なくなるか、もしくはほとんど活動しないということが示唆されているとのことだ。

なお、第24周期に突入したのは2008年。単純計算でいけば2019年には極小期に入ることになる。

太陽活動が極小期に向かっていると見られる理由についてはナショナルジオグラフィックの記事が詳しい。

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • by manmos (29892) on 2011年06月16日 14時05分 (#1971313) 日記

    イルカに占領される日がやってくるんですね。

    • Re: (スコア:0, すばらしい洞察)

      by Anonymous Coward
      え?
      イカとルカに侵略されるって?
  • by inoua (33235) on 2011年06月16日 14時16分 (#1971317) 日記

    寒いのは暑いのより嫌だから今のうちに少しでも地球を温めておこう。

  • そうすると (スコア:2, おもしろおかしい)

    by PEEK (27419) on 2011年06月16日 14時56分 (#1971346) 日記

    太陽の黒点の異常活動で生まれた人造細胞で作られた人造人間たちは滅んじゃうのかな?

    --
    らじゃったのだ
  • キバヤ◯:「いよいよ俺達の出番ってコトか!」
    --
    永世小学六年生神アイドル支持者(バランス取らなくっちゃなぁっ!!)
  • by Anonymous Coward on 2011年06月16日 13時34分 (#1971297)
    NHKのカイジの声の番組でやってたね、それ
  • by Anonymous Coward on 2011年06月16日 14時08分 (#1971314)
    安全ですとか言っといて、最悪な事態。言ってた奴らは消えてるし。

    今度は「温暖化といったな。あれは嘘だ」ってやつか。

    これじゃ一般の人に、科学的な思考とやらを説いても聞いてくれるとは思えない。

    理系首相が出てきて、論理的な政治を期待したら
    文系首相の方が全然ましだったし。理系冬の時代だ...
    • 科学に何を求めてるのか知りませんが
      末尾に 「・・・はずだ!」 を付けると幸せになれるかもしれませんよ。

      # 科学って、そういうものだよね?

      --
      ==========================================
      投稿処理前プレビュー確認後書込処理検証処理前反映可否確認処理後……
      親コメント
    • by Anonymous Coward on 2011年06月16日 20時40分 (#1971494)
      人の性質とか論理性とかを、理系・文系とかで区別して決め付けるのはよくないとおもいます。
      これだから理系は!
      親コメント
    • by Anonymous Coward
      受け取る側に素養が必要なのに、その必要性が理解されない状況とか
    • by Anonymous Coward

      温暖化と太陽の活動は別問題だろ。
      って事すらブッチして言われてもな。

      • by Anonymous Coward

        温暖化"対策反対"の奴らは、太陽の活動を温暖化原因に挙げてたからな。
        そこらへんでごっちゃになってるやつがいるんだろ。
        ここのところ、太陽不調気味だからそんなこと言う学者はいなくなったみたいだけど。

    • Re: (スコア:0, すばらしい洞察)

      by Anonymous Coward
      > 理系首相が出てきて、論理的な政治を期待したら
      > 文系首相の方が全然ましだったし。理系冬の時代だ...

      ゴメン、俺今でも「文系首相の方が全然まし」って思えねーわ。
      「今の首相に問題があるので降ろしたい」と言う声も理解は出来るんだけど、
      今のよりましなやつが見当たらねーし、
      • Re: (スコア:0, オフトピック)

        by Anonymous Coward

        少なくとも麻生の方が菅よりよっぽどよかったと思うけど。
        誰一人として部下をまともに使えてない菅の、どこが
        過去の総理よりマシな部分があるんですかね?

        • Re: (スコア:0, オフトピック)

          by Anonymous Coward

          そこは気をつけたいポイントだね。
          >誰一人として部下をまともに使えてない
          まともな部下が誰一人としていない、の可能性もある。

          • Re: (スコア:0, オフトピック)

            by Anonymous Coward

            アメリカと違って、政権交代しても官僚は入れ替わってないのですが。

          • by Anonymous Coward
            まともな部下を招集する能力に欠けるようでは不適格と言わざるを得ません
    • by Anonymous Coward

      安全ですとか言ってるのも、温暖化するに違いない、温暖化の理由は人間だって言っているのも
      科学ではなくて、政治です。

      表面的に科学を名乗っていても、政治的なバイアスがかかっている可能性のある部分をはがして
      いって残った部分だけを取り出さないと、本当の科学ではありません。

    • by Anonymous Coward

      安全ですとか言っといて

      「根本的には当然危険だから、何重かの安全対策を施してある」
      ではなくて
      「安全です安全www放っておいても安全すぎて困るwww」
      と言い放った知識人が、無視できない程度存在するのであれば、そりゃ問題視したいけども。

      どうなの。

  • by Anonymous Coward on 2011年06月16日 14時16分 (#1971318)
    二酸化炭素を大量放出して寒冷に備えるべき。
  • by Anonymous Coward on 2011年06月16日 14時18分 (#1971320)

    太陽劇弱りなのに全然涼しくならない。
    それぐらいすでに温暖化してるんだろ。
    これで、太陽元気になったら、俺ら蒸し焼きだべ。

    その前にベテルギウスの爆発のほうに備えねぇとな。

    • by Anonymous Coward

      その前の50年間が活動期だったので
      そのぶん暖かくなってるだけでは?

  • by Anonymous Coward on 2011年06月16日 14時25分 (#1971327)

    本来なら2012〜2013頃に極大期を迎えて太陽活動が活発になる……はずなのに、
    いまいち活発にならない。というかだんだん活動が下がってきている。あれ?
    このままだと次の極大〜極小周期の始まりが遅れたりするかも?
    (地球への影響は、ほんのちょっと気温が下がるかも?)

    ……という理解でいいのでしょうか。
    何か元記事とタレコミとナショナルジオグラフィックの記事が微妙に言ってることが違っててアレだったので。。。
    # ナショナルジオグラフィックが比較的わかりやすかったかなぁ。

    適当にツッコミとか訂正お願いします。

    • by Anonymous Coward on 2011年06月16日 14時52分 (#1971341)

      >このままだと次の極大〜極小周期の始まりが遅れたりするかも?

      ちょっと違う。

      まず、11年周期の活動の上下がある。そしてそれとは別に、もっと長期間での活動の変動がある。
      で、いつもの11年周期を観測してたら、周期がだいぶ乱れてるし、ピークの高さ自体もかなり低い。
      さらに長期的に見ると11年周期で増減しながらももっと長いスケールでは減少基調にあるように見える。

      ここから、

      「(11年周期とは別のもっと長期的な活動として)太陽活動が低下してるんじゃないか?」
      「最近の11年周期の崩れとかはこれの影響かも?」
      「このまま長期的な活動低下の傾向が強まると、気温低下要因になるかも?」

      という話が出る。次の周期が遅れるから影響が出るというより、もっと根本的な原因となる大きな変動があって、それが引き起こす結果の一つとして11年周期のズレだとか弱体化が起きてる可能性がある。

      でもって話がややこしいのは、太陽活動(黒点数:主に磁気的活動に関連)と、太陽からの輻射により地球が受ける熱との関係が必ずしも自明ではないこと。
      観測によれば、太陽の全輻射エネルギーは黒点数と相関があるように見え、黒点が多いと輻射も多い。しかし同時に、黒点の多い場合と少ない場合でスペクトルにも差が出ており、確か黒点が多いと紫外がかなり増え、赤外などの長波長領域はむしろ減る。で、黒点が少ないとその逆になる。
      ここで問題になるのが、「黒点が多い場合に、トータルでの輻射が増える効果と、吸収され熱に変わりやすい長波長側が減る効果、どちらがどのぐらい聞くのか?」という点。必ずしもよくわかっているとは言い切れないので、温度が上がるのか下がるのかはよくわからないこともある。
      (多分下がるとは言われてるけど)

      また、マウンダー極小期には黒点の数の極端な減少と、気温の低下(ただしこちらも、ヨーロッパでは気温の低下が顕著だが、全球的にはどの程度だったのか?というところで議論があったりもする)が重なっているので、黒点数と気温には相関がありそうには思える。しかしその一方、気をつけないといけないのは、黒点数と輻射量との関係が必ずしも自明では無い点。これらは両方とも別のもっと大きな原因によって引き起こされる結果として変動している、と考えられているけれども、その大元の原因がよくわかっていない。そのため、

      「黒点を増やすし輻射も増やす11年周期の原因A」
      「黒点を減らして輻射も(多分)減らしたマウンダー極小期の原因B」

      が、まったく違う原因で起きている(けど起こっている結果は似ている)可能性もある。で、さらに言ってしまえば、

      「黒点を減らすけど輻射を増やす原因C」

      というものが存在しないとは言えない(黒点と輻射の関係に関しては、そのぐらいよくわかっていない)。
      だから、今後黒点が減ったからと言って、輻射が減るかどうかは一概に言えない。観測してみないとわからない、ってところがある。

      親コメント
      • by the.ACount (31144) on 2011年06月17日 18時36分 (#1971919)

        黒点は太陽磁場で発生するんだし、太陽磁場は熱対流で磁力線がネジくれて発生するんだから、エネルギー生成率と相関しないとは思えんな。
        もっとも、氷河期の原因は地球上の大陸移動の方が大きいんだが。

        --
        the.ACount
        親コメント
      • by Anonymous Coward

        元コメACです。
        ぐだぐだ書いたり消したりしていたら変なつながりになってしまったので訂正。

        >黒点が多い場合に(中略)(多分下がるとは言われてるけど)

        正しくは

        「黒点が多い場合にどうなるかは必ずしも自明では無い」
        「ただ、黒点の少ない時期は気温は多分下がるとは言われている」

        元コメは書き直している間に逆のつながりになってしまっていました。訂正します。

      • by Anonymous Coward

         日本の場合、マウンダー極小期だけ凶作や飢饉が多かったわけじゃなく、江戸時代から昭和初期までの約三百年間が凶作や飢饉が多かった時期ですからねぇ。
        氷河期だってポールシフトで極地になっていただけじゃないかって話もあるし。

         ただ、太陽の活動が変われば太陽光をエネルギー源にしている植物に影響が出て、その植物を食べる動物にも影響が出る可能性はある。
        そういう意味では、約三百年ぶりの事態なので、色々な想定外に対しての心構えをしておく必要がありますね。

    • by Anonymous Coward on 2011年06月16日 14時46分 (#1971338)
      元記事がおかしい。
      例えば、冒頭の『太陽の周期は11年の周期で黒点の活動が活発な極大期と、その逆の極小期を繰り返している。』は恐らく Wikipediaからのコピペ。

      <Wikipedia:太陽嵐の項:概要>の冒頭にある、
      『太陽は、太陽黒点数の変化周期である約11年のほか、約200~300年などのいくつかの活動周期を持つと言われている。最も顕著なのは11年周期であり、およそ11年ごとに、活動が活発な極大期とそうでない極小期とを繰り返す。』
      からの引用のようです。
      しかしその前半の大部分を省略しているうえ、11年の周期的な活動だと書いた直後に「近く極小期に入る可能性がある」などと勝手な一文を書き足しているため、意味不明な記事になっています。

      また、参照先として示されたナショナルジオグラフィックでは、当然ながらそのような頓珍漢な前提に基づく記述にはなっていませんから、記事が示している内容が相互に噛み合わなくなっています。

      仰る通り、にナショナルジオグラフィックを読んだほうがわかりやすいです。
      親コメント
    • by Anonymous Coward
      地質学的にはごく短期間の観測データによれば、太陽黒点数と気温の間に相関関係はみられるようだが、因果関係の存在は実証されていない
      • by Anonymous Coward on 2011年06月16日 14時56分 (#1971345)

        ちょうど、この前のコズミックフロント [nhk.or.jp]でその話をやっていましたが、

        太陽の活動(磁場)が弱まり、黒点が減る

        磁場に遮られていた宇宙線が地球に到達するようになる

        宇宙線が大気中の分子にぶつかる頻度が増え、雲の核となる微粒子ができやすくなる

        微粒子が増えると雲も増える、かつそうした雲は雨となって消滅しにくい

        日光が遮られ気温低下

        という説が語られていました。スベンスマルク効果 [wikipedia.org]というらしいです。
        個々の要素については、実験やシミュレーションで検証されているようです。
        それが全体として正しいかは不明ですが。

        # と思って今Wikipedia見たら、その説は現在では否定的な結果が報告されている、って書かれてるね?
        # でもまぁ、理由は違っても、何かしら因果関係はあるんじゃないかなぁ。実際気温下がってたわけだし。

        親コメント
        • Re:スベンスマルク効果 (スコア:1, すばらしい洞察)

          by Anonymous Coward on 2011年06月16日 17時52分 (#1971423)

          そして、農作物が不作となり、穀物市場の影響から大不況となっていくのですね。

          親コメント
          • Re:スベンスマルク効果 (スコア:1, すばらしい洞察)

            by Anonymous Coward on 2011年06月17日 7時14分 (#1971604)

             農業に使うための淡水の地下水が枯渇し始めている地域がありますしねぇ。
            さらに人口は増える一方なので、食料価格が長期的に安定しているって考える方が難しいよね。
            どこかの国のどこかの政府のどこかの組織は、食料の長期的な安定を前提に国内農業を壊滅に追い込もうとしているけど。

             いつまでも買えると思うな水と食料…っと。

            親コメント
      • by nim (10479) on 2011年06月17日 10時02分 (#1971635)

        地球の気温→太陽の活動方向の因果関係が
        あり得るとは考えられないので、
        本当に相関関係があるなら、当然、

        (太陽の活動の何らかの変化)
          →黒点数
          →地球の気温

        という因果関係でしょう。
        だったら、黒点数が減れば気温が下がると
        予想するのが妥当なのでは?

        親コメント
  • by Anonymous Coward on 2011年06月16日 14時59分 (#1971348)

    質疑応答の際に、現在の太陽ニュートリノの状況を聞いてもらえないでしょうか?

    後は、福島第一のメルトダウン時のカムランドの測定値を・・・

    今年度は申し込むの忘れたので・・・orz

    • >福島第一のメルトダウン時のカムランドの測定値を・・・

      まず,KamLANDで検出される原子力発電所由来のニュートリノによるイベント数というのは非常に少なく,原発が平常通り運転されていた時点で全ての原発からくるニュートリノをあわせても年間で数百件ぐらい,つまり一日せいぜい2-3件程度です.福島第一はその中でもまあそれなりに離れている方ですので,この中での寄与はさらに少なくなります.
      (つまり,福島第一全機が通常の最高出力で運転していても,数日に1個検出されるかどうか,という検出率)

      さらに,メルトダウンはそりゃまあ惨事ですが,ニュートリノを発生させる核反応という意味では別に燃料がそのままだろうが溶けてようが大きくは変わりません.臨界に達していないため(減速材の水もないし,溶けて一カ所に集まると中性子が外に飛んでいくばかりでほとんど連鎖しない),核反応の起きている数は原発の通常運転時に比べ劇的に少なくなっています.

      全力運転時ですら数日に1件検出,とか言うレベルのものが,緊急停止でさらに一桁以下の核分裂数(=一桁以下の放出・検出されるニュートリノ数)に落ちているわけで,それがメルトダウン時に燃料の集積形態が変わって多少核分裂数が変わったとしても,KamLANDで検出するのはまず無理ではないかと.

      親コメント
    • >現在の太陽ニュートリノの状況

      有名な話ではありますが.
      太陽のコア付近で核融合が盛んに起き,そこで熱が発生します.しかしこの熱は,周囲のプラズマと何度も相互作用し,対流と共に移動してくるため,表面に上がってきて外部へ輻射されるまでには非常に時間がかかります(数十万年とか100万年とかそのぐらいだったと思います).
      一方,核融合の際に発生したニュートリノは,ほとんど相互作用をすることなく発生と同時にほぼ光速で地球に向かって飛んできます.

      つまり,今現在飛んできているニュートリノの量に関連しているのは,数十万年後などに地球に輻射される熱の発生機構です.
      そんなわけで,多分聞いてもあまり関係ないかと……

      親コメント
  • by Anonymous Coward on 2011年06月16日 15時09分 (#1971354)

    > 次の極小期に転じたときには地球の気温が下がると予測するむきもあるそとのこと(本家/.)。

    予測するむきもある「そ」とのこと

    地球外生命体が心配してくれているのだろうか。

    • Re:typo (スコア:4, おもしろおかしい)

      by PEEK (27419) on 2011年06月16日 15時46分 (#1971375) 日記

      「そ」は永久に横たわる死者にはあらねど
      測り知れざる永劫のもとに死を超ゆるもの

      --
      らじゃったのだ
      親コメント
    • by Anonymous Coward

      チャララー、ラララ、ララー、チャーン、チャーン
      宇宙人は地球の滅亡を知っていた?!

      我々はメキシコへ飛んだ。

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UNIXはただ死んだだけでなく、本当にひどい臭いを放ち始めている -- あるソフトウェアエンジニア

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