火星に水が流れている?NASA発表 49
ストーリー by headless
流水 部門より
流水 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、
NASAは、火星上で気温の高い数ヶ月間、水が流れている可能性があることを発表した。論文は5日付の科学誌Scienceに掲載されている(MRO - Mission News、 Scienceに掲載された論文の概要、 asahi.comの記事、 Science Blogの記事、 本家/.)。
これはNASAの探査機Mars Reconnaissance Orbiter(MRO)の撮影した火星表面の画像を、米アリゾナ大学の研究チームらが分析した結果によるもの。 火星の春の終わりから夏にかけて、地表に筋のようなものが現れ、冬には消える。この「筋」が水の流れと考えるのが、季節に応じて出現する理由として妥当だという。また、火星では夏といっても氷点下であることから、この液体が塩分を含んでいることが予想される。
液体の水の存在は微生物など生命体の存在に深く関わるため、この発表が本当であれば地球外生命体の可能性が大きく高まると考えられている。
古代中国の知恵 (スコア:5, おもしろおかしい)
火星に水があることがこれで明らかになりつつある。
水星には土が(地球型惑星だから)、
金星には火が(アレだけ暑けりゃ)、
木星には金が(地球と同じソースの固体部分には少しはあるだろう)、
そして、土星には木が・・・・
http://kotobank.jp/word/%E7%9B%B8%E5%85%8B [kotobank.jp]
Re:古代中国の知恵 (スコア:1, 興味深い)
俺んとこには無いけどな ha!
Re: (スコア:0)
何故相生ではなく相剋の逆なんでしょう?
Re:古代中国の知恵 (スコア:2)
火星ぐらいの環境なら (スコア:2, すばらしい洞察)
生命はまず居るだろうけども、問題は見つけられるかどうかでしょうね。
Re: (スコア:0)
いや、地球型の有機生命体を仮定すれば実証はかんたんでしょ。
栄養となる培地(菌類死滅済み)を火星において腐るかどうか観察すればいいんだから。
腐ったら、火星に生命がいること実証。
Re:火星ぐらいの環境なら (スコア:1, すばらしい洞察)
絶対数や代謝が少なくてタイムスケールが1000年以上あるかもよ?
Re: (スコア:0)
今さら言わなくても、もう30年以上前のバイキング計画でやってるわさ。
Re: (スコア:0)
地表にいるとは限らんぜ?
地中深くにいる古細菌みたいな感じで、岩盤のずっと下の方にいたりしたらその方法では見つからない。
培地だって、相手にあわせて成分変えなきゃいけないわけで。地球上の生物を対象にした場合でさえそうなんだから。
しかし... (スコア:1, おもしろおかしい)
2010年過ぎても、まだこんだけしか分かんねーのかよ..
アーサー・C・クラークのウソつき
Re:しかし... (スコア:1)
そもそも Science Fiction ですから元々ウソの範疇だろうし。
テレビがウソを流さないと信じてる人もいるからしょうがないとはおもいますが。
#お台場デモは完全スルーされてる。
Re:しかし... (スコア:1)
>むしろ報道される可能性があると思ってるとしたらそのほうが驚きだ
ここでアイロニーを解さない人がいるとしても誰も特に驚きはしない。
>何も流さなければ嘘を流したことにはならないよね。「今日もお台場では何一つ変わったことはありませんでした」とか。
何も流さないのはもはや報道どころか放送ですら無いけど言葉の定義なんて立場次第だからどうでもいいね。
#立秋は暑い。
ヒャッハー (スコア:1, おもしろおかしい)
水だァ!
Re:ヒャッハー (スコア:1)
慌てるな、まずはpH調べてからだ。
#工場なんかで怪しい水を見つけるととりあえず試験紙を探す。
Re: (スコア:0)
水なんて平和なものじゃなくて (スコア:0)
Re:水なんて平和なものじゃなくて (スコア:5, 参考になる)
温度が250-300K程度に上がると出てくるので,このあたりの温度で溶けてくるものだと考えられています.
また,結構比熱が大きいようです.
さらに,南半球の広い範囲で観測されているので,火星でありふれた物質だと思われます.
火星表面で,この程度の温度域で相変化を起こすそこそこの量がある物質は水か二酸化炭素ですが,二酸化炭素の場合は気化してしまうため,水じゃないか?と推測されているようです.
ただし純粋な水は250Kなどの温度では凍るし,これだけ低い気圧だと気化もしやすいことから,塩類を豊富に溶かしていて凝固点も蒸気圧も低くなっている水なんじゃないのか?という予想です.
Re:水なんて平和なものじゃなくて (スコア:5, すばらしい洞察)
>濃硫酸とか、生物にまずいものという可能性はないの?
なんでお前はそう自分中心にしかモノを見られないんだ?
いいか?たとえばお前が大好きな酸素はそもそも我々よりも先に地上にいた嫌気性細菌にとっては猛毒なんだぞ?
藍藻類が野放図に大気中に酸素をばらまいた結果、嫌気性細菌は地上を明け渡して我々酸素大好きな生き物が闊歩するようになったんだ。
だから仮に火星に濃硫酸が大量にあったとしよう。
その場合は、濃硫酸に最適な生命体がそこで発生し生き残るに違いないよ。
生命ってのはそういうもんだ。たまたま地球上で濃硫酸がレアな存在だから我々は濃硫酸に弱いだけなんだ。
地球上で水に弱い生命体が居たらすぐさま滅んじまうだろ?
もしほかのまったく違った環境で生まれた知的生命体はこう言うかも知れないぞ。
「水とか、生命にまずいものが大量にある環境で生き物なんか生まれるはずがないじゃないか!」
と。
Re:水なんて平和なものじゃなくて (スコア:2, おもしろおかしい)
DHMO怖い
Re:水なんて平和なものじゃなくて (スコア:2)
>生命ってのはそういうもんだ。たまたま地球上で濃硫酸がレアな存在だから我々は濃硫酸に弱いだけなんだ。
>地球上で水に弱い生命体が居たらすぐさま滅んじまうだろ?
全体的にSFに毒されすぎじゃね?
色々なパターンの生命発生プロセスは確かにあるかもしれないけど
“自分中心にしかモノを見られないんだ?”と言うほど確実とは言えないかもしれないよ。
嫌気性細菌だって基本水が発生に関わってると考えられてる生命ですから。
実は生命ぽいものの発生には液相の水が必須かもしれない。生命はそんなに自由度が無いのかもしれない
と、いう可能性もあるでしょ?
##ま、個人的には濃硫酸じゃ脱水性強すぎて厳しすぎる気がするな。酸素、場合によっては水素一緒に取られるからなあ
##有機系はほぼダメだろ、無機系で生物とか無くね?みたいな
Re: (スコア:0)
> だから仮に火星に濃硫酸が大量にあったとしよう。
> その場合は、濃硫酸に最適な生命体がそこで発生し生き残るに違いないよ。
「違いない」とまで言うのは言い過ぎかと。
「絶対に生命なんて生まれない、と言い切るのは間違いだ」くらいなら言えますが。
じっさい、金星は濃硫酸の雨が降ってるそうですが、生命の話は聞いたことがありません。
将来的に見つかるかも知れませんが。
極端なことを言えば、太陽の中や宇宙空間に生命がある可能性だって完全否定はできませんが、
だからといって、その研究のために予算を投じる価値があるかというとどうか。
Re:水なんて平和なものじゃなくて (スコア:1, 参考になる)
だから、いつぞやのNASAの発表で砒素を取りこめる微生物が見つかったというのは
生命の系図を表したときに根元の根元で違ってしまう生物がいたという。(うそか本当かは知らないけどね)
地球型生命体ではない生物が居るかもしれないしそれの観測手段を地球人類は持っていないだけかもしれないんですよ。
なので、その根元から環境適応して生物が枝分かれしたと仮定を行うとすると
環境適応のために進化するという話なので濃硫酸に最適な生命体が発生していると考えられる。
だから、その環境でかつ生命体が発生していると考えた場合にその環境に適応した生物が発生して生き残るに違いないといっているのであって
火星に居る生物は濃硫酸に最適な生物!といっているわけじゃないよ、仮定に仮定をかさねて推論してるんだよ
Re: (スコア:0)
いま議論しているのは、最初の生命が生まれるための環境として、硫酸はどうでしょうか?
ということだと思います。(そもそも火星に生命がいるか?という段階なのですから)。
最初の生命が生まれてしまえばあとは適応する、というのは、そのとおりかもしれませんが。
Re:水なんて平和なものじゃなくて (スコア:1, 参考になる)
その最初の生命体すら壊してしまったのがNASA発表の砒素を取り込める生命体です。
ようするに、生物は6元素C, H, N, O, S, P(だっけ?)だと思われていたのが
C, H, N, O, S, As(かな?)になっているわけで。
生物の根幹から異なる生命体なので最初から濃硫酸の中で生物が生まれる可能性は否定できません。
Re: (スコア:0)
今のところそれ以前、C,H,Oあたりは念頭にあるけど、まずは溶媒の存在あたりの話では?
生命に関しては色々レベルがあって、一番基本なところでは、エントロピーを減少させるエネルギーの流れがあるとか、エネルギーを伝え、貯め、運動に変換できる複雑な系が構築できることとかある。
そういったもので人間が一番良く知り、また検出も可能であるのが、原子同士の電磁気学的な関わりである、我々のベースでもある化学反応。
化学反応をベースにした場合、反応の場となるために様々な物質を溶かす溶媒が必要。
気体でも反応は可能だけれど、原子の密度的に液体の方が反応が早い(=確率が高
Re:水なんて平和なものじゃなくて (スコア:1)
深海の熱水噴出孔 [wikipedia.org]は高濃度の硫化物が存在する酸性の環境ですが、古細菌が多く生息し、「他で発生した生物が過酷環境に適応したというより、こちらが生命の起源なのでは?」という説もあります。
そもそもの話、硫酸は元Anonymous Coward氏が出したただの例えですよね?
この水らしい何かの実際の組成は判らないわけで…。
Re:水なんて平和なものじゃなくて (スコア:2, 興味深い)
一方、10年ほど前に発見されたロストシティ [wikipedia.org]というタイプの熱水噴出孔は硫酸を含まず、水素やメタンなどの還元性の物質を多く含んだ弱アルカリ性(pH9-11)の熱水を噴出し、やはり周囲には古い古細菌が生息しています。
生命誕生の場所としては硫酸を含まず、よりマイルドな環境、かつ有機物の始原物質が豊富、かつ生物のエネルギー源が豊富なロストシティのほうじゃね?という説もあり、私もこちらのほうが妥当だと考えます。
Re:水なんて平和なものじゃなくて (スコア:1, すばらしい洞察)
濃硫酸のいう物質は存在しないわけで・・・
生物の存在可能性に関して本質的なのは (スコア:1, すばらしい洞察)
固体しかない環境存在できる生物ってのはちょっと考えにくい(というより、もし存在しても生物として認識できなさそう)。
そう考えると別に今回の筋の正体が水でなくても、なんらかの物質が液体として存在しているらしいということだけで生物の存在可能性にはプラスと言えるのでは。
Re: (スコア:0)
Re:水なんて平和なものじゃなくて (スコア:3, 参考になる)
普通に売っている濃硫酸(98%)だと、融点が3℃ ですが、少し薄い 34%だと、-56.4℃
他にも塩類が多く含まれていれば、蒸気圧も低くなるので、火星でも割と長い時間
液体で存在できそうです。
でも、そんなものじゃなくて、この液状のもの自体が、一種の生物だとか、その群体
だったら、SF的でもっと面白いのですが。
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
そういうのがあれば、今までの探査機の調査で土壌や大気からなんか出てくるんじゃないの?
これで (スコア:0)
Re: (スコア:0)
そっれーゆけープリn(ry (スコア:0)
Re: (スコア:0)
後頭部家来に支えられてるのって、名前なんだっけ?
Re:そっれーゆけープリn(ry (スコア:1, おもしろおかしい)
それともうちゅうの玉者ニコちゃん大玉?
#ちたまの連中なんかイチコロだがや
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
成分が判明したら (スコア:0)
コンタミ (スコア:0)
有人探査で「生命反応発見!」とサンプル持ち帰り解析したら、自分たちか過去の探査機が持ち込んだ地球のバクテリアや古細菌でしたというオチ。
になる可能性が一番高いと思う。
Re: (スコア:0)
生き残ってるならそれはそれで凄いことじゃないか?
Re:コンタミ (スコア:1)
ジャミラ?
Re: (スコア:0)
サーベイヤーで検証済みだけどな。
着陸機は一応、殺菌してるんじゃないかな。
Re: (スコア:0)
ロシアというかソ連の探査機がヤバいらしい。
滅菌何それ? って状態だったとか。
・・・とはいえ、ソ連の探査機は火星大気圏に降りたの無かった気がするな。
墜落したのはあるのかな?
Re: (スコア:0)
着陸してさぁがんばるぞというところで、死んだのが1機あったはず。