欧州宇宙機関、太陽探査機を2017年打ち上げ予定 10
ストーリー by headless
yin-yang 部門より
yin-yang 部門より
danceman 曰く、
欧州宇宙機関(ESA)は10月4日、次の2つのミッションに太陽探査機「Solar Orbiter」と、宇宙望遠鏡「Euclid」が選定されたことを発表した( ESAのニュース記事、 BBC Newsの記事、 本家/.)。
Solar Orbiterは太陽風の仕組みを探ることが目的で、2017年に打ち上げ予定。近日点で太陽から約4,200万キロメートルまで接近する楕円軌道に投入され、過去に行われたどのミッションよりも太陽の近くで行われるミッションになるという。 EuclidはSolar Orbiterと対照的に宇宙の暗黒面を探ることを目的としており、暗黒物質や暗黒エネルギーの仕組みの解明が期待されている。2019年の打ち上げを計画しているが、正式決定は来年になるようだ。
Solar OrbiterとSolar Probe Plus (スコア:2)
NASAのSolar Probe Plus [jhuapl.edu]がコロナに突っ込むつもりらしいから、こっちの方が太陽に接近する。目指してる距離で見ると、Solar Orbiterが太陽半径の60倍の距離に対して、Solar Probe Plusは太陽半径8.5倍。
でも、打ち上げはSolar Orbiterが一年早いし、Solar Probe Plusは、太陽と金星の間を7年かけて7往復して軌道を調整する。Solar Orbiterも太陽-金星間を数周して、太陽の極が見える位置まで軌道をひねる [nasa.gov]みたいだけど、耐用年数が7年な事から考えても、多分Solar Orbiterの方が先に最接近するんだと思う。
しかもSolar Probe Plusは、コロナの熱に耐える機体構造にしなきゃいけないから、開発が難航して打ち上げ延期もありうる。Solar Orbiterの目指す距離は、以前にHelios [wikipedia.org]が通った距離(太陽半径62倍程度)とそれ程変わらないから技術難度は大分違うと思う。
ダークサイド (スコア:0)
>宇宙の暗黒面
暗黒面て、専門家でないのでよくは知りませんが、
ダークマターとかダークエネルギーって
フォースの暗黒面みたいに呼ばれてるんですね。
分かっちゃいるけど何か笑えるw
Re:ダークサイド (スコア:1)
いやむしろ「暗黒」というのは「暗い」「黒い」現象を指しているのであって、
精神的道徳的社会的教義的その他の理由で、善し悪しOR善悪を
「光と影」や「暗黒面」みたいな感じで表現する方が比喩的表現なのでは?
#フォースの反道徳的な利用法を「暗黒面」などと呼んだりしている
もちろん、この比喩はあまりに一般的で広く普及した物ではあるのだけどね。
Re: (スコア:0)
おっしゃる通りなんですが、しかし、
ダークマターやダークエネルギーが「暗い」わけでも「黒い」わけでもないですよね。
暗かったり黒かったりするのは空間そのものなわけで...
暗いよ (スコア:0)
>ダークマターやダークエネルギーが「暗い」わけでも「黒い」わけでもないですよね。
いや、暗いよ。暗いから見えないわけで。
ダークマターなんてのは元々「暗くて光学観測では引っかからない何かがある」ってことで「ダーク」を冠されているわけで、文字通り暗い。
#光を発していない=暗い
ダークエネルギーはその帰属が確実ではないから何とも言えないけど、少なくともダークマターなんぞは(主流の説では)別に空間の性質でもなんでもない(空間の中に、見えないある種の物質として存在)わけだから、「空間そのもの」ってのは違う。
#ダークエネルギーに関しては空間そのものの性質、ってのも十分あり得るけど。
太陽のダークサイド (スコア:2)
太陽の反対側の面は夜に決まってんでしょJK。
Re:太陽のダークサイド (スコア:3)
幼児:雨の日におひさまが出ないのはね、雨にぬれて火が消えるからなの。
そうだったのか! (スコア:0)
太陽って月と同じく常に同じ面を地球に向けてたんですね!!
Re: (スコア:0)
太陽は、円盤じゃなくて球形だし、地球にいつも同じ側を向けているわけじゃないから「向こう側」なんてないよ。
でも、「外側」「内側」ならあるよ。内側は真っ暗かもね。