ロシア、プログレスによる ISS への補給を再開 21
ストーリー by reo
めでたし 部門より
めでたし 部門より
ある Anonymous Coward 曰く、
ロシア連邦宇宙局は 10 月 30 日、ISS への補給物資を運ぶプログレス補給船を載せたソユーズ U ロケットの打ち上げに成功した (asahi.com の記事、CNN.co.jp の記事、sorae.jp の記事、AstroArts の記事より) 。
プログレスは 11 月 2 日 20 時 40 分 (日本時間) に ISS とドッキングを行う予定。8 月の打ち上げ失敗により ISS への影響が懸念されていたが (/.J 記事) 、これで一安心といったところだろうか。次回のソユーズ宇宙船の打ち上げは 11 月半ばに予定されている。
いずれISSは中国のもの? (スコア:2)
それともインドかな。
古川聡さんは帰って来れるんでしょうか。
Re: (スコア:0)
中国はISSに参加していませんし参加できる見込みもありません
Re: (スコア:0)
参加したいとも思っちゃいないんじゃないですかね.
天宮と神舟で独自のステーションを獲得しようとしているわけで.
ちなみにドラゴン宇宙船 [sorae.jp]は早ければ年末にもISSへのランデブー試験等を行う予定だそうです.
Re: (スコア:0)
本当は参加したいんじゃないのかな?
でもアメリカの安全に対する考え方に,中国は答えられないと思う。
もしアメリカがOKを出すのは中国が実績を積んで,アメリカが次のステージに進むときだと思う。
アメリカなんて本当はやめたいけど意地とプライド(と公共事業)でやっているのだと思うよ。
中国もそうだけど。
神舟8号も昨日打ち上げ (スコア:0)
タイムリーなことに、天宮1号と無人ドッキング試験を行う神舟8号も昨日打ち上げ [sorae.jp]られてたりしますな。
まあ、中国は自前でやるみたいだし、米も高い金かけて作ったISSをそうそう簡単に手放すのは良しとしないでしょう。
今後数年のうちに、ドラゴンはじめ民間の輸送手段も揃ってきてコストも削減できるのですし。
もし手放すとしたら、よっぽどの経済危機(たぶん中国も死んでる)か、ドラゴン・ドリームチェイサー始め自前の輸送手段が全部こけて目処が立たなくなるぐらいの事態に陥ったらとかでしょう。
Re: (スコア:0)
昨日じゃなくて今日ね。
ペイロードは日本製のHTVの方が多い (スコア:0)
ISSへの補給ミッションはすでに2回こなして、日本の誇れる技術だと思います。
愛称は「こうのとり」、ISSへは「ランデブー・結合システム」で合体します。
ニュースの論点は補給の話ではない (スコア:1)
ソユーズ ロケットの打ち上げがこのところ失敗していたから,ロケットの成功の方が重要。
安全性が確認されないと,交代要員の輸送ができず,
最悪ISSを一時無人にしなくてはならないところだった。
スペースシャトルは退役していま,ロシアしか人員を輸送できないわけで。
HTVが有人だったら特に慌てなくてもよかったんだけど。
Re: (スコア:0)
数字的には、生きた人間をHTVに積めますけどね。
与圧可能は言うまでもなく、H2Aの加速は人間をぺしゃんこにするほど大きくもない。
生命維持装置の重量を取られるにしても、それで実用性を失うほどペイロードは小さくない。
じゃあ積もう、というわけにもいきませんが。安全係数的に。
Re: (スコア:0)
だけど行くのは行けるけど,帰ってくることができない。
HTV-Rが実現すれば,有人もすぐ手の届くところに。
Re: (スコア:0)
そんなことを言い始めたら、スプートニク2号でも人を乗せられた。
Re: (スコア:0)
どうやって無人にするんだ?
殺し合えって?
Re:ニュースの論点は補給の話ではない (スコア:1)
帰還用(脱出用)の宇宙船は常に軌道上にありますから
いまISSにいる人たちはいつでも地球に帰還可能。
交代要員を輸送できないだけ。
一応ISSを無人で管制することも考えていたらしいです。
Re: (スコア:0)
HTVによるISSへの補給ミッションは10回未満で終わりそうです
H2Bもそれに伴い退役でしょう
予算の制約から有人宇宙飛行はあり得ません
Re: (スコア:0)
そこは何ともいえないと思いますが。予定自体は5?6回しか決まってません。
米国が続けるといえばだらだらとついて行っている気もします。
Re: (スコア:0)
予算の話をし出すと今勢い勇んで宇宙開発予算が出せるのはそれこそ中国くらいなものでしょう。
しかしだからといってやめるというわけには行かないんじゃないでしょうかね。それにやめたほうがいいと言ってる方もいますが、日本の状況から何でも縮小というのを突き詰めると日本いらないとかにまでなっちゃうし、さらなる日本人の希望の減退につながるのでどうかと。
Re: (スコア:0)
予算の話をし出すと今勢い勇んで宇宙開発予算が出せるのはそれこそ中国くらいなものでしょう。
いや、上下朝鮮共々、とってもがんばっていますよ。
Re: (スコア:0)
HTVはISSの軌道補正用の燃料積めないからプログレスの代替にはならんよ。
# ESAのATVは燃料の搭載が可能。
ちなみにプログレス44Pの失敗以降、ギアナからのガリレオの打ち上げ [sorae.jp]やバイコヌールからのグロナスの打ち上げ [sorae.jp]がソユーズロケットにより行われ、いずれも成功してるので、この45Pの打ち上げ成功の意義はやっぱりISSへの補給再開という点が大きいと思う。
まだコロリョフを越えられない (スコア:0)
ソユーズの開発者、コロリョフはあのスターリンの大粛正で強制収容所からギリギリ生還した人ですよね。
ゴルバチョフ時代以降度々廃止話が浮上しますが、まだまだ現役が続きそうですね。
Re: (スコア:0)
自動車の世界でいうならワーゲンどころかフォードTが未だ現役みたいなもんだよな。
Re:まだコロリョフを越えられない (スコア:1)
ソユーズの打ち上げロケットは、第1段・第2段は世界初の人工衛星スプートニクを打ち上げたものと基本的に同じ。2段式だったスプートニクに第3段を追加したのがボストークで、その改良型がソユーズ。
で、そのスプートニクを打ち上げたロケットはさらにその元を辿ると、世界初のICBM [wikipedia.org]の転用、なんてシロモノですから…
T型フォードどころか、キュニョーによる世界初の自動車 [wikipedia.org]が今も現役ってレベルじゃないかな。