
「化学物質恐怖症」が台頭している? 114
ストーリー by hylom
炎上マーケティング 部門より
炎上マーケティング 部門より
taraiok 曰く、
ピューリッツァーを賞受した科学ライターDeborah Blum氏が、「米国の報道機関は曖昧な化学物質の危険性を煽っている」と主張している。やり玉に挙げられているのは、NewYork Timesの Nicholas Kristof氏だ(PLOS BLOGS、本家/.)。
批難されているKristof氏は、過去に「化学物質が我々の体を脅かしている」と主張。また、「毒素が自閉症の原因か?」といった記事も書いている。確かに厳密に調べれば一因として化学物質が原因の可能性もあるが、しかしそれは過剰な意見であり、不条理だとBlum氏は言う。
さらに問題なのが、記事中では「化学物質(Chemicals )」や「毒素(Toxins )」というような曖昧な用語が使われている点だ。これは同じ原子を含んでいるからといって水(H2O)と致死性の高いシアン化水素(HCN)を「化学物質」としてひとくくりにしてしまうようなものだと批難、これをやめてたとえば「ペルフルオロオクタン酸(PFOA)」のように化学物質名でその危険性を伝えるべきだとしている。
また、Kristof氏はその記事の根拠を特定の大手化学メーカーへの取材に頼っている点や、化学的な専門用語に関する知識不足についても指摘されている。Blum氏はこのような不十分な調査による記事が新聞に掲載されて耳目を集めるのは非常に問題で、またNewYork Timesのような米国の報道機関は、曖昧な化学物質の危険性を煽ることで消費者たちを化学物質恐怖症(chemophobia、ケモフォビア)に陥れており、それが企業としての繁栄につながっているようにも見える、とも述べている。
ジハイドロジェンモノオキサイド (スコア:5, おもしろおかしい)
化学物質名で、DHMOの危険性を訴えろということですね。
なるほどなるほど。
# 一般名称だと安心してしまいますからね!
Re:ジハイドロジェンモノオキサイド (スコア:1)
あらゆる物質が溶けてしまいます!
の方がわたしの魂を揺さぶる。
強毒だからということよりも多量に存在してオールマイティでなにものも打ち勝つことができないの方がインパクトあります。
Re:ジハイドロジェンモノオキサイド (スコア:1)
黒潮から金を取り出すことができる、ような話を読んだことがありませんか? なければいいです。
C2H5OH (スコア:5, 興味深い)
かなり昔、郵便物の自動仕分け機のことを取り上げた番組で、郵便物には目には見えないが紫外線に反応するバーコードが印刷されている、という内容の説明で
「このバーコードを印刷するインクにはエタノールという大変危険な物質が使われており…」
というナレーションが入って倒れそうになったのを思い出しました。
#まあ、違う意味で危険な液体とは思いますが
Re: (スコア:0)
逆に、水酸化ナトリウムはアルカリだから体にいい、とかもありそうな。
Re:C2H5OH (スコア:2)
このような毒劇物が食品添加物として使用されており・・・・・
今、旬なネタは (スコア:5, 興味深い)
放射線恐怖症(ラジオフォビア) [wikipedia.org]
#デマを広めてる人が多いので解消するのは難しそうですが・・・
水を飲むと屁(CH4)をこきます
Re:今、旬なネタは (スコア:1)
> 水を飲むと屁(CH4)をこきます
屁は勘弁してください。
Re:今、旬なネタは (スコア:1)
>放射線をこわがるのは全て放射線恐怖症という病気
そんなこと誰も言ってないじゃない
Re:今、旬なネタは (スコア:1)
言っていないことが聞こえるのも一種の恐怖症だよね。
さすが、そっくりだ (スコア:1)
上杉隆がTBSのラジオ降板の理由を東電批判のためと嘘をつき(実際には他に理由があり震災前から決まっていた)、それがバレてつっこまれた時、「TBSがはっきりと降板理由を自分に伝えなかったので、だったらこっちで想像して言うしかない」と意味不明の言い訳をしていた。
Re:今、旬なネタは (スコア:1)
モデレーションではなくオプショナルなタグ付与で様子見するというのではまずいでしょうかね?
// 不機嫌でねじくれた日記を書くときに有用な提案ありがとうございます。
理解しがたいこと (スコア:3)
化学調味料って名前を変えると忌み嫌われる物質になってしまうこと。
植物由来=自然にも体にも優しいってイメージも理解できないなぁ。
如何なる内容であろうとACでの書き込みは一切無視します。
Re:理解しがたいこと (スコア:2)
アミノ酸なら健康に良くって
ドウモイ酸 [wikipedia.org]とかイボテン酸 [wikipedia.org]みたいに毒性もったアミノ酸もあるけどね。
言いたいことは分かるよ、ビタミンCと書くと見栄えは良いが、酸化防止剤(アスコルビン酸)って書くと
とたんに人に仇なす食品添加物という扱いになるみたいな感じでしょう?
いきなり間違ってますよ (スコア:1)
>アミノ酸 弱酸の有機酸
間違ってますよ.
アミノ酸は分子中にアミノ基とカルボキシル基をもちますが,両者の数に関しては様々です.
アミノ基の塩基性とカルボキシル基の酸性度はまあ似たようなものなので,数が多い方の性質が強く出てきます.
そのため,カルボキシル基の方をいっぱいもつアミノ酸(例えばアスパラギン酸)なら水溶液にした時には酸性に,アミノ基を沢山もつアミノ酸(例えばアルギニン)なら今度は塩基性になります.
実際には置換基だのその位置だので微妙に変わるので,1つのカルボキシル基と1つのアミノ基なら中性,とは言えませんが.
#ほぼ中性,ぐらいなら言える.
(C6H12O5)2 (スコア:2)
砂糖も(C6H12O5)2 [google.co.jp]という化学式で書くことの出来る「科学物質」なので毒です。
って主張も…
#あまりにもいろいろ間違いすぎているので、突っ込みようがない。
Re: (スコア:0)
・コーラを飲むと骨が溶ける
・味の素を使うと舌がバカになる
・カレーは飲み物
Re:(C6H12O5)2 (スコア:1)
コーラを飲むと歯が溶ける、というのはありだな。
別にコーラに限らず炭酸は歯を溶かすに充分な酸性。
歯にも修復能力があるので、それを超えなければよいが、
だらだらと時間をかけて飲んでいると良くないらしい。
やっぱコーラはイッキ飲みだよね。
#そうやって何度吹いたことか。
Re:(C6H12O5)2 (スコア:1)
”コーラの酸で歯がとける”ってのが一番デムパなトンでも話だと思うんだが。
電波さんとミュータンス菌に餌投入。
原液に長時間漬け込んでもほとんど溶けない、つか常識的にありえんだろ。
コーラの害として考えられるのは高濃度のブドウ糖果糖が虫歯菌の餌になり、血糖のコントロールを乱して体液の恒常性に悪影響を与えて各種の障害を引き起こす。
特に日本人は血糖のコントロールが下手なので、万病の元になりかねない。
ダイエットコーラではこの手の問題は無いが使用されている人工甘味料には何かと論争の種になっている物質が多い。
コスト的に難しいだろうけど、オリゴ糖使えばお腹にやさしいだろうし、黒糖使えばカラメル色素いらないよね。
Re:(C6H12O5)2 (スコア:1)
一応、「酸蝕症 [wikipedia.org]」あるいは「酸蝕歯」という生活習慣病があります。
コーラが主犯というわけではなく、炭酸飲料水とかお酢とかワインも(!)口のなかでだらだらさせると、エナメル質が少しずつ溶ける、というもののようです。
Re:(C6H12O5)2 (スコア:1)
たしかに、炭酸飲料よりも(体に良いという人が多い)食酢のほうがphは低そうですね。
Re:(C6H12O5)2 (スコア:2)
>食酢のほうがphは低そうですね。
確かコーラ類のpHって2.5前後(メーカーにより違う)だったはず.
食酢が2.5-3あたりなんで,ほぼ同等(コーラ類の方がやや酸性が強いかも)程度だと思います.
あとは良くできた白ワインが3前後.これより下がるとちょっと酸がキツくなり,上がるとキレが悪くてだれる.
#赤ワインは3.3前後ぐらいだったっけか.
余談ですが,pH(ピーエイチ)は(少なくとも現在では)「p」(10を底にする対数を取って-1倍する)と水素イオン濃度「[H+]」の組み合わせ(=水素イオン濃度の対数を取って-1倍)ですので,Hは大文字になります.
似たような量としては,酸解離の平衡定数Kaの対数を取って負にしたpKa(どの程度H+を放出しやすいかの目安)などがあります.
Re:(C6H12O5)2 (スコア:1)
まあ,日常生活で出会いそうなpHで2-12あたりの範囲だったら活量係数がほぼ1に近似できると言うことで見逃してください.
#2とかになってくると,用いる酸によっては確かに結構ズレますが.
一方日本では (スコア:2)
向こうは化学物質で、日本では「菌」ですよね。
まな板、テーブル、洋服からソファに布団。
菌を除くことに過剰反応している気もします。
個人的に父親を侮辱するようなTVCMがはびこって、なんか頭にくるから、
そう思うだけかもしれませんが。
## 白い馬も黒い馬も同じ馬。
## じゃ、白も黒も同じ色?
Re:一方日本では (スコア:2)
菌とか放射能とか、そう言った目に見えないものに対する恐怖心に関して、
日本人は人一倍強い傾向にあるように思います。
古来からの穢れ思想によるものなのかもしれませんね。
もちろん日本だけが特別というわけではないですが。
一人以外は全員敗者
それでもあきらめるより熱くなれ
曖昧な用語 (スコア:2)
特定には時間がかかる。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/joh/54/2/54_11-0202-OA/_pdf [jst.go.jp]寝屋川廃プラや杉並病のように、1つの物質ではなく、多様なVOCs総揮発性有機化合物とか。
天然成分 V.S. 合成 (スコア:2)
日本では良くある光景 (スコア:1)
訳のわからないもの、理解し難いものは取りあえず恐れる、、
というのは動物の生存本能が機能している証拠と言えなくもないけど、
今の日本のメディアも相当酷いよね。
新聞、テレビだって昔はもっと科学的な記事があったと思うけど、
そんな私はただの懐古厨なのだろうか。。
Re:日本では良くある光景 (スコア:4, 興味深い)
日本の場合(に限らずかもだけど)、恐れた結果が神様やら妖怪やらになってたんだよね。
それで、妖怪のせいってことにして得体の知れない物に形を与えて、心の平穏を多少なりとも保っていたわけだけど
現代じゃそれが無いから何を恐れて良いかも分からずパニックになっている印象がある。
いっその事、各物質を妖怪かなんかにしてやった方がすんなり受け入れたりしてw
Re:日本では良くある光景 (スコア:2)
元素の擬キャラクター化 [elementhunters.com]ですね。分かります。
ついでにPV [youtube.com]も。
# SlashDot Light [takeash.net] やってます。
Re:日本では良くある光景 (スコア:1)
そりゃEテレでやっていた [nhk.or.jp]んですから.
Re:日本では良くある光景 (スコア:2)
無農薬野菜がもてはやされるのも同様の発想でしょうかね。
天然、自然>人工物という固定観念に囚われすぎているように思います。
無農薬だから安全なんてことは決してなく、
むしろ野菜の生体防御作用から発生する天然の農薬の方がより毒性が高いこともある、なんて話もあるくらいですし。
#とは言え人工甘味料だけはどうしても寛容できない俺がいる。
#なんで甘ったるい後味が口をゆすいでもいつまでも残るんだ…
一人以外は全員敗者
それでもあきらめるより熱くなれ
Re:日本では良くある光景 (スコア:1)
辛味は痛覚なのでいいんですよ。
空手家が拳をわざと痛めて強い拳を作っているようなものです。
# って何の話だ。
Re:日本では良くある光景 (スコア:1)
食べる方ではないですが、とうがらしを靴下にいれて凍傷を予防する、といった話を、「八甲田山」だったかなにかで読んだ気がする。
科学物質じゃなくて科学恐怖症が台頭しているのでは (スコア:1)
十分に発達した科学は魔法と区別がつかないのなら、魔法使いでない一般人が魔法を恐れるのはごく真っ当な反応かと。
ケモフォビア (スコア:0)
ケモショタの画像が怖い
ケモフモフォビア (スコア:1)
どうも胞衣の上をにゃんこが跨いだらしくて, 寝ているところに顔の上で眠られると怖くて怖くて.
マンジュウフォビア (スコア:1)
…いや今度はオチャフォビア
塩は良いけどナトリウムは (スコア:0)
ってのと同じなんでは?
#BAY FMの胡散臭い通販は何とかならんのか?
Re:塩は良いけどナトリウムは (スコア:1)
それに関しては、塩素も猛毒だろって思います。
Re:塩は良いけどナトリウムは (スコア:1)
いや、普通に毒じゃないでしょう。(極端に大量摂取すれば知らんが)
そもそも窒素が毒だったら、大気中で呼吸できないじゃないですか。
Re:塩は良いけどナトリウムは (スコア:1)
>普通に毒じゃないでしょう
アジドラジカル(N3·)とか反応性高いので毒ですよ!
Re:塩は良いけどナトリウムは (スコア:1)
私は、
> そもそも窒素が毒だったら、大気中で呼吸できないじゃないですか。
って書いたのですが、ラジカルもそこらの大気中にヤバいくらい含まれてるんですか?
Re:塩は良いけどナトリウムは (スコア:1)
確かに。
もちろん、水素も炭素も「大気」にはほとんど含まれてませんな。
Re:塩は良いけどナトリウムは (スコア:1)
あー、そーゆー系ですか。
組成してる元素単体vs化合物って見方だと逆なんで、全く気づきませんでした。
# そもそもここの流れ自体がネタっぽいし…
Re:笑気ガス料理 (スコア:3, 参考になる)
エスプーマですね.要は高圧下で粘性の高い液体と混ぜておいて,大気圧下に出すと一気に亜酸化窒素が膨張して泡状になると言う.シェービングクリームと似たような原理のものです(使ってるガスは違いますが).
別に亜酸化窒素で無くても良いのですが,無味・無臭で取り扱いやすく,かつ毒性の低いもの,ということで選ばれたようです.日本でも確か数年前に厚労省だかなんかの審査があって,動物実験の結果毒性が認められないと言うことで食品添加物として認められました.
こういう時はGoogleさんに聞くとすぐ資料が出てきて便利ですね.
亜酸化窒素を添加物として定めることに係る食品健康影響評価に関する審議結果 [fsc.go.jp]
要点をまとめると,
・吸入による低毒性は過去の麻酔などを含め十分実証済み
・経口吸収に関しては,結局ガスとしての吸収以外は無視できる
・ガスとして吸入される量も,通常の食品に使う程度なら体に影響の現れる量より十分少ない
ということで食品添加物として問題なかろう,と認められたようです.
この決定以前は,日本だとかわりに炭酸ガスを使っていたはず.ただしその場合炭酸が溶け込むことにより酸性にちょっと傾くので,味が変わったりという可能性有り.
Re:世の中はすべて化学物質でできている (スコア:2)
Re:経験的に恐れちゃいけないのか? (スコア:2)
有機農業や自然農業がもてはやされるようになったけど、それってアトピーとかダウン症や発育障害が出てきた時期と一致してない?もしかしたらそれが原因かも、とか思って私は有機農業の野菜を避けています。
Re:経験的に恐れちゃいけないのか? (スコア:2)
うーん、時期は重なると思いますが、これは因果関係は逆かも知れません。
アトピー等の症状が増えて(あるいは目立つようになって)、これに効くと薦められてとか、あるいは、そうなりたくから有機を選ぶとか。
「大昔は農薬も化学肥料もアトピーなんかも無かった」?程度の根拠で、有機野菜志向する人は結構います。
ダウン症に関しては、高齢出産の増加や、わざとスクリーニングを避ける変な自然志向が有機野菜志向と重なっている可能性がありますね。
(逆に、DQNなママと割高な有機野菜は合わない気がします、偏見ごめんなさい)
土壌の団粒化のために有機質が必要なのは解かりますが、そもそも無機物を有機物にするのが植物なのに、有機物を与えるのは、草食の牛に肉を与えるような不自然性を私も感じます。
Re:そして我々はいつも通り (スコア:1)
人数や影響が少ない分には冷笑でよいのですが、日本の競争力を落とすような影響を及ぼし
始めていますから、我々の仕事や収入にも関係してくるのですよ。昨今の英語教育熱という
のは、そうなった時の予防線かも知れません。