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地球

しんかい2000、新江ノ島水族館で常設展示 14

ストーリー by headless
常設 部門より
神奈川県藤沢市片瀬海岸の新江ノ島水族館は14日、日本初の本格的な深海有人潜水調査船「しんかい2000」の常設展示を開始した(深海II ~しんかい2000~海洋研究開発機構のプレスリリースYOMIURI ONLINEの記事カナロコニュースの記事)。

しんかい2000は1982年に完成。2002年に活動を休止するまで1,411回の潜航を行い、相模湾・初島沖での化学合成を行うシロウリガイのコロニー発見や沖縄トラフでの熱水噴出現象を発見するなどの成果を残している。相模湾での潜航回数が最も多いことから、相模湾に面して立地し、相模湾を展示テーマにしている新江ノ島水族館が常設展示先に選ばれたようだ。同館では練習用に使われていたコックピットの模型や相模湾で捕獲された深海魚の標本も一緒に展示し、深海調査研究の歴史なども紹介しているとのこと。

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  • ってなんだ、化学合成を行わない生物なんているのか、と脊髄反射的にツッコミたくなったが
    元のプレスリリースからしてそうなのか…

    で、「化学合成」は生命科学では光合成と対になる用語なのね。

    でも一般向けのプレスリリースなんだから普通にわかりやすい用語を使って欲しい…と食い下がるのは往生際が悪いかな。

    • by Anonymous Coward

      >でも一般向けのプレスリリースなんだから普通にわかりやすい用語を使って欲しい…と食い下がるのは往生際が悪いかな。

      悪くな~い。ちゃんと目的を定めて発言しないと、分かりやすくして欲しいと言っても、星出宇宙飛行士の応援歌を作ったりするところもあるしね。

  • by Mistbow (12027) on 2012年07月15日 18時52分 (#2193964)

     新江ノ島水族館 [enosui.com]といえば、ITmediaに「割とデカい:ダンゴムシの仲間「オオグソクムシ」 新江ノ島水族館で触れますが、触りますか? - ねとらぼ」 [itmedia.co.jp]などという記事も出ています。これは行くしかないと思ったものの、記事を読んだら触れるのはダイオオグソクムシではなくてオオグソクムシだったのが少し残念。

     そういえば。江の島は6月で放送が終わった「つり球」 [tsuritama.com]や、7月から放送が始まった「TARITARI」 [taritari.jp]といったアニメの舞台にもなっているようです。

    • Re:江の島 (スコア:3, 参考になる)

      by SteppingWind (2654) on 2012年07月15日 22時32分 (#2194035)

      他にもスケーリーフット [srad.jp]の生体展示(今は死んで標本になっていますが)とか, 化学合成生態系水槽などの深海生物の常設・特別展示 [enosui.com]は日本随一と言ってよいと思います.

      # 猫いないかな. 江の島と言ったら猫 [ameblo.jp]だろうが

      親コメント
      • Re:江の島 (スコア:3, 参考になる)

        by Mistbow (12027) on 2012年07月16日 19時56分 (#2194411)

         本日、新江ノ島水族館 [enosui.com]に行ってきました。
         アレゲ系情報に簡略化しようとしたものの、結局文章が長くなってます。

         今後1年の間にもう1回ぐらいは行くだろうからと思い、入場時に年間パスポート(入場券2回分の価格で1年間有効)を購入したのですが、館内で会員カード作成用の用紙に記入で渡されたボールペンに違和感が。妙な形をしているのでよく見てみると、ペンに金メッキされた端子があり、その横にBluetoothの文字。用紙に住所氏名を書くと同時にデータが転送されているのかもしれません。

         まずは大水槽の横にある深海生物のコーナーへと移動してダイオオグソクムシと対面。が、ふと後ろを振り向いたところ、そこにはとんでもないものが。「ダイオウグソクムシにさわれます。」と書かれたプレートの横に……プラスティネーションされた標本が置いてありました(涙)

         ちなみに、オウムガイも深海生物コーナー。カツオノエボシは、クラゲのエリアではなく隣のエリアの小さな水槽が多数並んでいるところに展示してありました。カツオノエボシと同じコーナーに以前はスベスベマンジュウガニもいたのですが、今回は発見できず。

         「しんかい2000」は、亀のプール横が改装されて展示室となっていました。展示されているのは、しんかい2000本体、実物大コクピット模型、深海環境水槽、しんかい2000の分厚い窓ガラス、ミツクリザメの標本、その他解説など。

         オオグソクムシ他を触れるコーナーは、イルカのショーが行われる場所の手前を右に降りた地下1階にありました。裏面が見たくて手に乗せてみようとしたのですが、コーナーにいた職員のかたに、「裏面を触ると噛まれる可能性が。結構痛いです」と止められてしまいました。きっと、集団でかかれば人間程度はあっというまに骨だけにしてしまうに違いない……。お願いすれば裏とかも見られたのかもしれませんが、無理して足が取れたらどうしようと弱気になったため、私は背中を撫でただけで終わらせてしまいました。硬いのだか硬くないのだかよく分からない感触でしたが。

         ちなみに、館内2Fには海洋堂の海洋生物ガチャガチャや、「しんかい2000」グッズ(お菓子とかだったような記憶が。メンダコのぬいぐるみに気を取られて確認し忘れ)も販売されています。(出口の外に、別のお土産コーナーもあり)

        親コメント
  • だと、昔とある人から聞きました。
    しんかい6500の世代になっても、1万m級のROVが動き回る時代になっても、
    まだまだわからないことだらけです。

    これまでも追浜のJAMSTECで一応展示はしていたけれど一般の人にはなかなか行きづらい所だったので、
    多くの人が見られるようになって、少しでもこの分野に興味を持ってもらえるといいですね。

    #個人的には日本沈没の・・・・gesaku

  • by Anonymous Coward on 2012年07月15日 21時47分 (#2194019)

    しんかい6500の左に映像が行かないのは、わざとですか?

  • by Anonymous Coward on 2012年07月16日 8時58分 (#2194114)

    > しんかい2000は1982年に完成。

    えっ? と思ったのは、73年の方の「日本沈没」の「わだつみ」が
    「しんかい2000」だと思い込んでたから。;;

  • by Anonymous Coward on 2012年07月16日 12時15分 (#2194188)

    地元だとこういう機会でもないと、なかなか行かない…。

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コンピュータは旧約聖書の神に似ている、規則は多く、慈悲は無い -- Joseph Campbell

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