あるAnonymous Coward 曰く、無事火星への着陸を成功させて話題の火星探査機Curiosityだが、そのOSにはVxWorksが採用されているらしい(@IT。Linuxの宇宙への進出はまだまだ未開拓のようだ。 WIREDによると、NASAではWindows XPもまだ現役のようだ。予算の関係から、古いメインフレーム(IBM Z9)も今年2月まで稼働していたそうだ。
WindRiver社 (スコア:3, 興味深い)
恥ずかしながら、VxWorksは聞いたことがないOSでした。
WindRiver社が、所有しているのですね。
あの会社は、Androidで結構重要なポジション取っていますよね。
将来的には、完全Linux化されたり、オープンソース化されたりしないかなと妄想しています。
Re:WindRiver社 (スコア:2, 参考になる)
組み込みOSは、メインフレームOSみたいに普通の詳しい人は関わらないんで、知らないような人は全く知らなくていい話だと思います。
全く恥ずかしくない処か、今すぐ忘れた方がいい知識です。
そういえば家庭用のルータ [tatsuyoshi.net]なんかには使われていたりしたような。
Re:WindRiver社 (スコア:2)
最近だと、Linuxが(走るCPUが)速くなったんで、気にはならないのでしょうが、リアルタイムOSって世界はUNIX的な世界とはだいぶ違います。
外部からの割り込みに、保証された時間内で、それに対する動作を行う世界です。
Re:WindRiver社 (スコア:2)
OS-9/OS-9000、QNX、VxWorksあたりはPOSIX APIが利用できるRTOSの
代表的な銘柄だったんですけど最近は知名度を落としてる感じなんですね。
それだけ(RT)Linuxが使われる範囲が広がってるということかなあ。あと
WindRiverがインテル傘下になったことも多少影響してるのかも。
QNXはRIMのBlackBerry Playbookに採用された時にちょっと
話題になりましたね。BlackBerry Playbookは日本ではあまり話題にならなかった
ですけど、出来がいいと聞いていて米国では地味に頑張ってるよう。
Re: (スコア:0)
いいかげんにOS-9は忘れろ。
POSIXの規格は変化しているし、1003.1と1003.1b Reattime拡張をごっちゃにしてるでしょ。
Re:WindRiver社 (スコア:1)
10年ちょっと前、某社のPDCの携帯のOSはVxWorksでした。
VxWorksでは特に不満はなかったのですが、3Gに移行してLinuxになってから、システムコールの遅延で大変苦労した記憶があります。
Re:WindRiver社 (スコア:1)
ブロードバンドルータ等でも使われてましたね。
MN8300とか。
Re: (スコア:0)
デジカメなんかにも結構使われていて、
Canonのデジカメ用改造ファームなんてのも出回ってたり
Re: (スコア:0)
VxWorksは初めて聞いたOSだけどなんだかよさそうだからオープンソース化しろ!ってそれなんてジャイアン・・・
Re: (スコア:0)
単純な根拠レスの自分の好みなだけで、良貨が悪貨で駆逐されて欲しいという願いの妄想でしょうか。
仕事柄、いろんなOS使いますが、Linuxは管理が楽なだけで、OSとしてはダメな部類ですよ。
導入するシステムのベンダーが公式にサポートしているのがLinuxの一部のディストリなので、嫌々使ってます。
それでもやっぱり問題が発生するんだよなあ。
どんな問題があるのかはこちらの内部事情なので言わないけど。
Re: (スコア:0)
上司「おまえ、今期の評価Dな」
部下「え?理由は…」
上司「(オレが嫌いだからだよ!とは言えないし…)何でも教えてもらえると思うな。自分で考えろ!」
Re: (スコア:0)
あのへんのロードバランサもVxWorksだよん。
測定器とかにも (スコア:1)
会社にある某測定器も起動するとVxWorks云々の表示が。
他にWindowsが載っているのもありますけど。
#開発用PCではwindows2000も現役です。
Re:測定器とかにも (スコア:1)
Aironetの元々のソフトがVxWorksだった [cisco.com]。私が名前を見たことあるのはそれぐらいかなぁ。
# 当時はVxWorksな元々のソフトの方が、IOSより無線の性能がよかったらしい
Re:測定器とかにも (スコア:1)
うちの職場では装置コントロール用にWindows98SE機とMacOS9機が現役です。
# リプレースしたくても本体の開発が止まっているのでできません。
きっと (スコア:1)
インデント (スコア:1)
VxWorksは、どうしてあんなインデントになっちゃってるんだろう。カッコの位置が気持ち悪くてしょうがない。
独自にコード追加したり修正入れたりすると、周囲から浮いちゃうんだよなあ。
Re: (スコア:0)
そう、どうしてあんなOSが、DO-XXX認証をパスしてんだろ。
RTCA DO-178C (スコア:1)
昨年末にDO-178Cが策定されたばかりなので,今なら研修コースを受講して認証ゲットのチャンス…かも。
http://www.rtca.org/TrainingProgram.asp [rtca.org]
Re: (スコア:0)
電気炊飯器のプログラムでDO-178C認証をとるつもり?
それとも、認証をとらないといけないプログラムを開発する予定なの?
Re: (スコア:0)
たぶんね、このトレーニングをうけても、あなたの書いたプログラムがDO-178C認証をパスするわけではないと思うな。
まあ、単なる規格の説明会なのではないかな。
DOは製品に対する認証だからね、ISO14000じゃないんだから。
適材適所 (スコア:1)
>Linuxの宇宙への進出はまだまだ未開拓のようだ。
>着陸までの時間はおよそ7分間(通称「恐怖の7分間」)。その間、キュリオシティ自身が
>自律制御で複雑な着陸手順を行わなければならない。
リアルタイム処理ではVxWorksに「一日の長」があったというだけでしょ。
ベクトル違うんだからムリに進出せんでも
#宇宙線による脆弱性が見つかりました。緊急パッチをリリースします!!
#最大深刻度 :緊急
Re:適材適所 (スコア:1)
リアルタイム処理だけじゃないね。
メモリ管理も別物だよ。Linuxみたいにちょっと足りなくなったら他のタスクを終わらせてみようか的な動作をされたら現状を取得するだけの通信で何年もかかったり、バッテリー残量が尽きたりする可能性がある。
Re:適材適所 (スコア:1)
Linux の人って何についても「Linux でできるじゃない」と考える傾向があるんでしょうか。
# 安易に手を出して火傷しないために、慎重になることも大事だと思う。
OOM Killerだっけ (スコア:0)
Re:適材適所 (スコア:1)
今回の場合は複雑な自律処理で、ただでさえ時間がかかる通信すら一切できず、さらにやり直しがきかずという本当に厳しい任務でしたから、なかなかエラー対応含めて大変だったでしょうね。そういう時には、やはりVxWorksが効くんでしょう。もしかするとエラー時にセルフデバッグとかをしてたりして。
はやぶさの時は弾丸射出ができないというトラブルもありましたし、正直何か問題が出るだろうと思ってました。
Re: (スコア:0)
はやぶさの時は弾丸射出ができないというトラブルは,ソフトのデバッグが十分に出来なかったからです。
なぜ出来なかったというと,単純に時間がなかったかららしいです。
まあ,故障に次ぐ故障,変更に次ぐ変更で修羅場でしたら,プログラマは責められません。
NASAなんかだと,2機制作し,地上に実機においてデバッグするそうですが,
当然日本にそんな予算はないので,シュミレーションでしかデバック出来ないですからね。
その代わり (スコア:0)
NASAが生んだ科学技術が随所に!!
どうして宇宙空間でないのにスペーストレーナーを使うのかと中学生の頃思ったAC
MSのサポート期間とかどうでもいい (スコア:0)
スタンドアロンな使い方ならOSのバージョンとか関係ないよね
計測機器に搭載されてるOSなんて2000とかザラ
Re:MSのサポート期間とかどうでもいい (スコア:2, 参考になる)
そもそもWindows 2000 Embeddedなら現役で2014年度中は新規ライセンス払い出ししてくれますし。
# MS-DOS入りな機器を少し前に新規出荷するような業界なのでAC
Re: (スコア:0)
今のパソコンでMS-DOS動かして制御やったら速いですよ~~~
単にデジタル/アナログ・データを入力して,計算して,制御信号を出力するだけなら最高です!(もともと,そんな単純な処理には重いOSなど不要ですから)
Re: (スコア:0)
今のパソコンでMS-DOS動かして制御やったら速いですよ~~~
486をつかったPCが出た頃に、速いからって昔のゲームをやってみようと思い懐かしのドアドアをやってみた
ゲームが始まると現状把握をする前にモンスターにつかまって、ゲームにならない。そんな事を思い出した(;^-^)
Re: (スコア:0)
ドアドア、オリジナルはPC-8801だったと思ったけど、mkIIでプレイしてもコマ送りがわかる程に激重だった記憶が。 すぐに投げ出しました。
ファミコン版に触れて、『サクサク~♪』って第一印象が思わず口からこぼれたし。
メインフレーム (スコア:0)
IBMのメインフレーム、システム360を祖とするS390から、64bitのZアーキテクチャを採用したZシリーズへの名称変更が2000年、システムZへの名称変更が2005年、Zエンタープライズへの名称変更が2010年。
Z9の発売は2006年なので、メインフレームのリプレースにはまだ早いんじゃないでしょうか。次の名称変更の後に出る機種でリプレースするのかも。
Re: (スコア:0)
63ビットもアドレスはいらない~
UN*X畑の連中は先見性ゼロのバカ揃いなのは今も昔もかわらんな
Re: (スコア:0)
メインフレームのZシリーズはUN*Xじゃないです。もっとおぞましいなにかです。
ミドルレンジのPowerアーキテクチャであるpシリーズだかiシリーズだかがUN*X系のAIXが動く。
Re: (スコア:0)
NEWSMANの歌はともかくAIX v2はPL/Iで書かれていました
そのころ日本の人工衛星では (スコア:0)
Re: (スコア:0)
基本的にそれで問題無いと思うけど。なんかある?
VxWorksとuItronでそんなに違い無いからなぁ。
< コピー機の開発で同時に両方書いていたことがあるけど、
< 起動時間とか他タスクへの遷移はuItronの方が良い感じ。
< ただ、タスク管理のしやすさはVxWorksの方がしやすかったかな。
ぶっちゃけ、組み込み系でいえばこの二つ以外いらないと思うけど。
Re: (スコア:0)
そういえば、ハヤブサもμITRONでしたか。
Re: (スコア:0)
あかつき・イカロスはμITRON後継?のT-Kernelベースですね。
金星探査機「あかつき」に T-Kernelベースソフトウェアプラットフォーム「eCROS」が採用 [esol.co.jp]
VxWorks入門? (スコア:0)
VxWorkって、名前は聞いたことあるけど、やってる人はどうやって入っていくんだろう?
英語の資料はネットで拾えそうだけど、実物を使うチャンスやノウハウは
先輩や上司から受け継ぐんでしょうか。
Re:VxWorks入門? (スコア:1)
技術セミナーとか、トレーニングは
開発元のWindRiver社がサポートしてくれます。
てか、拾うようなもんでもないのでw。
#ネットで拾って云々ってそれなんてLinux
Re: (スコア:0)
『実物を使うチャンス』なんて思うあたりが『アンタはエライ!』って言ってあげたい。
実際に使ってる人は何か知らんけど使わされてる、って人の方がはるかに多いのではないでしょうか。
Re: (スコア:0)
20年以上前にメカトロ制御関連の卒研でVxWorksを使いました。研究室の先輩から色々引き継いだので直伝ですね。
#細かいことはソースを見ろと言われました。
CPU (スコア:0)
前の前 の火星探査機はPowerPC(それともPower2だっけか)でAIXだと聞いた覚えがあるのですが
今のCPUはなんなんでしょうね?
Re:CPU (スコア:2, 参考になる)
前の前というとMROですが、CPUは耐放射線型PowerPC G3のRAD750、OSはVxWorks [nasa.gov]ですね。
キュリオシティでは動作周波数が200MHzに上がっていますが、ものは同じ [nasa.gov]です。
Re:CPU (スコア:1)
PowerPC 750をベースとしたRAD750らしいですね。
http://en.wikipedia.org/wiki/RAD750 [wikipedia.org]
ベースCPUが大体15年ぐらい前、RAD750自体も11年前にリリースされてたものだけど、当初の打ち上げ予定が2009年でそれ以前から設計・テストをしてたと考えたら意外と新しい。
昔は宇宙船対策とかでかなり古い世代のCPUを使っているって聞いたけど、今はそこまで古いCPUは使わなくて大丈夫なのかな?
Re: (スコア:0)
「ソユーズに搭載されたコンピュータの動作周波数は8Hz」と書かれていたと記憶しています。
(それで主人公の男の子が驚くが船長が「確かに8Hzだ」を念を押す内容)
さすがに8Hzでは計算中に宇宙線にやられるような気はしますが。。。
UNIXワークステーションも? (スコア:0)
前のストーリーにあった着陸時のオペレーションルームの動画の終わりの方で、受信した画像を表示してるのをみて(tcl/tkかもしれないけど)Motifっぽいというか昔のX/OpenというかHP-UXとかSunOSっぽさを感じた。
http://www.youtube.com/watch?v=wnG-rFFpP8A [youtube.com]
これの終わりの方