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バイオテック

父親の年齢高いほど子どもの遺伝子の変異が発生しやすい? 43

ストーリー by hylom
突然変異をリスクとするかメリットとするか 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

アイスランドのゲノムデータ企業「デコード(deCODE)」などのチームによると、新たな「遺伝子変異」と受胎時の父親の年齢には関連性があるという(AFPBBニュース)。過去の研究では遺伝子の新生突然変異と、自閉症や統合失調症との関連が指摘されている。

このチームは、親の遺伝子にはないゲノム配列の変化を見つけるために、両親と子どもの親子3人計78組と対照群数百組のゲノム解析を行ったところ、遺伝子に起こる新生突然変異の発生率の増加は、要因の97.1%が受胎時の父親の年齢にある可能性が示されたという。一方で新生突然変異の発生率の増加と、受胎時の母親の年齢には関連はなかった模様。

現在の新生児は平均して約60の小規模な新生突然変異を持って生まれてくる。父親が20歳の場合、新生突然変異の平均数は25だが、40歳の場合では65だった。新生突然変異が起こる確率は受胎時の父親の年齢が上がるほど上昇、父親の年が16歳違うと発生率は倍になった。つまり20歳の父親に比べて36歳の父親のほうが、子どもに新生突然変異が起こる確率が2倍になるとされている。

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • by Anonymous Coward on 2012年08月29日 13時43分 (#2220825)

    女性の場合、高齢になると、そもそも排卵しなくなったり、卵子が老化したりして、妊娠できないことが多い。
    →産みたいのに産めない ~卵子老化の衝撃~ http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail_3158.html [nhk.or.jp]

    男性の場合、高齢になって、正常に射精できているように見えても、遺伝子異常で、妊娠させることができなかったり、妊娠しても、遺伝子に起因する病気になるリスクがある
    →今回の話題。

    要するに、”作るなら20代のうちに子供作れ!”ということなんでしょうね。
    30すぎてから、まだまだ若いと、子供を作ろうとしても、体は老化していて、子供を作れなかったり、遺伝子の異常による病気を抱えて生まれてくるリスクが高いということです。結果として、晩婚化が少子高齢化を加速しているということになるのかな?

    • 高齢出産には良い面も。

      元記事一部抜粋

      > 欧米諸国ではここ数十年、男性が父親になる年齢が上昇しており、第1子誕生時に40歳を超えている父親も増えている。
      > ~
      > また良い面から見れば、新生突然変異は人間の進化に不可欠で、われわれが環境の変化に適応していくことを可能にしている。

      人類が新たな進化の局面を迎えているのかもしれませんよ?

      #~卵子老化の衝撃~はスルドイ指摘だと思います

      親コメント
      • 人類が新たな進化の局面を迎えているのかもしれませんよ?

        そういうことであれば、コード変更をコミットする粒度(?)は小さいほうがよいような気もします。

        環境適応に有利な変異 A と不利な変異 B があるとします。これが子1世代でまとめて出てしまうと両方セットで子孫に伝えられてしまいますが、子・孫2世代で別に出てくるなら、変異Aを受け継いだ子が多くの子孫を残し、そこから変異A+変異Bの孫が淘汰されることで(変異Aのみを持つ孫によって)より環境適応が進みますね。

        まあこれはものすごく単純化した例で、実際はそう簡単な話ではないでしょうが。(特にヒトは、個々の個体が持つ本来の環境適応性と、多くの子孫を残す確率が必ずしも相関しなさそう)

        親コメント
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皆さんもソースを読むときに、行と行の間を読むような気持ちで見てほしい -- あるハッカー

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