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月

年内の月探査機打ち上げを目指す中国 56

ストーリー by hylom
月面着陸による探査は日本もまだですが 部門より
danceman 曰く、

中国が開発中の月探査機「嫦娥3号」プロジェクトでは、原子力電池を搭載した小型探査車を月まで運び、3か月間におよぶ月面探査を行うことを目指している。中国当局によると、すでにプロトタイプモデルフェーズからフライトモデルフェーズに移行しており、年内の実現を目指しているとのこと(本家/.Motherboard記事)。

「長征」ロケットに嫦娥3号を搭載して打ち上げた後、嫦娥3号は3日間の旅を経て月まで到達することになる。62マイル軌道に乗り、落ち着いた段階で、月着陸船は司令船から切り離され、月上9.5マイルまで下降して楕円軌道に乗ることになるのだという。

さらに月着陸船はスラスタ噴射で月面近くまでゆっくりと下降し、月面から330フィート上をホバリングしながら着陸しやすい平地を探すことになる。着陸地点を見つけると、再びスラスタを噴射させて下降していき、月面から14フィートのところでエンジンが切れるが、重力が弱いため優雅に月面着陸することができるとのこと。

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • by Anonymous Coward on 2013年01月22日 15時26分 (#2310657)

    経済が停滞すれば、共産党政権は保たないと言われており、
    肝心の中国経済が失速しはじめている最中、国内をまとめ上げる象徴的な偉業が、喉から手が出るほど欲しいのだと予想。
    経済が高成長を続けているときでも、年間、何万件と暴動が起きているしね。

    宇宙に莫大な投資をしようとすると、そんな金があれば福祉にまわせという反発があるものだけど、
    いまの中国においては、民衆の不満を押さえつけて政府の威光を見せつけるために、なおさら必要な投資なのだろう。
    正直、隣国の人間から見ると、そんな金があるなら、せめて毒煙を飛ばさないよう、公害対策に回してほしいと思うけどね。

    • by Anonymous Coward on 2013年01月22日 22時36分 (#2310902)
      かれこれ10年以上は中国経済が失速して共産党政権が崩壊するの待ってるんですが、そろそろ狼は来そうですか?
      親コメント
      • by Anonymous Coward on 2013年01月23日 0時28分 (#2310945)

        >かれこれ10年以上は中国経済が失速して共産党政権が崩壊するの待ってるんですが、そろそろ狼は来そうですか?
        問題の焦点は、中国経済が失速するかと、中国経済が失速したときに共産党政権が崩壊するか
        に分けられると思います。

        中国経済が失速したときに本当に共産党政権が崩壊するかは分かりませんが、
        世界の景気が急回復して、中国の工場がフル稼働しない限りは、経済が失速しないはずがないと思いますね。
        採算の取れない鉄道や空港など、ハコモノを増やし続けて、GDPを嵩上げし続けてきたので、
        中国の地方政府や銀行は、莫大な不良債権を抱えています。いまのペースで公共事業を続けることはできないでしょう。

        この構造転換を迫られている時期を、どんなウルトラCで乗り切るのやら。

        親コメント
  • by Anonymous Coward on 2013年01月22日 7時25分 (#2310340)

    『月着陸船』と『司令船』とあるのを見て、有人探査かと早合点してしまった(アポロ計画で頭に染みついた言葉ですよ)
    分かりやすい別の表現はないのかな?

    • by Anonymous Coward

      > 『月着陸船』と『司令船』

      有人探査を連想させるのは「司令」の部分だけだと思うし、
      そもそも擬人化はアレゲな人たちの得意分野では?

    • by Anonymous Coward

      『探査機』なんだから『月着陸機』と『司令機』でいいんじゃないですか?

    • by Anonymous Coward

      有人を連想させる「船」を出来る限り避けて、周回機と降下機、母船と着陸機、探査機と着陸機等々
      過去の例では母船と着陸船の組み合わせもあるが、少なくとも無人で司令船という言葉を使った事例は無いみたい

  • by Anonymous Coward on 2013年01月22日 7時48分 (#2310346)

    2012年度42億5千万円
    2011年度46億円

    まぁでも是非成功させてほしいところ。

    • Re:ODA (スコア:4, 参考になる)

      by Anonymous Coward on 2013年01月22日 10時12分 (#2310403)

      まア/.民なら御存知とは思うが、一応、対中ODAの実情とその意義を

      「現在の対中ODAはほとんどが技術協力。円借款は北京五輪の前に終了しており、2009年度は円借款の回収で10億ドル以上が戻っています。内容もかつては鉄道敷設や空港整備などハード面の協力が主でしたが、今は知的財産権の保護や食の安全性を高めるプロジェクトなどソフト面での協力が中心。これは日本企業が中国で仕事をするときにも役立ちますが、それ以上に、対中ODAを通じて中国の政策に関与できる外交上のメリットがあります」丸川知雄教授(東京大学)

      親コメント
      • by maruto! (18665) on 2013年01月22日 17時33分 (#2310737) 日記

        が、それ以上に、対中ODAを通じて中国の政策に関与できる外交上のメリットがあります」丸川知雄教授(東京大学)

        それが大嘘であることが証明されたのが尖閣諸島の問題であるわけで。

        親コメント
        • by Anonymous Coward on 2013年01月22日 21時46分 (#2310874)

          ODAはピーク時の2000年には2000億円超あったものが、09年度には約46億円にまで減少。

          するとそれと交差するように、予てからの尖閣諸島を巡る対立が肥大化。
          反日デモは容認され、レアアース禁輸といった対日措置の強硬性も増している。

          ODAの是非は兎も角として、尖閣諸島を巡る近年のあれこれは、
          むしろODAが中国とのパイプとして、対中カードとして、有効だったことを逆に裏付けているわけでな。

          親コメント
          • by maruto! (18665) on 2013年01月23日 0時39分 (#2310952) 日記

            ODAの是非は兎も角として、尖閣諸島を巡る近年のあれこれは、
            むしろODAが中国とのパイプとして、対中カードとして、有効だったことを逆に裏付けているわけでな。

            だからといってODAを増額すれば領土問題が解決するわけでもない。

            親コメント
            • by Anonymous Coward

              対中ODAって、何も「中国に金を恵んでやってる」というわけじゃないことは理解しとる?

              その大部分を占める「有償資金協力(円借款)」は、現在も毎年きちんと中国から返還されとる。
              もちろん利子つけて。ちなみに円高のせいで、中国側からすれば既に累計以上の額を返済済。
              また、無償援助の事業費も、実際は日本のメリットになるように使われているのは前述の通り。

              これが対中ODAの現実。ネット上に散見する「ODA=中国に貢いでいる」というのは、事実を知らん人。

              こんなんで中国が尖閣で譲歩し、領土問題を解決出来ると思えるなら、頭ン中がお花畑よ。

              そもそも日本は損してないのだから、反日デモを容認したり、レアアース禁輸を唱えるような、
              いわゆる中国内の「対日強硬派」を抑える役割を果たしていれば十分。

              • by maruto! (18665) on 2013年01月23日 13時29分 (#2311275) 日記

                いわゆる中国内の「対日強硬派」を抑える役割を果たしていれば十分。

                だから抑える役割を果たしていないのだから無意味。

                親コメント
              • by maruto! (18665) on 2013年01月24日 5時10分 (#2311758) 日記

                中国といつ戦争になってもおかしくない時期にこんな意見を持ち出すとは悠長なものだ。そこまで偉そうな文句を出せるならIDで出したらどうかね? 「匿名の臆病者」くん?

                残念ながら現在優先すべきは頭痛よりも脳腫瘍である。脳腫瘍によって頭痛などの諸問題が起こるのだから頭痛薬を中断して手術をするのが当然の流れである。これは外交と言う執刀医の役目であり、経済の出番はもはや無い。

                そうでなくとも現在中国内において日本企業がビジネスを続けるのは難しい状況である。ODAという甘い汁につられて群がる企業、その企業の利益の一部で私腹を肥やす一部の政治家。日本がODAをやめられないのは、頭痛薬による依存症を起こしているからである。私が医者なら患者に早々に薬を絶ち、禁断症状に耐えてもらうことを進める。

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              • by maruto! (18665) on 2013年01月24日 13時13分 (#2311950) 日記

                ならば「中国の政策に関与できる外交上のメリット」が実在するという証拠を提示せよ。それが全く機能していないのが現状である以上まったく説得力がない。「ググれ」「自分で調べろ」というのならACとは所詮そこまでの大馬鹿者と認識する、

                日中関係のあらゆる問題の根底には歴史問題・領土問題という脳腫瘍があり、そして頭痛薬は脳腫瘍には効果がない。これは事実である。

                それと、ここではACによる罵倒、脅迫行為が許されていることを初めて知った。だが、私は怯むことはない。貴殿が何を言おうがACであるかぎり「匿名の臆病者」のレッテルは取れはせず「負け犬の遠吠え」である。反論を聴くつもりがなければ聞かんでいい。騒ぐのなら勝手に騒げ。ハンドルネームには家族を守る意味がある。だが、どんなに騒いでも貴殿らは所詮「臆病者」である。

                親コメント
              • by maruto! (18665) on 2013年01月24日 18時18分 (#2312154) 日記

                「推測」のブログをいくら並べても、証拠にはならない。一次資料以外は証拠とみなさない。それは中国がよく使うテクチ。

                貴殿がどれだけ吠えようともなんの力もない。貴殿はAnonymous Coward以上の何者でもない。よって、正しい議論の対象とはみなさない。大馬鹿者などとはどうぞご自由につぶやきなさい。これ以上付き合う余裕などないので。

                親コメント
          • by nemui4 (20313) on 2013年01月23日 8時09分 (#2311018) 日記

            いっそそっち辞めて尖閣諸島防衛に毎年40億の予算つけてもいいんじゃないか、とか素人考えで思ってしまう。
            #収支考えたらODAの方がお得なんでしょうね。

            親コメント
      • by Anonymous Coward on 2013年01月22日 10時26分 (#2310410)

        > 中国の政策に関与できる

        受けた恩を忘れない民族が相手ならそうかもしれませんが

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      • by Anonymous Coward

        >これは日本企業が中国で仕事をするときにも役立ちますが、
        >それ以上に、対中ODAを通じて中国の政策に関与できる外交上のメリットがあります」丸川知雄教授(東京大学)
        金額は小さいけれど、言ってみれば、
        わざわざ、向かいの家の玄関と周辺の道路を掃いてやっているようなもので、なにか納得がいかない。
        自分の家の玄関や、家の前の道路くらい、自分たちで綺麗にしろよと。

        • by Anonymous Coward on 2013年01月22日 19時01分 (#2310785)

          別に中国全土を綺麗にしてやってるわけでは無くてな。

          現在のODAは「訪問販売員によるハウスクリーニングの無料お試し体験」と思えば宜しいんよ。

          「お宅の屋根、こんなに汚れてますね! お代は全て当社負担、先ずは私どものサービスをお試しください!」

          そんな感じで敷地に上がり込んで、実際に屋根を、日本の誇る高性能クリーナーと最新式洗剤で綺麗にして見せる。

          それで能力見せ付けて、屋根のみならず、壁や屋内など、家全体のクリーニングの長期契約を結べれば大成功。

          後は自分でやるアルよと、機械や洗剤だけの購入でも十分OK。

          仮に今回は契約に至らなくても、敷地の外では容易に会えんような「財布と権限を握ってる人」に直接会い、
          その人らに技術を見て貰い、顔を売っておくことは、今後の事業展開に大きなメリットとなるし、
          近隣にも汚れた家はなんぼもあるわけで、そういったご近所へのアピールになれば損は無い。

          ODAは、発展途上国への援助とか、思いやりとか、感謝を得るためとか、そういう類のものとは違う。

          恩なんて言葉は、訪問販売のお試し体験には関係ない。これはビジネスよ。

          親コメント
          • by Anonymous Coward

            >後は自分でやるアルよと、機械や洗剤だけの購入でも十分OK。
            正直、費用対効果が低そう。
            それで食っている中小企業にとっては死活問題かもしれないけれど、
            もう中国のODAで民間のために仕事を取ってくるような時代ではないでしょ。

            • by Anonymous Coward on 2013年01月22日 23時17分 (#2310919)

              例えば昨年度の対中ODA事業、無錫市での「汚水処理支援等による農民の生活環境改善事業」を例に挙げると、これはこれまで農水省の音頭の下、多数の企業参加を得て取り組んできた「バイオマスタウン事業」を輸出し、国際進出しようというもの。

              便宜的にハウスクリーニングに例えたせいで誤解を招いたかもだけど、ODAの事業は、ただ中小企業が物を売るみたいなスケールとは違う。

              また、無錫市は既に約1000社の日系企業が進出している、いわば日系企業の前線基地みたいな都市。

              日本がこの様な都市で、ビジネス分野だけでなく行政分野にも喰い込み、その存在感を増していくことの効果の大きさは、特に申さなくてもご想像いただけるかと。

              以上、知れば意外と馬鹿にならないODA効果、の巻。

              親コメント
    • by Anonymous Coward

      何度同じ事を言って、何度馬鹿にされても学習しないんだねこういう輩は

  • by Anonymous Coward on 2013年01月22日 8時07分 (#2310352)

    月は中国のものだと言い出しそう。
    たとえ月協定があったとしてもw

    • by epgrec (43527) on 2013年01月22日 11時51分 (#2310465)

      月協定は中国は批准してませんからね。日本もアメリカもロシアも批准してませんけど。

      国家の「領有」を禁じているのは宇宙協定ってやつで、こちらは中国も批准してますから
      中国という国家のレベルでは領有はできません。

      ただ、個人や団体の「所有」は出来るんでは、という議論がありまして、中国はその手を
      使って土地の所有権を主張する可能性はあります。

      しかし、20年くらい前に話題になったことがありますけど月の土地はすでに、とある会社が
      ちゃっかり販売してたりします。
      http://www.lunarembassy.jp/ [lunarembassy.jp]
      中国(の誰か)が所有権を主張すると、この会社を通じて先行して月の土地を取得した人ら
      との訴訟に巻き込まれそうですよ(そもそもこの会社の主張も怪しいわけだが、それはさておき)。

      いろいろ大変です

      親コメント
      • by FTNS (17738) on 2013年01月22日 13時43分 (#2310558)

        普通の土地保有を保証しているのは、結局の所国家な訳で。
        そこから連想すると、国家が存在しない以上「所有している」と主張するのは勝手だが、
        その所有権を保証する主体が何もないという事になるでしょう。
        そのインチキ販売会社を国家としてのアメリカが承認したら大事になるけれど、さすがに
        それは無いかと。

        --
        --- de FTNS.
        親コメント
      • by Anonymous Coward

        >ただ、個人や団体の「所有」は出来るんでは、という議論がありまして、中国はその手を
        >使って土地の所有権を主張する可能性はあります。
        それはアメリカ人のデニス・ホープ氏がビジネス特許として…って、もしかしたらすでにルナエンバシー社から自国基地分の土地を買って居たりして。

      • by Anonymous Coward

        まぁ、発見しただけで上陸も旗立てることもせずにいたのなら、所有権は主張できないでしょうなぁ。
        最低限、人が歩かないと。

        土地境界の登記とかどーすんだろね?
        境界紛争は双方現場立ち会いだよね。

      • by Anonymous Coward

        アヘン戦争以後に欧米諸国が勝手に作った条約はすべて不当な物で,中国がそれに縛られることはありません
        これが中国人の発想です

        • by Anonymous Coward

          1858年のアイグン条約や1860年の北京条約も知らないのか?
          センター試験世界史の勉強をやり直せ!

    • by Anonymous Coward

      MOONLIGHT MILEの世界がすぐそこまで...

    • by Anonymous Coward

      >たとえ月協定があったとしてもw

      いや、そもそも中国は(と言うか宇宙開発してるほとんど全ての国は)批准してないだろあれ。

    • by Anonymous Coward

      年内 探査機打ち上げ
      来年 光化学スモッグにより、月の色が(ry

      • by Anonymous Coward

        たった1年でテラフォーミング(チャイナフォーミング?)ですか。
        やるなあ、中国。

        • by nemui4 (20313) on 2013年01月23日 8時15分 (#2311022) 日記

          ふと、月で月餅食べる絵面を思い浮かべてしまった。
          モデルはチャイナドレスっぽい宇宙服来た月娘希望。

          親コメント
        • by Anonymous Coward

          大気がないからスモッグでは地球から分かる程に変色させるのは無理でしょうね。

          それよりも、緑豊かな星にするとか言ってペンキをぶちまけることはやりそう。

    • by Anonymous Coward

      ハワイの領有権も主張できるくらいだから、
      月を編入するくらい造作もないでしょう。

    • by Anonymous Coward

      月はそもそも韓国が起源だし

  • by Anonymous Coward on 2013年01月22日 8時25分 (#2310358)
    人送らなければ楽なんじゃね?
  • by Anonymous Coward on 2013年01月22日 8時29分 (#2310360)

    http://www.bbc.com/future/story/20130102-tomorrows-world [bbc.com]
    2030年 中国が月面に領有権を主張

  • by Anonymous Coward on 2013年01月22日 9時42分 (#2310394)

    航空宇宙は中国までもヤード・ポンドなのか!?

    • by Anonymous Coward
      いや元記事が勝手に変換してるだけだと
  • by Anonymous Coward on 2013年01月22日 11時17分 (#2310440)

    ロケットの名前が「長征」なだけに

    # 長征とは国民党からの大規模逃避行

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「科学者は100%安全だと保証できないものは動かしてはならない」、科学者「えっ」、プログラマ「えっ」

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