
欧州研究者グループ、地球と ISS 間を結ぶ世界最大の量子ネットワーク実験を提案 7
ストーリー by reo
発想のスケールで負けた 部門より
発想のスケールで負けた 部門より
taraiok 曰く、
欧州の研究者グループは、地球と国際宇宙ステーションの間で利用可能な 250 マイル (約 402 km) という長距離通信を可能とする量子ネットワークの実験案を提案した。これまでの量子通信実験での最長距離は 89 マイル (143 km) で、250 マイルはそれを大きく超え過去最長となる。これまでは地上での実験であったが、この案では初めて宇宙空間を含む形で量子通信実験が行われるという (ExtremeTech の記事、本家 /. 記事、提案書: doi:10.1088/1367-2630/15/4/043008 より) 。
実験は、重力による影響が出るかどうかなどが検証されることになる。研究グループは今年の早いタイミングで実験を行いたい意向だが、国際宇宙ステーションの設備が必要となるため、承認されるかどうかが一番の課題であるようだ。
識者の方もう一歩解説い願いします (スコア:1)
ここで言われている量子ネットワークってどちらでしょう?
・量子暗号化されて入るが既存のプロトコルと回線を利用
・量子テレポーテーションを用いた既存と異なるプロトコルと回線を利用
Re:識者の方もう一歩解説い願いします (スコア:1)
地球の実験室で、エンタングルした(量子絡み合い状態にある)2つの光子を作り、一方をISSに送ります。そして光子対に対して、地球とISSで測定を行います。この光子対の生成とその測定を何回も繰り返し、最終的には、(盗聴されていないことが証明できる)共通の秘密鍵を生成するのだと思います。量子暗号通信は、この秘密鍵を使い捨てにして(One Time Pad)、通常の通信路で行います。
実際には、秘密鍵の生成や量子暗号通信は行わず、光子対の量子的な状態が秘密鍵の生成に十分なほど、絡み合っているかどうかを測定するだけかもしれません(量子トモグラフィ)。
Re: (スコア:0)
2ではないと思います
Re: (スコア:0)
量子暗号や量子通信というのは、使い捨て鍵暗号の鍵の配布に量子結合を利用する方法です。
暗号文は通常の通信で送る一方、暗号鍵を量子結合で共有します。
量子結合は確率的な現象で意図的に情報を載せることができないため、
それ単独では通信には使えないのですが、乱数を生成して共有することはできます。
今回の実験の量子ネットワークというのは、このように乱数を共有するシステムで、
いわゆる通信ネットワークとは違うと思われます。
Re:識者の方もう一歩解説い願いします (スコア:2)
>Quantum optics experiments using the International Space Station: a proposal
リンク先の提案タイトルを見ると光量子ネットワークっぽいっすね。
#中身まで読んでないけど。
Re: (スコア:0)
量子ネットワークが盗聴に強いってのは分かったが、じゃあ中間者攻撃に太刀打ち出来るって根拠は?
量子だから安全?無駄に高級な電線じゃねーの?
素直に無駄ですって言っちゃうと予算貰えないから、かもしれんが。
いかんせん、何の役に立つのか分からない。
Re: (スコア:0)
佐野さんに始まって量子さんをキャリアにした通信網じゃないですかね?
キャリアごとに伝送を得意とする情報のジャンルがありそうです。
# アニメの情報しかS/Nが良くないキャリアとか