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サイエンス

ムーアの法則と生命の起源 38

ストーリー by reo
地球外由来論 部門より

taraiok 曰く、

遺伝学者の Alexei A. Sharov 氏と Richard Gordon 氏は、生命の進化速度をムーアの法則のように推定、生命の誕生時期を逆算することを試みた (MIT Technology Review本家 /. 記事arXiv:1304.3381 より) 。

ムーアの法則は「半導体の集積密度は約 2 年 (18 ヶ月) 毎に倍になる」という経験則を表したものだ。換言すればムーアの法則を逆算していけば、マイクロチップが最初に誕生した年代にたどり着くともいえる。半導体がムーアの法則により、進化する過程で複雑化していくように、生命もまた進化するに従って複雑さは指数関数的に増加していく。

遺伝的複雑性を線形に推定したところ、3 億 7600 万年で複雑さが倍になるという計算になったという。これから逆算すると生命の誕生は 97 億年前 ± 25 億年となり、地球そのものよりも古いという結論にたどり着いたとしている。

本家 /. では「ピアレビューされてない arXiv に投稿された論文をソースにするなと…」といったコメントがつけられている。論文では「生命の複雑さ」の指標としてゲノムのサイズを用いているようだが、C-value enigma についての言及がないなど、ちょっとした思考実験のネタとして、あるいは昼食の肴として扱うのがいい内容なのかもしれない。

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B2%E3%83%8E%E3%83%A0 [wikipedia.org]
    これだとだとヒトはユリの2.5%しか複雑さがないということに。
    さらにゲノムサイズと遺伝子数は独立した数字。

  • それでもあってるかもしれんが、爆発的に進化したりした場合も考慮すっともっと短くもなったりするんだろうとは思う

    • なるほど。

      環境の激変のあとは、淘汰圧が働くから進化は早そう。

      しかし、ゲノムの複雑さが指数的に増大する一方なのはなぜなのか。

      もし、環境に変化が全くなければ、ゲノムの複雑さは増大しないのかもしれない。

      どうなんでしょうか?

      親コメント
      • >もし、環境に変化が全くなければ、ゲノムの複雑さは増大しないのかもしれない。

        もし、これが生物ではなくて、ソフトウェア開発だったら・・・。

        発注元からの仕様が頻繁に変更されることにより、コード量が増大。
        様々なプラットフォームに対応するためコード量が増大。
        いろいろな人が関わる毎に、コードやコメントが増大。

        とかありそう。

        親コメント
        • by Anonymous Coward

          ありそうじゃなくて、現実だ。

        • by Anonymous Coward

          その遺伝は劣化してます
          そもそもデグレードしてるので進化ではなく退化です

          # 自己補足レスはACの方が誤解を招かないかも

      • 付け足すことで生存不能になるより欠損することで生存不能になる確率が高いから。
        使ってる遺伝子を邪魔しない限り付け足す事に問題はないが、削ると使ってる遺伝子を削る確率が存在する。

        環境に全く変化がなくても遺伝子のコピーにはエラーがあるのでゲノムは複雑化する。主にゴミを増やす方向で。

        親コメント
        • >付け足すことで生存不能になるより欠損することで生存不能になる確率が高いから。

          なるほど。

          >環境に全く変化がなくても遺伝子のコピーにはエラーがあるのでゲノムは複雑化する。主にゴミを増やす方向で。

          どうかな。欠失突然変異というのもあるし。ゴミは失っても機能には問題がない。

          だから、外界より安定な細胞内に共生している細菌(ブフネラ)は近縁の大腸菌よりもずっとゲノムサイズが小さい。細胞内のオルガネラのゲノムも小さい。

          親コメント
    • 原始的な生物ほど進化速度が速いと分かってるのに、なんで一定の前提で計算したのかね。

      --
      the.ACount
      親コメント
    • by Anonymous Coward

      それはあくまで、表に現れる進化では?
      ゲノムにプールされる小規模な変異の頻度は、ある程度は一定と考えてもよさそうだけど。

  • 地球ができあがってからの時間の推定が間違ってたんですね。というネタにならないか思って、そもそも46億年ってどっから推定されてるのか知らなかったので調べてみた。岩石の分析 [hi-ho.ne.jp]とかなのか。

    これだけはっきりとあちこちで46億年って断言されてると言うことは、色んな調査結果と矛盾しないとか、他の裏付けも色々あるのかな?
    • by Anonymous Coward

      タイムマシンで見に行けばいいでしょ。
      ちゃんとドラえもんを見ましょう。

    • by Anonymous Coward

      昔は45億年って言われてたんですけどね、いつからかNHKが46億年にこだわるようになりました。
      1億年なんて誤差もいいとこだろうと思うんだが…。根拠は何なのだろう。

      ※Google先生に聞くと45.4億年って堂々と答えてくれます。。。 誤差±0.5億年らしいけど、四捨五入しても45億年よね。

      • by Anonymous Coward

        >昔は45億年って言われてたんですけどね、いつからかNHKが46億年にこだわるようになりました
        その間に46億年目が終わったんですよ。

        • by Anonymous Coward

          『ゆく億年くる億年』見逃したあああぁァァァ

  • by Anonymous Coward on 2013年04月19日 12時39分 (#2366803)

    今手元に書籍が無いので詳細を確認できませんが、技術的特異点 [wikipedia.org]を扱った2007年のレイ・カーツワイルの『ポスト・ヒューマン誕生-コンピュータが人類の知性を超えるとき』だと、同じように半導体以前の計算機や文明の進歩、生命の複雑さなんかにもムーアの法則(というか進歩は指数関数的に加速する [wikipedia.org]という考え)が適用できるとしていて、同じような理論から過去ではなく近い未来の技術的特異点到達を予測しています。

    こっちの方は読んでいて(ところどころ怪しい部分はあるものの)なるほどと思わせられる面白い内容だったのですが、とはいえ同じ発想で生命誕生の時期を絞り込めるかというと・・・ちょっと無理があるのではと思ってしまいます。生命の進化となると、カンブリア爆発のように突然急速に進化が進んだような時期がありますし、何かしら環境変化といった外的要因もあるのではないかと。

    • by Anonymous Coward on 2013年04月19日 14時18分 (#2366886)
      カンブリア爆発って、Socket 7の時の互換チップがアホみたいに出てきたときとかと同じような感じじゃないんですかね。
      複雑性とか回路の規模の問題とは別物な気もします。もちろん、それによって進化が促されたというのはあるんでしょうけど。
      親コメント
  • by Anonymous Coward on 2013年04月19日 11時56分 (#2366770)

    生命がいつ始まったかじゃなくて神様の技術力じゃないのか?

    • by Anonymous Coward

      モノリスが干渉して、進化に必要な期間が縮まったのだろう。
      やはりモノリスは存在するのだ。

    • by Anonymous Coward

      露骨な矛盾が出ればフェルミ推定がおかしいと気付く、という教訓

    • by Anonymous Coward

      そうですね。半導体チップをたったひとつ設計、製造するだけでも、何百人(何千人かも?)の人間が必要ですからね。それを考えると、それを偶然の幸運だけでできると考えるのは、もの作りに関わったことがない専門バカの学者さんらしい無邪気な発想ですね。

  • by Anonymous Coward on 2013年04月19日 12時03分 (#2366775)
    前にNHKでやってたけどちゃんとした学説だった
    • by Anonymous Coward

      まあこの説が正しいとしたらそうなるよね
      ほんの数日前にも、その可能性があるとして読売が記事載せてた

      生命の起源やはり宇宙?「猫の手星雲」で証拠
      http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20130422-OYT1T01687.htm?from=ylist [yomiuri.co.jp]

       地球上の生命の元となるアミノ酸は宇宙で作られたという説を補強する有力な証拠を、地球から約5500光年離れた「猫の手星雲」など九つの星雲で検出したと、国立天文台などのチームが23日、発表する。

       アミノ酸には形がそっくりでも重ならない「左型」「右型」と呼ばれるタイプがあるが、地球上の生命を構成するアミノ酸の大

  • by Anonymous Coward on 2013年04月19日 12時07分 (#2366776)
    「昼食の肴」この表現への驚きで頭いっぱい。
  • by Akami (4183) on 2013年04月19日 12時14分 (#2366783)

    ネタとしては面白いし、いいんじゃないですかね?
    ニコニコ動画の「やってみた」がプロの犯行だ、というレベルの話で。

    それはそうと、ニコニコでアクセスを集められそうなくらいには面白い結果ではありますね。

    ・生物の世界では常にムーアの法則的な何かが成立するわけではない
    ・初期の生物は宇宙からやってきた
    ・えとせとら

    いろいろネタは考えられそうです。

    • by Anonymous Coward

      ちゃかしてるようですが、実はこれは《不都合な真実》なのかもしれませんよ。都合が悪いという理由で頭からバカにしてかかるのは、科学的と言うより宗教的な感じがします。

  • by Anonymous Coward on 2013年04月19日 12時52分 (#2366812)

    恐竜が巨大化して絶滅したのもムーアの法則のせい

    #角野卓造じゃねーよ!

  • by Anonymous Coward on 2013年04月19日 12時57分 (#2366818)

    2 ^ 25=33,554,432

    複雑性が約3400万分の1になると生命ではなくなると言うことか。

    乱暴で意味の無い計算だと思いつつも人間の塩基対と比べて、
    31億÷ 33,554,432≒92.39
    92塩基対あれば生命足り得るのだろうか。

    おっと、昼休みが終わってしまう。美味しゅうございました。

  • by Anonymous Coward on 2013年04月19日 13時55分 (#2366869)

    これだけでご飯3杯いけるとかそんな感じ?

    なんのマニアだよ…

  • by Anonymous Coward on 2013年04月20日 11時41分 (#2367346)

    だが一部真実。

    人間が、地球だけで進化を遂げて今の形になっているのは違うわけでこの話はじつにおもしろい。

    人間の起源は非常に複雑で、ひとつは地球にいた猿(クロマニョン)と
    木星と火星の間にあった惑星にいた知的生命体の名残り、そして
    われらが創造主を掛け合わせたもの。

    じゃぁの

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ナニゲにアレゲなのは、ナニゲなアレゲ -- アレゲ研究家

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