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テクノロジー

近々ロンドンで開催予定、培養牛肉でハンバーガーを作って食べるイベント 66

ストーリー by reo
この牛肉はできそこないだ 部門より

eggy 曰く、

牛の筋組織の破片を培養して作られた肉で 5 オンス (142 g) のハンバーガーを作って食べるというイベントが近々ロンドンで開催されることになるようだ。この肉は in-vitro meat と呼ばれている (The New York Times の記事本家 /. 記事より) 。

Mark Post 氏は in-vitro meat のハンバーガーを披露することで、in-vitro meat は「絶対にうまくいかない」とする消極的な見方を覆したいとしている。5 オンスのハンバーガーには、研究室内で培養して作られた 2 万もの筋組織が含まれ、かかった研究費は 32 万 5 千ドルとのこと。研究資金の提供者の名前は明かされていない。

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  • by Anonymous Coward on 2013年05月14日 13時56分 (#2379971)

    「600万ドルのハンバーガー」

    ※600万ドル言いたかっただけです。

  • 合成肉は成分調整が自由だし、ある程度技術が成熟すれば並の品質の肉より美味しいものが作れると思う。
    ただし、それが牛肉と似た味になるかは別の問題。

    英国でどう思われるかはわからないけど、日本では肉と言えば霜降りが高級品なわけで、筋がなくメッシュ状に脂がのった肉のような何かを作ることができればかなりの値で売れると思う。

    --
    しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
    • Re: (スコア:0, 興味深い)

      by Anonymous Coward

      ベニヤ板みたいに、油と肉を積層構造で作ればなんとかなるんとちゃうの?

      むしろこの話を思い出した。
      http://katukawa.com/?p=5074 [katukawa.com]
      「獲る漁業は、船を出さないと経費はかからないのですが、養殖は設備投資をしているので、魚をつくらないわけにはいかない。
      でも、今の餌代と魚価では、つくっても赤字が確定的。結果として、体力が無いところから淘汰されているという状況。
      養殖マグロの場合も、1kg2500円を割るとこのような事態になります。マグロ養殖業が産業として生き残るには、
      キロ単

      • >ベニヤ板みたいに、油と肉を積層構造で作ればなんとかなるんとちゃうの?
        富士そばのカツ丼のカツに入ってる謎肉みたいな物体になりそう....

        親コメント
      • >ベニヤ板みたいに、油と肉を積層構造で作ればなんとかなるんとちゃうの?

        たしかに。サイコロステーキなんかがそういう作りですよね。

        親コメント
      • by Anonymous Coward
        養豚や養鶏だって設備投資は必要だしエサ代だってかかる。
        なのに魚の養殖が「豚肉や鶏肉のような値段にはならない」という結論になるのはなぜ?
        ていうか、大量生産&安定供給すれば価格は低廉化するのは当然だよね。
        コストダウンの発想がないのも驚きだし。
        高く売りたいなら、食肉産業に倣って地域ブランド化するとか、高級品種を開発するとか努力したらいいんじゃないかな。
        • >養豚や養鶏だって設備投資は必要だしエサ代だってかかる。
          >なのに魚の養殖が「豚肉や鶏肉のような値段にはならない」という結論になるのはなぜ?
          元の文章読みました?
          「1kgのマグロをつくるのに、20kgのイワシ・サバが必要」
          マグロは肉食なんですよ。
          極端な喩えをすればクマに生きたブタを与えて育てて食べるような感じなわけですが、
          ブタを餌にして育てたものをブタと同じ値段で買えると思います?
          親コメント
          • by Anonymous Coward
            その理屈で言うならば、あたかも「イワシやサバを餌にして育てたマグロをイワシやサバと同じ価格で売れ」とでも求められているかのような話になりますが、そのような要望があるのでしょうか?
            そもそも、肉食であることがコストダウンが図れない理由になるとは思えません。
            穀物飼料ならタダ同然だとでもお思いなのでしょうか。

            食用家畜は価格維持のために生産調整や出荷調整をおこなっていますし、地域ブランドや高級品種の開発も盛んに行われています。
            養殖魚だって価格維持の努力をしたらよいのではないでしょうか。
            • by Anonymous Coward on 2013年05月14日 18時10分 (#2380136)

              >そもそも、肉食であることがコストダウンが図れない理由になるとは思えません。

              「思えなません」のような、所謂「思い込み」で語るのではなく、穀物飼料とマグロ養殖用飼料の価格差を、まずは自分で調べてみては?

              あんた、前提知識もないし、もとの文章も読んでもいないし、ただ勝手な思い込みで書いてるだけじゃん。
              あんたこそ、ちょっとは「努力」してみせなよ。

              少なくとも、養殖用飼料と家畜飼料のコストを並列で語るのがいかにナンセンスか理解きるはず。

              ついでだけど、家畜生産ってのは「養殖vs養殖」の、いわば内輪の争いな。
              で、今してる魚の話は「養殖vs天然」での、コストやブランド力の争い。

              フォーマットの違う養殖魚の話に家畜の理論持ってきても、ズレてるっていうか、トンチンカンだよ。

              親コメント
          • by Anonymous Coward

            >ブタを餌にして育てたものをブタと同じ値段で買えると思います?

            熊の飼料用の豚肉と、人の食料用の豚肉が同額である必要は無い。
            飼料用穀物には、飼料用の品種がある。家畜の餌の値段を人間用と同じで考えてる時点で
            コストダウンを放棄していると言わざるを得ない。

            イワシはイワシでも、人の食料用、家畜の飼料用、肥料用、工業用などで値段は異なるべきだ。
            餌が高額だというのなら、安い餌を開発する努力をすればよい。それがコストダウンってもんだろう。

            • by Anonymous Coward

              1kgのマグロをつくるのに、20kgのイワシ・サバが必要

              なのであるから、人間様の食うイワシ・サバの1/20の値段のイワシ・サバを用意する必要があるが、それって「コストダウン」の一言でどうにかなるもんだと思ってるのか?

        • by Anonymous Coward on 2013年05月14日 17時20分 (#2380097)

          マグロ養殖に必要な設備投資は、養豚養鶏の比じゃないだろ。管理の難しさも、天候リスクも大違い。
          餌だって、豚や鳥のように基本何でも食べるわけじゃない。

          場所的にも、ある程度人為的に温度管理が可能な養豚養鶏と違い、海水温が一定条件内の海域でないとマグロ養殖は不可能で、
          そのような養殖適地はかなり限られている。

          単に「養」って文字だけ見て、マグロ養殖も養豚養鶏も同じだろうと錯覚して、
          「コストダウンの発想がない」だの「大量生産&安定供給すれば価格は低廉化するのは当然」だの、
          お前、生き物扱う商売を舐めてんじゃねえよ。

          親コメント
        • by Anonymous Coward

          違う物を違う方法で作ってるんだから、製造コストも販売価格も違うのは当たり前じゃん。

          「金と鉄とチタンが同じ価格にならないのはおかしい!」って言ってるのと変わらんぞ。

          • by Anonymous Coward
            とは言うけど1g1円理論ちゅーものあるんだよな
  • by Anonymous Coward on 2013年05月14日 13時05分 (#2379920)

    研究者の細胞の欠片が落ちて…。

  • by Anonymous Coward on 2013年05月14日 13時11分 (#2379926)

    実験にしても、
    肉と混ぜて、培養肉で水増ししたけど美味しいバーガー、でいいんじゃないかと思うが。

    肉がどうしてもダメな人向けという考えもあるけど、
    そういう人って培養肉なら平気なのかが不思議。

    • by Anonymous Coward on 2013年05月14日 13時26分 (#2379946)

      培養肉が将来性のある研究だとアピールしたいだけなのでは?

      まぁ、本当に将来性があるのかどうかは良く分かりません。
      特に、他の食肉より環境負荷が高い牛肉は、
      単に贅沢品になればいいじゃないか、と思ってます。

      親コメント
      • by Anonymous Coward on 2013年05月14日 18時03分 (#2380133)

        将来性(実験室レベル→工業製品として量産が実現可能)と同時に、こういう未知の、得体の知れないものに対する嫌悪感、敬遠の払拭も狙いとしてあるんじゃないでしょうか。「食べてみたら、普通の肉だしおいしいじゃない」と言ってもらうための試食会だと思いますよ。

        # そりゃ遺伝子組み換えも作る側は食糧事情を必死に考えた結果だけど、
        # 忌避する人は安全よりに振って様々な検査、追跡試験を求め続けてるとか

        親コメント
      • by Anonymous Coward

        私の脳内未来イメージでは、食料品はみんな培養ものになってます。
        自然モノは高級嗜好品扱い。

        まだまだこれからだし、発展が楽しみです。

  • by Anonymous Coward on 2013年05月14日 13時12分 (#2379929)

    と一瞬空目。
    「あーたしかに牛肉食べられないしねー」とか納得しかけた。

    ところでこんなニュースも
    「昆虫を食べよう=FAOが報告書」
    http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2013051300953 [jiji.com]
    http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130513-00000139-jij-int [yahoo.co.jp]

    • by Anonymous Coward

      ご先祖様のころからこんなもの [wikipedia.org]やこんなもの [wikipedia.org]や、
      あまつさえこんなもの [wikipedia.org]まで食べていた我が県は未来を先取っていたのだなあ。

      #最初のは珍味として普通に食べますが後ろの二つは親の代でもほとんど食った事は無いとか

  • by Anonymous Coward on 2013年05月14日 13時49分 (#2379966)

    ピンクスライムと比べてどうなんだろ?
    どっちがましなんだ...?

    • by Anonymous Coward

      ピンクスライム肉ってのは屑肉をとにかく食える味にして日持ちさせる技術でしょ。

      こっちは最上級の肉を増やす技術なんで、それこそ松坂牛のハンバーガーという世界になってくる。
      ・・・というかハンバーガーにする必要性を感じない。

    • by Anonymous Coward

      ピンクスライムって商品価値の低い肉を水酸化アンモニウムで防腐処理しただけだから 日本で言うつくねと大差ないよ。
      単に安い肉を食わせられた、けしからんってだけ、アメリカ人には見た目もそれなりにショッキングだったらしい。

      • by EmiliaEmily68 (35102) on 2013年05月15日 0時42分 (#2380370)

         日本では成型肉というカテゴリで、あちこちから持ってきた脂肉や赤身を
        接着してサイコロステーキで売っていますよね。
         私は一時期、焼肉する際に油塗るのを兼ねて利用しておりました。
         あっと言う間に脂が抜けて、多少の肉しか残らないのが残念な安物ですが。
         後に鶏皮使うともっと効率が良いので利用やめました(^^;

        # 挽肉自体クズ肉と言う話も聞きますが、実際どうなのでしょう。
         私はハンバーグこねていて分からないのですが。

        親コメント
  • by Anonymous Coward on 2013年05月14日 14時34分 (#2379999)

    チキン・ジョージに復讐されないか不安 #チキンおいしいよね

  • by Anonymous Coward on 2013年05月14日 14時46分 (#2380012)

    ネズミやキツネの肉をまぜて…
    http://www.sankeibiz.jp/macro/news/130512/mcb1305121537007-n1.htm [sankeibiz.jp]

  • by Anonymous Coward on 2013年05月14日 15時33分 (#2380034)

    「ベジタリアン以外の各宗教に対応したバーガー肉を開発いたしました。もとの細胞が何の生物かは明らかにはできませんが間違いなく宗教上問題ないものです。」

    #という人を食ったようなお話にならないことを祈りたいものです

  • by Anonymous Coward on 2013年05月14日 15時54分 (#2380043)

    研究者には申し訳ないけど、最近の「大豆肉」は、肉の代替品として相当に満足できるレベルかと

    • by Anonymous Coward

      むしろ、昆虫を食え by FAO [jiji.com]、

    • by Anonymous Coward

      「肉の代替品として相当に満足できるレベル」と「肉」の間には深い溝がある気がする。
      というか本当にそうなら何かのジャンルではすでに大豆肉に席巻されてそうなもんだけど、
      チキンナゲットにちょっと混ぜてあるのしか見たことないんだよね。

      • そういうのもあるでしょうし、あとは「畑や牧場のような自然環境が不要」というのも大きいかと。
        (野菜工場とか大豆を培養とかいうアプローチもあるからややこしいが)

        宇宙ステーションとか他の惑星・衛星とか深海とか様々な極地でも肉が生産できるのは良いこと……なのかもしれない。(言い切っていいか不安になった)

        親コメント
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あと、僕は馬鹿なことをするのは嫌いですよ (わざとやるとき以外は)。-- Larry Wall

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