クローン人間の作成はハードルが高い 70
ストーリー by hylom
やはり異星人の進んだ科学が必要なのか 部門より
やはり異星人の進んだ科学が必要なのか 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、
Nature電子版に、クローンによるヒトの幹細胞作成についての話題が取り上げられている(MSN産経ニュース)。
近年ではバイオ関連技術が発達し、先日もヒトの皮膚細胞からES細胞を作り出すことに成功したと報じられた。しかしNature電子版の記事では、現在の手法では人のクローン胚を母体に入れても「クローン人間」は誕生しない、という研究チームの立花真仁研究員らの見方が紹介されている。立花研究員によれば、今回と同様の手法で作ったサルのクローン胚は、全て流産して子ザルにならなかった。「高等霊長類とそれ以外の哺乳類の間には大きな壁がある」とみているという。
越えられない壁とは (スコア:4, 興味深い)
> 今回と同様の手法で作ったサルのクローン胚は、全て流産して子ザルにならなかった。「高等霊長類とそれ以外の哺乳類の間には大きな壁がある」とみているという。
多産の哺乳類は、DNAに多少問題がっても、生まれてきて、生きていくうえで問題があれば成長途中で淘汰される。
人間などの高等霊長類は、子供が少ないので、DNA欠損とかが多いと自発的に流産するように進化した
ってことで難しいと推測 ・ω・
皮膚とかの細胞は紫外線とかで多少ダメージ受けてることが多いので、良質の細胞をベースにすれば成功する可能性が
高くなるのかなと思ったり・・・。
Re:越えられない壁とは (スコア:2)
高等動物の発生にはDNA配列以外の情報が必要。
ゲノムインプリンティングとか。
この壁というのはそういうことを言っているのでは。
Re:越えられない壁とは (スコア:2)
『なぜ哺乳類は単為発生ができないか』
Research ─ 研究を通して ─:ゲノムインプリンティング-世代に刻みこまれる時 - JT生命誌研究館 [brh.co.jp]
なるほど、ここに詳しく書いてました
・マウスなどの原始的哺乳類も幼児期に多くが死亡する。
・胎児期に進化の過程をたどる
つまり、『サルのクローン胚は、全て流産して子ザルにならなかった』というのはそういう事なのね ・ω・
おかしい… (スコア:3)
2003年の時点で誕生してるのに [wikipedia.org]、困難だなんておかしい。
彼らの科学力は凄まじく、他にも永久機関を完成させたと主張してますし
割と最近不老不死に関する発表も行っていたはずです。
#さすが「夢の中の世界の住人」と言ったところでしょうか。(笑)
如何なる内容であろうとACでの書き込みは一切無視します。
Re: (スコア:0)
ヒト体細胞からES細胞を作り出すのも 2004年の時点で成功しているのに [wikipedia.org]、先日初めて成功しただなんておかしい。
彼らの科学力は凄まじく、他にも印刷技術やロケット、羅針盤も彼らが起源であると主張してますし [news-postseven.com]、
はては彼らの嫌いな
素朴な疑問 (スコア:2)
クローン人間を作る事が可能になったとして、その用途は?
研究用にはいろいろと使い道がありそうですけど、一般向けの用途が思い浮かばないです。
# 移植用の臓器の供給元以外の利用方法が……
notice : I ignore an anonymous contribution.
Re:素朴な疑問 (スコア:3)
臓器の供給元ではなくて、脳の移植先として使えるかも。
記憶を維持しての長生き戦法として。
後天的な身体能力の制御知識がクローン先の体でも有効かどうかは疑わしいですが。
老化した脳が適応できるものなのかどうか。
Re:素朴な疑問 (スコア:2)
現実的なことを言っちゃうと、体を移行する以前の「一回切り離してまた繋ぐ」という時点でかなり難易度が高いんですよね……。
切断箇所が脳直下だろうが延髄だろうがどこだろうが、脳に近いぶっとい神経を切断して繋ぎ直して「ハイ、元通り手足が動きます」とはなかなかいかない。
ましてや遺伝子的には同一でも他人の体であるクローン体では、繋ぐべき神経の場所やら本数やら太さやらが違うかもしれませんし(よく知りませんが)。
むしろ切断面を保護しつつ「神経翻訳機」化するコネクタを開発し、私の首から自分の体を操作できたり腕を交換できたりWiFiで遠隔操作もできてしまう方向に……
(その時一番要らないパーツが俺の脳だ)
Re:素朴な疑問 (スコア:1)
研究用に人のクローンを作るって,超電磁砲じゃあるまいしってのは置いといて,民生用途って愛玩用(有名女性アイドルのクローンとか,数億円/人くらいで売れそう)くらい?もうちょっとソフトな感じだと,幼くしてなくした子供のクローンを作ってみるとかかな。
生体移植用の部品取りとして (スコア:1)
SFでよくあるように、お金持ちの自分用生体移植部品取りとしてストックしておくとか。
で、傷んだ自分の方が廃棄されてしまう。。。
アイドルの賞味期限 Re:素朴な疑問 (スコア:0)
クローンが目標の年齢(オリジナルの年齢?)に達するまで何十年か掛かりますが,
その用途で売れるのでしょうか.
育った頃にはブームは去っている可能性が高いと思われます.
Re:アイドルの賞味期限 Re:素朴な疑問 (スコア:1)
>クローンが目標の年齢(オリジナルの年齢?)に達するまで何十年か掛かりますが,
生産後何十年(≧30年)も熟成期間が必要な「アイドル」は、
ちょっと「アイドル」とするには年がくいすぎな… ああ!窓に!窓に!
Re:アイドルの賞味期限 Re:素朴な疑問 (スコア:2)
あぁ、つまり「コスト的な制約」でアイドルの年齢はあまり高くできないのですね。コスト的な制約。こすとてきなせいやく、あれ、こんな時間に誰かドアを叩いて…
# 幼すぎて嫌悪感しかない年齢の下限をひたすら探求する作業が行われた結果、現役:老後比が1:10とかになって…
Re: (スコア:0)
毎年クローンを作って17歳になり次第交代していけば永遠に17歳のアイドルが実現できるな
ネタバレ注意? (スコア:1)
Re:素朴な疑問 (スコア:1)
劉機関 [wikipedia.org]はHGS患者の兵器転用を狙って急速育成技術と圧縮学習も使ってたっけ。
HGS患者同士の人工授精などで素体(リスティ)作成、
その後素体のクローン作成(最終的に生き残ったのはフィリスとセルフィー)
#人格・性格はクローン元、クローン同士でも全く別。
らじゃったのだ
Re: (スコア:0)
人類が絶滅的状況に陥った時(生存者数百人レベル)、とりあえず種としての人間を維持する
(事故死などで個体が亡くなり、これ以上種の多様性が薄くなることを防ぐ)ために
個体のスペアをとにかく大量に作っておくとか。
Re:素朴な疑問 (スコア:1)
その目的なら、受精卵を冷凍保存しておけば良いよね?
わざわざクローンを作る意味がないと思うのですけど。
# 記憶含めて「複製」できるなら、スペシャリストの大量生産ができて、それなりの利用価値があるでしょうけど。
# 選挙権とか戸籍とか、ややこしくなりそうですけど。
notice : I ignore an anonymous contribution.
Re: (スコア:0)
あるやんごとなきお方の、男系の血統を永遠に維持するために。
Re:素朴な疑問 (スコア:2)
Re: (スコア:0)
好きになったら止まらないんだよ
悲しいときには呼んでおくれよ
マモー!ミモー!
Re: (スコア:0)
体調不良で動けなくなった時の為のバックアップ用。
Re:素朴な疑問 (スコア:1)
「アンパンマン、新しい全身よ!」って奴ですね。
Re: (スコア:0)
倫理的な話はおいておくと、臓器移植用が「用途」という意味ではありかと。
成長速度も問題になりにくそうだし。
「今はもういないあたしへ…」の感じで。
Re: (スコア:0)
臓器を直接作れば済むし
Re:素朴な疑問 (スコア:1)
無限ホルモン・・・
Re:素朴な疑問 (スコア:1)
Re: (スコア:0)
・人体実験用
・スペアパーツ用
・奴隷(性奴隷/愛玩用/労働力)
・亡くした知人の代わり
どのみち生まれてきたことを呪うでしょうな
Re: (スコア:0)
ここまで軍事用途なし
Re: (スコア:0)
子どもができない夫婦にとって、選択肢に入るのでは?
子どもができない要因が、遺伝的な理由なら、それも受け継いでしまいますが。
Re: (スコア:0)
年金もらいつづけんるんだろ
単価にして (スコア:2)
Re: (スコア:0)
ジャッジメントですの
Re: (スコア:0)
その価格に常盤台の制服(下着や着替え含む)は含まれますか?
お嬢様学校の制服は高いって話だよね。
Re: (スコア:0)
同じのを20000くらい作るのと全部個別対応するのとでは、やはり単価が違ってきたりするんだろうか。
Re:単価にして (スコア:1)
栄養剤や薬品や光熱費だけの価格じゃない?
大きな壁の正体は何だろう (スコア:1)
思い当たるコトがないまま妊娠してしまった場合、母親が、母になったことの自覚が薄いから、ついついラフな行動をしてしまうから流産に至る、とか?
つまり、そーゆーマインドの有無が壁?
……産んだ子をラフに扱うバカ親どもは、その壁の向こう側にいるんだろーな、とか……
Re:大きな壁の正体は何だろう (スコア:5, 興味深い)
体外受精(胚移植)は既に医療行為として行われ多数の成功例があるので、原因はクローン胚側にあると考えられます(単体デバグで出なかったバグが、結合デバグで発現した可能性もあるけど)。
それにしても、10年前はアカゲザルの胚発生もままならなかったので http://www.47news.jp/CN/200304/CN2003041001000518.html [47news.jp] 胚移植まで来たというのはかなりの進歩ですね。
Re:大きな壁の正体は何だろう (スコア:1)
それなら(倫理的にはどうかはともかく)母体を縛り付けておけば解決するわけで、そんなわけではないだろう。
霊長類特有、というのなら、脳細胞・神経細胞の格段の多さとそれに達するまでの細胞分裂の必要な回数がある。仮説として、
きれいなテロメアを持った受精卵からなら巨大な脳を形成するまでの細胞分裂数がヘイフリック限界内だが、
テロメアが短い人工卵から成長するクローンだと胎内成長の段階でその彼岸に達してしまって
脳幹が縮んだ胎児にまでしか成長できない⇒流産、とかはどうだろう?
Re:大きな壁の正体は何だろう (スコア:1)
登場人物の頭の良さは作者の頭脳を超えられない。 by ゆうきまさみ
Re: (スコア:0)
当社の知的財産保護のためのプロテクトです
Re: (スコア:0)
宗教の出番ですよ。
クローンニンゲン(オフトピ) (スコア:1)
クローンニンゲンって、すごいオランダの地名ぽいですよね。
クーロン人間 (スコア:1)
バッテリー代わりにどうぞ
*ちょっと電気ウナギあたりのDNAを組み込めばあるいは。
仮に… (スコア:1)
仮にクローン人間が(裏で)実用化されたとしてもそれをネタに揺すられるかもしれないからと、
DNAを改変して寿命が短くなる欠陥を埋め込むのですね。
家に帰るともう一人の自分が家族と一緒に誕生日を祝っている光景を目撃した彼を除いて…
ES細胞終わったと思っていたのに (スコア:0)
倫理的観点からiPS細胞にすっかり置き換わったと思っていたのに、皮膚細胞からES細胞にしたのか。
よくわからん。
Re:ES細胞終わったと思っていたのに (スコア:1)
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201305/2013051600038 [jiji.com]
ミトコンドリア異常の疾患なんかだと意味があるようです。
クローンを生み出す理由 (スコア:0)
見た目が同じ人が必要なら人に化ける事ができるタヌキorキツネを(ry
Re: (スコア:0)
>見た目が同じ人が必要なら人に化ける事ができるタヌキorキツネを(ry
オチがないんだけど、それからどったの。
タイトル見て (スコア:0)
「敷居が高い」という話かと思ったら、技術的観点でしたか。