63光年離れた系外惑星、青い色に見えることが判明 54
ストーリー by headless
紺碧 部門より
紺碧 部門より
masakun のタレこみによれば、
地球から63光年の距離にある系外惑星「HD 189733 b」が、地球と同じような深い青色に見えることがわかったとのこと。系外惑星の色がわかったのは初めて(
論文アブストラクト、
Natureの記事、
International Science Timesの記事、
NASAのニュース記事、
WSJ.comの記事、
本家/.)。
こぎつね座のHD 189733を親星とするHD 189733 bは、もっともよく観察されている系外惑星の一つだ。ただし、ハッブル望遠鏡を使用しても小さな点にしか見えず、親星と分離することもできないという。そのため、研究チームでは1つの光源として扱い、HD 189733 bが親星の後ろを通過する際の可視光スペクトル変化を調べたという。その結果、食の間は青い光の成分が大きく減少することから、可視光では青い色に見えると考えられるとのこと。
(続く...)
こぎつね座のHD 189733を親星とするHD 189733 bは、もっともよく観察されている系外惑星の一つだ。ただし、ハッブル望遠鏡を使用しても小さな点にしか見えず、親星と分離することもできないという。そのため、研究チームでは1つの光源として扱い、HD 189733 bが親星の後ろを通過する際の可視光スペクトル変化を調べたという。その結果、食の間は青い光の成分が大きく減少することから、可視光では青い色に見えると考えられるとのこと。
(続く...)
HD 189733 bは「ホットジュピター」と呼ばれる高温のガス状巨大惑星で、従来のイメージイラストは木星と同じように赤茶色で描かれていた。HD 189733 bは溶けたガラスの雲に覆われていると考えられており、反射した光が青くなる理由は明確ではないが、大気中のナトリウムの層が赤い光など波長の長い可視光線を吸収していると考えられるという。一方、カリフォルニア大学サンタクルーズ校のJonathan Fortney氏によれば、大気中の水素分子による光の散乱が原因である可能性もあるとのことだ。
これはSFとかでよくある (スコア:2)
重力レンズだか鏡とか歪みとかで見える地球なんだよ。
なのでその星をもっと高精度で観察すると63年前の日本とか見えるんだよ。
Re: (スコア:0)
126 年前では?
青方偏移 (スコア:2)
すごい早さで地球に向かっている惑星が観測されて、
宇宙の膨張が否定されるような結果が得られたような話を
期待して開いたら違った。
一方向こうも (スコア:1)
日本は青い国だなーと思ってますよきっと
ニビルだ!ニビルだ! (スコア:0)
シータだ!シータだ!!
この宇宙には地球型の惑星が腐るほどアリ、また地球と環境がにてるであろう惑星が
指では数え切れないほどあるといわれているのになぜか宇宙人は公にあらわれない
それはなぜか!?<ぼうやだからさ
Re:それはなぜか!? (スコア:1)
単にいないだけなんじゃない。
「地球型惑星」といっても、水が液相で維持できるハビタブルゾーン内にあるかどうかはまた別だし。
地球生命ですら、複数のアミノ酸からたんぱく質、RNA、DNA、そして最初の細胞が生み出されたかは未解明。
地球と似たような星は無数にあるから宇宙人がいるはずという人は、生命誕生プロセスを甘く見すぎていると思う。
なお惑星HD 189733bはケイ酸塩の雨が降っているらしいから、ケイ素生物 [wikipedia.org]なら材料は豊富にありそうだけど、地球生命とは形態が異なる以上、どのような条件下で生命が誕生可能かは想像の粋を出ない。つまり広い宇宙で探しようがないってこと。
モデレータは基本役立たずなの気にしてないよ
Re: (スコア:0)
> 地球と似たような星は無数にあるから宇宙人がいるはずという人は、生命誕生プロセスを甘く見すぎていると思う。
生命誕生プロセスの発生率から、宇宙人がいないという人は、宇宙の規模を過小評価しすぎてると思う。
どんだけ確率が低い事象でも、母数を無限大にすれば、無限回発生するんだよ。
宇宙ほどの規模で100億年以上の時間試行錯誤するなら、確率の低さなんて大した問題じゃない。
Re:それはなぜか!? (スコア:2, 興味深い)
> 宇宙ほどの規模で100億年以上の時間試行錯誤するなら、確率の低さなんて大した問題じゃない。
宇宙人が現れるためには、たんにどこかの惑星に生命が誕生するだけじゃなくて、
恒星間旅行ができるくらいの文明が発達しないといけないですよね。
地球の場合、生命誕生までは5億年くらいしかかかっていませんが、
文明誕生までは45億年くらいかかってますし、
恒星間旅行はまだできていません。
そう考えると100億年なんて短いです。
宇宙のあちこちに、生命はいるけど、文明はない、という状況かもしれません。
あと、ドレイクの文明方程式ってあるけど、
文明がどれくらいの期間持続するか、っていう項が、意外と重要です。
仮に文明が宇宙のあちこちで発生しているとしても、
平均数千年とか数万年くらいで滅びてしまうとすると、
宇宙的時間スケールからいうとほんの一瞬ですから、
ふたつの文明が同時に存在する可能性はずっと低くなってしまいます。
(宇宙人と会うためには、ふたつの文明が同時に存在する必要がありますから)。
Re: (スコア:0)
地球文明もここ数億年で何度も入れ替わってますしね
Re: (スコア:0)
「宇宙の規模を過小評価しすぎてる」ってのはそのまま恒星間航行で出会う事の難しさにも直結してますしな。
値を大きくとるとそれに伴って難易度も上がるっちゅーか。
Re:それはなぜか!? (スコア:1)
ウケた!
the.ACount
Re: (スコア:0)
> 我々が知る限り、宇宙旅行を実現した知性が滅亡した例は宇宙始まっていらい皆無だから、その項は無限大と仮定するのが適切。
ここ笑うところですか?
Re: (スコア:0)
「終わってる?いや、まだ始まってもいないさ」みたいな。
Re: (スコア:0)
> それはヒッピーかぶれの人類の知性を信じられない共産主義者が言うたわごとにすぎない。
それは共産主義者を知らない人が言うことですね。
たとえば、スターリンは共産主義者でしょうがヒッピーでしょうか?
とりあえず自分の嫌いなものを並べ立てただけでしょうけど。
さらにいえば生命発生の確率と宇宙文明の誕生は別問題 (スコア:1)
宇宙の規模を過小評価しているとは思えないけどな。それとも今の地球上で自然発生的に新たな生命体が生まれているのが観測されたのなら別だけど。
>母数を無限大にすれば、無限回発生するんだよ。
そうゆーのを机上の空論といいます(キリッ)
モデレータは基本役立たずなの気にしてないよ
Re: (スコア:0)
それとも今の地球上で自然発生的に新たな生命体が生まれているのが観測されたのなら別だけど。
新たな生命体の素材って既存の生命の餌になっちゃうので、生命の発生率が実は高くても地球上で観測するのは実際問題としては無理ではないですかね?
新たな生命体ってのが炭素をベースとしない、珪素生命とかだったら話は別ですが。
Re: (スコア:0)
Re:さらにいえば生命発生の確率と宇宙文明の誕生は別問題 (スコア:1)
口直しにチキンブロスを。
らじゃったのだ
Re: (スコア:0)
そうでもないですよ。
必須アミノ酸は、いずれもL-型で有効ではあるが、体内ではアミノ酸オキシダーゼ (EC 1.4.3.3) とアミノトランスフェラーゼ(EC 2.6.1群)の作用により、D-型とL-型の相互変換が可能なため、D-型のアミノ酸でもよい(リジンとトレオニンを除く)。 [wikipedia.org]
いわゆる異常アミノ酸の中にも重要な生理活性を持つものは数多く存在し、また医薬にもD体または非天然型のアミノ酸は数多く使われている。 [wikipedia.org]
Re: (スコア:0)
アミノ酸以外にも様々なリソースを奪い合う競争に勝てるかな
Re: (スコア:0)
例えば、技術が進歩して、銀河系内の恒星系1億個の全惑星を調べることができ、1つも知的生命の存在する可能性が無い事が分かったとしたら、「地球以外に知的生命はいない」と結論付けできますか?
多分あなたの考える宇宙の規模はその程度、またはそれ以下のように思えますが。
銀河系には数千億の恒星があり、そして似たような銀河が、観測可能な範囲内だけでも千億以上あります。
例えば恒星系1000億個に1つの割合で知的生命の存在する惑星があると仮定した場合、銀河系内には2,3個、観測可能な範囲内でも数千億個の知的生命が存在することになります。
しかし、1億個の恒星系を観測できたとして、それを見つけられる可能性は0.1%程度でしかありません。
ましてや現在太陽系外の惑星なんて数える程しか見つかってないのに、その程度しか知らないのにいったい何を言えるのか甚だ疑問です。
もっと簡単な方法があるよ (スコア:1)
>例えば、技術が進歩して、銀河系内の恒星系1億個の全惑星を調べることができ、1つも知的生命の存在する可能性が無い事が分かったとしたら、「地球以外に知的生命はいない」と結論付けできますか?
地球生命を作成してみろ。話はそれからだ。
とくにミラーの実験 [wikipedia.org]でアミノ酸を作ったのをいいことに、たんぱく質やRNAまでひとりでにできたと妄想する馬鹿が多くて困る。
# 宇宙の規模とか云々する前に、生命の自然発生がありふれたものであることを実証するのが先だよ
# 自然に「作為的ふるまい」があるというのなら、試験管で実現するのは簡単だよねw
モデレータは基本役立たずなの気にしてないよ
Re: (スコア:0)
> 「地球型惑星」といっても、水が液相で維持できるハビタブルゾーン内にあるかどうかはまた別だし
「地球型惑星」ってハビタブルゾーン内にある惑星のことだと思ってたんだけど違うの?
Re: (スコア:0)
金星は地球型惑星だがハビタブルゾーンの(太陽側の)外ぢゃないかな。
Re:ニビルだ!ニビルだ! (スコア:1)
クトゥルフやらツァトグァやらミ=ゴやら古の者やらイスの偉大なる種族やら盲目の者やら
いろんな種族が地球に来てるよ。
らじゃったのだ
Re:ニビルだ!ニビルだ! (スコア:1)
恒星間文明にとって見れば地球生命体は星外航行をやっとし始めた程度の原始生命体ですから、
学術上及び倫理上の観点から無闇に接触して生態系?を崩すのは認められていないのです。
距離は偉大 (スコア:0)
隣の恒星に行くにも1万年かかるこの世界じゃねえ
#SETIってもうスーパーカミオカンデで頑張ってもいいと思うんだ
#電磁波で観測できるのは非常に狭い範囲しかないんだし
Re:距離は偉大 (スコア:2, おもしろおかしい)
隣の星は青く見える
Re: (スコア:0)
近いけれど、実際には手が届かないと。
Re:距離は偉大 (スコア:1)
「あの星は酸っぱい違いない」
Re:距離は偉大 (スコア:1)
Re:距離は偉大 (スコア:1)
デンカ、ウメ星はすでに爆発しているでござる!
らじゃったのだ
Re: (スコア:0)
宇宙人は、相互作用の小さいニュートリノで、わざわざ通信したくなるんでしょうか?
Re: (スコア:0)
「相互作用が小さい ≒ 減衰が少ない」
だからじゃね?
#人類が知らない未知の超高速低減衰通信があったらお手上げだけどな。
Re: (スコア:0)
〜通信っていう、長ったらしい名前をつける前に、未知の時点でお手上げですよね。
Re: (スコア:0)
減衰が少ないのは良いけど、検出まで大変なものをわざわざ使う理由は無いと思うんだけど。
Re: (スコア:0)
少なくともニュートリノなら人類の技術で検出できる。
未知の通信方法(ビャーキーさんの宅配とか)なら検出すらできない。
Re: (スコア:0)
ニュートリノの場合、発信も受信も、指向性を与えるのも大変だから、
減衰が少ないなんて利点は完全に帳消しでしょ。
Re:距離は偉大 (スコア:1)
ニュートリノは現在の人類の技術では扱い難いだけ。
理論的には高感度検出も自由な操作も可能。
理論でさえも困難な重力波とは違う。(これも宇宙人にとってはどうか知らんが)
the.ACount
Re: (スコア:0)
> ニュートリノの場合、発信も受信も、指向性を与えるのも大変だから、
> 減衰が少ないなんて利点は完全に帳消しでしょ。
ニュートリノの減衰の少なさが魅力になる(電磁波や光では減衰が問題になる)
ほどの長距離を通信する必要性って、ものすごいと思うのですが。ワープなしには
行きたくないほどの距離だと思います。
一方、もしワープを実現していたら、通信も光速の壁を越えてるのではないかと。
ニュートリノなんか使わないと思います。
Re: (スコア:0)
わざわざニュートリノを操作する手間考えると、単純なレーザー通信の方が(ニュートリノの減衰の少なさを考えても)手軽により高輝度のものが得られると思うんだ。
#集光も楽だし。
そりゃまあ尋常じゃ無いほどの濃さの何かに覆われた星系とかと通信するってんなら話は別だけど。
Re:距離は偉大 (スコア:1)
通信衛星やケーブルを使わないと電話さえ出来ない地球に住んでるとは思えないお言葉。
the.ACount
Re: (スコア:0)
短波通信とかも出来るけどな。
#昔はそれで電話とかもあったよね。
少なくとも、ほとんど空虚な空間である宇宙空間を通して通信しようってのに、わざわざ作るのも取り回すのも検出するのも面倒なニュートリノを使う利点って何?
Re: (スコア:0)
電波でのSETIは難しいね。
異星文明で使われてる通信を傍受するのはたぶん無意味。
異星人が我々の携帯電話の電波を拾っても、たぶん文明的な信号と気づかれない。
スペクトラム拡散してほぼノイズなのでわからんでしょう。
今はまだ古典的な変調が残ってるからそれ見ればわかりますが、あと100年も持たないでしょうから、地球発の電波もせいぜい200光年厚の範囲でしか受信できないです。
電波SETIに芽があるとしたら、わざわざ地球向けに通信を送ってきた場合のみですかねー。
そしてはたして侵略されるリスクを冒してまで、通信送る脳天気な生命がいるのかどうか。
侵略されるほど文明なさそうですけどw
Re: (スコア:0)
> 侵略されるリスクを冒してまで、通信送る脳天気な生命がいるのかどうか。
つアレシボ・メッセージ [wikipedia.org]
Re: (スコア:0)
電波の発明(発見)以来、人類は四方八方にずっと電波を出し続けてますよ。
異星人がそれを見つけたら、自然界で発生する電波ではないと気づくと思います。
アレシボメッセージなんて今更送ろうが送るまいが関係ない。
それに、送ったのはほんの一瞬だけ。その瞬間にたまたま電波望遠鏡でこっちを
見てる宇宙人がいる確率は非常に低いでしょう。本気でメッセージを送るなら、
もっと長期間、たとえば数億年くらいは続けないと。それが無理でもせめて100年
くらいは続けないと、いままで人類が何も考えずに出してきた電波に比べて
誤差みたいなものということは変わらない。
Re: (スコア:0)
保護惑星だから。
やさしい風が あつまって空のブルーに なるんです はげしい波が かさなって海のブルーに なるんです (スコア:0)
たいとるおんりー
Re: (スコア:0)
青い星 (スコア:0)
これで地球が侵略される可能性が少しは減るかな?