2013年のノーベル医学生理学賞、細胞内輸送の研究に対し贈られる 10
ストーリー by hylom
今年もこのノーベル賞の季節がやってまいりました 部門より
今年もこのノーベル賞の季節がやってまいりました 部門より
teratera 曰く、
2013年のノーベル医学・生理学賞がJames E. Rothman博士、Randy W. Scheman博士)、 Thomas C. Sudhof博士の3氏に贈られた(プレスリリース、日本科学未来館科学コミュニケーターブログ、CNN.co.jp)。
受賞理由は、細胞内における物質輸送の解明。細胞の主要な構成物であるタンパク質は、小胞体と呼ばれる部分で合成される。その後、核や細胞膜上、その他の必要とされる場所に必要なタンパク質が送られる必要があるが、具体的にどのようにして輸送先が決定されているのかを解明した。
こうした 発見の積み重ねから、細胞というモノが生物の最小構成単位としていかに優れているかが分かる。今後も、生物がなぜ生物なのか追求するような研究に期待したい。
ノーベル賞受賞の予想と発表日程(物理学賞もうすぐ) (スコア:1)
■医学生理学賞予想(外れ・・・)
コレステロール値を下げる薬の開発 遠藤章氏(79)
脳機能の画像化技術を開発した 小川誠二氏(79)、
細胞が自分自身を食べる「自食作用」の研究 大隅良典氏(68)、水島昇氏(47)
■物理学賞予想 8日(火)午後6時45分以降
ニュートリノに質量があることを発見した東大教授の梶田隆章氏(54)、高エネルギー加速器研究機構長の鈴木厚人氏(67)
青色発光ダイオード(LED)の開発で名城大教授の赤崎勇氏(84)を推す声が根強く、米カリフォルニア大教授の中村修二氏(59)も。
鉄系超電導物質を発見した東工大教授の細野秀雄氏(60)。
■化学賞予想 9日(水)午後6時45分以降
光触媒を開発した東京理科大学長の藤嶋昭氏(71)、分子の自己組織化を見いだした北九州産業学術推進機構理事長の国武豊喜氏(77)と九州大特別主幹教授の新海征治氏(69)が期待される。ガスを貯蔵できる多孔性の材料を開発した京都大教授の北川進氏(62)も。
■2013年ノーベル賞の発表日程
文学賞は10日(木)午後8時以降が有力視 されている
平和賞 11日(金)午後6時以降
経済学賞 14日(月)午後8時以降
http://sankei.jp.msn.com/science/news/131007/scn13100707390000-n2.htm [msn.com]
物理学賞はヒッグス機構 (スコア:3)
物理学賞はド本命、ブルー・エングレール・ヒッグス機構を組み立てたFrançois Englert; Peter Higgsの両氏が受賞。
対称性の自発的破れと、それによる質量の生成に関する理論です。
理論自体は50年ほど昔からあるんですが、
その際に発生する量子(ヒッグス粒子)が今年3月、CERNのLHCで行われた実験により、ようやく確認できた。
ということで、非常にタイムリーな話題なのと、
あと両氏とも80代と高齢で時間がないので、むちゃくちゃ妥当な選考かと。
(現に名を連ねるRobert Brout氏は一昨年亡くなられているわけですし。82歳なんで決して早死にではない)
#みんな粒子粒子言ってるけど、重要なのは機構の方だよね?
Re: (スコア:0)
>ニュートリノに質量があることを発見した東大教授の梶田隆章氏(54)、高エネルギー加速器研究機構長の鈴木厚人氏(67)
戸塚洋二氏
1998年スーパーカミオカンデでニュートリノ振動を確認しニュートリノの質量がゼロでないことを世界で初めて示した
は亡くなってしまいましたなあ。
Re: (スコア:0)
LED は、物理的というより、テクノロジーですな。(((^_^;)
Re: (スコア:0)
“~の開発” 系は、緑色蛍光タンパク(GFP)みたいに業界全般に関わるもの、他の研究・発見に大いに貢献するものでないと、受賞は難しいんぢゃ?
意味不明の記号 (スコア:0)
>こうした 発見の
何この意味不明の記号。この記号をわざわざ使う意味があるの?
細胞を表した、とかとんちはなしね。
Re: (スコア:0)
ゴメン、どれが意味不明の記号なのか分からないんだけど。
Re:意味不明の記号 (スコア:2, 参考になる)
IE8で見たら、黒字に白丸の記号があった
Re:意味不明の記号 (スコア:1)
あぶり出しですか
Re: (スコア:0)
IE9では見えませんでした